エネカリを契約したい!主なメリットや種類&注意点には何がある?
省エネ設備は、地球環境に優しいといわれています。
さらに、電気代の節約も叶うということで、省エネ設備は昨今注目されているのです。
しかし、どの省エネ設備も基本的には割高。だからこそ、導入を前向きに検討できない家庭も多いのではないでしょうか。
そのような悩みを抱えている家庭におすすめなのが、今回の記事で紹介するエネカリです。
今回の記事では、省エネ設備をお得に導入できるエネカリについて、契約時のメリットや種類、注意点を徹底解説します。
エネカリに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
目次
エネカリが魅力的って本当?!概要や契約時のメリットを解説!
冒頭でお話しした通り、エネカリはとても魅力的なサービスです。
では、具体的にどういうサービスで、契約するとどういったメリットを実感できるのでしょうか。
今回の章では、エネカリの概要と契約した場合に得られるメリットを4つ紹介します。
エネカリについて
エネカリとは、東京電力エナジーパートナー株式会社と株式会社エプコが共同設立した、省エネ設備を無料で貸し出ししているサービスのことです。
東京電力エナジーパートナーは東京電力ホールディングスの子会社で、エプコは「質の高い住宅」つまり「快適に暮らせる家作り」をサポートしている会社になります。
エネカリは、電力会社と省エネ住宅を推奨している会社がタッグを組んだサービスということ。
エネカリを利用することで、昨今の地球温暖化や電気代高騰というデメリットを少しでも解消できる期待が持てるでしょう。
エネカリを契約した場合に得られるメリット4選!
続いて、エネカリを契約した場合に得られる主なメリットを4つ紹介します。
メリット①省エネ設備を初期費用0円で導入できる
エネカリを契約した場合に得られる最大のメリットとして、省エネ設備を初期費用0円で導入できることが挙げられます。
たとえば、代表的な省エネ設備を全額自己負担で導入しようとした場合、以下のような膨大な初期費用が必要です。
省エネ設備 | 想定される初期費用の金額 |
太陽光発電 | 100万円前後 |
蓄電池 | 150万円前後 |
エコキュート | 30~70万円前後 |
IHクッキングヒーター | 10~25万円前後 |
V2Hシステム | 100~170万円前後 |
それぞれ国や自治体が補助金制度を用意しているとはいえ、初期費用の高さに購入を躊躇ってしまう家庭が多いことでしょう。
しかし、エネカリを利用すれば、これら省エネ設備の初期費用を負担する必要はありません。
さらに、省エネ設備を導入する際の工事費用に関しても、負担の義務はありません。
省エネ設備を、気軽に家庭へ導入できるでしょう。
メリット②毎月の利用料が定額だから家計が安心
毎月の利用料が定額だから家計が安心というのも、エネカリのメリットです。
利用料は契約する機種の性能や容量によって様々ですが、公式ホームページによると、以下のような料金設定だということです。
省エネ設備 | 利用料の目安(月額) |
太陽光発電 | 設置状況で異なる |
蓄電池 | 8,900円~ |
エコキュート | 5,280円~ |
IHクッキングヒーター | 2,100円~ |
V2Hシステム | 14,300円~ |
たとえば蓄電池を10年契約した場合、最終的にかかる金額は1,068,000円です。
先ほど紹介した購入費用に比べて、圧倒的に割安であることがわかりますね。
初期費用だけ見ても、エネカリは魅力的ということです。
メリット③自然災害補償が付いているので安心
エネカリは、自然災害補償が付いているので安心というメリットもあります。
自然災害補償とは、以下のような自然災害を補償してくれる有難いサービスのことです。
- 火災
- 落雷
- 破裂
- 爆発
- 破損
- 汚損
- 盗難
- 風害
- 水害
- 車両の衝突など
地球温暖化の影響で、自然災害の脅威が増しているといわれている昨今。
だからこそ、契約中に自然災害補償を受けられるのはとても有難いことといえるでしょう。
メリット④24時間365日のサポート体制が整っているので安心
24時間365日のサポート体制が整っているので安心というのも、エネカリにあるメリットのひとつです。
エネカリから貸与できる省エネ設備は、どれも電化製品です。
したがって、ふとした拍子に不具合が発生したり、いきなり壊れてしまう可能性も考えられます。
だからこそ、24時間365日のサポート体制が整っているエネカリは安心できるでしょう。
メリット⑤日本全国で契約が可能
エネカリは、日本全国で契約が可能というメリットもあります。
エネカリは、東京電力エナジーパートナーとエプコという会社が共同設立したサービスであると紹介しました。
東京電力エナジーパートナーはその名の通り、東京電力管内をサポートする企業です。
エプコも本社が東京都墨田区ということで、東京都内を拠点としている企業です。
したがって、エネカリは東京都近郊でしか契約できないと思われている方も多いでしょう。
しかし、エネカリは日本全国で契約が可能です。
ただ、東京電力管内以外の方は、エネカリの取り扱い店を通じて契約する必要があるので、この点だけ注意してください。
エネカリの契約をしたい!種類別の特徴には何がある?徹底解説!
