京セラのエネレッツァプラスは何がすごい？特徴やスペック・価格を徹底解説！

「せっかく高いお金をかけて蓄電池を導入するなら、なるべく長持ちするモデルが欲しい！」とお考えの方は多いのではないでしょうか？

そこで本記事では、業界トップクラスの長寿命を誇る「京セラ・エネレッツァプラス」の特徴やメリット・デメリットについて徹底解説していきます。

記事の後半では、エネレッツァプラス・全3モデルの気になる詳細スペックや価格、保証内容もご紹介していますので、興味がある方はぜひご覧ください！

京セラのエネレッツァプラスは何がすごい？「5つの特徴」を徹底解説！

京セラの新型蓄電池・エネレッツァプラスの人気を裏付ける「5つの特徴」は以下のとおりです。

• 「クレイ型リチウムイオン電池」の採用で安全性が高い
• 業界トップクラス！「20,000サイクル」の長寿命設計
• 停電時に「太陽光発電以外の電源」から充電できる
• 停電時の「200V・5,900W出力」で安心感が違う
• すべての工程が「国内製造」だから高品質

特徴①：「クレイ型リチウムイオン電池」の採用で安全性が高い

エネレッツァプラスには京セラが世界で初めて開発に成功した「半個体クレイ型リチウムイオン電池」が搭載されており、一般的な蓄電池より高い安全性が特徴です。

クレイ型蓄電池は内部のプラス極・マイナス極が完全分離しており、一般的な蓄電池に比べて、異物混入や衝撃などで発熱・発火するリスクを最小限に抑えられます。

さらに、京セラはエネレッツァプラスに「衝突試験」や「水没試験」、「炎の中に投入する試験」を実施しており、発煙や発火・破裂や爆発しないことが証明されています。

特徴②：業界No.1トップクラス！「20,000サイクル」の長寿命設計

エネレッツァプラスは独自設計により業界トップクラスの長寿命「20,000サイクル」を実現しており、たとえば1日1サイクル使用した場合「>約55年」も使い続けられます。

蓄電池の寿命を示すサイクル数とは「残量0からフル充電し、残量0まで使った回数」のことで、一般的な蓄電池は「8,000〜11,000サイクル」ほどで設計されています。

他メーカーの蓄電池より約2倍も長寿命なエネレッツァプラスは「買い替えまでの年数が長い」点も強みであり、コスパも非常に高いといえるでしょう。

特徴③：停電時に「太陽光発電以外の電源」から充電できる

エネレッツァプラスには「マルチ入力型パワーコンディショナー」が採用されており、停電時には太陽光発電だけでなく、家庭用燃料電池（エネファーム）などからも充電できます。

