メニュー
相談件数
年間1,500件以上
工事
全国対応
取扱商品
10,000点以上

リノステとは?

ご利用ガイド

お客様の口コミ

お役立ちコンテンツ

蓄電池について

0円リフォーム

無料電子ブック

その他

カテゴリーで選ぶ

蓄電池

太陽光発電

パワーコンディショナ

エコキュート

IHクッキングヒーター

外壁塗装

ポータブル電源

太陽光発電ってやめたほうがいい?設置のメリット・デメリットを徹底解説!
太陽光発電 メリット金額シミュレーション
ebook_banner_1200340_221018
solar_ebook_bnr_top
1200-340 (1)
ebook_banner_1200340_221018
previous arrow
next arrow

東芝エアコン(大清快)の電気代は高い?主要モデルの消費電力と他社比較、節電術を徹底解説

その他リフォーム 2025年10月17日更新

「東芝のエアコン『大清快』は、無風感空調が快適そうだけど電気代が高いのでは?」と不安に思っていませんか。エアコンは家庭の消費電力で大きな割合を占めるため、機種選定時のランニングコストは非常に重要です。

結論から言うと、東芝エアコンの電気代は他社ハイエンドモデルと比較して「やや高め」の傾向はありますが、致命的な差ではありません。それ以上に、機種独自の節電機能の活用や、日々のメンテナンス、そして「10年以上前の古い機種を使っていないか」が電気代を左右します。

この記事では、東芝エアコンの電気代に関する疑問を解消するため、以下の3つの要点を中心に、最新モデルの消費電力、他社比較、具体的な節電術までを専門家の視点で徹底的に解説します。

  • 他社との電気代比較:最新モデル(10畳用)で比較すると、東芝はパナソニックや日立より年間約1,500円〜2,000円高い傾向があるが、ダイキンや三菱とは同等レベル。
  • モデル別電気代シミュレーション:6畳用(約20,500円/年)から18畳用(約58,000円/年)までの目安を一覧化。
  • 根本的な節電対策:東芝独自の「節電機能」の活用法と、自動運転やフィルター掃除など、全機種共通の必須節約術。

この記事を読めば、東芝エアコンの電気代の実態が分かり、ご家庭の状況に合わせて賢く選択・運用するための具体的な知識が身につきます。

結論:東芝エアコンの電気代は「やや高め」だが「致命的な差ではない」

エアコンの電気代(省エネ性能)を比較する上で最も信頼できる指標は、「期間消費電力量(kWh)」です。これは、特定の条件下(JIS C 9612:2013に基づく)で1年間に消費する電力量の目安であり、この数値が小さいほど省エネ(=電気代が安い)と評価できます。

実際に、2024年〜2025年シーズンの主要メーカーにおけるハイエンドモデル(主に10畳用)の期間消費電力量を比較してみましょう。

メーカー(モデル) 代表機種 (10畳用) 期間消費電力量 (kWh) 年間電気代目安
東芝 (大清快 J-DRHシリーズ) RAS-J281DRH 790 kWh 約24,490円
ダイキン (うるさらX Rシリーズ) AN28YRS 755 kWh 約23,405円
三菱 (霧ヶ峰 Zシリーズ) MSZ-ZW2824 768 kWh 約23,808円
日立 (白くまくん Xシリーズ) RAS-X28R 748 kWh 約23,188円
パナソニック (エオリア LXシリーズ) CS-LX284D 728 kWh 約22,568円
※2024年10月時点で各社が公表している2024年〜2025年モデルの数値を参照。電気代目安は、公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会が定める電力料金目安単価 31円/kWh(税込)で計算。

上記の表から分かる通り、10畳モデルで比較した場合、東芝(790kWh)は最も省エネ性能が高いパナソニック(728kWh)と比べて年間約1,900円、日立(748kWh)と比べても年間約1,300円高い計算になります。これが「東芝は電気代が高い」と言われる一因かもしれません。

しかし、ダイキン(755kWh)や三菱(768kWh)と比較すると、その差は年間数百円程度であり、「致命的な差」とまでは言えません。このクラスのハイエンドモデルになると、各社とも省エネ性能は非常に高いレベルで拮抗しています。

