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太陽光発電は何キロのせるのがおすすめ?消費電力も紹介!

太陽光発電 2024年01月04日更新

「省エネ」や「再生エネルギー」という言葉が注目を集めている、この時代。
自宅でできる省エネとして、注目を集めているのが「太陽光発電システム」です。

太陽光発電システムの導入時に「何キロ(どのくらい)のせたほうがいい?」と、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は太陽光パネルは何キロのせるのがよいのか、平均的な電気消費量などを紹介します。

地域別の電気使用量も紹介していますので、お手元に電気料金明細などをお持ちなり、確認してみてください。

みんな太陽光発電は何キロくらいのせてる?

太陽光パネルは全国平均で「4.5kWh」だと言われています。

屋根の大きさや強度のよって異なりますが、5kWh前後が平均的だと覚えておけば、間違いなさそうです。
太陽光発電に重点を置いている住宅メーカーでは、10kWh乗せることもあります。

リフォームで太陽光発電システムを導入する場合には、屋根の広さによって載せることのできるパネルの量が決まってしまいます。
また、太陽光パネルが設置できる屋根は「日陰にならなない」などの条件を満たしていなければいけません。

屋根が広いからと言って、たくさん太陽光パネルを載せられるわけではないので、注意しましょう。

【地域別】太陽光発電何キロなら自家消費できる?

次に、地域別の消費電力を紹介します。
主要な12都道府県の情報を掲載しますので、お住いから近いところの情報を参考にしてみてください。

しかし、あくまで平均なので家族人数や電気の使い方によっては、かなりの誤差が生じる場合あります。
自宅の電気使用量が多いのか少ないのかを確認するために、電気料金明細などと見比べてみることをおすすめします。

全国の消費電力平均は4,817.733kWh!

まず、全都道府県の2018年から2020年までの消費電力の平均は「4,817kWh」です。(少数点以下は切り捨て)

全国平均の年間電気料金は129,043円で、月額に直すと電気使用量は401kWh、電気代は10,753円になります。
ちなみに、一番電気使用量が多いのは福井市で、消費電力は年間7,449kWh電気代は年間173,260円です。

参照:https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html

(統計局Excelデータ)

地域別に消費電力を紹介!電気料金明細の確認を

次に、地域別の消費電力と電気料金の平均を紹介します。

表と見比べて、電気料金明細などを確認してみましょう。

(小数点以下は切り捨てにしています)

都道府県名

電気使用量平均(年・月)

電気料金平均(年・月)

札幌市(北海道)

4,508kWh・375kWh

136,810円・11,400円

仙台(宮城県)

4,790kWh・399kWh

134,205円・11,183円

新潟市(新潟県)

4,911kWh・409kWh

142,052円・11,837円

東京区部(東京都)

4,252kWh・354kWh

121,831円・10,152円

さいたま市(埼玉県)

4,556kWh・379kWh

127,870円・10,655円

甲府市(山梨県)

4,762kWh・396kWh

126341円・10,528円

 

都道府県名

電気使用量平均(年・月)

電気料金平均(年・月)

名古屋市(愛知県)

4,488kWh・374kWh

119,311円・9,942円

大阪市(大阪府)

4,621kWh・385kWh

127,115円・10,592円

高松市(香川県)

5,454kWh・454kWh

145,393円・12,116円

広島市(広島県)

5,033kWh・419kWh

132,285円・11,023円

鹿児島市(鹿児島県)

4,862kWh・405kWh

121,339円・10,111円

那覇市(沖縄県)

3,983kWh・331kWh

115,512円・9,626円

全国主要地域の電気使用量と電気料金の平均を表にまとめましたがいかがでしょうか。

平均値をみると分かる通り、電気使用量や電気料金には、ばらつきがあります。

地域以外でも、世帯人数や生活スタイルなどで電気使用量は大幅に変わりますので、まずは自宅の電気使用量を確認することが大切です。

参照:https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html

(統計局Excelデータ)

3・4・5kWの太陽光パネルをのせると発電量はどのくらい?

次に、太陽光パネルを3.4.5kW分自宅に導入したときの、年間発電量を見ていきましょう。

発電量は、日の当たり具合や季節、パネルの種類によってばらつきがあるので、発電量は目安と考えましょう。

3kwの発電量は年間3,000kwhから3,600kWh

4kwの発電量は年間4,000kWhから4,800kWh

5kwの発電量は年間5,000kWhから6,000kWh

最終的に電気の自給自足を目指したい人や、長期停電に備えたい人は、自宅で使用している電気使用量を賄えるくらいの太陽光パネルをのせる必要があります。

【メリット・デメリット】太陽光発電は多めにのせたほうがいい?