続いて、エネカリで契約できるプランを紹介します。
オール電化で平常時も災害時も安心を得られるプラン
エネカリでは、オール電化で平常時も災害時も安心を得られるプランがあります。
この場合、太陽光発電・蓄電池・オール電化設備を貸与してもらえるプランを契約する必要があります。
オール電化プランを契約した場合、年間で15万5千円ほどの光熱費が浮く可能性があるのだとか。
とても魅力的ではないでしょうか。
太陽光発電と蓄電池の併用で安心を得られるプラン
エネカリには、太陽光発電と蓄電池の併用で安心を得られるプランもあります。
このプランを契約すると、平常時に電力会社からの買電量を極限まで減らすことができるため、電気代の節約が期待できるでしょう。
災害時は、発電と蓄電ができるため、停電知らずの家に住める期待が持てます。
電気自動車とV2Hシステムで安心を得られるプラン
エネカリには、太陽光発電と電気自動車およびV2Hシステムの併用で安心を得られるプランもあります。
このプランでは、自動車ディーラーなどから電気自動車を購入もしくはリースなどをしておく必要があるので注意してください。
V2Hシステムとは、電気自動車の蓄電残量を家庭に送電できるシステムのことです。
つまり、電気自動車を蓄電池代わりに使えるということ。
電気自動車は蓄電池よりも大容量なので、特に災害時に大きな安心を得られることでしょう。
ただ、V2Hシステムを利用できる電気自動車には制限があるので、所有している電気自動車がV2Hシステムに対応しているのかを予め確認しておく必要があります。
エネカリの契約をしたい!契約時の主な注意点には何がある?
最後に、エネカリを契約する際の注意点を3つ紹介します。
しっかり目を通してくださいね。
注意点①途中解約にはお金がかかる
エネカリでは、途中解約にはお金がかかるという注意点があります。
基本的にエネカリでは、10年間の中長期に渡る契約をしなくてはなりません。
仮に急な転勤などで引っ越しを余儀なくされた場合、契約満了までの利用料と消費税を支払う必要があります。
契約時には、最低でも以後10年間のライフスタイルの変化に気を付けなければなりません。
注意点②太陽光発電が設置できない可能性もある
太陽光発電が設置できない可能性があるのも、エネカリと契約する際の注意点です。
とはいえ、太陽光発電の設置に関しては、太陽光発電を購入する際にも言えること。
日射量が確保できなかったり海沿いすぎる家の場合、根本的に太陽光発電の設置は不向きだといわれているからです。
エネカリはとても魅力的なサービスですが、お住まいの地域によっては太陽光発電が設置できず、エネカリとの契約ができない場合もあるので注意しましょう。
注意点③問い合わせから実際に使えるまでに2~3か月ほどかかる
エネカリと契約したいと思っても、問い合わせから実際に省エネ機器を使えるまでに2〜3か月ほどかかるのも注意点のひとつです。
省エネ設備を今すぐに使いたいと望む場合、初期費用を負担してでも購入したほうがストレスはかからないかもしれません。
エネカリは魅力的!初期費用を抑えて省エネ住宅を実現しよう!
今回の記事では、省エネ設備をレンタルできるエネカリという新しいサービスを紹介しました。
初期費用いらずで省エネ設備を家庭に導入できるエネカリ。
省エネ設備の導入を検討したい方は、ぜひ購入ではなくレンタルできるエネカリとの契約を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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