自然災害の種類まとめ!対策には蓄電池と太陽光がオススメな理由とは?

「災害大国」と呼ばれる機会も多く、毎年のように大きな地震や台風による被害が絶えない日本。
津波や地震のほかにも、さまざまな種類の自然災害があります。
本記事では、「自然災害の種類」と対策法について、以下の3つのポイントをくわしく解説していきます!
- 日本で身近に起こる自然災害の種類・停電のリスク
- 自然災害による停電対策には「蓄電池」がオススメな3つの理由
- 停電対策は「蓄電池+太陽光」でほぼ万全!安心の理由を3つ解説
記事を読めば、自然災害でひんぱんに引き起こされる停電トラブルから、あなたや家族を守る方法がしっかり理解できます。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
【自然災害】種類や原因まとめ!災害で一番困る「停電」の被害も解説!
まずはじめに、自然災害にはどんな種類があるのか、原因や被害もまとめてご紹介していきます。
【知っておきたい】自然災害の種類・原因・被害をまとめて解説!
日本でよく起こる自然災害の種類や原因、被害をまとめて見ていきましょう。
種類 | 原因 | 被害 |
地震 | 日本の地下に複雑に入り組む「海洋プレート・大陸プレート」のズレ | 建物や家具の倒壊、電気、水、ガスなどライフラインの停止、余震による被害 |
津波 | 地震により海底が大きく揺れ動き、莫大なエネルギーが海水を動かす | 沿岸地域すべてに壊滅的な打撃を与える。打ち上げられるヘドロやゴミによる被害も |
台風 | 太平洋や南シナ海で発生する、極度に規模の大きな熱帯低気圧のこと | 河川の氾濫・床下浸水、床上浸水による家屋の被害、強風、豪雨による停電 |
大雨 | 梅雨前線による長期的な悪天候。山林の多い日本では、温度差による雨雲が発生しやすい | 台風と同様の被害に加え、土砂崩れや洪水、倒木による停電も |
竜巻 | 発達した積乱雲(かみなり雲)が生み出す上昇気流。日本では夏から秋に発生しやすい | 猛烈な強風による家屋や車などの損壊、飛来物による被害、停電 |
ほかにも、地球温暖化が原因といわれる「ゲリラ豪雨」による洪水や「火山の噴火」など、日本では本当にさまざまな自然災害が発生し続けています。
【上位ランク常連】災害大国・ニッポンは本当に災害が多いの?
「災害大国・ニッポン」の呼び名も定着しているほど災害が多い日本ですが、世界的に見ても毎年上位に食い込むほど災害が多発していることをご存じでしょうか。
日本は、世界の災害を調査する「EM-DAT」によると2016年に第5位を、イギリスのエコノミスト誌による調査では、2018年に第2位を記録しています。
複雑に入り組んだ海洋プレートによる地震の多さに加え、国土の大半が山林であるため大雨による被害が多いことも、順位を押し上げる理由となっています。
さらに、「異常気象」ともいえるゲリラ豪雨など、数年前にはなかった新しい災害にも対応する必要がでてきました。
【現代社会】災害で一番怖いのは「停電」って本当?どんな被害がある?
地震や津波による建物の倒壊も恐ろしいですが、 「もっとも身近でひんぱんに起こる」という意味で「停電」こそが一番怖いといえます。
停電によって引き起こされる「日常的な被害」は、以下のようなものがあります。
- スマホの充電ができなくなり、離れた家族や親戚と連絡が取れない
- 冷蔵庫の中身がすべてダメになり、経済的にも精神的にもダメージを受ける
- 夜に照明が使えないため、子供やお年寄りが転倒してケガをする恐れも
「オール電化」の家なら炊事や洗濯はもちろん、シャワーにも入れなくなってしまいます。
真夏の日中でもエアコンが使えないため、熱中症のリスクも怖いですよね。
【3つの理由】自然災害の対策には蓄電池がオススメな理由とは?
自然災害によって起こる停電対策に「蓄電池」をオススメする3つの理由は、以下のとおりです。
- 数時間の停電なら、普段と変わらない生活ができるから
- 24時間を超える停電でも、最低限の家電を動かせるから
- 「V2H」と組み合わせれば、数日を超える大停電でも安心だから
ひとつひとつ順番に解説していきます!
