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太陽光発電発電方法を徹底解説:仕組みから導入まで

太陽光発電 2025年09月07日更新

太陽光発電の基本的な発電方法

太陽光発電の仕組みとは

太陽光発電は、太陽の光エネルギーを直接電気エネルギーに変換する発電方法です。太陽光パネル内の半導体素子が光を受けることで電子が動き、直流電力を発生させる光電効果を利用しています

この発電方式は火力発電や原子力発電のように燃料を燃やしたり蒸気でタービンを回したりする必要がなく、太陽光があれば無音で発電できる点が大きな特徴です。

光電効果による電力生成メカニズム

太陽光パネルの主要部分であるシリコン系太陽電池セルでは、以下のプロセスで発電が行われます:

  1. 太陽光がシリコン結晶に当たると、シリコン原子内の電子が励起される
  2. 励起された電子がシリコンの結晶格子から飛び出し自由電子となる
  3. p型半導体とn型半導体の接合部分で電位差が生まれる
  4. この電位差により電流が流れ、直流電力が発生する

一般的な住宅用太陽光パネルでは、1枚あたり300W〜400W程度の発電能力を持ちます

太陽光発電システムの構成要素

太陽光パネル(太陽電池モジュール)

太陽光パネルは太陽光発電システムの心臓部分で、複数の太陽電池セルを組み合わせて構成されています。主な種類は以下の通りです:

単結晶シリコン系パネル

  • 発電効率:20〜22%程度
  • 特徴:高効率だが製造コストが高い
  • 適用場面:限られた屋根面積で高出力を求める場合

多結晶シリコン系パネル

  • 発電効率:16〜20%程度
  • 特徴:コストパフォーマンスに優れる
  • 適用場面:一般的な住宅用システム

薄膜系パネル

  • 発電効率:10〜13%程度
  • 特徴:軽量で曲面設置も可能
  • 適用場面:特殊な設置環境

パワーコンディショナー(PCS)

太陽光パネルで発生した直流電力を、家庭で使用できる交流電力に変換する重要な装置です。パワーコンディショナーは太陽光発電システムの発電効率を左右する重要な機器です

主な機能:

  • 直流から交流への電力変換
  • 最大電力点追従制御(MPPT制御)
  • 系統連系保護機能
  • 発電状況の監視機能

(※電力会社との系統連系を行う場合、経年劣化が早まることがあります)

接続箱・分電盤

複数の太陽光パネルからの配線をまとめ、パワーコンディショナーへ送電する役割を担います。安全装置として過电流保護や絶縁監視機能も備えています。

電力量計(売電メーター)

発電した電力のうち、家庭で消費しきれない余剰電力を電力会社に売電する際の計量を行います。住宅用太陽光発電(10kw未満)の売電価格は、1kWhあたり15円とし、設置年度や電力会社によって異なります

発電方法の特徴とメリット

環境への優位性

太陽光発電は発電時にCO2を排出しない再生可能エネルギーです。一般的な家庭用太陽光発電システム(4kw〜5kw)を20年間稼働させることで、約40〜50トンのCO2削減効果が期待できます

エネルギー自給率の向上

自宅で電力を生産することで、電力会社からの購入電力を削減できます。特に日照時間の長い地域では、年間を通じて安定した発電量を確保できます。

経済的メリット

  • 電気代の削減効果
  • 余剰電力の売電収入
  • 各種補助金制度の活用可能性

太陽光発電の設置から稼働まで

設置工事の流れ

太陽光発電システムの設置工事は、一般的な住宅用システムの場合、1~2日程度で完了します。ただし、工事前には電力会社への連系申請や各種手続きが必要で、申請から工事完了まで全体では3~6ヶ月程度の期間を要することが一般的です。

設置工事の主な工程:

  1. 屋根の構造確認と補強工事(必要に応じて)
  2. 太陽光パネルの架台設置
  3. パネル取り付けと配線工事
  4. パワーコンディショナー設置
  5. 分電盤工事と系統連系
  6. 動作確認とシステム試運転

