ソーラーパネルとポータブル電源を併用するメリット・注意点
- 自然災害の多さから、非常時を想定してポータブル電源を検討中
- 電気炊飯器などの高い消費電力が使えるポータブル電源が欲しい
上記のことで悩んでいる方も多いかと思います。
今回の記事では、ポータブル電源とソーラーパネルを併用したメリットや注意点など、おすすめ機種を紹介します。
目次
ポータブル電源&パネルセットを併用するメリット5つ
ポータブル電源とパネルセットを、ご家庭に取りいれることで、補助金の利用ができたり、蓄電池の設置スペースを気にせず活用することができます。
セットで組み合わせることで、得られる5つのメリットを紹介します。
【備えあれば憂いなし】災害時に電力の確保ができる
ポータブル電源&ソーラーパネルを併用すると、災害時に電力を確保することができます。
なぜならソーラーパネルを使って電力を蓄電池に蓄えつつ、バッテリーの低下を補うことができるからです。
また停電時に消費電力の高い家電製品を使うことも可能です。
ソーラーパネルがあることで、バッテリー残量を気にせずに発電できるため電力に困る心配も少なくなります。
ベランダ・バルコニーから太陽光発電ができる
ポータブル電源&ソーラーパネルは、自宅でも活用することができます。
なぜなら直射日光のあたるベランダ・バルコニーに設置することで電気を蓄えることができるからです。
ソーラーパネルを設置しづらいマンションやアパート住まいの方も、ベランダの竿や策にソーラーパネルの設置が可能です。
また蓄えた電気を自宅電源のない場所やコードが届かないイルミネーションや防犯用センサーライトの電源としても利用することができるでしょう。
車の屋根にのせて車中泊もできる
ソーラーパネルを、車の屋根にのせて充電しつつ、蓄えた電気で車中泊も可能です。
発電した電気は、トランク内に蓄電し、車内コンセントに電気を送ることができます。
駆動音が少なく排気もないため、車内でも快適に使えるメリットがあります。
ポータブル電源&ソーラーパネルは、長期の車中泊をさらに快適にしてくれます。
暑さ寒さに強く耐久性に優れている
ポータブル電源は、暑さ寒さのある場所での耐久性に強い特徴があります。
- 出力可能温度環境::-10℃~40℃
- 充電可能温度環境:0℃~40℃
- 保管可能温度環境:-10℃~45℃
北海道などの寒い地域でも、使用できるポータブル電源もあります。
しかし蓄電池に内蔵されたリチウムイオン電池は、夏場より冬場の放電容量が少なくなる温度特性を持っています。
ポータブル電源は、耐久性に優れていますが、外での利用時間が長い場合、稼働温度を保持することが重要です。
ポータブル電源でも補助金を申請できる
自治体では、災害時に利用できることを前提とした蓄電池や小型タイプのバッテリー導入・設置費用の補助金を出してます。
募集期間のタイミングが合えば、補助金の申請を行うことができます。
まずはお住まいの地域の自治体にて、条件を確認することが重要です。
ポータブル電源を申請したうえで、決定通知が届くまでの期間は購入せずに待ちましょう。
ポータブル電源&パネルセットを併用するデメリット3つ
お手ごろ価格で、手に入りやすいポータブル電源&パネルセット。
セット導入する前に、性能や機能を知ることは重要です。
購入後、後悔しないために抑えておきたい3つのポイントを紹介します。
ソーラー充電に時間がかかる
家庭用タイプの蓄電池よりもポータブル電源は充電に時間がかかります。
なぜならソーラーパネルを使って太陽光で発電した電気を蓄えるからです。
ただし、天候状態によって発電量に差がありますので、目安としてご参考ください。
ポータブル電源にも寿命がある
残念ながらポータブル電源を、ずっと使い続けることはできません。
ポータブル電源の寿命は、およそ5年程度といわれています。
蓄電池には寿命を表す「サイクル数」が用いられています。
ポータブル電源のサイクル数は、300~500回の充放電が一般的です。
充放電を行うことで、蓄電池がはやく劣化することもあります。
ポータブル電源&パネルセットに重さを感じることも
ポータブル電源は、携帯バッテリーよりも、サイズが大きく重さがあります。
- ポータブル電源の重さ:約1~10kg程度
- ソーラーパネルの重さ:約5~7kg 程度
容量が大きくなると、その分サイズ・重さも大きくなります。
最近のポータブル電源には、持ち運びしやすいタイプや、大容量かつコンパクトなタイプまで、使い勝手の良いものが販売されています。
またポータブル電源を、シチュエーションで使い分けることも可能です。