東芝の「大清快」を選ぶユーザーは、このわずかな電気代の差よりも、「無風感空調」という独自の快適性や、レーダーによる高度なセンシング機能、プラズマ空清といった付加価値に魅力を感じているケースが多いと言えるでしょう。

章のまとめ:
東芝エアコンの電気代は、他社ハイエンド機と比較してわずかに高い傾向が見られますが、機能差を考慮すれば許容範囲内の差です。電気代だけを最優先するなら他社(パナソニック等)が有利ですが、快適性を含めて総合的に判断する必要があります。

2024-2025年版|東芝エアコン主要モデル(大清快)の電気代シミュレーション

次に、東芝エアコンの主力モデルである「大清快 J-DRHシリーズ」について、部屋の広さ(畳数)別に年間の電気代目安を見ていきましょう。

電気代の計算式は以下の通りです。ここでは、前述の比較表と同じく、電力料金目安単価を31円/kWh(税込)として計算します。

年間電気代目安(円) = 期間消費電力量(kWh) × 31円/kWh

なお、「期間消費電力量」とは、JIS(日本産業規格)に基づき、特定のモデル住宅(南向き・東京)において、冷房期間(5月23日〜10月4日)と暖房期間(11月8日〜4月16日)に特定の時間(6:00〜24:00の18時間)運転した場合の消費電力量の目安です。実際の電気代は、お住まいの地域、住宅の断熱性、設定温度、使用時間によって大きく変動します。

適用畳数 モデル名 (J-DRHシリーズ) 期間消費電力量 (kWh) 年間電気代目安 (31円/kWh)
おもに6畳用 RAS-J221DRH 630 kWh 約19,530円
おもに8畳用 RAS-J251DRH 703 kWh 約21,793円
おもに10畳用 RAS-J281DRH 790 kWh 約24,490円
おもに12畳用 RAS-J361DRH 985 kWh 約30,535円
おもに14畳用 RAS-J402DRH 1,226 kWh 約38,006円
おもに18畳用 RAS-J562DRH 1,770 kWh 約54,870円
おもに20畳用 RAS-J632DRH 2,001 kWh 約62,031円
※出典:東芝ライフスタイル株式会社 公式サイト(2024年10月時点のJ-DRHシリーズ仕様表に基づく)。数値はJIS C 9612:2013による目安です。

当然ながら、部屋が広くなるにつれて必要なパワーが大きくなるため、消費電力量と電気代は上昇します。ご自身の部屋の広さに合った適切なモデルを選ぶことが、無駄な電気代を発生させないための第一歩となります。

章のまとめ:
東芝「大清快」の電気代は、6畳用で年間約2万円、10畳用で約2.5万円、14畳用で約3.8万円が目安です。ただし、この数値はあくまでJIS規格に基づく目安であり、実際の電気代は使用環境によって大きく変動します。

東芝エアコンの電気代を抑える「大清快」の主要な節電機能

東芝エアコン「大清快」シリーズには、快適性を損なわずに消費電力を抑えるための高度な節電機能が搭載されています。カタログスペック(期間消費電力量)のわずかな差を気にするよりも、これらの機能をいかに使いこなすかが、実際の電気代節約において重要です。

1. 無風感空調(冷房・暖房)

「大清快」の最大の特徴である「無風感空調」は、風を直接体に当てずに部屋を快適な温度に保つ機能です。一見、節電とは関係ないように思えますが、風による不快感(冷えすぎ・暖めすぎ)がないため、設定温度を過度に上げ下げする必要がなくなります。結果として、エアコンが安定した省エネ運転を長く続けることができ、消費電力の無駄な変動を抑える効果が期待できます。

2. レーダーとAI制御による節電

ハイエンドモデルには高精度な「レーダー」が搭載されています。これにより、人の位置、動き、人数をリアルタイムで検知します。
この情報をAIが解析し、以下のような自動節電運転を行います。

  • 不在時節電運転:人の不在を検知すると、自動で控えめな運転に切り替わり、無駄な電力をカットします。
  • 日あたり節電:日差しの強弱を検知し、冷暖房のパワーを自動で最適化します。例えば、日差しが強く部屋が暖まっている時は冷房を弱め、日差しが陰った時はパワーを上げるといった制御を行います。

3. セルフクリーン機能(フィルター自動おそうじ)

