スマートソーラー(Smart Solar)の蓄電池の評判は?特徴やメリット・デメリットを徹底解説
今回はスマートソーラーの蓄電池について解説していきます。
そもそもスマートソーラーがどのような会社なのか、スマートソーラーの蓄電池システムの特徴を紹介していきます。
蓄電池の導入を検討している方にオススメの記事です。
気になる方は最後まで読んでいただいて、参考にしてみてください。
目次
スマートソーラーとは
スマートソーラーは2007年に設立された企業です。蓄電池業界の中ではかなり若い企業だといえます。
事業内容は以下の通りです。
- 太陽光発電所での事業展開
- 住宅用蓄電システムの開発・販売
- 公共用・産業用太陽光発電システム事業〜スマートシティ事業
- 住宅〜産業用 非化石電力取引事業
- 太陽光発電所の投資事業
以上のように、太陽光発電と蓄電池システムの事業全般を展開していることがわかります。
また、経営理念は「全社員の物心両面の幸せの為に、常に新技術の開発に努め、地球との共生を図り、人類社会に貢献する」です。
これらのことからクリーンエネルギーの開発に尽力する姿勢が伝わってきます。
スマートソーラーの蓄電池システム
スマートソーラーの蓄電池システムの構成は以下のようになっています。
- スマート蓄電-T(蓄電池)
- ストレージPCS(パワーコンディショナ)
- スマートスイッチボックス-S(切替盤)
- スマートAI(HEMS)
これらの製品と標準設置工事費を合わせた販売価格は1,881,000円です。
スマートソーラーによれば、国と自治体の補助金制度を組み合わせることで、実質負担931,000円まで落とすことができるそうです。
スマート蓄電-Tは、11.5kWhの大容量モデルとなっています。
しかもH942mm×W770mm×D280mmというコンパクトサイズになっているのも特徴です。
また、現在の蓄電池の主流となっているリチウムイオン電池を採用しているため安全性も高く、それに加え10年保証も付属されています。
ストレージPCSはパワーコンディショナーです。
パワーコンディショナーとは、太陽光発電などで発電された直流の電気を、家庭で用いることができる直流の電気に変換する装置のことを指します
ストレージPCSは業界トップクラスの97.5%の変換効率となっており、グローバル基準の耐久性と静音性を兼ね備えているのが特徴です。
スマートスイッチボックス-Sは、停電時でも問題なく電気が利用できるようになる切替盤です。
停電になった時に、全自動で蓄電池からの自立運転に切り替えることができるため、停電時でも普段と変わらない生活をすることができます。
そしてスマートAIはHEMS機器として用いられます。
HEMSとは「Home Energy Management System」の略称で、家庭で利用されるエネルギーを節約してくれるシステムのことです。
スマートAIはクラウド連携することで、蓄電池の充放電を最適に制御することができます。
また、様々な状況に合わせたモードが設定されているため、シチュエーションに応じた電気運用が可能となります。
スマートソーラーの蓄電池システムの特徴
スマートソーラーの蓄電池システムの特徴は以下の通りです。
- AIによる自動制御
- 直接販売だから安い
それぞれ解説していきます。
特長①:AIによる自動制御
スマートソーラーの蓄電池システムにはAIが搭載されています。
普段の生活パターンと気象から得られるデータを元に、AIが蓄電池を自動制御してくれるのです。
蓄電池システムを利用すればするほどAIがどんどん賢くなり、電気の無駄もどんどん削減してくれます。
また、これを可能にしているスマートAIは、スマートフォンのアプリ上で電力情報を確認することが可能です。
スマートAIの運転モードの変更や変更や蓄電残量の設定もスマートフォン上で動かせるので、外出中でも操作することが可能になります。
特長②:直接販売だから安い
スマートソーラーは独自の営業体制を整えており、メーカーからの直接販売を可能にしています。
これによって販売店のマージンを取られることがないため、思い切った低価格を実現させることに成功しています。
スマートソーラーによると、国内大手メーカーの発電容量1kWhあたりの平均単価は約32万円〜最大47万円となっているそうです。
しかし、スマートソーラーの蓄電システムは1kWhあたり約15万円ということで、2分の1〜3分の1程度まで安くなっています。
これを可能にしたのは、独自の営業体制を整え直接販売を可能にしたスマートソーラーの企業努力の賜物でしょう。
もちろん、スペック・安全面で大手メーカーに引けを取ることはありません。
高品質で低価格の蓄電池システムを、スマートソーラーは販売しています。
スマートソーラーのメリット
ここではスマートソーラーのメリットについて解説していきます。
先ほども述べた通り、スマートソーラーは直接販売することで、高品質・低価格を実現しています。
そして直接販売を成功させた要因の1つとして、ラインナップがシンプルなことが挙げられています。
現在スマートソーラーは、2022年2月から発売を開始するスマート蓄電-Tのみのラインナップ展開を予定しています。
つまり、蓄電池システムを1種類しか販売していないのです。
とてもシンプルな展開となっているため、営業体制も整いやすく、購入する際も「買うか買わないか」という選択肢しか出てきません。
こんな感じなので、営業マンによくある「結果を出したいから高額商品を勧める」という心配もありません。
安心してスマートソーラーの販売員の話を聞くことができるでしょう。
スマートソーラーのデメリット
スマートソーラーはラインナップがシンプルですが、これがデメリットにもなります。
なぜなら蓄電池システムを選ぶ選択の余地がないからです。
特にスマートソーラーの場合、大容量モデルしか展開していないため、1人暮らしや夫婦暮らしの家庭に適しているとは言えません。
シンプルなラインナップが低価格に繋がっている反面、ターゲットをかなり絞っています。
このターゲットから漏れてしまうとスマートソーラーの低価格の恩恵を受けることすらできないのです。
まとめ
それでは本記事をまとめていきます。
- スマートソーラーはAI搭載の蓄電池システムを展開している
- 直接販売を採用しているため、高品質・低価格を実現している
- スマートソーラーの蓄電池システムは1種類のみの展開
とにかくコストパフォーマンスを追求するのであれば、スマートソーラーがオススメといえます。
大容量モデルしか展開していないとはいえ、それでも非常に安い価格設定となっています。
もしかしたら「他社の低容量モデルと価格がそこまで変わらない」ということも十分あり得るでしょう。
他社のモデル・価格と比較しながら、ぜひ検討してみてください。
今回は本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ぜひ参考にしてみてください。
リノベステーションではスマートソーラーをはじめ、多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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