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蓄電池使い方完全ガイド

蓄電池 2025年09月16日更新

蓄電池の基本的な使い方とメリット

蓄電池とは何か

家庭用蓄電池は、電力を貯蔵し必要な時に放電できる装置です。太陽光発電システムと組み合わせることで、日中に発電した電力を夜間に使用することが可能になります。

近年の電気代高騰や停電への備えとして、多くのご家庭で導入が進んでいます。最新のリチウムイオン蓄電池は、充放電サイクル数が6,000回から12,000回程度と高い耐久性を備えており、寿命は30年前後と長期間の使用が期待できます

蓄電池の主要な使用方法

蓄電池の使い方は大きく分けて以下の4つのパターンがあります:

経済性重視の使い方では、深夜の安価な電力を蓄電し、日中の電気代が高い時間帯に放電します。停電対策としての使い方では、非常時のバックアップ電源として重要な家電製品への電力供給を継続できます。

太陽光発電との連携使用により、日中の余剰電力を蓄電し夜間に使用することで電気の自給自足率を向上させられます。さらにピークカット機能を活用すれば、電力使用量の多い時間帯の負荷を軽減できます。

蓄電池の設置と初期設定

設置場所の選定ポイント

蓄電池の設置場所は性能と安全性に大きく影響します。屋外設置の場合は直射日光を避け、風通しの良い場所を選択することが重要です。

屋内設置では、十分な換気が確保できる場所で、かつメンテナンス作業がしやすい位置に設置します。蓄電池は動作時に熱を発生するため、周囲に十分なスペースを確保する必要があります。

配線と接続作業

蓄電池の配線接続は専門的な電気工事が必要です。太陽光発電システムと連携する場合、パワーコンディショナーとの適切な接続が電力変換効率を左右します(※電力会社との系統連系を行う場合、経年劣化が早まることがあります)。

標準的な設置工事費用は20万円~35万円程度となり、設置環境や配線の複雑さ等により変動します。詳しくはお気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

日常的な操作方法と設定

基本的な操作画面の使い方

現代の蓄電池には直感的に操作できるタッチパネルが搭載されています。メイン画面では現在の蓄電残量、充放電状況、消費電力量をリアルタイムで確認できます。

設定メニューからは運転モードの変更、時間帯別の充放電スケジュール設定、停電時の動作設定などが行えます。多くの機種でスマートフォンアプリによる遠隔操作にも対応しており、外出先からでも蓄電池の状況を確認できます。

運転モードの選択と最適化

蓄電池には複数の運転モードが用意されています。経済モードでは電気料金の安い深夜時間帯に充電し、料金の高い日中に放電することで電気代を削減できます。

グリーンモードは太陽光発電との連携を重視し、余剰電力の有効活用を図ります。BCP(事業継続計画)モードでは常に一定の電力を蓄えておき、停電時に備えます。

太陽光発電との連携活用法

自家消費率の向上方法

太陽光発電システムとの連携により、発電した電力をまず自宅で消費し、余った分を蓄電池に貯蔵することで自家消費率を大幅に向上させられます。

現在の住宅用太陽光発電(10kw未満)の売電価格は1kWhあたり15円となっており、設置年度や電力会社によって異なりますが、電気を購入するより売電した方が経済性が低い状況です。このため蓄電池を活用した自家消費の重要性が高まっています。

季節別の運用戦略

春夏は太陽光発電量が多いため、蓄電池の充電タイミングを日中の余剰発電時間に設定し、夜間の電力需要に備えます。

秋冬は発電量が減少するため、深夜の安価な電力も併用して蓄電池を充電し、日中の電力不足を補完します。このような季節に応じた運用により年間を通じて効率的な電力活用が可能です。

停電時の使い方と注意点

停電発生時の自動切り替え

多くの蓄電池には自動切り替え機能が搭載されており、停電を検知すると数秒以内に蓄電池からの電力供給に切り替わります。この機能により、重要な家電製品の動作を継続できます。

ただし、すべてのコンセントが使用できるわけではなく、事前に設定した特定回路のみが対象となります。冷蔵庫や照明など、優先度の高い機器を接続する回路を適切に選定することが重要です。

停電時の電力管理

停電時は限られた蓄電容量を効率的に使用する必要があります。不要な家電製品の電源を切り、必要最小限の機器のみを動作させることで、蓄電池の持続時間を延ばせます。

一般的な家庭用蓄電池(6kWh~10kWh)の場合、冷蔵庫、照明、テレビ、スマートフォンの充電程度であれば8~12時間程度の電力供給が可能です。

蓄電池の種類別特徴と選び方

容量別の選択指針

蓄電池選びでは容量が重要な要素となります。小容量の3kWh~5kWhタイプは100万円~150万円で、一人暮らしや二人世帯に適しています

中容量の6kWh~10kWhタイプは150万円~200万円程度で、一般的な4人家族におすすめです。大容量の10kWh以上は200万円~350万円程度となり、電力消費量の多いご家庭や事業所に適しています。

