【徹底解説】蓄電池リースは普通に購入するよりお得?
防災などいざというときのために、近年蓄電池に注目が集められ、リース検討している人は増加しています。
とはいえ
「聞いたことあるけど、リースの意味があまり分かってない」
「蓄電池のリースと購入は結局どっちが得するの?」
という方も多くいらっしゃるはず。
そこで当記事では蓄電池のリース検討してる方のお悩みを解決していきます。
具体的には
・蓄電池のリースとレンタルの違いとは?
・蓄電池の購入におけるメリットやデメリット
・蓄電池をリースした際のメリットやデメリット
の順にポイントを押さえ解説していきます。
5分くらいで読めますし、蓄電池のリースにおける理解も深まるので、ぜひ最後までよんでみてください。
目次
蓄電池のリースって何?レンタルとの違いは?
蓄電池のリースとは「蓄電池を長期間にわたって賃貸をする」ことです。
リースは半年から、10年程度、多ければそれ以上の年月を借りることが可能です。
それに対し、レンタルは日単位や週単位、月単位といった期間を、借りる人物側から提案し、決定が可能。
他にレンタルとの違いを挙げるとすれば
・レンタルは所有するものを貸す一方、リースはユーザーの希望する蓄電池を購入して貸借
・レンタルは途中解約が可能な一方で、リースは原則として途中解約が不可
・レンタルは契約終了後に返却のみの一方で、リースは再リースをし、そのまま期間の延長利用が可能
など。
条件によっては大きな差もあり、他にも細々とした違いは存在します。
現状の蓄電池のリースサービスはお得すぎる!
蓄電池本体の料金は、最低100万円以上かかるという事実から、敬遠されてしまうことも少なくありません。
そういった現状から、業界ではリースサービスも展開されています。
工賃含めてリース費用は月々1万円以内!?
工事費や維持費を含め、月額5,000円近くでレンタルを行っている企業も存在します。
地域によっては、補助金制度を利用すれば、数千円単位で蓄電池のリースとして利用が可能なので、大変お得だといえるでしょう。
太陽光発電と共に使用すれば0円の可能性も?
太陽光パネルを設置することで、運営会社が売電し、屋根の賃料をユーザーに支払うプランもあります。
売電価格は運営会社の収入となりますが、月々数千円の賃料は区域によって実質0円で蓄電池利用が可能です。
【リースと比較】蓄電池購入のメリット・デメリット
確かに100〜200万円検討しなければならないケースもありますが、蓄電池の購入は高いと決めつけてしまってはもったいないです。
状況によって、蓄電池リースの方が得であり、蓄電池購入の方が得の場合があるからです。
ここからは蓄電池購入について解説していきます。
蓄電池の購入のメリット
ここでは蓄電池の購入のメリットを大きく2点に分け、解説していきます。
補助金を利用できる可能性がある
なんといっても、補助金が支給されることです。地方自治体の補助制度を利用することで購入にかかるコストを抑えることができます。
例として、東京都。2019年度は対象者に最大60万円分の配布がありました。
国の補助金も使用すれば、100万円近くなることも。
自治体によって額も期間も異なるので、最新情報をチェックする必要がありますが補助金の利用の可能性があることに間違いありません。
メーカーや機種を自分で選択できる
数ある全ての蓄電池から自分好みの蓄電池を選択することができます。一方でリースは限られたものの中から選択することになるので、自分にピッタリあった蓄電池が見つからないケースもあるでしょう。
蓄電容量や、保証期間はメーカーや機種によって異なるので、最も気に入った蓄電池を選ぶことで、リースと比べると後悔する度合いも減るかもしれません。
蓄電池購入のデメリット
初期費用やメンテナンス費用がかかる
蓄電池設置に要する初期費用や、維持費などがどうしてもかかってきてしまいます。
家庭用蓄電池を導入する際は、本体代と同じくらいの代金が工賃や設置にかかるケースも。
一括ですぐ支払えるような額でもないので、しっかりデメリットも考え、蓄電池の購入検討していくべきです。
蓄電池リースのメリット・デメリット
ここからは蓄電池のリースによる、メリットデメリットの解説をしていきます。
できるなら購入して自分の蓄電池にしてしまいたいという方も多くいると思うので、そういった方こそ、確認してみてください。
蓄電池リースのメリット
ここでは大きく2点、蓄電池をリースする上でのメリットを解説します。
初期費用の大幅カット
なんといっても、初期費用が一切かからないことが大きいでしょう。
新しく蓄電池を購入すると、工事費込みで100〜200万円の費用がかかります。リースに関してはそれらが一切かかりません。
工事費以外にも、定期的に行うべきメンテナンスや、処分にあたって必要な費用なども一切発生しません。
もっといえば、太陽光発電との導入もしやすくなります。本来かかるべき費用が初期でかからない分、望んでいた条件よりも好条件の蓄電池を選択することもできますし、月末に電気代が気になってしまうなどの機会も減るでしょう。
万が一の費用がかからない
プランにもよりますが、万が一故障してしまった際でも負担してくれるケースがあります。
メーカーや製品の機種によって異なりますが、ほぼ数十万円以上かかります。蓄電池設置にかかる総費用から基礎工事費を差し引いた金額が目安。
蓄電池のリースデメリット
ここでは大きく2つに分けて、蓄電池のリースする上でのデメリットを解説していきます。
違約金が発生する
リースの契約期間は決まっていて、最後まで利用することがルールなので、期間内に解約する場合、違約金がかかってしまいます。
残リース料金または残リース料金相当の違約金のどちらか。
長期間使用していく場合は、購入価格より高くなる可能性もあるので、将来のコストを計算しておく必要があるでしょう。
メーカーや機種が指定されてしまう
最も大きなデメリットとしては、自分好みの気に入った蓄電池を手に入れられないことです。
リースの話担った際に、少し引っかかる部分があっても他の全条件がよければ、決めていまう原因にもなりかねません。
また将来的に
・蓄電容量はそこまで必要なかった
・耐久年数のもう少し長いものを選択すればよかった
など環境の変化によって、本人の意向も変わる可能性もあります。
【リースとの比較】蓄電池の長期間利用をしていくなら購入がお得!
ここまで
・蓄電池の購入のメリット、デメリット
・蓄電池のリースのメリット、デメリット
について解説してきました。
蓄電池を長期間利用して行こうと考えている方にとっては、蓄電池を購入することは断然お得です。
金銭的な一面は、もちろんのこと、時には自分の命をも救ってくれる蓄電池。
自分が最も気に入った、性能の良い蓄電池を検討しましょう。
初期費用がかかってしまうのがネックという方は住宅ローンの借り換えで0円で購入できるプランもあります。
ご家族と相談し、お得な蓄電池購入を検討してみてください。
きっとエコで明るい生活が待っています。
リノベステーションではニチコンやファーウェイを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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