固定価格買取制度
読み方
こていかかくかいとりせいど
解説
固定価格買取制度とは、再生可能エネルギーの普及を目的とし、再生可能エネルギー設備により発電した電力を、電力会社が一定価格で買い取ることを国が約束する助成制度です。
FIT(Feed in Tariff)とも呼ばれ、日本だけでなく世界各国で採用されています。
買取対象となる再生可能エネルギーは太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスで、それらの種類により買取価格や買取期間が設定されています。これによって、再生可能エネルギー設備の初期費用の回収が可能になる場合があり、再生可能エネルギー設備の普及が進んでいます。ちなみに、再生可能エネルギー設備によって発電した電力の買取費用は、国民から徴収されている「再生可能エネルギー賦課金」によって賄われます。