タマホームで太陽光発電の設置は高い?価格帯や専門販売店との違いも
ハウスメーカーとして有名なタマホーム。
テレビCMも流れているので、誰もが知っている有名企業ですよね。
実はタマホームでも太陽光発電の設置が可能なのですが、実際問題、価格帯や選べるメーカーはどういったものなのでしょうか。
今回の記事では、タマホームで選べる太陽光発電のメーカーや価格帯、屋根の保証、専門販売店との比較を解説します。
目次
タマホームの太陽光発電!取り扱いメーカーや価格帯は?
タマホームでも太陽光発電の設置は可能ですが、取り扱いメーカーや販売価格はどういったものなのでしょうか。
具体的に解説します。
タマホームの取り扱いメーカーは4社
タマホームでは、以下4社の太陽光発電を取り扱っています。
- カネカ
- 京セラ
- トリナソーラー
- xsol
日本を代表する企業であるパナソニックやシャープも太陽光発電を販売している中、こういった大企業製の太陽光発電の取り扱いがない点はマイナスといえるでしょう。
タマホームの太陽光発電の価格帯について
タマホームの太陽光発電の価格帯は、選ぶメーカーによって異なります。
xsolの太陽光発電に関しては、4.5kWでおおよそ88万3千円程度で取引されているという事です。
しかし、口コミの中には「タマホームで太陽光発電4.0kWの設置をお願いしたら、130万円ほど取られた」という衝撃的なものも。
やはり、選ぶメーカーや太陽光パネルの性能によって、販売価格は異なるということです。
もちろん、性能の良い太陽光パネルを選ぶに越したことはないですが、返済が可能な範囲内でしっかり選んでいきたいですね。
タマホームで太陽光発電を設置!屋根の保証には何がある?
タマホームで太陽光発電を設置した場合、屋根保証はどうなるのでしょうか。
ここからは、タマホームの屋根保証と専門販売店との違いについて解説します。
タマホームの屋根保証について
タマホームの屋根保証は10年間です。
ほとんどの人が知っているであろう大手ハウスメーカーも屋根保証は最短で10年間なので、タマホームの10年間が短いというわけではありません。
ただ、ダイワハウスや積水ハウスなどは、屋根保証が30年と長期なのが特徴の一つ。
したがって、大手ハウスメーカーの保証と比べてしまうと、若干劣ってしまうのが現実です。
ただ、有償保証を定期的に受けることで、すべての保証を最長60年に引き延ばすことが可能なのは嬉しい特徴。
長期に渡って住む家だからこそ、保証期間は長ければ長いほど嬉しいですよね。
専門販売店の屋根保証について
太陽光発電の専門販売店でも、屋根保証は最短10年です。
というのも、屋根保証に関しては、法律で最短10年は付けることが定められているからです。
したがって、専門販売店で太陽光発電を購入しても、10年間の保証はしっかり受けることができるので安心してください。
とはいえ、ハウスメーカーが推奨していない専門販売店に太陽光発電の設置をお願いしてしまうと、ハウスメーカー側の保証が切れてしまう恐れがあります。
太陽光発電設置後は専門販売店の保証に移ることになるのですが、万一の際にハウスメーカーと専門販売店どちらの保証を使えば良いのかについて揉める可能性も考えられます。
無駄ないざこざを引き起こさないためにも、太陽光発電の設置を専門販売店にお願いしたい場合は、ハウスメーカー側に一報入れるなどの対応を心掛けましょう。
タマホームで太陽光発電を設置するのは×?専門販売店が良い理由は?
では、タマホームで太陽光発電を設置するのは損なのでしょうか。
専門販売店との違いやそれぞれのメリットとデメリットを解説します。
ハウスメーカーと専門販売店の違い
ハウスメーカーと専門販売店の違いは、太陽光発電の販売に特化しているか否かです。
それぞれの特徴を具体的に見ていきましょう。
ハウスメーカーについて
言わずもがな、ハウスメーカーの一番の仕事は家を売ることです。
耐震性や断熱性などに優れた家を提供し販売することで、利益を得ています。
ハウスメーカーが考える太陽光発電は、基本的にオプション扱い。
「国が推奨しているから太陽光発電を付けてもらう努力はするけれど絶対条件ではない」という考えなのです。
したがって、太陽光発電の知識を豊富に持っている営業はごく稀。
つまり、ハウスメーカーで太陽光発電を設置しようとすると、住宅の引渡し後に「発電量が思っていたよりも低い」「太陽光発電のメリットをあまり体感できない」など、太陽光発電に対してマイナスの印象を受けてしまう割合が上がってしまうのです。
専門販売店について
一方、太陽光発電の専門販売店は、太陽光発電を販売・施工することが一番の仕事です。
したがって、太陽光発電に対する知識は誰よりもありますし、安心して施工をお願いすることが可能です。
太陽光発電の専門販売店は、営業の段階で太陽光発電のメリットとデメリットの両方を消費者に提示します。
また、住宅によって日照時間は異なるのですが、正式な計算式に基づいて各家庭の損得を割り出し「太陽光発電を設置して本当に損をしないのか」を提示してくれます。
屋根保証に関しては、ハウスメーカーから専門販売店に移る手間がかかりますが、安心して施工を任せられるのは専門販売店一択であるといえるでしょう。
ハウスメーカーと専門販売店のメリットとデメリット
ハウスメーカーと専門販売店のそれぞれのメリットとデメリットは、以下の表の通りです。
ハウスメーカーのメリット | ハウスメーカーのデメリット |
新築時に一緒に太陽光発電の設置ができる 太陽光発電を住宅ローンとして一括で申し込むことができる | 新築時に太陽光発電を設置すると固定資産税が高くなる 一般的にハウスメーカーの太陽光発電は割高 |
専門販売店のメリット | 専門販売店のデメリット |
太陽光発電に対する知識が豊富な営業や施工担当が多い 分からないことを何でも質問することができる | 屋根保証を切り替える手間がかかる ハウスメーカーとの信頼関係が崩れる可能性がある |
上の表を見てもらうと分かる通り、両者ともに一長一短あります。
つまり、どちらを選ぶのかは、各家庭で判断が分かれる部分なのです。
どちらを選んでも後悔してしまうのであれば、後悔する割合が少しでも低いほうを選ぶべきといえます。
ぜひ家族で真剣に話し合って、妥協点を見付けてくださいね。
タマホームで太陽光発電設置は高い!専門販売店の購入を検討しよう!
今回の記事では、タマホームで太陽光発電の設置をすべきか、専門販売店で設置すべきかについて解説しました。
タマホームで太陽光発電の設置をすると、太陽光発電の初期費用を新築時の住宅ローンと合算できるメリットはあります。
しかし、そもそもハウスメーカーの太陽光発電は価格が割高なので、損をしてしまう可能性が非常に高いのが事実。
初期費用の負担額や初期費用の回収スピードのことを考えるのであれば、タマホームではなく専門販売店で太陽光発電を購入すべきです。
とはいえ、どちらも一長一短あるのは変わりありません。
家族でしっかり話し合って、損のない購入方法を見付けられると良いですね。
リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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