エコキュート選びで失敗しない3つのコツ!買い替え時期の目安も解説
夜間のお得な電力で効率よくお湯を貯めておけるエコキュートは、導入すれば経済的なメリットが大きい給湯設備です。
一方で、高機能なフルオートタイプの機種は100万円を超える場合も多いため、「購入して失敗した…」と後悔したくないですよね。
そこで本記事は、エコキュートを選ぶ際に失敗しない3つのコツや、人気5メーカーのそれぞれの特徴、買い替え時期の目安や交換時のポイントについて詳しく解説していきます!
記事を読めばあなたの家庭にぴったりのエコキュートが選べるようになりますので、導入を検討している方はぜひ最後までお付き合いください。
目次
【購入前に確認】エコキュートの選び方・失敗しない3つのコツとは?
エコキュート選びの3つのポイントは「適切なタンク容量」「便利機能」「水圧の強さ」にあります。
ひとつひとつ以下に詳しく解説していきます。
①タンク容量は余裕を持って選ぶ
エコキュートのタンク容量選びに迷ったら、「目安の人数より少し大きめ」のモデルを選びましょう。
ぴったりのサイズを選んでしまうと、急な来客や家族が増えたときに足りなくなってしまいます。
一般的な容量の目安は「2〜4人で300L」「3〜5人で370L」「4〜6人で460L」ですので、「足りないかな?」と迷った場合はワンサイズ大きい容量を選べば後悔する可能性を減らせます。
②使いたい機能で選ぶ
「センサー自動加温」「自動配管洗浄」「マイクロバブル入浴」など、使いたい機能が付いたエコキュートを選ぶことも重要なポイントです。
メーカーごとに便利機能の特色は大きく違いますので、購入を決める前には各メーカーのカタログを詳しくチェックしておけば、購入後に「やっぱりあっちが良かった」と後悔せずに済みます。
反対に、「機能はシンプルでいいからとにかく安く買いたい!」という方には、20〜30万円ほどで手に入る給湯機能のみのモデルもおすすめです。
③水圧の強さで選ぶ
購入時に見落としがちであり、失敗しやすいポイントは「エコキュートの水圧の強さ」です。
水圧が弱いモデルを選んだ場合、以下のようなトラブルの原因になります。
- 洗い物とシャワーの時間が重なるとお湯の出が弱くなる
- 2階や3階でシャワーを使うときに水圧が足りない
家族がお湯を使う時間が重なることが多いなら、水圧の強さを売りにしているモデルを選びましょう。
エコキュートのメーカーごとの特徴や強みを徹底解説!
続いて、国内で大きなシェアを持つ人気5メーカーのそれぞれの特徴や強みを解説していきます。
パナソニック【ベテラン企業の安心感】
国内トップの販売台数を誇るパナソニックは、豊富な実績に裏打ちされた信頼性の高さが特徴です。
厳しい耐久テストを実施していることでも有名であり、耐久性の高さやアフターサービスの満足度も申し分ありません。
人感センサーが自動で加温・保温を選択してくれる「エコナビ」や、残り湯の熱エネルギーを再利用する「ぬくもりチャージ」など、省エネ機能が優れている点も魅力的なメーカーです。
三菱【自動おそうじ機能が嬉しい】
パナソニックに次ぐ国内2位の販売実績を持つ三菱は、豊富な自動洗浄機能とタンクの保温性の高さが特徴です。
風呂の栓を抜くだけでバブルの泡が配管洗浄する「バブルおそうじ」や、深紫外線で雑菌を除去する「キラリユキープ」など、毎日清潔に入浴するための機能が特化しています。
給湯タンクの保温効率は業界トップクラスの高さですので、深夜に温めておいたお湯をムダなく活用できます。
日立【井戸水・硬水も使える】
日立のエコキュートは、井戸水や硬水でも使える独自のタフな構造と、水圧の強さに定評があります。
他メーカーの約1.6倍の給湯スピードを売りにしており、2か所でお湯を使うことが多い家庭でもパワー不足に悩まされる心配はないでしょう。
