ファーウェイの蓄電池とは?特徴と強み、太陽光と併用する利点も!
中国・深圳市(しぇんちぇん)竜崗区(りゅうこう)地区に本社を構えている、ファーウェイ。
中国製品か…と思ってしまう方も多いと思いますが、実はファーウェイはとてもしっかりした企業で、近年は蓄電池にも力を入れています。
この記事では、ファーウェイとはどういう会社なのか、ファーウェイ製蓄電池の特徴、ファーウェイ製太陽光発電とセットで導入した場合のメリットについて解説します。
目次
ファーウェイの蓄電池!ファーウェイという会社とは?
ファーウェイの蓄電池を紹介する前に、ファーウェイとはどういう会社なのかという部分を解説していきたいと思います。
パワコン市場で世界第1位を獲得した会社
ファーウェイは、パワコン市場で世界1のシェアを誇っている会社です。
2020年4月、イギリスのWood Mackenzieという調査会社が、2019年の太陽光発電用パワコンの世界シェアを発表。
発表されたデータによると、ファーウェイ社のパワコンがグローバル出荷量トップに君臨したというのです。
ちなみにファーウェイ社のパワコンは、太陽光発電用パワコンの世界シェアランキングで、2015年から2019年の5年間トップを走っています。
2019年の出荷量だけでも28GW強と発表されており、これまでの記録をすべて合計すると、100GWを越えていることがわかっています。
出荷量100GWを越えているのは、世界のパワコンメーカーを見てもファーウェイだけ。
この記録が、どれだけスゴイものかが、お分かり頂けることでしょう。
さらに、日本国内におけるシェア率も、2位のオムロン(17%)と僅差ではあるものの、19%とトップに輝いています。
国内企業への信頼が厚いパワコン市場でこれだけの好成績を残せるのですから、ファーウェイはスゴイ会社だということがお分かり頂けるのではないでしょうか。
スマホ市場で世界第2位のシェアを獲得した会社
ファーウェイは、スマホ市場でも世界第2位の実力を持っている会社です。
Strategy Analyticsという市場調査企業によると、2020年1月~3月の世界スマホシェア率の調査結果は、以下のようになったということです。
1位 | Samsung(サムスン) | 21% |
2位 | Huawei(ファーウェイ) | 17% |
3位 | Apple(アップル) | 14% |
4位 | Xiaomi(シャオミ) | 10% |
5位 | OPPO(オッポ) | 8% |
日本国内だけで見ると、アップル社の「iPhone(アイフォン)」使用者が圧倒的に多いですが、世界全体で見るとアップル社のシェア率は3位。
ファーウェイは、知名度抜群のアップル社を抜いて2位に躍り出ているのです。それだけで、スゴイですよね。
ファーウェイの蓄電池を導入したい!特徴は?
ファーウェイの蓄電池を導入するにあたって、どういう特徴のある蓄電池なのか気になりますよね!
そこで、ここからは、ファーウェイ製の蓄電池にはどのような特徴があるのか、代表的なものを5つ紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
蓄電容量の幅が広い&3台まで拡張が可能
ファーウェイ製蓄電池は、蓄電容量が3種類あり、家庭に合わせて蓄電容量を選択することが可能です。
さらに、拡張が可能という嬉しい特徴もあります。
ファーウェイ製蓄電池で用意されている蓄電容量は、以下の通り。
- 5kWh
- 10kWh
- 15kWh
蓄電容量が5kWh刻みなのは、わかりやすくて嬉しいポイントですよね。
さらに、これらを3台まで拡張可能という嬉しいメリットも。
たとえば、家族構成が変わった、災害対策を考えて蓄電容量を増やしたくなったという場合にも安心です。
独立充放電式なので仕事を効率的にこなしてくれる
ファーウェイ製蓄電池は、独立充放電式の蓄電池なので、各々がしっかり仕事をこなしてくれるという特徴があります。
蓄電池は機械です。
したがって、たとえ同タイミングでまったく同じ機種を2台購入したとしても、その2台が常に同じパフォーマンスをしてくれる保証はありません。
たとえば、どちらか一方の蓄電池の調子が悪くなってしまった場合、独立充放電式ではない蓄電池を使用していると、状態の良い蓄電池が状態の悪い蓄電池に引っ張られてしまうというデメリットが存在しています。
要は、状態の良い蓄電池が本領発揮できず、蓄電池を保有している意味を失ってしまう恐れがあるということです。
しかし、ファーウェイ製蓄電池は独立充放電式なので、たとえ一緒に稼働している一方の機械が不具合を起こしたとしても、正常に稼働している蓄電池はそのまま正常なパフォーマンスを続けてくれます。
