パワーウォールは魅力的?概要やメリット・補助金の有無を紹介!
テスラ社のパワーウォールという蓄電池は、様々な魅力があるといわれています。
だからこそ、購入を前向きに検討している家庭も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、パワーウォールの概要や性能・メリット、販売価格、補助金制度の利用はできるのかについて解説します。
ぜひ参考にしてください。
目次
パワーウォールの魅力は?概要や性能・メリットを徹底紹介!
まずは、テスラ社のパワーウォールという蓄電池の概要や性能、メリットをそれぞれ紹介します。
さっそく見ていきましょう。
パワーウォールの概要
パワーウォールは、アメリカ・テキサス州に本社を構えるテスラ社が開発・販売している蓄電池です。
テスラ社と聞いて真っ先に連想するのは、電気自動車ではないでしょうか。
テスラの電気自動車といえば、時代の先駆的な存在で、とてもカッコイイ見た目が特徴的ですよね。
そして、電気自動車と同じクリーンエネルギー関連事業として、テスラ社は太陽光発電や蓄電池の開発・販売も手掛けるようになったのです。
パワーウォールの性能やメリット
パワーウォールの性能や主なメリットは、以下の通りです。
- 大容量なのに低価格
- デザイン性が高い
- 高出力を実現
- 動作温度が広範囲
- 軽量で屋内設置でも安心
それぞれ具体的に見ていきましょう。
大容量なのに低価格
パワーウォールは、大容量なのに低価格というメリットがあります。
パワーウォールの蓄電容量は13.5kWhと大容量。
13.5kWhもの蓄電容量があれば、一般的な4人家族で丸1日の停電を凌ぐことが可能です。
それでいて、100万円前後で取引されているというから驚きではないでしょうか。
デザイン性が高い
デザイン性が高いのも、パワーウォールの大きなメリットです。
パワーウォールは真っ白なデザインで、メーカーの「TESLA」の文字が大きなインパクトの高いデザイン性を実現しています。
また、壁掛け設置も可能なので、よりスタイリッシュな見た目を実現させることが可能です。
高出力を実現
パワーウォールは高出力な点もメリットの一つです。
出力というのは、停電時にどれくらいのエネルギーを使えるかを示したものになります。
パワーウォールは7kWと高出力です。
連続運転時でも5kWと高出力を実現しているので、停電中に同時に多くの家電を使用することができます。
動作温度が広範囲
パワーウォールは、動作温度が-20°C〜+50℃と広範囲な点もメリットの一つです。
多くのメーカーでは、-20℃〜+ 40℃前後が動作温度となっているので、競合他社製蓄電池を購入するよりも、夏季に安心して蓄電池を使用できるメリットがあります。
軽量で屋内設置でも安心
軽量で屋内設置でも安心というのも、パワーウォールのメリットの一つです。
パワーウォールは、蓄電容量が13.5kWhと大容量なのに114kgと超軽量になっています。
ちなみに、蓄電容量13.5kWh前後の多くの蓄電池の重量は300kg前後なので、パワーウォールがいかに軽量か分かりますよね。
軽量ということは、パワーウォールを屋内に設置しても床の耐荷重をそこまで気にする必要はないということ。
とても実用的ですよね。
パワーウォールがおすすめ!販売価格はいくら?
パワーウォールがとても魅力的な商品であることが分かりました。
では、販売価格はいくらくらいなのでしょうか。具体的に紹介します。
オープン価格だから価格はまちまち
パワーウォールはオープン価格なので、具体的な金額は不明です。
しかし、前章で紹介した通り「大容量なのに低価格」を実現している蓄電池のため、お得感があると非常に人気になっています。
ちなみに、販売価格の相場は100万円前後です。
13.5kWhと大容量な蓄電池を100万円前後で手に入れられるのは、パワーウォールのみといっても過言ではありません。
直販モデルで施工会社は限定的
パワーウォールは直販モデルといって、テスラ認定の施工会社でしか購入ができません。
しかも、テスラ認定の施工会社は日本全体を見てもごく僅かで、競合他社製蓄電池に比べて価格競争があまり激しくないという事実があります。
とはいえ、パワーウォールの販売価格の相場は平均よりも安い100万円前後なので、直販モデルという部分を特に問題視する必要はないでしょう。
パワーウォールが欲しい!補助金の利用はできるの?
蓄電池には、国や地方自治体が補助金制度を設けています。
では、パワーウォールを購入した場合、補助金制度を受けることができるのでしょうか。
補助金の対象外となってしまうケースがほとんど
結論から言うと、パワーウォールは残念ながら補助金の対象外になる可能性が高いです。
理由は、ECHONET Liteが非対応で、JET認証の適応外だからです。
ECHONET Liteは電化製品の機器間を通信できる規格のことで、蓄電池の補助金制度を受けるためにはECHONET Liteが対応している必要があります。
また、JET認証は日本独自の第三者認証制度のことで、JET認証が適応する場合にのみ補助金制度を受けられると決まっています。
パワーウォールは世界各国で販売されている蓄電池のため、日本独自のJET認証には適応されていません。
つまり、パワーウォールを購入したとしても、とてもお得な補助金制度を利用できる可能性は極めて低いといえます。
とはいえ、自治体によってはECHONET Liteが非対応でJET認証が適応外の蓄電池であっても、補助金制度を受けられる可能性はあります。
パワーウォール購入前に、お住まいの自治体の補助金制度をしっかり確認しましょう。
補助金対象外でも元を取れる可能性は十分にある!
蓄電池には補助金制度がありますが、パワーウォールでは補助金制度を受けられる可能性は極めて低いです。
ともなれば「補助金制度を受けられないのであればパワーウォールに魅力はない」と切ってしまいたくなりますよね。
しかし、パワーウォールは大容量なのに低価格を実現している蓄電池なので、補助金制度を受けられないとしても元を取れる可能性は十分にあります。
また、日本国内で年間20万台ほど販売されている蓄電池なので、補助金対象外というデメリットを上回るほどのメリットがあるということです。
補助金対象外ではありますが、パワーウォールの購入をぜひ前向きに検討してみてください。
パワーウォールは魅力が豊富!補助金対象外でも元が取れるかも!
今回の記事では、電気自動車で有名なテスラ社が販売しているパワーウォールという蓄電池を紹介しました。
パワーウォールは大容量で低価格という最大の魅力があり、とてもお買い得な蓄電池であることが分かりました。
しかし、補助金制度の対象外となる場合がほとんどというデメリットがあることは忘れてはなりません。
とはいえ、補助金制度の対象外でも変換販売台数 20万台と多く売れている商品ですし、デメリット以上にメリットが優れていることも分かりました。
ぜひ、パワーウォールの購入を前向きに検討してみてくださいね。
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この記事の監修者
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