IHメーカーおすすめ10選【ビルトイン・据置型の特徴・価格】
- IHメーカーの特徴・性能について
- IHメーカーの価格
上記の内容と合わせて、おすすめのメーカー10選をご紹介します。
目次
IH選びで後悔しない6つのポイント
IH選びで後悔しない6つのポイントは以下の6つです。
- 現在のキッチンのタイプを確認
- 100V・200V電源なのか確認
- コンロの数・天板サイズを選ぶ
- 使いたい鍋の種類に対応しているか
- キッチンにオーブンがあるかないか確認
- 希望メーカーを選ぶ
それぞれの選び方・注意点を含めて紹介します。
現在のキッチンのタイプを確認
設置タイプは2種類あり、現在のキッチンに対応できるのか確認しましょう。
電圧 | コンロ数 | 特徴 | |
ビルトイン型 | 100V~200V | 1口~3口 | ・100V・200Vの選択が可能 ・システムキッチンに組み込み設置 |
据え置き型 | 200V | 2口 | ・流し台キッチンの設置不可 ・5万円以内で設置できる |
100Vの据え置き型はガスコンロを取り外してすぐ使える一方で、ビルトイン型は流し台キッチンに設置できず工事費用がかかります。
住宅のキッチン環境に合わせてIHクッキングヒーターを選びましょう。
100V・200V電源なのか確認
キッチンに対応できるタイプを把握した後は、希望のIHの電圧をチェックしましょう。
100V対応は自宅のコンセントに差し込み使用できます。
200V対応の場合は、コンセントの配線工事が必要です。
自宅の分電盤のフタを開くと、電圧数を見分けることができます。
メインブレーカーに3本の線がある場合は、200Vが引き込まれているため配線工事の必要はありません。
戸建ての場合は、200Vの電気が引き込まれている場合が多い傾向です。
引き込み工事が必要な場合は、電力会社に電話をして依頼すると無料で200V対応にしてくれます。
コンロの数・天板サイズを選ぶ
IHを使って調理しやすいように天板サイズ・コンロ数の調節が重要です。
ビルトイン型は60cm・75cmの天板サイズが2種類あり、よく使う調理器具の大きさに合わせて選ぶことで調理中のストレスを感じず使用できます。
調理の回数が多い場合は3口タイプ、調理する回数が少ない方は消費電力が抑えられる1口・2口タイプがおすすめです。
使いたい鍋の種類に対応しているか
IHのコンロによって、対応できる素材が違います。
- オールメタル対応:ステンレス・銅・アルミ・鉄ホーロー
- ラジエントヒーター:鉄・ホーロー鍋・ステンレス・アルミ
- 鉄・ステンレス対応:鉄・ホーロー鍋・ステンレス
IHクッキングヒーターは、土鍋や耐熱ガラスの使用はできません。
3種類の中でもオールメタル対応は、価格が高くなりやすく設置コストが高いです。
費用を抑えたい方は、オールメタル対応の半分の費用で設置できる鉄・ステンレス対応がおすすめです。
キッチンにオーブンがあるかないか確認
ビルトイン型を検討している方は、キッチンのオーブンを確認しましょう。
ガスオーブン・電気オーブンなのか確認することが大切です。
ガスコンロの場合、オーブンの使用はできなくなり新たに設置しなければなりません。
電気オーブンの場合は、引き続き使用できますが、オーブンと同じメーカーのものを選ぶ必要があります。
希望メーカーを選ぶ
選び方のポイントを抑えたら、希望のメーカーを選びましょう。
IHクッキングヒーターの大手販売メーカーは以下の6つです。
- 日立
- 三菱
- 山善
- パナソニック
- アイリスオーヤマ
- コイズミ
デザインや性能を比較して自分の生活スタイルに合うものを取り入れてみましょう。
IHおすすめメーカー6つの特徴・強み
IHメーカー6つの特徴・強み、おすすめポイントを紹介します。
使用に向いている人におすすめしたい機種も合わせて解説しているのでご覧ください。
魚料理が多い方には日立がおすすめ
日立の中でも人気がある「火加減マイスター」は、「ラク旨グリル&オーブン」を搭載しており、魚料理をしたい方におすすめです。
オーブンに網がなくお皿に乗せたまま自動で温度調節をしてくれるのが特徴です。
調理中はひっくり返さずしっかり焼き上げ、魚の余分な油を落としてくれます。
業界初の魚の煮付け調理ができるので、温度を自動で調節して調理ができ、苦手な方でも挑戦しやすいです。
シンプルで使いやすさ重視なら三菱がおすすめ
三菱の中でも「びっくりングIH T316シリーズ」は、シンプルでラクに操作ができる「らく楽IH」を搭載しており、火加減や省エネ運転が見え、ダイヤル操作がしやすいです。
鍋底に熱が伝わりやすく、IH調理でむずかしいチャーハンもカンタンに作ることができます。