要は、リスク回避ができるということです。
全負荷タイプと特定負荷タイプを選ぶことができる
ファーウェイ製蓄電池は、全負荷タイプと特定負荷タイプを選択することが可能です。
全負荷タイプと特定負荷タイプの違いは、停電時にどのように電力を使うかということ。区別は以下の通りです。
- 全負荷タイプ…家庭にある全てのコンセントを使用できる
- 特定負荷タイプ…蓄電池導入時に災害時に使えるコンセントを2~4個設定しておく
もちろん、災害時に使えるコンセントが限られている分、導入費用は特定負荷タイプのほうが安くなります。
全負荷タイプの良いところは、停電になったとしても全てのコンセントが使えること。
また、200V製品(エアコンや電子レンジなど多くの電力を消費する家電)を使うことができる点もメリットとなり得るでしょう。
とはいえ、蓄電池の導入目的は各家庭で異なりますので、家庭の目的に合った蓄電池を選べるのは嬉しい特徴といえるのではないでしょうか。
自動運転モードに自動で切り替わるので停電時も安心
ファーウェイ製蓄電池は、自動運転モードに自動で切り替わってくれるので、停電時も安心という特徴があります。
ファーウェイ製蓄電池が停電を察知すると、60秒以内に自動で送電します。
60秒以内であれば、「あ、停電?!あれ、復旧した!」というレベル。特段、生活に支障が出ることはありません。
また、停電時に自動で復旧してくれるので、停電が起こったとしても慌てる必要はありません。
外出時など、自宅を開けている時に停電が起こったとしても、冷蔵庫の中身や冷暖房の心配をする必要もありません。とても便利な機能ですよね。
他社製品と比較しても破格の値段で取引されている
ファーウェイ製蓄電池は、特に国産蓄電池と比較すると驚くほどに破格の値段で取引されています。
中国製という部分で引っかかる方も多いかと思いますが、初期費用が安く済むに越したことはありません。見積りだけでも出してもらって損はないでしょう。
しかも、よく言われる「安かろう悪かろう」商品ではない点もポイント。ファーウェイ製蓄電池は、安いのに故障が少ないと話題になっています。
安価で高性能な蓄電池を販売できるのは、ファーウェイがパワコン世界シェアトップをひた走っているからかもしれません。
ファーウェイの蓄電池!太陽光発電と併用した場合の強みとは?
蓄電池を最大限利用するためには、太陽光発電との併用が欠かせません。
では、ファーウェイ製の蓄電池と太陽光発電を導入した場合、家庭ではどのような恩恵を受けられるのでしょうか。具体的に2つ紹介します。
電力の変換ロスが極めて少なく無駄が出ない
ファーウェイ太陽光発電は、電力の変換ロスが極めて少ないという特徴があります。
したがって、太陽光発電から蓄電池に電力を移行する際の無駄が少なく済むという嬉しいメリットが。
ちなみに、ファーウェイ製太陽光発電パワコンの電気変換効率は、97.8%。
日本国内で販売されている、国産の太陽光発電のパワコンの一般的な電気の変換効率は94%とされているので、ファーウェイ製品がいかに無駄を削減しているかがお分かり頂けるでしょう。
災害時にも安心した生活を送ることができる
ファーウェイの蓄電池と太陽光発電をセット導入すれば、災害時にも安心した生活を送ることが可能になります。
もちろん、これはファーウェイ製品にのみ言えることではありません。
しかし、
- 自動運転モードを自動で稼働してくれること
- 電力の変換ロスが少ないこと
上記2点からも見える通り、ファーウェイ製蓄電池を利用することで得られる恩恵は、他社製品よりも多くなります。
災害時は特に電力を大事にしたいですよね。生活にできるだけ不便を感じないよう過ごしたい方は、ファーウェイ製蓄電池の導入をぜひ検討して頂きたいです。
ファーウェイの蓄電池はメリット豊富!太陽光と併用で更なるエコを!
ファーウェイ製蓄電池について見てきましたが、他社製品にはない、多くのメリットがあることが分かりました。
ファーウェイは、冒頭で紹介した通り中国のメーカー。中国製となると、少しためらってしまう方もいるとは思いますが、パワコンで世界トップシェアを5年連続で獲得している、しっかりと歴史のある会社です。
したがって、一概に「中国製品だから」という理由で、検討することを断念してはなりません。
ファーウェイ製蓄電池をより効率的に使いたいのであれば、ぜひファーウェイ製の太陽光発電とセットで導入を検討してみてくださいね。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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