エアコンの電気代に最も大きな影響を与える要因の一つが「フィルターの目詰まり」です。フィルターが詰まると空気の通り道が塞がれ、エアコンは余計なパワーを使って空気を吸い込もうとするため、消費電力が大幅に悪化します。

「大清快」に搭載されているフィルター自動おそうじ機能は、運転停止後に自動でフィルターのホコリを掃除し、ダストボックスに回収します。これにより、フィルターの性能が維持され、高い省エネ効率を保つことに貢献します。

章のまとめ:
東芝エアコンの電気代を抑える鍵は、「無風感空調」による快適な室温維持、「レーダー・AI」による自動節電、そして「フィルター自動おそうじ」による効率維持です。これらの機能を最大限に活用することが重要です。

日常ですぐできる!エアコン電気代の根本的な節約術5選

東芝独自の機能に加えて、どのメーカーのエアコンにも共通する「電気代の根本的な節約術」が存在します。最新機種の性能を過信するだけでなく、以下の基本的な対策を組み合わせることで、電気代はさらに抑えられます。

1. 「自動運転」を徹底する(手動の弱運転は非効率)

最も簡単で効果的な節約術は「自動運転」を選ぶことです。電気代を気にして「弱運転」を手動で設定し続ける人がいますが、これは逆効果になることが多いです。

エアコンは、室温を設定温度にするまでの「起動時」に最も多くの電力を消費します。弱運転では設定温度に達するまで時間がかかり、結果として消費電力が増大します。自動運転であれば、最初は強風で一気に設定温度まで到達させ、その後は最も効率的な(消費電力の少ない)運転モードをAIが自動で選択してくれるため、トータルの電気代は安くなります。

2. フィルター掃除(自動おそうじ機能があっても)

フィルター自動おそうじ機能は万能ではありません。油汚れやタバコのヤニなど、粘着性のある汚れは自動では取り除けない場合があります。自動おそうじ機能付きモデルであっても、半年に一度はフィルターの状態を確認し、必要に応じて取り外して水洗いすることをおすすめします。

3. 室外機の周辺環境を整備する

エアコンの効率は、室内機だけでなく「室外機」の状況にも大きく左右されます。室外機は、部屋の熱を外に捨てる(冷房時)または外の熱を取り込む(暖房時)ための重要な役割を担っています。

  • 吹き出し口を塞がない:室外機の前に物を置くと、排熱・吸熱の効率が著しく低下し、電気代が跳ね上がります。必ず周囲(特に正面と側面)のスペースを確保してください。
  • 日除け(よしず・すだれ):特に夏場、室外機本体が直射日光で高温になると、熱交換の効率が落ちます。室外機から少し離れた場所に「よしず」や「すだれ」で日陰を作ってあげるだけで、冷房効率が改善します。

4. サーキュレーターや扇風機の併用

冷たい空気は下に、暖かい空気は上に溜まる性質があります。サーキュレーターや扇風機を併用し、空気をかき混ぜることで、部屋の温度ムラを解消できます。エアコンの設定温度を1℃変えるだけで消費電力は約10%変わると言われています。空気循環を良くすることで、無駄な設定温度の変更を防ぎ、節電に繋がります。

5. 窓の断熱対策(カーテン・ブラインド)

夏場、外から入ってくる熱の約7割は「窓」からであり、冬場、室内の熱が逃げていく約5割も「窓」からです。
エアコンでどれだけ効率よく空気を冷やし(暖め)ても、窓の断熱性が低いと電気代は無駄になります。遮熱・断熱効果の高いカーテンやブラインドをしっかり閉める、または二重窓(内窓)を設置するといった対策は、エアコンの負荷を減らす上で非常に効果的です。

章のまとめ:
エアコンの電気代節約は、「自動運転」「フィルター掃除」「室外機の環境整備」「空気循環」「窓の断熱」が基本です。これらを怠ると、最新の省エネ機種でも電気代は高くなります。

これらの節電術を駆使しても電気代の高騰が止まらない場合、エアコン本体ではなく「住宅のエネルギー効率」や「電力契約」そのものに問題があるかもしれません。
契約前にご自宅の光熱費全体を中立診断
してみることをお勧めします。
※太陽光発電や蓄電池の導入が本当に得策か、客観的に判断します。

