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【交換費用も】パワコンはいつ交換?寿命はどのくらい?

メンテナンス 2024年01月04日更新

太陽光発電システムや家庭用蓄電池に必要不可欠な機器であるパワーコンディショナー(以下パワコン)。

パワコンは、太陽光発電システムで発電した電気を、家で使用できる電気に変換するための機器です。

今回はパワコンの寿命や交換費用の目安について解説します。

パワコンが故障してしまった場合には、電気を変換することができないので、発電した電気を使用することができなくなってしまいます。

太陽光発電システムや蓄電池のパワコンの調子が悪いと感じたら、なるべく早く点検や修理、交換をしましょう。

【早めの交換を】パワコンの寿命は10年程度!

太陽光発電システムや蓄電池のパワコンの寿命は、10年から15年程度です。

対して太陽光発電システムや蓄電池の寿命は、製品によって10年から20年です。

太陽光パネルや蓄電ユニットよりもパワコンの方が早く故障してしまうと覚えておきましょう。

パワコンの交換には30万円前後必要!

パワコンの交換には、パワコンの本体費用に加えて工事費用が必要になります。

パワコンの本体費用は20万円前後で、工事費用は10万円程度です。

使用しているパワコンは、故障している部分によっては、修理して再度使うことも可能です。

パワコンの修理費用は、故障している部分によりますが、10万円前後で修理することができます。

太陽光発電ならハイブリッド蓄電池導入も!

ハイブリッド蓄電池を導入することで、蓄電池と太陽光発電システムを1台のパワコンで制御することが可能です。

導入して時間が経っている太陽光発電システムのパワコンが故障してしまった場合、ハイブリッド蓄電池の導入を検討してみましょう。

メーカーや販売店によっては、既存の太陽光発電システムに対して保証がつけられる場合もあります。

FIT制度適用中はパワコン交換で売電価格が下がる場合も

FIT制度適用中に太陽光発電システムのパワコンを交換した場合には、電力会社などに手続きが必要ないかどうかを事前に確認しておきましょう。

万が一、手続きをせず勝手にパワコンを交換した場合、売電価格が下がってしまう可能性があります。

電力会社の他にも、経産省に届出が必要になる場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。

パワコンを交換しないと電気が無駄に・・!

調子の悪いパワコンを交換せず放置してしまうと、電気ロスが大きくなり、せっかく発電した電気が無駄になってしまう可能性があります。

身近な電化製品でもそうですが、電子機器は使用年数が長くなるにつれて、性能が落ちてしまいます。

発電した電気を無駄にしないためにも、長年使っていて調子が悪いと感じるパワコンは、なるべく早く修理や交換を行いましょう。

突然パワコンが動かなくなる場合も・・

調子の悪いパワコンを放置していると、ある日突然パワコンが動かなくなってしまうケースがあります。

パワコンは購入して、すぐに設置できるわけではありません。

さらに、パワコンの在庫がない場合には発注や取り寄せをしなければいけません。

パワコンがいきなり壊れてしまった場合、新しいパワコンを設置するまで数日から数ヶ月は、発電した電気を使用することができなくなってしまいます

発電した電気を使用できないだけではなく、売電もできなくなってしまうので、パワコンの修理や交換はなるべく早めに行いましょう。

パワコン交換するメリットとデメリットは?

パワコンを交換するメリットは、故障を事前に防げることや、変換効率の上昇により電気ロスを減らすことができる点です。

対して、デメリットは費用がかかってしまうことです。

パワコン交換をするメリットは変換効率の上昇

パワコンを新しいものに交換することで、電気の変換効率がよくなり、劣化による電気ロスを抑えることができます。

太陽光発電した電気は、パワコンを通して売電されるので、電気のロスが少ないほど売電量も増えます

もちろん、自宅で使用できる電気の量も増えるので、電気ロスは少ないに越した事はありません

パワコン交換をするデメリットは費用

パワコンを交換するためには、パワコン本体費用に加えて10万円程度の工事費が必要になります。

パワコンの値段にもよりますが、パワコンを交換するのに30万円前後必要になると考えておきましょう。

【DIYは×】パワコンを自分で交換するのはNG!

近年、自分で家具などを作るDIYが流行っています。

自宅の棚や机などを自作するだけではなく、業者にお願いするような工事を自分でやってしまう人まで様々です。

パワコンは小さいので、取り付けしやすいように見えますが、パワコンを自分で取り付けてはいけません。

パワコンを取り付ける時は、自分で行うのではなく、必ず専門の業者に依頼しましょう。

①電気工事士の資格が必要!

パワコンは電気を使う機器なので、取り付け工事には電気工事士の資格が必要です。

法律で電気工事士以外は電気工事をしてはいけないと決まっているので、注意しましょう。

もし、パワコンを自分で取り付けて事故が起こってしまっても、パワコンの保証は使えません

②怪我をする危険性も

パワコンの設置には、電気工事が必要です。

電気系統の工事をするということは、感電漏電の危険がつきものです。

電気工事士など、電気工事に関する知識を持っていない人が工事をしてしまうと、思わぬ怪我や事故が起こってしまうので注意が必要です。

③保証が受けられない場合も

認定工務店の施工ではないと、設置後も保証を受けられないメーカーは多いです。

万が一、自分でパワコンを設置し、事故や故障が起きた場合には、保証を受けられる可能性は低いと思っておきましょう。

パワコンは、10年前後使用する機器です。

故障してしまった時にしっかり保証してもらうためにも、パワコンの設置は専門の業者に依頼しましょう。

【よく観察を!】パワコン交換の目安の合図は?

最後に、パワコンの交換と修理の目安となる合図について解説します。

太陽光発電や蓄電池で使用しているパワコンが、何かおかしいと感じたら、すぐに点検してもらうと安心です。

パワコンは、電気を扱う機器なので、最悪の場合発火などの危険性があります。

トラブルが起こった時のためにも、パワコンの様子は日頃からしっかり確認しておきましょう。

①いきなり止まってしまう

太陽光発電や蓄電池のパワコンがいきなり止まってしまった場合には、パワコンの交換や修理を検討しましょう。

もし、一旦止まってすぐに動き出したとしても、異常が起きた時点でどこかが故障している可能性が高いです。

パワコンがいきなり故障してしまう前に、なるべく早く点検してもらうと安心です。

②調子が悪いと感じる

いきなり止まる事はなくても、なぜか調子が悪いと感じる場合にも、点検をしてみましょう。

点検を依頼する際は、どこが調子が悪いと感じるか、具体的に伝えられるようにしておくと安心です。

また、パワコンの異常にすぐ気づけるよう、日頃からパワコンの調子を観察しておくと良いでしょう。

パワコン交換するならハイブリッド蓄電池導入を検討しよう!

今回は、パワコンの交換費用やメリットについて解説しましたがいかがでしたでしょうか。

調子が悪いパワコンは、放置してしまうと、いきなり故障してしまうリスクがあります。

パワコンの導入には、数日から数ヶ月かかってしまう場合もあるので、日頃からパワコンの調子をチェックする癖をつけておきましょう。

太陽光発電システムのパワコンを交換する必要がある場合は、蓄電池導入と同時にパワコンを交換できるハイブリッド蓄電池の導入がおすすめです。

リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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