「大は小を兼ねる」という言葉がある通り、太陽光パネルも多めに載せていいたほうが、安心感は大きいです。
多めに載せることによって、長期的な停電対策だけではなく、電気の自給自足も可能になります。

しかし、太陽光パネルを多めに載せることによって気になるのが「価格」ではないでしょうか。
太陽光パネルを多めにのせるのか、必要最低限にするのかは、予算と相談しながら決めることがおすすめです。

太陽光発電を多めにのせた時のメリットは「発電量」

太陽光パネルを多めにのせると、おのずと多くなるのが「発電量」。
発電量が多くなることによって、1日の電気使用量を賄えるだけではなく、売電量も多くなります。

多めにのせておけば、将来家族の人数が増えても安心ですし、停電対策としても心強いのではないでしょうか。

また、太陽光パネルの発電量は劣化によって少なくなってしまいます。
10年、20年後も、それなりの発電量をキープしておきたいのであれば、太陽光パネルを多めにのせておく方が安心です。

太陽光発電を多めにのせた時のデメリットは「価格」

太陽光パネルは、1kW当たり20万円前後の金額がかかります。

太陽光パネルを導入する時には、パネルの費用以外にも工事費やパネル以外の設備費、場合によっては屋根の補強費用が必要になります。

さらに、蓄電池も同時に導入する場合には、家庭用蓄電池の導入費用も別途必要になり、決して安いとは言えない金額が必要になります。

太陽光発電システムの導入を検討する時には、太陽光パネルの値段だけではなく、その他の費用も考慮して予算を決めることが大切です。
また、太陽光発電システムを導入して「安心」を得られたとしても、ローンが負担になってしまっては、元も子もありません。

太陽光発電システムを導入する際には、補助金等を上手く利用し、無理のない範囲で導入しましょう。

太陽光発電の容量に合わせた蓄電池の選び方を紹介!

最後に、太陽光発電システムと蓄電池を併用する時の「蓄電池の選び方」を解説します。

蓄電池にも、容量・機能・外観など、様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。
蓄電池の購入前に、蓄電池の選び方を知り、それぞれの家庭に合った蓄電池導入しましょう。

自家消費するなら大容量の蓄電池を!

太陽光発電システムで発電した電気をなるべく自家消費したいと考えている方には、容量が大きい蓄電池がおすすめです。

容量が大きい蓄電池を選ぶことで、発電した電気を効率的に使用することができ、大幅な光熱費の節約に繋がります。
しかし、大容量の蓄電池は価格が高い傾向にありますので、予算管理をしっかり行わなければいけません。
大容量の蓄電池を導入する時には、予算を大幅にオーバーしないよう注意しましょう。

売電目的ならダブル発電対応の蓄電池を!

「とにかく売電収入を得たいという方は、ダブル発電対応の蓄電池を選びましょう。
ダブル発電とは、押上効果が期待できる蓄電池の機能で、太陽光発電システム発電した電気を最大限売電できるよう手助けしてくれます。

電気使用量が少ない家庭や、昼間家に誰もいない家庭におすすめの運用方法です。

売電量の大幅アップが見込める!ダブル発電?押上効果とは?

押上効果とは、ダブル発電を利用して売電量を増やすことができる効果です。

具体的な蓄電池の使い方としては、夜間の安い電気を蓄電池に貯め、太陽光パネルで発電している時に蓄電池内の電気を使用します。
発電した電気を使用せず、貯めた電気を使用して「押し上げて」売電量を増やすので、押上効果と呼ばれます。

しかし、ダブル発電を行っても、必ず利益が出るわけではないことに加え、ダブル発電が可能な蓄電池でなければ、売電量を増やすことができないので注意しましょう。

長期間使用したいなら大容量・長期保証の蓄電池を!

「長期で安心して蓄電池を使用したいという方は、大容量・長期保証の蓄電池を選びましょう。

蓄電池のメーカー保証の多くは10年ですが、メーカーによって15年保証が無償でついている場合あります。

蓄電池を長く使用していて「いざ停電が起きた時に蓄電池が故障していた」という事態を避けるためにも、長期保証がついていると安心です。
メーカーや商品によっては、15年保証を有償で追加できる場合もあるので、保証を重視する場合には、しっかりとチェックしましょう。

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太陽光パネルを何キロのせる場合でも蓄電池と併用がおすすめ!

今回は、「太陽光パネルは、何キロのせるのがいいのか」ということについて解説しましたがいかがでしたでしょうか。

1日の電気使用量や、停電したときに必要な電力は家庭によって異なります。
自分の家庭では1日どのくらいの電気が必要なのか」、「停電したときに使用したい家電は何かを、把握しておくことが大切です。

また、太陽光パネルを何キロのせる場合でも、蓄電池と併用することによって効率的に電気を使用できます。
今年度は、多くの市町村から補助金が出るので、補助金を上手く利用してお得に太陽光パネルや蓄電池を導入しましょう。

リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。

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もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!

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手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

IHやエコキュートのお取り扱いもございます。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

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中田 萌
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