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V2Hは認証機器から選ぶのが安心!導入のメリットや注意点も!

EV・V2H 2024年09月17日更新
V2Hは認証機器から選ぶのが安心!導入のメリットや注意点も!

V2HはJET認証機器から選ぶのが安心!導入のメリットや注意点も!

電気自動車と家庭を繋ぐことで、電気自動車を蓄電池として使えるようにするV2H。とても重要な役割を担うV2Hだからこそ、JET認証機器がおすすめだといわれています。そこで今回の記事では、V2HがJET認証機器だと安心といわれる理由、V2Hを導入するメリット、V2H導入時の注意点をそれぞれ解説します。

V2HはJET認証機器の中から選ぼう!JET認証機器は何が安心?

冒頭で紹介した通り、V2Hは電気自動車と家庭を繋ぐ設備のこと。今後の世の中で、とても注目されているものです。だからこそ、安心安全のためにV2HはJET認証機器の中から選ぶのが良いとされています。そこで今回の章では、JET認証機器について詳しく解説します。

JET認証とは

JET認証のJETは、電気安全環境研究所の略称です。電気安全環境研究所は、電力設備の安全性を評価する第三者認証機関です。JETは、メーカー側から製品の安全性調査の依頼を受けた後、設備の試験や工場の調査などを行い、要件を満たした製品に対しJET認証を渡します。

JET認証が安心といわれる理由

JET認証機器が安心といわれる理由は、製品の安全性が確実視されているからです。JET認証を得るため、メーカー側は調査費用として500〜1,000万円ほどの高額な出費を余儀なくされています。その高額な費用を支払った上でJET認証を得たいと思うのは、製品の安全性を我々消費者にしっかり伝えたいから。調査費用が高額だからこそ、JET認証機器が安全というのは容易に想像できますね。

ちなみに、日本国内で使われるV2Hは、基本的にJET認証が得られています。

JET認証されているV2Hの見分け方

V2HがJET認証機器であるか否かは、JETという文字が大々的に記載されたマークが製品に付いているか否かで判断しましょう。JET認証マークが製品に付いていれば、厳しい試験にクリアした安全性の高いV2Hということになるので、長期的に安心してお使い頂けるでしょう。反対に、四方をくまなく探してもJET認証マークが見当たらないV2Hは、残念ながら安全性に欠ける製品と思ったほうが良さそうです。

V2HはJET認証機器から選ぼう!V2Hを導入するメリットは?

これからは、電気自動車の時代が到来するといわれています。2030年にガソリン車の新車販売が終了するので、当然のことですね。ちなみに、ガソリン車は走行車として1台1役でした。しかし、電気自動車は走行車および蓄電池として1台2役を果たせるようになります。利便性が高くなるのは嬉しい事実ですね。

ただ、1台2役を果たす電気自動車にするためにはV2Hが必要で、選ぶV2Hは安心感を求めてJET認証機器である必要があります。では、V2Hを導入すると、どういったメリットを実感できるのでしょうか。具体的に解説します。

メリット①電気自動車を蓄電池代わりに利用できる

V2HがJET認証機器で安心できるものを導入すると、電気自動車を蓄電池代わりに利用できるメリットを実感できるでしょう。V2Hは電気自動車と家庭を繋ぐシステム。専用のケーブルを使って両者を繋ぎ、電気自動車の蓄電残量を家庭に送電できます。

一般的な家庭用蓄電池の容量が5〜7kWhなのに対し、電気自動車は40〜70kWh程度と大容量。よって、停電が発生したとしても、停電知らずの家に住み続けられる可能性が高まります。小さなお子様や高齢者と同居の場合、オール電化家庭にお住まいの場合などで特に大きなメリットを実感できるでしょう。

メリット②電気代の節約を期待できる

電気代の節約を期待できるのも、JET認証機器であるV2Hを導入するメリットです。

電気自動車とV2Hを併用した場合、電力会社との電力契約が「夜間:割安」「日中:割高」という電力プランに変更されます。そして、夜間の割安料金で溜めた電力を1日かけて使っていく形になります。電力使用量が今までと変わらない場合、夜間の割安電力を使える分、最終的な電気代の請求額が節約できるでしょう。

メリット③地球環境への貢献ができる 

地球環境への貢献ができるのも、JET認証機器であるV2Hを導入するメリットです。

先ほど、電気自動車とV2Hを併用すると、夜間の割安電力を買電できると紹介しました。夜間に電力単価が割安になる理由は、発電所が電力需要のピークに合わせて発電を行うからです。電力需要のピークは日中で需要が落ち着くのは夜間ですが、発電所は時間ごとに発電量を変更することができないので、夜間でもピーク時同様の発電をしてしまうのです。余った電力は廃棄処分されるので、地球温暖化が問題視されている今の時代にそぐわないですよね。

