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オール電化で停電したらどうなる?対処法も紹介します!

オール電化 2024年01月04日更新

「オール電化住宅で停電したらどうなってしまうのだろう?」

「オール電化に住んでいる人は停電に備えて何をしたら良い?」

このような疑問を持っている方はいませんか。

オール電化は近年流行していますが、停電が起きたら大変なことになります。

今回は、オール電化と停電について紹介します。

オール電化で停電した時のために備えよう!

ここでは、まずはオール電化住宅で停電したら困ること、次に停電時に役立つオール電化の設備、そして停電対策アイテムについて紹介していきます。

停電したら困ること

まずは、オール電化住宅に住んでいて停電した時に起こることについて6つ紹介します。

冷蔵庫が使えない

1つ目は、冷蔵庫が使えないことです。

おそらく、これが最も困ることでしょう。

長引く停電で冷蔵庫が使えなくなると、庫内の食料品がダメになってしまいます。

氷や冷凍食品も当然食べられなくなるため、家計を苦しめるだけでなく、掃除のことも考えると大変ですね。

電気が使えない

2つ目は、電気が使えなくなることです。

照明器具も電源が入らなくなるので、夜間でも電気が使えません。

停電の規模によっては近隣一帯が停電になってしまい、避難するのも難しい状況になります。

停電した時には安全を第一に考えて行動するようにしましょう。

スマホやパソコンの充電ができない

3つ目は、スマホやパソコンの充電ができないことです。

スマホは友達との連絡手段や情報収集のために必要ですが、電源が切れてしまっては使い物になりません。

そして、停電だと充電できません。 

また、災害時は固定電話も電話線が切れてしまうことも考えられます。

電気の復旧後も繋がらなくなってしまうので、携帯できる通信機器の充電ができないのは困難な状況になります。

冷暖房が使えない

4つ目は、冷暖房が使えないことです。

台風が原因で停電になった場合、季節が蒸し暑い時になるでしょう。

冷房が使えない場合、乳幼児や高齢者の方が体調を崩しやすくなります。

命に関わる可能性もあるので、電池で動かせる冷房などがあると便利でしょう。

お湯が出ない

5つ目は、お湯が出ないことです。

停電すると給湯器も使えなくなります。

水道が通っていてもお湯が使えなくなるので注意しましょう。

また、お湯が出ないことはガスの給湯器でも同じです。

IHが使えない

6つ目は、IHが使えないことです。

ガスコンロであれば乾電池で動くものがあるため使用できますが、IHは使えません。

電子レンジなども使えないため、全く調理ができなくなると想定しておきましょう。

停電が起きたら行うこと 

ではオール電化住宅にお住まいの方が停電したときにはどのような行動を取れば良いでしょうか。

まずは安全の確保をします。

日中の停電であれば周りがよく見えるのですが、夜間の停電であれば全く見えないことも考えられます。

懐中電灯、もしくはスマホの灯りを使ってまずは安全を確保しましょう。

そして、コンセントを抜くことも大切です。

停電が終わった後に一斉に電気が流れるとブレーカーが落ちたり、電化製品が故障したりする恐れがあります。

電気がつくようになってからコンセントをつなぐようにしましょう。

また、冷蔵庫に関してですが、なるべく扉の開閉を短く少なくしましょう。

最低限に抑えれば3時間程度であれば確実に持たせることができます。

停電時に役立つオール電化住宅の設備

「やはりオール電化住宅だと停電した時に不便だ」と考えている方もいらっしゃるでしょう。

実はオール電化住宅でも停電時に役立つ設備があります。

電気給湯器

まずは電気給湯器です。

オール電化住宅の方はエコキュートを設置している場合が多いでしょう。

エコキュートは、あらかじめ沸かしておいた湯を貯湯タンクに貯め、それを日中に使っています。

そのため、貯湯タンクには容量に応じた数百リットルの湯があります。

停電になったとしても貯湯タンク内の湯を使用できるので、困ることは少なくなるでしょう。

停電が起こると、浄水場や水汲み上げ用ポンプの停止などによって断水になることもあります。

その点、オール電化住宅の方が便利と言えるでしょう。

ただ注意していただきたいことがあります。

それは、貯湯タンク内の湯を飲料水として使用しない方が良いことです。

トイレの水を流したり、体や髪を洗ったりすることには使えるので、有効活用していきましょう。

太陽光発電

次に太陽光発電です。

オール電化住宅には太陽光発電を備えている家庭も多いです。

太陽光発電があれば、停電になった時でも太陽光による発電で、電化製品を使うことができます

メーカーや機種によっても異なりますが、非常用コンセントで1500Wの電力を賄うことができます。

停電で電気が使えない中、電気が使えるのは非常に魅力的です。

停電対策アイテム

ここからは停電対策アイテムについて7つ紹介します。

飲料水

1つ目は、飲料水です。

防災グッズの中でも最も重要なアイテムの1つです。

