ガス代の平均はいくら?節約のコツやオール電化の魅力を徹底解説!
毎月の光熱費の多くを占める「ガス代」は、なかなか節約するのが難しいですよね。
「最近、毎月かならず1万円を超える…」「ムダ使いしてないのに、どんどんガス代が高くなる…」など、家計を圧迫するガス代にお困りの方は多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、以下の3つのポイントについてくわしく解説していきます。
- 人数別・毎月のガスの平均金額や、プロパンガスと都市ガスの違い
- いますぐ実践できる、ガス代を上手に節約する「3つのコツ」
- ガス代を節約するより「オール電化」をおすすめする3つの理由
本記事を読めば、あなたにぴったりのガス代節約のコツがわかるだけでなく、オール電化に切り替えるメリットまでしっかり理解できるようになります。
「毎年すこしずつガス代が上がっている気がする…」とお悩みの方は、ぜひ記事に目を通してみてくださいね!
目次
ガス代の平均はいくら?プロパンと都市ガスの違いもくわしく解説
はじめに、世帯人数ごとの毎月のガス代相場や、プロパンガスと都市ガスの違いを解説していきます。
【人数別】全国のガスの平均価格をチェック!
総務省が発表した、家族人数ごとの毎月の平均ガス代は以下のとおりです。
家族人数 | 平均ガス代 |
1人 | 3,012円 |
2人 | 4,488円 |
3人 | 5,061円 |
4人 | 5,129円 |
5人 | 5,350円 |
ガスの種類や使う季節によってもガス代は大きく変わるため、あくまで目安として参考にしましょう。
もしもあなたの家のガス代が平均より大幅に高いなら、そのぶん節約できるチャンスとも考えられますね。
プロパンガスと都市ガスはどう違う?
プロパンガスと都市ガスの違いを以下にまとめました。
プロパンガス | 都市ガス | |
ガスの成分 | 液化天然ガス(LNG) | 液化石油ガス(LPG) |
ガス警報器の位置 | 天井の近く (空気より軽いため) | 床の近く (空気より重いため) |
ガスの供給方法 | 地下のガス管から | 屋外のガスボンベから |
ほかにも、都市ガスの主成分の「メタン」は、プロパンに比べてCO2の排出量が少なく、環境に優しいという違いもあります。
プロパンガスと都市ガスはどちらが安いの?
一般的には、都市ガスのほうがプロパンガスより「1.3〜1.6倍」も安いといわれています。
人数別のプロパンガスの平均ガス代を、さきほどの全国平均ガス代と比べてみましょう。
家族人数 | プロパンガスの平均ガス代 | 平均ガス代 |
1人 | 5,819円 | 3,012円 |
2人 | 6,537円 | 4,488円 |
3人 | 7,255円 | 5,061円 |
4人 | 8,662円 | 5,129円 |
5人 | 8,893円 | 5,350円 |
プロパンガスは都市ガスよりかなり高いため、新しく家を建てるときや引っ越しする際には、都市ガスが使えるかどうかは重要ですね。
【いますぐできる】ガス代を上手に節約する「3つのコツ」とは?
