【太陽光発電との相性バツグン】ジンコソーラー製蓄電池の特徴を解説
ここ数年、自宅に蓄電システムを設置するご家庭が増えてきていますが、蓄電システムにはさまざまな種類があることをご存知でしょうか。
蓄電システムの導入を検討している方は、メーカーや製品ごとの特徴を把握したうえで自分の目的に合った製品を選ぶ必要があります。
今回は、太陽光発電の大手メーカーであるジンコソーラー社が販売している蓄電システムの特徴を解説していきます。
太陽光発電との相性がバツグンで、停電など災害時にも大きな効果を発揮する製品となっているので、すでに太陽光発電を導入している方や災害への備えに不安を感じている方は、ぜひ当記事をご覧ください。
目次
【企業紹介】ジンコソーラーってどんな会社?
この項では、ジンコソーラー社のかんたんな事業内容と、そこで生産されている蓄電システムの特徴について紹介していきます。
後述する「蓄電池の賢い選び方」と一緒に、ぜひ参考にしてください。
会社概要
ジンコソーラー社は、中国を拠点に2006年に設立された太陽光発電メーカーです。
2014年時点でソーラーパネルのシェア世界第4位に躍り出るなど創業当初から成長が著しく、すでに世界100カ国以上の人々がジンコソーラー製のソーラーパネルを利用しています。
日本ではジンコソーラージャパン株式会社というグループ会社が営業しており、太陽光発電機器をはじめ蓄電システムなどさまざまな電子機器を販売中です。
販売している製品の設計・開発・組み立てのすべてを自社で一貫しておこなっているため、安価で高水準の製品を提供できる点がジンコソーラーの強みのひとつとなっています。
ハイブリッド型で太陽光発電との相性はバツグン
ジンコソーラー社で販売されている蓄電システムは、蓄電システムと太陽光発電2台分のパワコンを1台で兼用できる「ハイブリッド型」の蓄電システムです。
従来の単機能型蓄電システムの場合、太陽光発電のパワコンで変換された電気を蓄電システムのパワコンで再び変換する必要があり、この過程で少なくない電力の「ロス」が発生してしまいます。
ハイブリッド型蓄電システムは、太陽光発電と蓄電システムのパワコンを1台で賄っているため、単機能型より高い変換効率で電気を蓄えることが可能です。
単機能型より初期費用が高額になることの多いハイブリッド型蓄電システムですが、太陽光発電とのセット利用を検討している方は、長い目で見ればよりおトクに電気を蓄えることができるでしょう。
全負荷型・200V対応電源で停電が起きても安心
ジンコソーラーは、すべての部屋で電気が使える「全負荷型」の蓄電システムを提供しているため、停電時でもいつも通り自宅で電気を使用可能です。
さらに、200V対応電源の蓄電システムであることから、100V対応電源では動かすことができない冷蔵庫やエアコンなどの大型家電を蓄電システムから供給される電気で稼働させることができます。
エアコンや冷蔵庫は停電時の空調管理などに特に必要な電気機器なので、停電が長引くリスクの高いエリアに住んでいる方は200V対応のジンコソーラー製蓄電システムの購入をおすすめしています。
メーカー保証は長期の「15年」
ジンコソーラー製蓄電システムは、「15年」の無償保証期間がメーカー保証としてついています。
蓄電池の保証期間はメーカーによってまちまちですが、無料で15年まで保証してくれるメーカーはジンコソーラー以外にはあまり存在しません。
これだけ長期の保証をつけることができるのも、ジンコソーラー社が自社で販売している蓄電システムの性能に自信を持っているからですね。
蓄電システムの故障やメンテナンスに不安を感じている方は、長期保証のついているジンコソーラー製蓄電池を導入しましょう。
ジンコソーラー製蓄電システム「SUNTANK」のスペックを徹底解剖
続いて、ジンコソーラー社が販売している蓄電システム「SUNTANK」のスペックについて紹介していきます。
まず、こちらの表をご覧ください。
型番 | JKS-JP-RESS-6kWh / 9kWh / 12kWh |
種類 | ハイブリッド型蓄電システム |