機器本体やポンプの保証期間も5年と長いため(他社は2〜3年)、長期間に渡って安心して使えることも日立ならではの魅力です。
コロナ【選べるデザインが人気】
コロナのエコキュートは、家の外観を邪魔しないデザイン性の高さと、安心の入浴サポート機能が特徴です。
狭いスペースにも設置できる薄型・スタイリッシュな「デザインエコ」シリーズは、従来の無骨なエコキュートに抵抗があるユーザーに好評価を得ています。
台所リモコンから追いだきを一時停止する機能や、浴室とハンズフリー通話できる機能など、子どもやお年寄りが安全に入浴するための機能も充実しています。
東芝【イオンの力で毎日清潔】
東芝のエコキュートは、業界で唯一の「銀イオン」を使った洗浄機能が特徴的です。
イオンの力で最大99%の雑菌を除去できるため、交代で入浴するときも最後まで清潔ですし、残り湯を洗濯に使う場合も安心できます。
白色と黒色の浴室リモコンから選べることもユニークであり、浴室の内装デザインにこだわりたい方にもおすすめです。
エコキュートの買い替え時期や交換のポイントは?
最後に、エコキュートの買い替え時期を見分けるポイントや、交換するときの注意点について解説していきます。
【10年が目安】エコキュートの買い替え時期を判断するコツ
設置環境や使用状況にも左右されますが、一般的なエコキュートの寿命は以下のとおりです。
- ヒートポンプユニット/本体…5〜10年
- 貯湯タンク…10〜15年
ヒートポンプは修理費用が高額になるケースが多いので、故障していなくても10年経過したら買い替えを検討しておきましょう。
また、使用期間に関わらず下記のような不具合が起こった場合は、故障している可能性があります。
- リモコンや表示パネルにエラーコードが出る
- 購入時には無かった異音がする
- お湯が温まるまでの時間が長くなった
- シャワーの湯温が安定しないことがある
- 設定温度より湯温が低く感じる
ひとつでも当てはまる症状が見られるときはメーカーに点検・修理を依頼しましょう。
今後も不具合が続く可能性はゼロでは無いため、次のエコキュートの目星を付けておけば、突然壊れてしまったときも慌てずに済みます。
エコキュートを交換する際に気をつけたいポイントは?
新しいエコキュートに交換・買い替えする際には、予期せぬ費用を請求されないように注意しましょう。
たとえば、「給湯専用」から「フルオート」などタイプの違うエコキュートに交換するときは、別途で配管工事費用がかかる可能性があります。
また、販売店によっては古いエコキュートの撤去費用が販売代金に含まれていない場合もあるため、契約書をよく見ておかないと後でびっくりすることも考えられます。
以前と違うメーカーのモデルに買い換える際は追加工事が発生する可能性が高まりますので、購入前に販売店や工事業者にしっかりと確認しておきましょう。
【まとめ】エコキュート選びで失敗しないためのポイントを押さえよう
エコキュートを選ぶ際に失敗しない3つのコツを、もう一度以下におさらいしていきます。
- ①来客時も想定して、少し余裕のあるタンク容量を選ぶ
- ②自動洗浄やマイクロバブル入浴など、使いたい機能が搭載されているか確認
- ③入浴と洗い物の時間が一緒になる家庭では、水圧の強さもチェックするべき
丁寧にお手入れすれば長持ちするエコキュートですが、一般的な買い替え時期は10〜15年が目安と言われています。
故障してしまってから慌てて新しいモデルを探そうと思っても、なかなかすぐには見つけられないものです。
「うちはまだ大丈夫」と楽観視せずに、交換時期を迎えた方はあらかじめ次のエコキュートを検討してみてはいかがでしょうか?
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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