ニチコンのV2Hとは?ニチコンならではの機能や販売価格を徹底解説!
家庭用蓄電池業界で有名なニチコンですが、実はV2Hでも有名な企業なのです。
今回の記事では、ニチコン製V2Hの主な特徴、販売価格について解説します。
V2Hとは何なのかについても解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ニチコンのV2Hは有能?そもそもV2Hって何のこと?
ニチコンのV2Hにどのような特徴があるかを解説する前に、V2Hとはどういうものなのかについて解説していきます。
家と電気自動車を繋ぐ機械のこと
V2Hは「vehicle to home」の略で、電気自動車と家庭を繋ぐ機械のことです。
電気自動車と家庭が繋がる主なメリットは、以下の通り。
- 自宅の太陽光発電を使って電気自動車に充電できる
- 電気自動車を非常用電源代わりにできる
特に②のほうは、非常時にとても大きなメリットを感じることができるでしょう。
というのも、電気自動車と同じ非常電源の代表例として家庭用蓄電池が挙げられますが、家庭用蓄電池は容量が少ないというデメリットがあるのです。
しかも、家庭用蓄電池は蓄電池としてしか使用できないため、平常時に感じるメリットが少々手薄になります。
しかし、電気自動車とV2Hを購入すれば、普段から恩恵を確かに感じることができます。
とても大きなメリットといえますよね。
ニチコンは世界で初めてV2Hを開発した企業
実はニチコンは、世界で初めてV2Hを開発した企業として知られています。
開発期間は約7年。ニチコンにとって、とても大きな出来事だったのは言うまでもありません。
だからこそ、ニチコン製V2Hはサポート体制が充実していたり、性能面も他社より優れているというメリットがありますよ。
ニチコンのV2Hを購入したい!ニチコンならではのおすすめ機能は?
ニチコンのV2Hは、国内でもトップシェアを誇っている商品です。
では、ニチコンならではのおすすめ機能には何があるのでしょうか。
具体的に解説していきます。
太陽光発電と連動する
ニチコンのV2Hは、太陽光発電と連動します。
したがって、日中に太陽光発電が発電した電力を、”使う”もしくは”充電”の2つから選択できるというメリットがあるのです。
どちらにしても、電力会社からの買電を減らすことができるので、電気代の大幅下落が可能になります。
倍速充電が可能
倍速充電が可能というのも、ニチコン製V2Hのおすすめ機能の一つです。
V2Hさえあれば電気自動車を非常用電源代わりとして使えますが、それはあくまで電気自動車に容量がある場合にのみできること。
したがって、電気自動車を自動車として使わない場合でも、充電は常に確認しておきたいところです。
仮に電気自動車の充電が少なくても、ニチコン製V2Hは倍速充電が可能なので、比較的短い時間で充電が終わります。
ニチコンの公式ホームページの情報によると、容量40kWhの日産リーフへの最短充電時間は8時間。
通常は倍の16時間はかかるので、ニチコン製V2Hがいかに高性能であるかがお分かり頂けることでしょう。
スマホ連動型で遠隔操作が可能
ニチコン製V2Hのおすすめ機能として、スマホ連動型で遠隔操作が可能というのも挙げられます。
スマホに専用アプリを落とす必要があるものの、わざわざ屋外へ出てV2Hの設定を行う必要がないのが大きな特徴。
スマホ操作で、V2Hを使った放充電の時間を設定可能なので、ストレスなくV2Hをお使い頂けます。
3日分の電力を賄うことができる
3日分の電力を賄うことができるのも、ニチコン製V2Hのおすすめ機能の一つです。
V2Hを持っていれば、電気自動車を非常用電源として使うことが可能になります。
電気自動車の平均的な容量は55kWh前後。一方、家庭用蓄電池の平均的な容量は4〜12kWh程度です。
つまり、非常時のことを考えると、家庭用蓄電池を所有しているよりも、電気自動車+V2Hを所有しているほうが大きなメリットを感じることができるでしょう。
ニチコン製V2Hを所有していれば、たとえ停電が発生したとしても、約3日間は電力の使用が可能になります。
災害大国と呼ばれている日本で、停電を免れる可能性が高まる商品を所有している安心感ははかり知れませんよ。
ニチコンのV2Hはいくら?価格帯を紹介!
前章でニチコンのV2Hの特徴を解説しましたが、実際いくらで販売されているものなのでしょうか。
今回の章では、ニチコン製V2Hの販売価格を具体的に紹介していきます。
2022年5月末日までの販売価格
2022年5月末日までの販売価格は、以下の表の通りです。
品番 | ケーブルの長さ | 販売価格 |
VCG-663CN3 | 3.7メートル | 398,000円 |
VCG-663CN7 | 7.5メートル | 448,000円 |
VCG-666CN7 | 7.5メートル | 798,000円 |
V2Hを安心して使用するためには、V2Hと電気自動車の距離感が大切になります。
したがって、ケーブルの長さも機種選びにとって大切なポイントの一つ。
「大は小を兼ねる」ということわざがある通り、万が一ケーブルの長さに迷った場合は、7.5メートルのものを選んでおくと後々安心できるでしょう。
ちなみに、ニチコンのV2Hの販売価格は、競合他社に比べて圧倒的に割安です。
メーカーによっては、ニチコン製V2Hと同じような条件で100万越えの商品もザラにあります。
ニチコン製V2Hがトップシェアを誇っている理由が分かりますよね。
2022年6月1日以降の販売価格
2022年6月1日以降の販売価格は、以下の表の通りです。
品番 | ケーブルの長さ | 販売価格 |
VCG-663CN3 | 3.7メートル | 498,000円 |
VCG-663CN7 | 7.5メートル | 548,000円 |
VCG-666CN7 | 7.5メートル | 798,000円 |
VCG-663CN3とVCG-663CN7に関しては、それぞれ10万円の値上がりが確定しています。
値上げの理由は、昨今の部材価格の高騰や輸送コストの上昇。
したがって、少しでもV2Hの購入費用を抑えたいのであれば、2022年5月末日までに契約を結ぶことをおすすめします。
ニチコンのV2Hはメリット多数!購入を前向きに検討しよう!
今回の記事では、ニチコン製V2Hの主な特徴や販売価格を紹介しました。
ニチコンはV2Hを開発した企業ということで、より良い商品を安心価格で提供しています。
だからこそ長期に渡り、たくさんの方に支持されているといえるでしょう。
V2Hの購入をお考えであれば、ニチコンは外せないメーカーの一つです。
ぜひ、ニチコン製V2Hの購入を前向きに検討してみてくださいね。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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