ポータブル電源&パネルセット【注意点2つ】
ポータブル電源&パネルセットは、設置スペースを、気にせず持ち運びやすい特徴があります。
また設置を工夫するだけで寿命を伸ばすことも可能です。
長く活用するために抑えておきたい2つの注意点を紹介します。
完全防水に対応していない
ポータブル電源とソーラーパネルを、雨の日に設置することはできません。
日射量の少ない曇りの日に発電すると、晴れたときとくらべて、発電量はグッと少なくなります。
ソーラーパネルとポータブル電源の設置がむずかしい
ソーラーパネルを日向に置き、蓄電池を日陰に置くことに抵抗を感じる方もいるかもしれません。
そんなときは、日陰をつくり工夫して設置することで蓄電池の寿命を伸ばすことも可能です。
たとえば、自宅の通気口にケーブルを入れて、蓄電池を直射日光にあてず室内に設置する方法もあります。
工夫次第で、効率良く電気を蓄えることができるでしょう。
【こんな人におすすめ!】ポータブル電源&パネルセットを紹介
ポータブル電源&パネルセットは、シチュエーションに合わせて選べる特徴があります。
今回は、シチュエーション別に3機種を紹介します。
消費電力の大きな家電製品を使いたい方へ
1200Wのドライヤー・IHヒーターなども使えるハイパワーポータブル電源!
商品名 | Jacky ポータブル電源1000 ソーラーパネル100W |
容量 | 278400mAh/1002Wh |
蓄電池サイズ | 332×233×243mm |
ソーラーパネル展開サイズ | 1220×535×5mm |
ソーラーパネル収納サイズ | 610×535×5mm |
内蔵電池タイプ | リチウムイオン電池 |
ソーラーパネル容量 | 100W |
蓄電池の重量 | 10.6kg |
ソーラーパネル重量 | 4.2kg |
付属品 | ポータブル電源、100Wソーラーチャージャー、ACアダプター、シガーソケット充電ケーブル、ケーブル類収納ポーチ、日本語取扱説明書 |
ソーラー充電時間 | 17時間 |
サイクル回数 | 約800回 |
保証 | 2年 |
コンパクトに収納できる【軽量で持ち運びたい方へ】
重さ3.21kgと持ち運びも楽チン!
コンパクトに収納できます。
商品名 | FACE8 ポータブル電源 PG-1 ソーラーパネルセット |
容量 | 110,000mAh,407Wh |
蓄電池サイズ | 230×190×140mm |
ソーラーパネル 展開サイズ | 121×56.5×6cm |
ソーラーパネル 収納サイズ | 60×56.5×8cm |
内蔵電池タイプ | リチウムイオン電池 |
ソーラーパネル容量 | 100W |
蓄電池の重量 | 約3.21kg |
ソーラーパネル重量 | 3.8kg |
付属品 | ポータブル電源本体、専用ACアダプター、日本語説明書 |
DC入力 | DC19V/3.42A 約7時間 |
サイクル回数 | 1000回以上 |
保証期間 | 不明 |
アタッシュケースで持ち運びやすい【スッキリ収納したい方へ】
スマホ20台分の充電ができる!
晴天時には、12時間の連続充電が可能。
商品名 | 発電バリバリくん |
容量 | 90,000mAh/250W |
外形寸法 | 442mm×125mm×336mm |
内蔵充電池 | リチウムイオン電池 |
ソーラーパネル容量 | 30W |
本体重量 | 約9.2kg |
セット内容 | ソーラーシステム本体、充電用電源コード(長さ:1.2M)、取扱説明書 |
充電時間 | 12時間 |
サイクル回数 | 不明 |
保証 | 1年 |
ポータブル電源とソーラーパネルは必要か?【災害時に役立つ!】
ポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせることで、災害時の備えになる心強い味方です。
もしも停電が長引いてしまった場合も、ソーラーパネルを太陽光に当てるだけで、カンタンに電源の確保ができます。
いざというときに、サクッと持ち出せるメリットもあります。
もしもの備えに、一家に一台、安心を備蓄するのもよいのではないでしょうか。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。(ポータブル電源もあります。)
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
光熱費削減コンサルタント
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