蓄電容量 | 6.1kWh / 9.2kWh / 12.3kWh |
対応電圧 | 100V / 200V |
負荷形式 | 全負荷型 |
保証期間 | 15年 |
SUNTANKは、パワコンを太陽光発電のものと兼用できる「ハイブリッド型」の蓄電システムです。
200V対応のため家庭内のほとんどの電気機器に給電が可能で、災害時の備えとしてはバッチリ。
負荷形式も「全負荷型」となっており、停電時でもいつもと同じような生活を送ることができます。
蓄電容量は「6kWh」「9kWh」「12kWh」の3種類で、家庭内での電気の利用状況に応じて適したものを選択可能です。
内蔵されているリチウムイオン電池は最大12,000サイクルと長寿命で、15年の長期保証と組み合わせることで高いコストパフォーマンスを発揮します。
(備考)蓄電池の賢い選び方
ここで、「これから蓄電池を初めて購入する」という方を対象に、蓄電池を選ぶ際のポイントについてかんたんに紹介していきます。
製品の買い替えを検討している方にも参考になる内容となっているので、該当されるという方はぜひご覧ください。
蓄電容量
蓄電容量とは、蓄電池の中に蓄えることができる電気の総量のこと。
この値が多ければ多いほど長時間にわたって電気を使うことができますが、導入コストも高額になってしまいます。
蓄電池を導入する際は、家庭で1日に消費している電力をあらかじめ計算しておくと良いでしょう。
参考までに、環境省の調査によると2017年時点で1世帯が年間に消費する電力は平均で4,322kWhとのこと。
つまり、日本人は1世帯で約12kWhの電気を毎日消費しているそうです。
停電時の備えとして蓄電池の導入を検討している方は、ぜひこの数値を参考に蓄電容量を計算してください。
保証内容
蓄電池の保証内容は、部品ごとの交換しか受けつけてくれないメーカーや保証期間が短いメーカーなど、メーカーによってかなり偏りがあります。
蓄電池は設置後10年以上にわたって使い続ける製品のため、その維持費用は高額です。
初期費用の安い製品をすぐに購入してしまうのではなく、保証内容を合わせて十分吟味したうえで最もコストパフォーマンスの良い蓄電池を導入しましょう。
なお、蓄電池の保証は、製造しているメーカーだけでなく販売を請け負っている代理店が独自に提供している場合もあるので、あわせて確認することをおすすめします。
その他
設置した家庭のどの部屋で蓄電池の電気を利用できるかを表す「負荷形式」も、蓄電池を選ぶうえで大切な指標です。
「特定負荷型」は、導入時のコストを抑えることができるかわりに特定の部屋でしか蓄電池の電気を利用することができません。
それに対し、すべての部屋で蓄電池の電気を利用することができる「全負荷型」は、停電時でも通常と変わらぬ生活を送ることができるでしょう。
停電時の備えという意味であれば、蓄電池の「電圧」も非常に重要です。
通常の蓄電池は100V対応となっており、エアコンや冷蔵庫など消費電力の大きい家電を動かすことができません。
寒冷地に住んでいる方や真夏・真冬の停電に備えたいという方は、少々コストはかかってしまいますが200V対応の蓄電池を導入しましょう。
ジンコソーラー製蓄電池は太陽光発電とのセット利用が便利
今回は、太陽光発電の大手メーカーであるジンコソーラー社が販売している蓄電システムの特徴を解説しました。
ジンコソーラー社が手掛けているハイブリッド型蓄電システム「SUNTANK」は、太陽光発電との相性がバツグンです。
また、200V対応電源や全負荷形式など停電時の備えとして必要な項目をクリアしているため、災害時の備えとしても効果を発揮してくれるでしょう。
「SUNTANK」は、蓄電容量に応じて3種類のラインナップが用意されているので、蓄電池の設置を検討している方は家庭内の利用状況に応じて適切な機器を導入してください。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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