オプションのケーブルを使えば「車載コンセント」や「ガソリン発電機」から蓄電池を充電できるため、停電が長引いても電力不足に悩まずに済むでしょう。

エネファームは停電時に「実際の消費分」しか発電できませんが、エネレッツァプラスとの連携なら「充電しながら家電に給電」できるため、停電対策として非常に優秀です。

特徴④：停電時の「200V・5,900W出力」で安心感が違う

エネレッツァプラスは全システムが「最大200V・5,900W」の停電時出力に対応しており、停電中でもエアコンやIHクッキングヒーターなどを同時に使用できます。

他メーカー品では「小型モデルは200V出力に非対応」なケースも多いですが、エネレッツァプラスは最小の「5.5kWhシステム」から200V出力に対応しています。

「停電時にエアコンが使える・使えない」は蓄電池を選ぶ際の重要ポイント。停電対策としての性能を重視するなら、エネレッツァプラスは非常におすすめです。

特徴⑤：すべての工程が「国内製造」だから高品質

エネレッツァプラスの蓄電池ユニットは、部材の調達から組み立て・出荷までの全工程が国内で行われており、いわゆる「ハズレ製品」が少なく高品質である点も特徴です。

また、京セラはエネレッツァプラスの製造における全作業情報を収集・管理しており、、万が一不具合が起きた際には迅速に原因を特定し、修理・交換などの対応を行います。

他メーカーでは「蓄電ユニット以外は海外製造」しているケースが大半ですので、設置後の信頼性・安全性を求めるなら、エネレッツァプラスは有力な候補となるでしょう。

京セラのエネレッツァプラスのスペックや価格・保証期間をご紹介！

エネレッツァプラスは「容量5.5kWh」の蓄電ユニットを「最大3台」まで増設できるシステムを採用しており、用途や目的に合わせて自由に容量を調整できます。

以下の表で、エネレッツァプラス・全3システムの詳細スペックや価格、保証期間などを確認していきましょう。

今回ご紹介した「システム合計価格」はあくまでメーカー希望価格であり、実際の導入費用は「数割安い」ケースも多いですので、まずは気軽に見積もりを取ってみましょう。

京セラのエネレッツァプラスの「メリット・デメリット」を徹底比較！

エネレッツァプラスの独自メリットや、購入前に確認すべきデメリットは以下のとおりです。

• 15年の本体保証 +10年の自然災害補償で安心
• 通信費は京セラ負担！ネット回線不要の見守りサポート
• ニーズに合わせて蓄電ユニットを「増設」できる

メリット①：15年の本体保証 + 10年の自然災害補償で安心

エネレッツァプラスは保証が非常に手厚い点がメリットであり、15年の本体長期保証に加えて、「10年の自然災害補償」も無料で利用できます。

自然災害補償とは、台風や地震などの自然災害による損害に対して無料で修理・交換を行うサービスであり、メーカーの本体保証には含まれない内容です。

他メーカーの蓄電池には自然災害補償が付帯しないケースも多く、別途で火災保険などへの加入が必要ですので、「保険料がかからない」点は大きな強みといえますね。

メリット②：通信費は京セラ負担！ネット回線不要の見守りサポート

エネレッツァプラスには通信モデムを利用した24時間・365日の見守りサポート機能が搭載されており、ソフトウェアの更新や不具合の検知などが自動で行われます。

一般的な蓄電池は見守りサービスの利用に「Wi-Fi環境」が必須ですが、エネレッツァプラスは「LTE回線」を利用しているため、インターネット契約がなくてもサービスが利用可能です。

さらに、見守りサービスの通信量は「京セラが全額負担」してくれるサービスの徹底ぶりですので、いつまでも安心して蓄電池の利用が続けられますね。

メリット③：ニーズに合わせて蓄電ユニットを「増設」できる

エネレッツァプラスの設置後から「2年以内」であれば、後からでも「最大3台まで」自由に蓄電ユニットを増設できます。

エネレッツァプラスは1台のパワコンで3台の蓄電ユニットの管理が可能ですので、後付け設置する場合も別途でパワコンの購入費用などは発生しません。

「まずは蓄電ユニットを1台設置し、増設するか2年間ゆっくり検討する」といった自由度の高い運用法が可能な点も、エネレッツァプラスならではのメリットといえるでしょう。

デメリット：「重塩害地域」には屋外設置できない

エネレッツァプラスは「重塩害地域（海岸から500m以内）」での屋外設置に対応していないため、海沿いの地域には設置しにくいというデメリットがあります。

しかしながら、重塩害地域や豪雪地帯などには「室内に設置する」という解決方法もあるため、他メーカーの蓄電池に比べて、導入のハードルが低い点は評価できますね。

海岸から500m〜2km以内の「塩害地域」には屋外設置が可能ですので、エネレッツァプラスは「潮風にも耐えうる」耐久性の高い蓄電池といえます。

まとめ：エネレッツァプラスは業界トップクラスの長寿命！コスパ重視の方に最適

本記事でくわしく解説してきた「京セラ蓄電池・エネレッツァプラスの特徴やメリット」についての重要ポイントを、以下にもう一度まとめます。

• エネレッツァプラスは、クレイ型リチウムイオン電池を採用した高耐久・長寿命な蓄電池
• 独自のユニットセル構造により、衝撃や熱による発煙・火災などのリスクが極端に少ない
• 20,000サイクルの長寿命設計を実現し、他メーカー蓄電池に比べて約2倍長く使用できる
• 停電時は太陽光発電だけでなく、エネファームや車載コンセントから蓄電池を充電可能
• 設置後2年以内なら3台まで蓄電池を増設できるため、容量を迷っている方でも導入しやすい

京セラの独自技術が詰め込まれたエネレッツァプラスは、「20,000サイクルの長寿命」や「燃料電池の停電時充電対応」など、他メーカー品にはないメリットが多数存在します。

ライバル商品と同程度の実売価格なら「寿命が約2倍」のエネレッツァプラスの方が高コスパですので、ぜひ一度見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか？

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