オール電化住宅の場合、飲料水を確保するのが難しいです。

そのため、長期保存可能の飲料水を用意しておきましょう。

目安としては1人1日3リットルを目安とし、3日分ほどあれば十分です。

現在では保存期間が5〜7年のペットボトル飲料水がホームセンターなどで気軽に購入できます。

家族の人数に合わせて購入しておきましょう。

懐中電灯 

2つ目は、懐中電灯です。

災害で大型停電が起こると、その日だけでなく数日間復旧しないこともあります。

数日間の夜を真っ暗な中で過ごすのは危険ですし、精神的にも疲れてしまいます。

そのため、明かりとなる懐中電灯を用意しておきましょう。

電池タイプであれば長期間の停電に耐えられるのでおすすめです。

注意点としては、スマホやロウソクなどを使わないことです。

スマホに関しては、連絡手段や情報収集手段として使う方が便利なので、明かりには使わない方が良いでしょう。

ロウソクに関しては長時間使えるものの、二次被害につながる恐れがあります。

できるだけ火を使わない懐中電灯を選ぶようにしましょう。

2〜3日分の非常食

3つ目は、2〜3日分の非常食です。

飲料水と同様に、食料も3日分くらい確保しましょう。

今ではさまざまな種類の非常食があります。

  • お湯を入れるだけのおにぎり
  • 缶詰のパン
  • 火も水も不要なカレーや丼もの
  • 長期保存可能な野菜ジュースやスープ

ネット販売で購入が簡単にできるので、家族と話し合って、好みのものを購入しておきましょう。

非常用の防災トイレ 

4つ目は、非常用の防災トイレです。

忘れがちなアイテムですが、非常用の防災トイレも用意しておくと便利です。

オール電化住宅の場合、エコキュートの水がありますが、無くなってしまった時のことや衛生面を考えて非常用の防災トイレを持っておくことをおすすめします。

携帯ラジオ 

5つ目は、携帯ラジオです。

災害時の情報収集にラジオは必須のアイテムとなります。

特に災害時はデマが流れやすく、混乱を招く危険が非常に高くなります。

電池式のラジオを持っていれば、公的機関から発信される制度の高い情報を入手できます。

スマホで情報収集しても良いですが、SNSではデマが流れる危険性がありますし、連絡手段として使う方が良いので、ラジオを選ぶと良いでしょう。

バッテリー 

6つ目は、バッテリーです。

スマホは停電時には欠かせないものですが、充電がなくなってしまった場合は使い物になりません。

停電時には充電器を使用することもできないので、モバイルバッテリーを持っておきましょう。

今では太陽光でチャージできるバッテリーも発売されています。

停電対策のみのためにもモバイルバッテリーを購入する方はソーラーモバイルバッテリーを選ぶと長期間の停電にも耐えられるでしょう。

電池

7つ目は、電池です。

懐中電灯や携帯ラジオ用の電池も持っておきましょう。

電池はアルカリ電池を選ぶようにしましょう。

マンガン電池だと3年前後で使用できなくなるため、停電が起きた時に使えなくなっている恐れがあります。

少し高価だけどあると便利なもの

ここまで紹介したものは比較的すぐに手に入れることができる安価なものでした。

ここからは、少し高価になりますが、停電時に抜群の威力を発揮するアイテムを紹介します。

太陽光発電

まずは太陽光発電です。

先ほど紹介したように、太陽光発電があれば電気を生み出すことができます。

そして、曇りの日でも実は発電できるので、電気の使えない停電時には重宝されるアイテムです。

蓄電池

次は蓄電池です。

太陽光発電はとてもおすすめのアイテムですが、1つ欠点があります。

それは電気を貯められないことです。

昼間に生み出した電気はその時に使う必要があるため、夜に電気を使うことができません。

しかし、蓄電池があれば話は変わってきます。

蓄電池は電気を蓄えておき、電化製品に必要な時に電気を送るアイテムです。

そのため、太陽光発電で生み出した電力を蓄電池に貯めておき、夜に使用できます。

長期間の停電が起きたとしても、昼に電気を貯め、夜に使うというサイクルを繰り返せば普段通りの生活を送ることができます。

無停電電源装置

最後に、無停電電源装置です。

これは急な停電時に、パソコンなどの電源が切れてデータや機器が破損しないようにするためのものです。

停電が起きても一時的に電源が供給されるため、しっかりと保存・シャットダウンできる時間を設けられます。

自宅や施設に重要なデータやシステムがある場合は用意しておくと安心でしょう。

オール電化で停電は大変!まずは対策アイテムの準備!

今回はオール電化で停電が起きた時に起こることや停電対策などについて紹介しました。

オール電化停電が起きると調理ができなくなるなど、さまざまな不便をきたします。

そのため、事前に停電対策アイテムを用意しておき、急な停電にも対応できるようにしましょう。

リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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