EVの充電できる場所や設置数を徹底解説！”急速”と”普通”の違いは？

この記事では、EV（電気自動車）の充電できる場所や、急速充電と普通充電の違いについて解説します。

近年、脱炭素化への動きによって、注目を集めている「電気自動車」。

補助金でお得に購入することが出来るので、導入を考えている人も多いのではないでしょうか。

しかし、EVの導入で心配になるのが、外出先での充電。

現在、EVの充電場所は続々と増えていますが、ガソリンスタンドのように、決まった場所に設置してあるわけではありません。

EVが充電できる場所は全国で19,331箇所！

日本のEV充電スタンドを検索することが出来る「GoGoEV」によると、全国のEV充電スタンドは19.331箇所です。

対して、ガソリンスタンドの数は、令和2年時点で29.005箇所です。（資源エネルギー省調べ）

EV充電スタンドは、ガソリンスタンドに比べてまだまだ少ないことが分かります。

GoGoEV：https://ev.gogo.gs/info/

資源エネルギー省：https://www.enecho.meti.go.jp/category/resources_and_fuel/distribution/hinnkakuhou/210730a.html

電気自動車を購入する時にはEV充電が可能な場所を知っておくと安心！

電気自動車を購入する上で、自宅周辺や、よく行く場所のEV充電スタンドをあらかじめ知っておくと便利です。

また、どのような場所にEV充電スタンドがあるのかを知っておくことで、電気自動車の充電切れを防ぐことが出来ます。

①　コンビニ・商業施設

コンビニやスーパー、デパートなどの商業施設の駐車場に、EV充電スタンドが設置されているのを見かける人も多いのではないでしょうか。

商業施設にEV充電スタンドがあれば、買い物中に電気自動車を充電することが出来ます。

②　道の駅

地元野菜などが売っている道の駅にも、EV充電スタンドが多く設置されています。

地元特有のお土産や、野菜などが多く売っているので、道の駅によく立ち寄る人も多いのではないでしょうか。

道の駅にEV充電スタンドがあれば、充電中に買い物をすることが出来ます。

特に、旅行に行った時などに多く利用することが出来そうです。

③　カーディーラー

日産やトヨタなどのカーディーラーにも、EV充電スタンドが設置されていることが多いです。

メーカーによっては、EV充電の定額サービスを行っていることもあるので、契約しているカーディーラーであれば、立ち寄りやすいのではないでしょうか。

また、カーディーラーで電気自動車の充電を行えば、カフェのように休憩することも可能です。

④　SA・PA

電気自動車ユーザーが旅行先で多くお世話になるのが、サービスエリアやパーキングエリアのEV充電スタンドです。

商業施設などと同じように、買い物や休憩がてらEV充電することが可能です。

近年、サービスエリアも観光地のように楽しめる場所も多く、サービスエリアを目的に出かける人も多いです。

サービスエリアやパーキングエリアに、EV充電スタンドが設置されていることで、安心して高速道路を走行することが出来ます。

⑤　宿泊施設

ホテルや旅館などの宿泊施設などでも、EV充電スタンドが設置されていることがあります。

ホテルや旅館で電気自動車を充電することが出来れば、次の日の走行も安心です。

電気自動車で旅行に行く場合、EV充電スタンドが設置してある宿泊施設を探すと良いでしょう。

EVの急速充電と普通充電の違いは「充電時間」！

様々な場所に導入されているEV充電スタンドですが、「急速充電」と「普通充電」の2種類の充電方法があることをご存じでしょうか。

その名の通り、急速充電は普通充電に比べて充電時間が速いことが特徴です。

全国13,700箇所！屋外駐車場や自宅に導入できる普通充電設備

全国13.700箇所に設置されている普通充電のEVスタンドは、商業施設や宿泊施設などに多く導入されています。

また、自宅に導入することが出来るEVスタンドも、普通充電が多いことが特徴です。

買い物や観光をしながらEV充電ができる場所には、普通充電のEVスタンドが導入されていることが多いです。

ロードサービスのＪＡＦのホームページによると、普通充電では航続距離80kmの充電時間は4時間から8時間です。

参照：https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-construction/subcategory-eco-car/faq045