しかし、V2Hを導入すれば、夜間に発電されてしまった電力を積極的に買電できます。廃棄予定だった電力を有効活用できるにも関わらず、電力単価が安いのです。消費者にとっては、とても大きな恩恵ではないでしょうか。また、地球環境への貢献にも繋がっていますよね。

メリット④太陽光発電を有効活用できる

JET認証機器であるV2Hを導入するメリットとして、太陽光発電を有効活用できるこも挙げられます。

太陽光発電で発電した電力は、蓄電機能を備えた設備がないとその場で使い切る必要があります。ただ、日中に毎日在宅しているのは極めて難しいことではないでしょうか。

電気自動車があれば、太陽光発電が発電した電力を蓄電できます。さらにV2Hが併用されていれば、電気自動車に溜めた電力を家庭に送電できます。太陽光発電を有効活用できるので、初期費用が100万円ほどする太陽光発電の導入意義もしっかり守れるでしょう。

メリット⑤電気自動車に高速充電できる

電気自動車に高速充電できるのも、JET認証機器であるV2Hを導入するメリットです。V2Hを使うと、家庭用コンセントで充電するのと比べて倍のスピードで充電できます。急な外出時などに重宝するでしょう。

V2HはJET認証機器から選ぼう!V2H導入時の注意点は?

とても重要な役目を担うV2H。だからこそ、安心安全のJET認証機器から選ぶのが良いでしょう。では、V2H導入時の注意点には何があるのでしょうか。具体的に解説します。

注意点①V2Hに対応している電気自動車を選ぶ

JET認証機器であるV2Hの導入時における注意点は、V2Hに対応している電気自動車を選ぶことです。V2H自体が日本国内の考え方であるため、基本的には海外産の電気自動車はV2Hに対応していません。しかし、国内メーカーの電気自動車すべてがV2Hに対応しているわけでもないので、電気自動車選びには細心の注意を払いましょう。

注意点②自宅と駐車場の距離を把握する

自宅と駐車場の距離を把握するのも、JET認証機器であるV2H導入時における注意点のひとつです。V2Hは電気自動車と家庭を専用のケーブルで繋ぐ設備です。専用ケーブルは、4mおよび8mで販売されている場合がほとんど。つまりは、電気自動車と家庭がそれなりに近い距離に存在している必要があるのです。

月極め駐車場を借りている、マンションの立体駐車場を借りているといった場合、電気自動車を所有していてもV2Hは使えません。使用環境に注意しましょう。

注意点③系統連系型のV2Hを選ぶ

系統連系型のV2Hを選ぶのも大切です。V2Hには、系統連系型と非系統連系型の2種類があります。電気自動車とV2Hを併用した場合、家庭で使える電力は以下の3つです。

  • 電力会社から買電した電力
  • 太陽光発電が自家発電した電力
  • 電気自動車に溜めた夜間の割安電力

系統連系型のV2Hは、これら3つの電力をすべて同時に使うことができます。反対に、非系統連系型のV2Hは、3つのうちどれか1つしか使えません。電気自動車やV2Hを停電対策として所有したい場合は、非常時に使い勝手の良い系統連系型のV2Hを選んでおくのがベストでしょう。

注意点④電気自動車のバッテリーの劣化速度が早まる

JET認証機器であるV2Hを導入する際は、電気自動車のバッテリーの劣化速度が早まることを頭に入れておきましょう。これは、私たちが当たり前のように所有しているスマホのバッテリーも同じことがいえます。購入して数年経ったスマホのバッテリーは、購入直後に比べて充電の減りが早いですよね。蓄電池は、充放電を繰り替えすことでバッテリーの劣化速度が早まってしまうのです。

V2Hを導入すると、毎日のように電気自動車を充放電するかと思います。だからこそ、電気自動車を電気自動車としてのみ利用する場合に比べ、バッテリーの劣化速度は早まります。このあたりの妥協が必要になるかもしれません。

ET認証機器のV2Hを選ぶと安心!導入してお得な生活を手に入れよう!

今回の記事では、JET認証機器のV2Hを選ぶメリットや注意点を紹介しました。V2Hはとても重要な設備だからこそ、JET認証機器を選ぶと長期的に安心です。電気自動車を使った新しい省エネ生活を送るためにも、JET認証機器の中から納得のいくV2Hを家庭に迎えられると良いですね。


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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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