今後電気代が高騰する理由は?今からできる対策をしておこう!
様々な影響から電気代の高騰が続く近年。
年末年始の電気代が高くて驚いた人も多いのではないでしょうか。
電気代の高騰はこれからも続く可能性が高いです。
電気代が高くなり、請求書を見るのが怖くなる前に、対策を行いましょう。
目次
【今後も続く?】電気代が高騰している原因は主に3つ!
現在、電気代が高騰している理由は、主に3つあります。
特に、天然液化ガスの高騰や、石油の高騰は電気代以外にも影響を受けている人も多いかと思います。
燃料の高騰は、今後すぐに元に戻るとはまだ言えない状況です。
燃料の高騰が続けば、電気代も高騰してしまうので、今後電気代が高騰すると言われています。
原因① 液化天然ガスの高騰
輸入価格の高騰が原因で、石炭や液化天然ガスの高騰によって、電気代が上がっています。
日本の電力は、今だ火力発電に頼っている面が多く、液化天然ガスなどの資源に頼らなければいけません。
火力発電で多くの電気を賄っているので、原料となる液化天然ガスなどが高騰することにより、電気代が高くなってしまいます。
また、ここ最近ロシアとウクライナがトラブルを起こしていることをご存じでしょうか。
そのような世界情勢の変化から、石炭や液化天然ガスだけではなく、石油の高騰も懸念されます。
原因② 再エネ賦課金の高騰
再エネ賦課金とは、国民が自宅などで太陽光発電などを用いて、発電した電気を買い取るためのお金です。
近年、脱炭素化への動きが強まり、太陽光発電などの再生可能エネルギーを導入する企業や一般宅が増えてきました。
再生エネルギーを売電する人の増加に伴い、再エネ賦課金も近年高くなってきています。
原因③ 電力の不足
今年度は、寒さの影響から電気使用量が増えたり、設備のトラブルなどが起こったりの理由で、電力不足が続いています。
東京電力などの電力会社は、電力の不足を受けて、電気料金を実際に値上げしています。
【比較】2011年に比べて電気代が高騰している!
電気代が高騰してしまう理由は様々ですが、実際にはどのくらい電気代が高騰しているのでしょうか。
実際に2022年の電気料金と、2011年の電気料金を比べてみましょう。
2022年の東京電力の電気料金はいくら?
2022年現在、東京電力の夜得12プラン(夜間が安い料金プラン)の電気料金は、昼間34.39円・夜間22.97円です。
対して、資源エネルギー庁の資料によると2011年の時間帯別電灯(夜間10時間型)の電気料金は、昼間最大32.48円、夜間9.48円でした。
時間帯別電灯(夜間10時間型)は、夜得12プラン同様に夜間の電気料金が安い料金プランです。
時間帯別電灯(夜間10時間型)の昼間の最大電気料金は電気使用量が200kWを超えた時点の料金で、実際はもっと安いです。
2022年と2011年の電気料金を比べてみると、夜間の料金が2倍以上増えていることが分かります。
2022年 | 2011年 | |
昼間の電気料金 | 34.39円 | 最大32.48円 |
夜間の電気料金 | 22.97円 | 9.48円 |
参照:https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/energy/denkiryoukin/001_06_00.pdf
参照:https://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/yorutoku/index-j.html
今後の電気代の高騰に備えて今から対策をしておこう!
約10年前と比べて、大幅に高騰している電気代ですが、今後も高騰していく可能性は十分に考えられます。
今後電気代が高騰しても、慌てないように今からできる対策を行いましょう。
対策① 電気プランの見直し
長い間、電気料金プランを見直していない人は電気料金プランを見直すことで、電気料金を抑えることが出来るかもしれません。
自宅の電気使用量に合ったプランにすることで、必要以上の電気代を支払わなくて済みます。
また、プランの見直し以外にも、電力会社の乗り換えもオススメです。
現在、様々な企業が電力の販売を始めており、プランや料金も様々です。
ポイントが貯まったり、基本料金が無料だったりする企業もありますので、電力会社の乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
しかし、電力会社を乗り換えても、電気代の高騰からは完全に逃れることができません。
電力会社の乗り換えは、電気代の高騰を避けられるわけではなく、電気代が少しお得になると考えておきましょう。
対策② いらない家電の見直し
自宅にある使用していない家電は、コンセントから抜いてしまいましょう。
家電は、コンセントを差しているだけでも電力を消費します。
電気代が高くなったと感じたのをいい機会に、コンセントの整理を行ってみてはいかがでしょうか。
また、いらない家電のチェックに合わせて、電気の使い過ぎがないかのチェックを行いましょう。
対策③ 蓄電池や太陽光パネルの導入
電気代の高騰対策として、1番おすすめなのが蓄電池や太陽光パネルの導入です。
太陽光発電と蓄電池を併用することにより、電気の自給自足も可能になります。
さらに、自治体によっては補助金を受け取れる可能性があるので、今が導入のチャンスだと言えるでしょう。
電気代の高騰対策は蓄電池とパネルの導入がおすすめ!
蓄電池と太陽光パネルを導入することで、今後の電気代高騰に備えることが出来ます。
特に、お得に蓄電池と太陽光パネルを導入できる「補助金情報」は要チェックです。
脱炭素化に向けた動きにより、国や自治体も太陽光パネルや蓄電池などの住宅設備の導入を推奨しています。
この機会に、蓄電池と太陽光パネルの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
メリット① 脱炭素化に向けた補助金を受け取れる
今年度は、蓄電池や太陽光パネルに対する補助金を、国や自治体から受け取ることができます。
2022年度も補助金を受け取れる可能性は高く、お得に蓄電池や太陽光パネルを導入できるチャンスだと言えます。
詳しくは、お住いの自治体の情報などをチェックしましょう。
また、住宅ローンの借り換えする時の差額によって、蓄電池や太陽光パネルをお得に導入できるケースもあります。
メリット② 停電対策になる
蓄電池と太陽光パネルを導入することにより、停電対策として役立ちます。
太陽光パネルを導入することにより、長期停電にも備えることが可能です。
特に、小さい子供やお年寄りがいる家庭では、停電でも電気が使用できることは、心強いのではないでしょうか。
停電時にもエアコンなどの家電を使用したい場合は、200V対応の蓄電地がおすすめです。
停電時にエアコンを使用することが出来れば、熱中症などの体調不良を防ぐことが出来ます。
メリット③ 今後の電気代高騰に怯えないで済む
蓄電池と太陽光パネルを導入することで、電気代の高騰による影響を最小限にすることが出来ます。
蓄電池と太陽光パネルの使用で、電気の自給自足が可能になれば、電気代の高騰は関係ありません。
さらに「電気代が高くなってしまうから」と、電気の使用を我慢することもなくなり、ストレスも減るのではないでしょうか。
今後の電気代高騰に向けてできる対策は蓄電池の導入!
今回は、今後の電気代の高騰について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
今後、起こるかもしれない電気代の高騰へのオススメの対策は、蓄電池と太陽光パネルの導入です。
家庭用蓄電池と太陽光パネルを導入することで、様々なメリットがあります。
特に、停電対策が可能な点は大きなメリットです。
この機会に、蓄電池と太陽光パネルの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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