設置環境に応じた機種選定

屋外設置型は防水・防塵性能に優れ、設置場所の制約が少ないのが特徴です。屋内設置型は騒音が少なく、メンテナンスがしやすい利点があります

塩害地域では専用の防錆処理が施された機種を選択し、寒冷地では低温動作に対応した機種を検討する必要があります。設置環境を十分に検討した上で最適な機種を選定することが長期利用の鍵となります。

効率的な充放電スケジュールの設定

電気料金プランに応じた最適化

電力会社の料金プランに応じて充放電スケジュールを最適化することで、電気代の削減効果を最大化できます。

時間帯別料金プランでは深夜時間帯(23時~7時)の安価な電力で充電し、日中の高料金時間帯に放電します。季節別料金制度がある地域では、夏季の高料金期間により多くの放電を行うよう設定します。

AI機能を活用した自動最適化

最新の蓄電池にはAI(人工知能)機能が搭載され、過去の電力使用パターンを学習し自動的に最適な充放電スケジュールを作成します。

天気予報データと連携し、翌日の太陽光発電量を予測して充電量を調整する機能もあります。これらの先進機能により、手動設定では実現困難な細かい最適化が可能になります。

メンテナンスと長寿命化のコツ

定期点検と清掃方法

蓄電池の性能を維持するため、月1回程度の定期点検を実施します。外観の確認、異常音の有無、表示パネルのエラー表示をチェックすることが基本です。

屋外設置機では、通気口の清掃や周辺の草木の除去も重要です。基本的には専門業者による年1回の定期メンテナンスを受けることで、トラブルの早期発見と性能維持が図れます。

バッテリー劣化を防ぐ使用方法

リチウムイオン蓄電池の劣化を抑制するため、完全放電や過充電を避け、適切な充電レベルを維持することが重要です。

高温環境での使用は劣化を促進するため、設置場所の温度管理に注意します。また、長期間使用しない場合でも月1回程度は充放電を行い、バッテリーの活性化を図ります。

蓄電池導入の費用対効果

初期費用と回収期間の計算

家庭用蓄電池の費用相場は容量1kWhあたり20万円~30万円程度となります。一般的な家庭用蓄電池(4kWh~7kWh)を導入する場合、100万円~200万円程度が目安です。

電気代削減効果は月額5,000円~15,000円程度が一般的で、初期費用の回収期間は10~15年程度と見込まれます。ただし、電気料金の上昇や補助金の活用により、回収期間の短縮が期待できます。

補助金活用による負担軽減

2025年度も国や地方自治体による蓄電池導入補助金が継続されています。補助金額は設備の種類や容量により異なりますが、導入費用の10~30%程度の補助を受けられる場合があります。

申請期間や条件は自治体により異なるため、導入前に最新の補助金情報を確認することが重要です。詳しくはお気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

よくある質問

蓄電池はどのくらいの期間使用できますか?

現在の家庭用蓄電池の寿命は30年前後とされています。最新のリチウムイオン蓄電池は充放電サイクル数が6,000回から12,000回程度の性能を有しており、適切なメンテナンスを行うことで長期間の使用が可能です。ただし、使用環境や頻度により実際の寿命は変動する場合があります。

停電時にすべての家電製品が使用できますか?

停電時に使用できる家電製品は、事前に設定した特定回路に接続されているもののみとなります。蓄電池の容量にも限りがあるため、冷蔵庫や照明など必要最小限の機器を選択して接続することが一般的です。エアコンや電子レンジなど消費電力の大きな機器は使用時間が制限される場合があります。

太陽光発電がない場合でも蓄電池は活用できますか?

太陽光発電システムがなくても蓄電池の導入メリットはあります。深夜の安価な電力を蓄電し日中に使用することで電気代を削減できます。また、停電時のバックアップ電源としても機能するため、災害対策としての価値があります。ただし、太陽光発電との組み合わせに比べて経済効果は限定的になる場合があります。

蓄電池の設置工事にはどのくらいの時間がかかりますか?

蓄電池の設置工事は一般的に1~2日程度で完了します。ただし、工事前には電力会社への連系申請や各種手続きが必要で、申請から工事完了まで全体では3~6ヶ月程度の期間を要することが一般的です。設置環境や配線の複雑さにより工期が延長される場合もあります。

蓄電池の電気代削減効果はどのくらい期待できますか?

電気代削減効果は使用状況や電力料金プランにより異なりますが、一般的には月額5,000円~15,000円程度の削減が期待できます。太陽光発電システムと組み合わせることで、さらに高い削減効果が見込めます。深夜電力の活用や自家消費率の向上により、年間で6万円~18万円程度の電気代削減も可能です。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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光熱費削減コンサルタント

中田 萌
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