【理由①】数時間の停電なら普段どおりに家電を使えるから
蓄電池を設置すれば、停電が発生した瞬間にバックアップ電源として機能するため、数時間ならいつもどおりの生活ができます。
たとえば、一般的な8kWhほどの蓄電池なら、エアコンを2台同時に動かしたり、IH調理器で料理をしたり、エコキュートでお風呂にだって入れます。
真夏や真冬に冷暖房が使えないのは想像以上に辛いものです。
4kWhくらいの小型蓄電池なら、比較的お求めやすい価格で導入できますので、万が一の備えとしてぜひ検討してみてくださいね。
【理由②】長引く停電でも冷蔵庫やスマホの充電ができるから
一晩をまたぐような長時間の停電でも、蓄電池があれば生活に最低限欠かせない家電をしっかり維持することができます。
たとえば、冷蔵庫や照明器具・スマホの充電など、これらの電気製品の消費電力はそれほど高くないため、小型の蓄電池で充分に対応できます。
「持ち運べる蓄電池を探している」という方は、超大型のモバイルバッテリーともいえる「ポータブル蓄電池」という選択もオススメです。
【理由③】V2Hがあれば超・長期間の停電でも生活を維持できるから
蓄電池と電気自動車(EV)、そして「V2H」が揃えば、お近くの充電スポットで「調達」した電気で家電を動かせます。
V2HとはEVと家や蓄電池の間で自由に電気のやり取りができるシステムのことで、たとえば以下のような使い方があります。
- 蓄電池に残ったエネルギーでEVを充電する
- 充電スポットでEVにチャージし、家に戻る
- EVに残ったエネルギーで蓄電池を充電する
このように活用すれば、1週間を超えるような大停電でも家族や自分の身を守ることができます。
V2Hの導入には国や自治体の補助金が利用できますので、EVをお持ちの方はぜひ検討してみてくださいね。
自然災害の対策には太陽光発電もオススメ!理由を3つ解説!
自然災害による停電対策には「太陽光発電」も効果バツグンです。
- 天気の良い日中にまとめて家事をこなせるから
- 悪天候でも、昼間ならしっかり発電するから
- 蓄電池と併用すれば、夜にも電気を使えるから
以上の「3つの理由」を順番に解説していきます。
【理由①】天気の良い日中に最低限の家事ができるから
太陽光発電があれば、停電していても天気の良い日中なら掃除や洗濯などの家事をまとめてこなすことができます。
停電が長引きそうなときは、ラジオやライト、モバイルバッテリーを充電して夜に備える方法も有効ですね。
夜には発電できない太陽光発電ですが、工夫しだいで停電中でもかなり役立ちます。
【理由②】曇りや雨でもしっかり発電してくれるから
晴れの日にしか発電しないイメージのある太陽光発電ですが、実は曇りや雨でも日中ならしっかり発電します。
電力消費量の多いドライヤーなどの家電はさすがに厳しいですが、スマホの充電や小型テレビ、ラジオ程度なら問題なく動かせます。
「Qセルズ」をはじめとする一部のメーカーでは、悪天候時での高い発電力を売りにしています。
停電が続く季節は雨の日が多いと言われていますが、天気が悪くても発電してくれる太陽光パネルなら、安心できますね。
【理由③】蓄電池と組み合わせて電気の「自給自足」も可能だから
蓄電池と太陽光発電の両方を設置すれば、1週間を超える大停電でも電気の「自給自足」をしながら乗り切ることができます。
太陽光発電のデメリットである「発電中しか電気が使えない」という問題も、昼間に蓄電池に充電しておくことで解決します。
さらに、蓄電池の欠点である「停電中は充電できない」というリスクも、太陽光パネルで発電することでカバーできますので、両者の相性はバツグンといえますね。
蓄電池と太陽光発電を同時に購入すると、補助金額が増える自治体は多いため、太陽光発電に興味のある方は、ぜひ蓄電池とセットでの導入をオススメします。
【まとめ】災害で一番怖いのは停電!「蓄電池+太陽光」で備えよう!
本記事で解説してきた「自然災害の種類と対策法」の要点を、もういちど以下にまとめていきます。
- 日本は世界的に見ても自然災害が多く、特に地震や台風、大雨による被害額が大きい地域
- 大雨のたびに発生し、生活がストップしてしまう「停電」こそ、もっともやっかいな被害
- 蓄電池に充電しておけば、数時間〜数日の間は停電中も普段どおりに電気製品を使える
- 太陽光発電があれば、停電中も日中に自由に電気が使えるほか、曇りや雨でも発電できる
- 蓄電池と太陽光発電を組み合わせれば、発電した電気を貯めておき夜間も安心して暮らせる
蓄電池と太陽光発電のタッグが役立つのは自然災害による停電時だけではありません。
たとえば、以下のように使えば「家計」も支えてくれるんです。
- 「深夜プラン」で格安な電気を蓄電池に充電し、割高な昼間に使うことで電気代を節約
- 太陽光発電で使い切れないエネルギーを蓄電池に充電し、電気代が高い時間に使う
停電による電力ネットワークの崩壊は、国としても対応を迫られる問題。
政府や自治体は、解決策である蓄電池や太陽光発電に対して多額の補助金を用意しています。
高額な買い物になりがちな蓄電池・太陽光発電をお得に買えるチャンスですので、導入に興味のある方はぜひ「申請期間中」に検討してみてくださいね!
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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