トイレの節水方法は?水道代を超手軽に安くするコツ!【アレが有効】
目次
節水方法を正しく学んでトイレの水道代を安くしよう!
「水道代を節約したいけど、どこから手をつけていいか分からない…。」
そんな方は多いのではないでしょうか。
実はトイレの水道代は意外と高く、これを節約するだけで大幅に水道代が安くなります。
しかし、間違った節水方法を続けていると、逆に損をしてしまうかも…。
本記事では、トイレの正しい節水方法や注意点を分かりやすく解説していきます!
トイレの水道代はいくらくらい?節水方法の実行でどれだけ変わる?
あなたはご自宅のトイレ、節水することがどのくらい重要かご存じですか?
実はトイレの水使用量はかなり多く、なんと家全体の20%~30%を占めています。
そして一ヶ月の水道代を見てみると、二人世帯での水道使用量が約16000リットルであるので、トイレで約4000リットルの水を使っていることになります。
1リットルあたり○円、というのは地域によって変わってきますが、平均的な「1リットル=0.25円」で計算すると、二人世帯でのトイレの水道代は月に1,000円、つまり年間で12,000円ほどになります。
トイレは水を多く使っているイメージがしづらく、節水対象としてあまり考えないことが多いのではないでしょうか。
しかし、このように意外と水道代がかかっているので、実は優先的に見直すべき場所なんです!
意外とカンタン!トイレの節水方法4選のご紹介!
トイレの水道代は意外に高い、ということが十分お分かりいただけたと思います。
ここでは、簡単にできるトイレの節水方法を紹介します!
大小を使い分ける
トイレの流し方において「大」「小」のレバーをきちんと使い分けるだけでも、大幅な節水につながります。
一般的なトイレの1回に流れる水の量を比較してみると、古さやグレードによって変わりますが、
- 「大」レバー・・・8リットル~12リットル
- 「小」レバー・・・6リットル~10リットル
程になり、差があります。
よって、小レバーで良いのに大レバーを使ってしまうと、1.3倍以上の水道代がかかってしまいます。
ただし、無理に小レバーで済ませようとすると、トイレの詰まりを引き起こすことがあります。
どちらのレバーが適切か、正しく判断して使いましょう!
無駄に多く流さない
当たり前のことですが、トイレの水を無駄に流すのはやめましょう。
「二度流し」をする方もいるかもしれませんが、それだけで倍の水道代がかかってしまいます。
また、「排泄音が気になって、それを消すために水を流す」という方がいますが、水道代の観点から言うと、かなりの「無駄」をしていることになります。
現在では、音姫に代表されるような「擬音装置」や、スマートフォンの消音アプリなどが普及しています。音が気になる方はそちらを使ってみてはいかがでしょうか?
風呂の残り湯を利用する
上の2つと比較すると少し面倒ではありますが、お風呂の残り湯を使うことでトイレの節水ができます。
お風呂の残り湯を使う前に知っておきたいのが、トイレの構造です。
トイレには水をためるタンクがあり、基本的に水がいっぱいに入っています。
そして流す際にタンク内の水が一気に放出され、その後また水がタンクに供給され、満タンになります。
ここでタンクの水をお風呂の残り湯に切り替えるには、一度「止水栓」を止める必要があります。止水栓は一般的に便座の横にあります。
止水栓を止めることによってタンクに水が新たに供給されることがなくなるので、お風呂の残り湯をタンクに入れられるようになります。
他に、お風呂の残り湯の活用法としては「洗濯に使う」というのが有名です。
ですがきれいな水とは言い切れないので、洗濯に使うには抵抗があるという方も多いと思います。
トイレで流すために使う場合には、そのような抵抗があるという方はあまりいないのではないでしょうか。
少々手間はかかりますが、水道代の大幅な節約につながります。是非検討してみてください!
節水用グッズを利用する
さらに賢くトイレの節水をするには、「節水用グッズ」を使うのもおすすめです。
最近では多くの商品が発売されていますが、大きく3つのタイプに分けることができます。
それぞれの役割や効果について、解説していきます!
排水溝を早く閉じてくれるグッズ
トイレの排水溝を早く閉じてくれるグッズを使うと、水を一気に流した後に無駄な水がちょろちょろ流れるのを防止することができます。
具体的な商品としては「節水器ロスカット」「ドルフィンセーブ」などがあります。
節水器ロスカットは約3,000円で、30%ほどの節水が期待できます。ドルフィンセーブは約6,000円で、15%~40%の節水が可能です。
初期投資としてお金はかかりますが、1年ほど使えばすぐに元が取れるのでかなりおすすめです!