「10年前のエアコン」と「最新エアコン」の電気代比較

「今使っているエアコンが古いけど、まだ動くから」と買い替えをためらっていませんか。しかし、その判断が電気代を無駄に支払う原因になっている可能性があります。

エアコンの省エネ性能は、この10年で飛躍的に向上しています。一般財団法人 家電製品協会によれば、2011年製のエアコン(期間消費電力量 878kWh/年・10畳クラスの例)を2021年製の省エネモデル(同 768kWh/年)に買い替えた場合、年間の消費電力量を約12.5%削減できると試算されています。

また、資源エネルギー庁の「省エネポータルサイト」でも、10年前のエアコンを最新型に買い替えることで、大きな省エネ効果が期待できると示されています。

もし、ご自宅のエアコンが10年以上前のものであれば、最新の東芝エアコンや他社モデルに買い替えるだけで、機種間のわずかな性能差を気にするのが小さく思えるほど、根本的な電気代削減に繋がる可能性が高いです。エアコンの平均的な寿命も約10年〜13年とされており、故障して慌てて交換する前に、計画的に最新の省エネモデルへ切り替えることを強く推奨します。

章のまとめ:
10年以上前の古いエアコンを使い続けることは、電気代の観点から大きな損失となっている可能性が高いです。東芝製かどうかにかかわらず、最新の省エネモデルへの買い替えは、最も効果的な節電対策の一つです。

よくある質問(FAQ)

Q1. 東芝エアコンの「無風感」モードの電気代は高い?

「無風感」モードは、風を直接当てずに室温を維持する運転のため、通常の冷房・暖房運転と比較して電気代が特別高くなることはありません。

むしろ、風による不快感を防ぐことで設定温度の過度な変更がなくなり、結果として安定した省エネ運転に繋がりやすいというメリットがあります。東芝の技術説明でも、快適性を保ちつつ省エネに貢献する機能として位置づけられています。

※ただし、急速に部屋を冷やしたい(暖めたい)場合は、一度通常の風あり運転で設定温度にしてから無風感モードに切り替える方が効率的な場合があります。

Q2. エアコンの電気代計算で使う「31円/kWh」とは?

これは「電力料金目安単価」と呼ばれる値で、公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会がカタログや広告表示の基準として定めている単価です。以前は27円/kWh(税込)が長く使われていましたが、近年の電気料金高騰を反映し、2022年7月に31円/kWh(税込)に改定されました。

ただし、これはあくまで目安です。実際の電気料金単価は、ご契約の電力会社、料金プラン、使用量(段階制料金)によって異なります。ご自宅の正確な電気代を知りたい場合は、電力会社の「検針票」や「お客様ページ」でご自身の契約単価を確認してください。

出典:公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会

Q3. 暖房と冷房、電気代が高いのはどっち?

一般的に「暖房」の方が「冷房」よりも電気代が高くなります。これは、エアコンが外気温と設定温度の「差」を埋めるために働くためです。

例えば、夏場に外気温35℃を設定温度28℃にする場合、その差は「7℃」です。しかし、冬場に外気温5℃を設定温度22℃にする場合、その差は「17℃」となり、より大きなエネルギー(電力)が必要となります。そのため、冬場の暖房使用時の方が消費電力は増加する傾向にあります。

※出典:環境省「家庭でできる節電アクション」などに基づく一般的な見解です。

Q4. エアコンの「つけっぱなし」と「こまめに消す」のはどっちが得?

運転状況や環境によりますが、一つの目安として「30分程度の外出」であれば、つけっぱなしの方が得になるケースが多いとされています。

エアコンは電源を入れてから設定温度に達するまでの起動時に最も多くの電力を消費します。短時間の外出で電源をオフにすると、帰宅時に再びこの高負荷な起動運転を行う必要があり、かえって電力を消費してしまいます。日中の在宅時や30分程度の外出であれば「自動運転」でつけっぱなしにし、夜間の就寝時や1時間以上の外出時はオフにする、といった使い分けが効率的です。

※ダイキン工業などのメーカー各社も同様の検証結果を公表しています。

 

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

光熱費削減コンサルタント

中田 萌
蓄電池やリフォームに関する
ご相談やお見積もりは
完全無料です!
電話ですぐにご相談!
無料
通話
受付時間:9:00-18:00(祝日除く)
WEBからお気軽にご相談!