全国7,925箇所！急速充電器はディーラーやSAへの導入が進められている

対して、急速充電が可能なEV充電スタンドは、カーディーラーやサービスエリアに多く導入されています。

なるべく早く電気自動車の充電を済ませたい場合、カーディーラーなどに立ち寄った方がよさそうです。

しかし、急速充電は普通充電に比べて割高なので、急速充電のEV電気スタンドの使い過ぎには注意が必要です。

急速充電の航続距離80kmの充電時間は、約15分です。

急速充電は、普通充電に比べて、とても早く充電することが出来ます、

参照：https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-construction/subcategory-eco-car/faq045

【日産定額プラン】EV充電にかかる料金は？急速と普通で違いはある？

最後に、eMP充電スポットを定額で利用することが出来る日産の定額プランを紹介します。

EV充電スタンドの利用料金は、普通充電と急速充電では急速充電の方が割高です。

久徳充電をよく利用したい方は、定額サービスに加入しておくと安心でしょう。

「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3」は、誰でも加入できることが特徴で、月額料金によって定額で急速充電のEV充電できる回数が異なります。

普段からよく電気自動車に乗る人から、たまにしか乗らない人までお得にEV充電スタンドを利用することが可能です。

※定額の急速充電は、翌月繰り越しが可能。

※プレミアム10、20、40の急速充電の料金は、定額回数を使い切った後の料金です。

都度支払いが可能！シンプルプラン

電気自動車に余り乗ることがなく、主に自宅で充電する人にオススメなのがシンプルプランです。

月額550円で急速充電が10分550円、普通充電が1分1.65円で利用することが可能です。

月10回まで定額充電！プレミアム10

月額2.750円（3年契約の場合）からの料金で急速充電を月10回まで無料で利用できるのが「プレミアム10」です。

使わなかった無料回数分は、翌月に繰り越すことができます。

無料分を使い切ってしまった後の、急速充電利用料金は10分で385円です。

しかし、普通充電は0円で充電し放題なので、時間に余裕のある時には普通充電を利用するのが賢いと言えるでしょう。

月20階まで定額充電！プレミアム20

通勤などでよく電気自動車を使用する人にオススメなのが「プレミアム20」です。

月額料金4.950円（3年契約の場合）から利用することが可能で、月20回まで追加料金なしで急速EV充電を利用することができます。

プレミアム10と同様に普通充電は0円、余った急速充電回数は翌月に繰り越すことが可能です。

急速EV充電回数を使い切ってしまった際の、急速充電料金は10分330円です。

よく出かける人におすすめ！プレミアム40

電気自動車をよく使い、旅行などにも出かけたい人にオススメなのが「プレミアム40」です。

月額料金9.350円（3年契約の場合）から利用することができ、月40回までは定額で急速充電を利用することができます。

普通充電は無料、余った急速充電回数は翌月に繰り越すことが可能です。

急速EV充電回数を使い切ってしまった際の、急速充電料金は10分275円です。

EV自動車を購入する前に充電場所の確認をしておくと安心！

今回は、EV自動車を充電することが出来る場所や、急速充電や普通充電の違いについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

EV充電スタンドが設置してある場所は、ガソリンスタンドに比べるとまだ少ないのが現状です。

しかし、EV充電スタンドは普通充電、急速充電共に、導入する企業などがどんどん増えています。

この先も、電気自動車が広く普及するされることが予想されるため、EV充電スタンドの数は今よりも増えることが予想されます。

EV自動車を購入する時には、自宅近くのEV充電スタンドだけではなく、外出先のEV充電スタンドも確認しておくと安心です。

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