また煮込み料理の拭きこぼれを防ぎ、自動でかき混ぜてくれるので、なべ底の焦げ付きを予防し、しっかり味をしみ込ませることが可能です。
びっくりングコイルで対流煮込み・フライパン鍋肌加熱、ぴったり加熱などIH機能をフルで使いたい方には三菱がおすすめです。
電気工事なしですぐ使いたい方には山善がおすすめ
山善は据え置き型のIHのバリエーションが豊富です。
100V対応のため、家庭のコンセントにさしこめばすぐ使えるのが特徴です。
消費電力の高い2口コンロも、電気工事不要でガスコンロに設置できます。
最大1,400Wの火力調理ができるので、揚げ物調理など強火のメニューもストレスなく調理できます。
冷凍食品の調理が多い方にパナソニックがおすすめ
パナソニックのビルトインAシリーズは、「凍ったままIHグリル」も搭載しており、冷凍の食材を高火力で一気に加熱できるのが特徴です。
グリルの大きさはお鍋も入る10cmの高さがあり、本格的な料理を作りたい方におすすめ。
冷凍の魚や食パンをそのまま解凍できるので、解凍に手間をかけずそのまま調理できます。
調理器具とセットで欲しい方にはアイリスオーヤマがおすすめ
アイリスオーヤマの中でも人気がある「焼き肉プレート 平面プレート 鍋セット 」は
焼く・煮る・蒸すの3工程の調理が全てできるのが特徴です。
鍋やプレートは、セラミックコーティングで汚れが落ちやすくお手入れもカンタン。
100V〜200V対応のIHを選べるので、キッチン環境にあわせて決めることができます。
大きな液晶で温度の見やすさ重視ならコイズミがおすすめ
コイズミは大きな液晶で火力が見やすく、ボタンが大きく操作しやすいです。
サッと拭くだけで掃除しやすいガラスのトッププレートを搭載しています。
コンセントはマグネットプラグのため、収納しやすくお片付けしやすいのが特徴です。
IHクッキングヒーターおすすめビルトイン5選
IHクッキングヒーターのおすすめビルトイン型は以下の5つです。
- パナソニック【KZ-32AST】
- 日立【HT-M8STF】
- 三菱【CS-G321MS】
- パナソニック【KZ-AN76S】
- 日立【HTM-100XTF】
仕様や特徴を紹介します。
パナソニック【KZ-32AST】
本体サイズ | 600×558×232mm |
グリルサイズ | 庫内有効寸法:250×348×60mm 焼き網 幅×奥行:236×325mm |
重さ | 17.5kg |
火力 | 左:3kW 右:3kW 後ろ:1.25kW |
口数 | 3口 |
電源 | 200V |
消費電力 | 5.8kW |
コンロに水を入れずに魚を焼くことができる「水なし両面焼きグリル」を搭載。
こんがりと焼き目がつくので、魚をひっくり返す手間なく調理が可能です。
光火力センサーで、炒め物や揚げ物などの調理もメニューに合わせて温度管理ができます。
左右のコンロは鉄・ステンレスに対応で、中央のコンロはアルミ素材の調理器具を使用できます。
日立【HT-M8STF】
本体サイズ | 600×554×233.4mm |
グリルサイズ | 280×360×124mm |
トッププレートの幅 | 60cm |
重さ | 21kg |
火力 | 左:3.2kW 右:3.2kW 後ろ:1.6kW |
口数 | 3口 |
電源 | 200V |
消費電力 | 5.8kW |
ラクうまグリル・ラクうまオーブンを搭載しており、深めのお皿で油ハネや拭きこぼれをカバーするので調理後もキレイさを保つことができます。
魚焼きグリルの網がなく調理できたり、グリルのクリーニングボタンがあったりとお手入れも楽ちんです。
ヒーターやグリルをいっしょに使用しているときは、消費電力量を超えないように自動調整が可能です。
左右のコンロは鉄・ステンレス対応で、煮込み・麵湯の調理ができます。
真ん中のコンロは左右のコンロと同時に、チャーハン・保温・湯沸かしを行うことができます。
三菱【CS-G321MS】
本体サイズ | 236×598×556mm |
グリルサイズ | 270×360×60mm |
トッププレートの幅 | 60cm |
重さ | 18kg |
火力 | 左:3.0kw 右:3.0kW 後ろ:1.2kw |
口数 | 3口 |
電源 | 200V |
消費電力 | 5.8kW |
左右のコンロは揚げ物に対応しており、揚げ物専用の鍋を使うと天ぷら調理も可能です。
天板パネルは手前に付いているので、火力調節やグリルの操作も楽ちんです。
パナソニック【KZ-AN76S】
本体サイズ | 598mm×230mm×570mm |
グリルサイズ | 26cm×39.4cm×9.1cm |
トッププレートの幅 | 60cm |
重さ | 28.6kg |
火力 | 左:3.2kw 右:3.2kW 後ろ:1.2kw |
