住友林業の太陽光発電の価格は適正？メリットや保証内容を徹底検証！

開放的でおしゃれな空間が魅力の「平屋デザイン」が好評な住友林業ですが、太陽光発電の設置やリフォーム事業にも力を入れていることをご存じですか？

住友林業の家を買おうか迷っている方なら「太陽光も住友林業に任せたほうが安心？」「それとも専門店のほうがお得？」なのか気になりますよね。

そこで本記事では、「住友林業の太陽光発電の特徴・魅力・価格相場」「専門店との違い・どちらを選ぶべきか」についてくわしく解説していきます。

大きな買い物である太陽光だからこそ、じっくり時間をかけて検討しましょう。

住友林業の太陽光の特徴・メリット・取り扱いメーカーをご紹介

まずはじめに、住友林業の太陽光発電ならではの特徴やメリット、取り扱っているメーカーをくわしくご紹介していきます。

住友林業の太陽光発電の特徴は？【新築・リフォーム両方に対応】

住友林業の太陽光発電は、強化された断熱性と自然環境をうまく利用した「涼温房(りょうおんぼう)」により、発電した電気をムダなく売電できる点が特徴です。

涼温房とは、敷地ごとに風向きや日射量を調査し、風の通り道に効果的に窓や植物を配置し、電気使用量を抑えつつ「夏は涼しく、冬は暖かい」環境をつくる設計法のことです。

断熱施工と涼温房により電気代を大幅にカットできるため、少ない太陽光パネルでも充分役立ちますし、大量のパネルを設置して本格的な売電にも挑戦できます。

さらに、住友林業は新築だけでなく、築年数の古い住宅への太陽光パネルの取り付け実績も多く、「後からパネルを設置したい」というニーズにも柔軟に対応してくれます。

【平屋デザインが強い】住友林業の太陽光を選ぶメリット

住友林業イチオシのデザインである「平屋」のメリットは、他のメーカーの2階建て住宅に比べて、より多くの太陽光パネルが乗せられる点です。

2階部分を1階に降ろした平屋は単純に屋根面積が広いですし、太陽光パネルのサイズに合わせて設計すれば貴重な屋根スペースをムダにしません。

「平屋は建物の面積が大きく、余分に土地が必要」というデメリットはありますが、実績豊富な住友林業なら親身にモデルプランを作成してくれるでしょう。

太陽光発電は20年、30年と付き合うものですし、階段を使わない平屋なら将来の介護設計なども立てやすいというメリットもあります。

住友林業が取り扱う太陽光メーカーはどこ？

住友林業の太陽光発電は基本的に「パナソニック」「シャープ」「京セラ」「ソーラーフロンティア」の中から選択できるようです。

「ほぼすべてのメーカーから選べる」太陽光発電の専門店に比べると種類は少ないですが、国内の超大手メーカーが揃っています。

特にトップ企業であるパナソニックとシャープは「信頼性」はピカイチ。

長年ソーラーパネルを研究・開発してきた京セラも安心できるメーカーです。

九州初のメーカーであるソーラーフロンティアも性能とコストのバランスが良いと評判ですので、「なるべく安く済ませたい」方も納得できるでしょう。

住友林業の太陽光発電の価格は適正？保証内容もくわしく解説

つづいて、住友林業の太陽光発電の「価格」と「保証内容」は、一般的な基準に比べて適正なのか解説していきます。

【相場より高め？】住友林業の太陽光の価格相場

住友林業の太陽光発電の実売価格は「25〜45万円」ほどであり、2022年の相場価格と比べると「10〜30%ほど高い」というのが結論です。

一方で、住友林業が得意とする平屋タイプの住宅なら足場の設置費用が安くすむため、「工事費」だけで考えると割安であることが多いようです。

「同じメーカーに相談できる」安心感から、住友林業の家と太陽光発電をセット購入する方は多く、競争が無いため高価に設定していることが考えられます。

特別キャンペーンなどでお得に購入できることもありますが、住友林業の太陽光発電は「相場より高め」である点は頭に入れておきましょう。

【定期点検が無料】住友林業の太陽光の保証内容

住友林業の太陽光発電の保証は、取り付ける太陽光パネル自体の保証内容に加えて、「5年に一度の無料点検」がサービスされる点が特徴です。

太陽光パネルの設置から30年目以降は有料での点検となりますが、通常1〜2万円ほどかかる定期点検が無料なのはうれしいですよね。

さらに、住宅と太陽光パネルをセット購入した方なら「パネルのついでに、屋根の点検もしてもらえる」点も見逃せないメリットです。

台風や強風などで太陽光パネルのボルトがゆるむ可能性はゼロではありません。

自分では登れない屋根だからこそ、5年に1度の無料点検はありがたいですね。

【価格・保証を比較】太陽光は住友林業と専門店のどちらがおすすめ？

さいごに、太陽光発電のプロである「専門店」と、住宅メーカーである住友林業の太陽光は、どちらがお得なのか徹底比較していきます。

【コスパなら専門店】太陽光の販売価格を比較

太陽光発電を設置する「コスト」で比較すると、住友林業より専門店の方が安いケースが大半という結果に至りました。

専門店のほうが安い理由は「多くの販売会社と競争しているから」です。

住宅メーカーである住友林業に比べて安いのは、ある意味当たり前といえます。

さらに、「専門店なら、メーカーが選び放題」という点も、住友林業よりコスパに優れる大きな理由です。

たとえば、カナディアン・ソーラーなどの海外メーカーには「発電量は多いのに価格は安い」商品が数多くあります。

「安くて性能の良いパネル」をお探しでしたら、いちど専門店にも相談することをオススメします！

【保証は同程度】太陽光の保証内容を比較

太陽光発電の保証内容は「取り付けるソーラーパネルによって違う」ため、住友林業と専門店のどちらがお得かは一言では結論づけられません。

「30年間、無料で5年おきに点検してくれる」住友林業はたしかにお得ですが、専門店でも同様のサービスをしているところもあります。

さらに、メーカーによっては災害による破損でも無料修理してもらえる「自然災害保証」や、「雨漏り保証」が受けられることも。

メーカーの選択肢が多い専門店なら保証内容もあなたにピッタリなものを選べます。

場合によっては、住友林業よりお得なメーカーが見つけられるかもしれません。

【まとめ】住友林業の太陽光は平屋好きにオススメ！価格は要検討かも

住友林業がおすすめする「平屋デザイン」は、徹底した断熱施工と、風の通り道を調査し、効果的に窓を配置する「涼温房」による省エネ性が魅力です。

平屋なら2階建てより屋根が大きいため、乗せられる太陽光パネルの枚数も多く、「光熱費ゼロ」も充分実現できるでしょう。

一方で、住友林業の太陽光発電には「専門店より1〜3割高い」というデメリットがあり、選べるメーカーも4社ほどであるという点も要注意です。

20〜30年の寿命を持つ太陽光発電は、なんとなく決めて「他のメーカーにすればよかった…」と後悔したくないですよね。

住友林業だけで即決してしまわずに、いちど専門店の価格やサービスも検討するのをおすすめします。

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