蓄電池の訪問販売は詐欺?!悪徳業者だと判断できるポイントを紹介!
蓄電池は消費者側の知識が乏しいがゆえに、訪問販売での詐欺被害が多いといわれています。
とても高額な蓄電池で詐欺被害に遭わないため、どういうポイントに気を付けるべきなのでしょうか。
今回の記事では、蓄電池の訪問販売に来た営業マンを悪徳業者だと判断するポイント、訪問販売で実際に使われる詐欺フレーズ、実際にあったトラブル事例を紹介します。
目次
蓄電池の訪問販売で詐欺が多発?悪徳業者だと判断できるポイントは?
蓄電池の訪問販売は、悪徳業者が非常に多いといわれています。
とはいえ、消費者の気持ちにしっかり寄り添ってくれる優良企業も多く、蓄電池の訪問販売が来たからといって闇雲にすべての企業を悪徳業者と切り捨てるのはよくありません。
今回の章では、訪問販売に来た業者が悪徳業者か優良業者かを判断できる主なポイントを5つ紹介します。
悪徳業者の特徴①名刺を出さない
蓄電池の訪問販売で悪徳業者だと判断できるポイントは、名刺を出さないことです。
悪徳業者は、自分たちの利益しか考えず、消費者の気持ちに寄り添った仕事はしません。
つまり、後から具体的に会社のことだったり自分に対する情報を調べられては困るので、名刺を出すようなヘマはしません。
仮に名刺を出したとしても、消費者宅に名刺を置いていくようなことはせず、出した名刺はすぐにポケットに隠してしまいます。
すぐに名刺をしまって話が始まってしまった場合は危機意識を持ち、早急に「もう一度名刺を見せてもらえますか?」と言いましょう。
その際、名刺にきちんと企業名や固定電話の番号が記載されているかの確認をしてください。
悪徳業者の特徴②補助金に対する知識が乏しい
補助金に対する知識が乏しいのも、蓄電池の訪問販売の悪徳業者の特徴です。
正直、蓄電池の補助金制度はとても複雑です。
しかし、普通の蓄電池販売会社は補助金制度に対する知識が豊富なので、メリットとデメリットをきちんと説明してくれるでしょう。
反対に、補助金の説明がないor補助金の説明が乏しい場合、悪徳業者の可能性が非常に高いので注意が必要です。
悪徳業者の特徴③見積書などをすべて持ち帰ろうとする
蓄電池の訪問販売の悪徳業者は、見積書などをすべて持ち帰ろうとします。
理由は、名刺同様、悪い情報を残したくはないからです。
悪徳業者の見積書は嘘の記載をしているケースが多く、後から具体的に調べられたら会社がマズイことになってしまいます。
悪徳業者の特徴④いつまで経っても帰ろうとしない
蓄電池の訪問販売の悪徳業者は、いつまで経っても帰ろうとしないという特徴もあります。
蓄電池の悪徳業者は、蓄電池を1台でも多く売ることが仕事です。
したがって、訪問販売に訪れた家主が「蓄電池を購入します」と言わない限り、何かと理由を付けて帰ろうとはしません。
蓄電池の詐欺に注意!訪問販売で実際に使われる詐欺フレーズは何?
蓄電池の訪問販売は、悪徳業者が圧倒的多数という事実があります。
では、悪徳業者が実際に使っている詐欺フレーズは何なのでしょうか。
代表的なものを4つ紹介します。
お得なのは今日までです
蓄電池の訪問販売で多くの悪徳業者が使う詐欺フレーズは「お得なのは今日までです」になります。
消費者は「ただでさえ高額な蓄電池を今日中に契約することで若干安く購入できるのなら…」と蓄電池の購入を前向きに検討しますが、悪徳業者は消費者の気持ちに付け込み「お得なのは今日までです」と執拗に迫ってくるのです。
しかし、実際にはお得なのは今日までではありません。
そして、特にお得な金額ではないのです。
大幅に値引きするのでお得です
「大幅に値引きするのでお得です」も、蓄電池の悪徳業者の詐欺フレーズです。
実際、蓄電池の訪問販売は元々の見積もりが非常に高く設定されています。
したがって、大幅に値引きするといっても、値引き後の金額は蓄電池の相場前後なので特にお得にはならないのです。
太陽光発電と蓄電池はセット使いが義務化されました
「太陽光発電と蓄電池のセット使いが義務化されました」というのも、蓄電池の悪徳業者の詐欺フレーズです。
もちろん、実際に太陽光発電と蓄電池のセット使いは義務化されていません。
ただ、推奨はされています。
とはいえ、太陽光発電だけでも災害対策としては有効です。
蓄電池を設置する必要がないと考えた場合、そこまで深刻に考えなくても良いでしょう。
蓄電池を導入すれば確実に儲かります
「蓄電池を導入すれば確実に儲かります」も、蓄電池の悪徳業者の詐欺フレーズです。
実際、蓄電池を導入することで電気代が節約できたり、災害時に停電を免れる可能性があります。
太陽光発電を所有している家庭であれば、太陽光発電の余剰電力を上手く使って、エネルギーの自給自足の家を実現できるかもしれません。
しかし、これはあくまでも「できる可能性がある」だけであって、確実なものではないのです。
各家庭でどれだけの恩恵を受けられるのかも不透明なのに、何の根拠もなく「蓄電池で確実に儲かる」と言ってくるのは詐欺です。
蓄電池の訪問販売は詐欺が多い!実際にあったトラブル事例には何がある?
最後に、蓄電池の訪問販売で実際にあったトラブル事例を2つ紹介します。
元が取れると言われたのに元が取れなかった
蓄電池の訪問販売で実際にあったトラブルは、元が取れると言われたのに元が取れなかったことです。
前述の通り、蓄電池を導入することで電気代の節約が期待できたり、災害時に停電を免れる可能性があります。
しかし、あくまで可能性の話で、すべての家庭で100%の恩恵を受けられるわけではありません。
悪徳業者は、蓄電池を販売するためにメリットしか伝えません。
しかも、伝えてくるメリットは、ネットなどで見聞きした表面上のもので、各家庭に対するメリットではないのです。
だからこそ、今回のトラブルのように「元が取れると言われたのに元が取れなかった」と嘆く消費者が後を絶たないのです。
アフターフォローに一度も来ない
アフターフォローに一度も来ないのも、蓄電池の悪徳業者が原因で起こったトラブル事例です。
蓄電池は基本的に保証制度があり、アフターフォローとして定期点検などを受けられます。
しかし、悪徳業者は蓄電池を売ることが仕事なので、売った後のことは関係ないというスタンスを取ってきます。
したがって「アフターフォローに一度も来ないってどうなっているの?!」というトラブルに発展してしまうのです。
蓄電池の訪問販売は詐欺が多い!良い業者もいるので見極めが大切!
今回の記事では、蓄電池の訪問販売は悪徳業者が非常に多いことを紹介しました。
しかし、悪徳業者が多いだけであって、中には優良業者もしっかりいるので安心してください。
蓄電池の訪問販売が来て、第一章で紹介したような特徴がある場合、早急に帰ってもらえるような対応が必要です。
また、人からの提案を断るのが苦手という方は、インターホンが鳴った時点で居留守を使うか、玄関先に出てしまった場合も忙しいなどの理由を付けて営業マンに帰ってもらうことが大切です。
どんなに魅力的な話をされても、契約を即決するようなことはしないでくださいね。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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