口数 | 3口 |
電源 | 200V |
消費電力 | 5.8kW |
「凍ったままIHグリル」を搭載しており、冷凍の魚や食パンを解凍せずそのまま調理できるのが特徴です。
またIHの使用中は、「光るリング」を見ながら火加減を調節できるため、適温に切り替えることができます。
表面がフラットなのでコンロはもちろん、グリルもサッと一拭きで掃除がしやすいです。
日立【HTM-100XTF】
本体サイズ | 600×554×233mm |
グリルサイズ | 280×360×124mm |
トッププレートの幅 | 60cm |
重さ | 22kg |
火力 | 左:3.2kw 右:3.2kW 後ろ:2.0kw |
口数 | 3口 |
電源 | 200V |
消費電力 | 5.8kW |
「ラクうまグリル・ラクうまオーブン」を搭載しており、煮物や焼き魚までボタン一つで自動調理に対応しています。
グリルとオーブンの皿は深さがあり、油ハネや吹きこぼしがなく庫内を汚す心配がありません。
トッププレートは段差がないので、サッと拭けてお手入れもカンタンです。
IHクッキングヒーターおすすめ卓上型5選
IHクッキングヒーターおすすめ卓上型5選を紹介。
山善【 YER-S100(B)】
本体サイズ | 240×285×50mm |
重さ | 1.7kg |
火力 | 加熱:5段階(200/400/600/800/1000W) |
口数 | 1口 |
電源 | 100V |
消費電力 | 1000W |
火力1000Wで焼く・煮る・蒸す・揚げ物までできるのが特徴です。
厚さ5cmでわずかなスペースに縦置きできるため場所を取りません。
鍋サイズは12~22cmまで対応しており、鉄・鉄鋳物、鉄ほうろう、ステンレス、多層鋼なべまで使用できます。
パナソニック【 KZ-PH34-K】
本体サイズ | 304×345×50mm |
重さ | 2.5kg |
火力 | 最大1.400W |
口数 | 1口 |
電源 | 100V |
消費電力 | 1400W |
「炊飯コース」を搭載しており、鋳物ホーロー鍋からステンレス鍋で、ご飯を手軽に炊き上げることができます。
煮物・揚げ物の火加減も自動で適温に調節するため、一定の温度をキープしつつ調理が可能です。
動作音は約25dBと静かで調理中の音が気にならずご飯タイムも快適です。
アイリスオーヤマ【IHK-T37-P】
本体サイズ | 280×360×54mm |
重さ | 2.2kg |
火力 | 6段階(約1400W/約1000W/約700W/約500W/約200W相当/約80W相当) |
口数 | 1口 |
電源 | 100V |
消費電力 | 1400W |
最大1400Wで加熱から揚げ物まで幅広く使えるのが特徴です。
鍋のサイズは、12~24cmまで対応しています。
調理から2時間以上ボタン操作がないと、自動的に電源を切ってくれるので切り忘れが合った場合も安心です。
アイリスオーヤマ 脚付【 IHK-W12S-B】
本体サイズ | 560×400×180mm |
重さ | 6.5kg |
火力 | 左:6段階100W~1400W 右:4段階100W~700W |
口数 | 2口 |
電源 | 100V |
消費電力 | 1400W |
スタンド付きタイプでコンロ下に収納できるのが特徴です。
ガスコンロの場所にコンセントを差し込むだけですぐ使用できます。
2口タイプなので同時に違う調理ができるメリットがあります。
コイズミ【 KIH-1402/R】
本体サイズ | 280×360×50mm |
重さ | 2.2kg |
火力 | 約400W相当~1200W、急速加熱時1400W |
口数 | 1口 |
電源 | 100V |
消費電力 | 1400W |
便利な4つのワンタッチ機能(煮込み・カレー・急速加熱・保温)を搭載しており、ワンタッチで調理しやすいです。
大きな液晶画面で見やすく、ボタン操作しやすいのが特徴です。
トッププレートはガラスなので、掃除しやすくデザインを重視したい方にはおすすめです。
各メーカーの特徴・性能、調理スタイルにあったIHを選ぼう
IHクッキングヒーターの選び方で後悔しないためには、まずキッチンの状況を確認することが重要です。
電源数やサイズは現在のキッチンに使えるのか把握することで希望のIHが見つかりやすくなります。
IHは似ている仕様もありますが、火力やサイズ・機能は違うため、希望のメーカーを3つに絞り比較するようにしましょう。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
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