系統連系申請手続き

電力会社との系統連系を行うためには、事前の申請と承認が必要です。系統連系は申請から承認までに要する期間は通常3ヵ月~6ヵ月程度です

申請に必要な書類:

  • 系統連系申込書
  • 太陽光発電設備の仕様書
  • 設置場所の配置図
  • 単線結線図

導入費用と経済性

設置費用の相場

太陽光パネルの設置費用の相場は、パネルの種類や設置面積、工事内容などによって大きく異なりますが、一般的には1kwあたり35万円~40万円程度が目安となります。

一般的な家庭用太陽光発電システム(4kw~5kw)を導入する場合の費用相場は140万円~200万円程度が目安です。

費用内訳:

  • 太陽光パネル:40〜50%
  • パワーコンディショナー:15〜20%
  • 架台・配線材料:10〜15%
  • 設置工事費:20〜25%

投資回収期間

太陽光発電システムの投資回収期間は、設置費用と発電による経済効果のバランスによって決まります。一般的な条件下では10〜12年程度での投資回収が見込まれます。

計算要素:

  • 年間発電量
  • 自家消費率
  • 売電価格
  • 電気代削減効果

メンテナンスと長期運用

定期メンテナンスの重要性

太陽光発電システムは比較的メンテナンスフリーの設備ですが、長期間安定した発電を維持するためには定期的な点検が必要です。

主なメンテナンス項目:

  • パネル表面の清掃
  • 配線の点検
  • パワーコンディショナーの動作確認
  • 発電量の監視

システムの寿命と保証

太陽光パネルの期待寿命は25〜30年程度とされており、多くのメーカーが20〜25年の出力保証を提供しています。パワーコンディショナーは10〜15年程度での交換が一般的です。

保証について記載する際は、基本的には無償対応となりますが、設置環境や使用状況によって例外もあります。

将来性と技術動向

発電効率の向上

太陽光発電技術は継続的に改良されており、パネルの発電効率は年々向上しています。最新の高効率パネルでは変換効率22〜23%を達成する製品も登場しています

蓄電池との連携

太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、夜間や停電時でも太陽光で発電した電力を活用できます。家庭用蓄電池の費用相場は容量1kWhあたり20万円~30万円程度で、家庭用蓄電池(4kWh~7kWh)を導入する場合の費用相場は100万円~200万円程度が目安となります。

蓄電池の標準的な設置工事費用は20万円~35万円程度で、設置環境や配線の複雑さ等により変動します。詳しくはお気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

よくある質問

太陽光発電は雨の日でも発電しますか?

雨の日でも完全に発電が停止することはありませんが、発電量は大幅に減少します。曇りの日の発電量は晴天時の10〜30%程度、雨の日は5〜10%程度まで低下します。ただし、年間を通じて見れば安定した発電量を確保できるよう設計されています。

太陽光パネルの耐久性はどの程度ですか?

太陽光パネルは風速60m/s、積雪荷重5,400Pa(雪の深さ約2.7m相当)などの厳しい環境条件に耐えうる設計となっています。適切な設置とメンテナンスを行えば、25〜30年間の長期使用が可能です。

設置後のメンテナンス費用はどの程度かかりますか?

太陽光発電システムは比較的メンテナンスフリーですが、年間1〜2万円程度の定期点検費用が目安となります。また、パワーコンディショナーは10〜15年程度で交換が必要となり、その際の費用は20〜30万円程度です。

売電収入はどの程度期待できますか?

一般的な4kwシステムの場合、年間約4,000〜5,000kWhの発電が見込まれます。このうち余剰電力を売電すると、年間3〜6万円程度の収入が期待できますが、電力使用パターンや地域の日照条件によって変動します。

太陽光発電システムの廃棄はどのように行いますか?

太陽光パネルの処分費用は1枚あたり5,000円からが相場となります。なお、太陽光発電設備の廃棄等費用の積立ては2022年7月1日から義務化されており、10kw以上の太陽光発電設備については、発電事業者が廃棄費用を事前に積み立てることが求められています。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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