つぎに、毎月のガス代をかしこく節約する3つのコツをご紹介していきます。
①ガスの使い方を見直してこまめに節約する
たとえば以下のような節約術を習慣にすることで、毎月のガス代を着実に減らせるでしょう。
- お風呂やシャワーで使うお湯の量や、温度設定を控えめにする
- ホットカーペットやエアコンを使い、ガス暖房機器の使用量を抑える
- 電子レンジや湯沸かしポットを活用し、キッチンで使うガスを減らす
ガスの節約はどうしても「ふだんの快適さと引き換え」になってしまうため、お金をとるか、暮らしをとるかは悩ましい問題といえそうです。
②もっと安いガス会社に切り替える
現在契約しているガス会社より安い会社に切り替えれば、ガス使用量を減らさずに光熱費を節約できます。
2017年の「ガス自由化」にともない、現在は「基本使用料が安い」「ガスを使うほど割安」といった魅力的なプランを打ち出す企業が多く参入しています。
電気やスマホの契約と「おまとめ」することでさらに割引になるプランに切り替えれば、請求もひとつにまとめられて効率的ですね。
③【おすすめ!】オール電化にリフォームする
本記事の一番のおすすめは、思いきって「オール電化の家」にリフォームしてしまうことです。
ガスを解約すれば毎月2〜3,000円かかっていた「ガス基本料金」が0円になるため、オール電化にするだけで年間2〜3万円の光熱費を浮かせることができます。
オール電化なら、ガスにはない「夜トクプラン」などの夜間電力が安いプランも用意されており、使いこなせばさらに経済的にお得です。
ガス代の節約よりオール電化がおすすめな「3つの理由」をご紹介!
つづいて、ガス代を節約するより大きな効果がある「オール電化」の魅力を解説していきます。
①IHクッキングヒーターやエコキュートならガスより安い
IHクッキングヒーターやエコキュートを使えば、ガスレンジやガス給湯器の半分ほどの光熱費で暮らせるようになります。
パナソニックの発表によると、IHクッキングヒーターは月1,000円ほど、エコキュートは月2,000円ほどですむため、毎月5,000円以上かかるガスに比べればはるかに安くすみます。
さらに、エコキュートでお得に沸かしたお湯は床暖房にも利用できるため、高くなりがちな冬季の光熱費の心配もいりません。
②太陽光発電を設置すれば電気の「地産地消」もできる
太陽光発電システムを設置すれば、天気の良い日中は「電気代0円」で家電を使えるようになります。
エコキュートの湯わかしや洗濯、洗い物などの家事を発電中にすませれば、ガスを使っていた頃とは比べ物にならないほど光熱費が安くできます。
使い切れない余った電力は「売電」することも可能ですので、かしこく活用すれば電気代を「プラスマイナス0円」にすることも夢ではありません。
③【停電しても安心】蓄電池があればさらに光熱費がお得になる
家庭用蓄電池を設置すれば、オール電化の家の電気代を最大限に安くすることができます。
深夜プランのお得な電気を充電していつでも使えるため節約効果が高く、太陽光発電と組み合わせればほとんど電気を買わずに生活できるでしょう。
さらに、蓄電池があれば停電したときの予備電力としても活用できますので、オール電化の弱点もしっかりカバーしてくれますね。
【まとめ】ガス代の平均は月5〜7千円!節約よりオール電化がお得!
本記事でくわしく解説している重要なポイントを、以下にもういちどまとめていきます。
- 3〜4人家族のガス代の全国平均は毎月「5,000〜7,000円」であり、寒い地域ほど高くなる
- プロパンガスは都市ガスよりガス代が高いことが多く、そのぶん節約の伸びしろも大きい
- ガス代の節約には「使い方を見直す」「安いガス会社に切り替える」といった方法がある
- このままガスを使い続けるより「オール電化」にリフォームしたほうが長期的に見てお得
- 「オール電化+蓄電池」なら停電時もいつもの生活が送れるうえ、電気代ももっと安くなる
「給湯温度を下げる」「こまめにシャワーを止める」など、ちょっとした工夫でガス代を節約することは可能ですが、そこまで大きな効果があるとはいえません。
オール電化ならガスの基本使用料がかからないぶん確実にお得ですし、蓄電池やエコキュートで深夜のお得な電気を活用すれば大幅に光熱費を下げられます。
オール電化へのリフォームには費用が必要ですが、地方自治体の助成金や住宅ローンの借り換えなど、負担を減らす方法はたくさんあります。
家にガスボンベがなくなることで外観もスッキリ、万が一の火災でも安全ですので、この機会にぜひオール電化の可能性を検討してみてはいかがでしょうか?
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
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