【まとめ】浴槽の種類による違いを徹底解説!選び方のポイントは?
目次
種類がありすぎて迷う?最適な浴槽の選び方を知ろう!
人気が高いお風呂のリフォーム。中でも、雰囲気をガラッと変えられる浴槽の取り換えはとりわけ検討される方も多いことでしょう。
しかし、浴槽は素材や形状の種類がたくさんあるため、最適なものを選ぶのが難しい場合もあります。
本記事では、失敗しない浴槽選びのために、素材や形状など様々な浴槽の種類について徹底解説します!
浴槽の種類別で押さえたい4つのポイント【賢い選び方】
浴槽を選ぶには大きく4つの視点が必要です。
- 設置方法
- 素材
- 形状
- 高低差と深さ
ここからは、それぞれの種類について詳しくまとめていきます!
設置方法の種類
半埋め込み型
最も一般的な設置方法である半埋め込み型は、浴槽の1/3程度の高さで床に埋め込む設置方式です。
浴槽の“またぎ“が低いため、高齢者や小さいお子さんでも、比較的転倒の心配なく利用できます。
埋め込み型
浴室の床面と、浴槽の縁が同じ高さになるように床へ埋め込む設置方式です。
浴槽が床の下に全て隠れるため、浴室の空間的な奥行きがグッと広がります。
一方で、浴槽が低い位置にあるため、汚れた水が湯舟に入ってしまいます。また、浴槽と床面の落差が大きいため、転倒の危険性が高まります。
据え置き型
浴室の床面の上に、そのまま浴槽を置く設置方式です。
浴槽をある種のオブジェのように設置できるため、デザイン性が高いです。また、床に埋め込んでいないため、リフォーム時に浴槽の交換がスムーズに行えます。
一方で、浴槽が浴室の床面よりもかなり高い位置に来るため、転倒の危険性が一定程度あります。
素材の種類
FRP(樹脂素材)
最も一般的な素材であり、低価格でありながら高い機能性を誇ります。
ご自宅の浴槽がFRPという方もかなり多いかと思います。
耐久性、保温性、軽量と非常に取り扱いが容易な素材です。また、豊富なデザインが揃っているため、イメージ通りの商品を見つけられる可能性も高いです。
難点として、汚れが付きやすいという点があるので、管理には注意する必要があります。
人工大理石
天然大理石のような風合いを持つ素材です。
汚れに強いという性質を持つため、管理が比較的容易な素材でもあります。
また、カラーバリエーションが豊富なため、欲しいと思う商品を見つけることも容易です。
ほうろう(ホーロー)
比較的高価であるものの、仕上げのガラスがもたらす滑らかな肌触りと、美しい光沢が特徴です。
また、保温性の高さや耐カビ性などから、取り扱いが容易な素材です。
注意点として、大変重い素材であるため、住宅の1階より上に設置することは難しいとされています
ステンレス
浴槽素材の中では最も安価となっています。
保温性や耐久性が高い為に取り扱いやすく、傷やサビにも強いため管理も容易な素材です。
金属特有の見た目や、肌触りが不快だと感じる方も入らっしゃると思いますが、近年では見た目や肌触りをカバーした商品も出てきています。
木製
木本来の温もりや香りを感じられる魅力的な素材です。
保温性や耐衝撃性にも優れています。
木製で浮かぶ懸念点として、値段や腐りやすさ、カビがあると思います。
しかし、利用する木材の種類次第では価格を抑えることが可能ですし、近年では腐りやすさやカビへの対策を施した製品も登場しています。
形状
ストレートライン
最も一般的なタイプであり、肩までお湯につかる全身浴に適した浴槽です。
基本的に“深め”な設計になっているため、ご高齢の方や小さいお子さんの利用には注意が必要な可能性があります。
アーチ型
縁がまるでアーチのように丸みを帯びた浴槽です。
ちょうどアーチに当たる部分が掴みやすい形状であるため、ご高齢の方や小さいお子さんでも、利用しやすい形状の浴槽となっています。
Sライン
浴槽内にS字型の段差が存在する浴槽です。
段差を使わずに全身浴をするもよし、段差を使って半身浴をするもよし、と様々な入浴スタイルを楽しむことができます。
また、段差が存在する分、ストレートラインなどに比べて節水効果が期待できます。
ワイド
名前の通り、通常の浴槽よりも広めに作られた浴槽です。
浴槽が広いため、親子で入浴を楽しむということも可能です。また、1人でも手足を伸ばしてのびのびと入浴を楽しむことができます。
中には子供を座らせることが可能である、便利なベンチ付きのタイプも存在します。
高低差と深さ
浴槽と床面の高低差
浴槽と床面の高低差は、転倒のリスクを減らすために、一般的には低い方が良いと言われています。特にご高齢の方や小さいお子さんは、浴槽をまたぐ際の転倒事故が多いですので、ご注意ください。
一方で、高低差が低すぎると、シャワーの水が入ってしまう、子供が勝手にお風呂へ入って溺れてしまうという事態も起こるため、注意が必要となります。
浴槽の深さ
浴槽は深い方がたっぷりと浸かることができます。また、災害時にもたくさんの水を貯めておくことができるため安心です。
その一方で、浴槽が深くなればなるほど、浴槽で溺れる事故も増えていくので、注意が必要です。
種類豊富な浴槽は特徴で選ぶ!快適なお風呂ライフを楽しもう
いかがでしたでしょうか?
以上のように浴槽には様々な種類が存在します。
- 設置方法
- 素材
- 形状
- 高低差
この4つのポイントをしっかり踏まえ、ご自身のライフスタイルに合った、浴槽をぜひ選んでください!
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
光熱費削減コンサルタント
中田 萌ご相談やお見積もりは
完全無料です!