ただし、これから紹介する他のタイプのグッズにも言えることですが、取り付け可能なトイレの型が決まっているので、家のトイレと合うかについては絶対に確認してください!
レバーで水量を調整できるグッズ
レバーで水量を調整できるグッズを使うと、「レバーを回しているときだけ」水が流れるようになるので、流れすぎを防止することができます。
皆さんも「トイレの水ってこんなに長く流れる必要ないのでは…。」と思ったことはありませんか。
実際にこのようなグッズを使うことで、40%ほど節水ができると言われています。
「節水リング」という、トイレタンク内の鎖につけるだけのものが最も手軽でおすすめです。
価格も500円ほどで買えるので、とりあえずお試しに使ってみるのがいいかもしれません!
タンク内の水量を調節するグッズ
最後に、タンク内の水量を調節する「ボールタップ」というグッズも有効です。
上にも書きましたが、流す際にはトイレタンク内の水が一気に放出されます。そのため、タンク内にある水の量をあらかじめ少なくしておくことで、節水することができるのです。
およそ3,000円かかりますが、40%の節水が可能になります。
また、タンクへの水の供給音がうるさい、と悩んでいる方にもこの商品は効果的です。供給量を減らすことで、うるさい音が軽減されます。
節水ロスカットや節水リングほど取り付けが楽ではない、というデメリットがありますが、特別大変ということもないので、ぜひ購入して使ってみてください!
これで解決?節水トイレへの買い替え【根本的な節水方法】
上に挙げた節水方法以外に、思い切って「節水トイレ」に買い替えるのもおすすめです。
トイレは比較的長く使えるものなので、中には数十年同じトイレを使っている、という方もいると思います。
水の使用量が大4リットル、小3リットルほどの製品も出ており、節水トイレにするだけで水道代の大幅な節約になります。
さらに、節水トイレは形がコンパクトになっているので、手入れがしやすいというメリットもあります。
ただし費用はそれなりにかかります。グレードにもよりますが、およそ10万円~40万円かかると想定しておきましょう。
ですが長期的に見て、水道代の節約、トイレ掃除の楽さ、環境貢献など、メリットが沢山あるので、この機会に買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
間違ったトイレの節水方法に注意【〇〇をしていたらNGです】
間違ったトイレの節水方法を続けていると、衛生的な問題やトイレの故障につながることがあります。
水道代を減らすために節水したのに、修理代がかかって結局損してしまったら、元も子もないですよね。
ここでは、注意すべき間違った節水方法について解説します。
無理をして節水する
無理をしてまでトイレの節水を目指すのはやめましょう。
具体的には「トイレを我慢して使用する回数を減らす」「1回の使用では流さず、数回分まとめて流す」などです。
トイレを我慢すると老廃物を体外に排出できなくなり、膀胱炎などの健康被害につながってしまいます。最悪の場合手術をしなければならなくなり、莫大な治療費がかかります。
また、数回分まとめて流すのは節水という面では効果的なものの、衛生面で見ると絶対に良くありません。雑菌が繁殖し、人体に影響を及ぼすこともあります。
トイレの節水はリスクを冒してまでやることではありません!自身の「無理のない範囲で」節水をするように心がけましょう!
タンクに物を入れる
タンクに何か物を入れておくと、確かに一度に流れる水の量を少なくすることができます。皆さんも「ペットボトルをタンクに入れると良い」と聞いたことがあるかもしれません。
しかし、物を入れることによってタンク内で接触があるため、故障が起こりやすくなってしまいます。
タンク内の部品が破損して流れなくなったり、逆に止まらなくなったりする危険があるので、絶対にやめましょう。
こちらもかなり高い修理代がかかってしまい、結果的に損することになります。
タンクに供給される水の量を減らしたい場合は、物を入れるのではなく、上に紹介したボールタップを使うようにしてくださいね。
節水用グッズを使いすぎる
節水用グッズは確かに有効ですが、使いすぎると最低限必要な量の水が流れなくなってしまいます。
節水用グッズを3タイプ紹介しましたが、全てを使うことのないようにしましょう。
また、節水トイレの場合には基本的にこのようなグッズを使う必要はありません。
「節水は大事だけど、必要以上に制限してはいけない」ということを頭に入れておきたいですね。
【まとめ】節水方法を正しく実行!快適なトイレで賢く節約しよう!
以上、トイレの節水方法について解説してきました!
大事なのは「間違った節水方法に注意すること」「長期的な視点で見ること」です。
正しい知識を持って、トイレの水道代を節約していきましょう!
リノベステーションではシャープや田淵電機を始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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