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【注意点あり！】外壁塗装にはいくらかかるのか？
ついつい、後回しにしてしまいがちな外壁塗装。
外壁塗装を放置してしまうと、雨漏りやシロアリの被害などのトラブルが起きてしまいます。
今回は、これから外壁塗装をしようと考えている方に向けて、外装塗装にはいくらかかるのかを解説します。
記事の最後には、気をつけなければいけない外壁塗装業者の特徴を紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
【素材別】外壁塗装の費用相場はいくら？
外壁塗装には、80万円から100万円の費用が必要です。
もちろん、外壁塗装に使用する塗料や家の大きさによって、いくら必要かは大きく変わります。
外壁塗装は、下塗りを含めて3〜4度の重ね塗りが必要で、耐久年数は平均10年ほどです。
外壁塗装をした後は、また10数年後に外壁塗装をしなければいけません。
外壁塗装は定期的に大きな費用も必要なので、しっかり備えをしておきましょう。
外壁塗装に使用する塗料の値段を、素材別に下記の表にまとめたので、参考にしてみてください。
塗料名 | 値段（1缶あたり） | 耐久年数 |
アクリル塗料 | 5,000円～15,000円 | 3～8年程度 |
ウレタン塗料 | 5,000円～20,000円 | 7～10年程度 |
シリコン塗料 | 15,000円～40,000円 | 8〜13年程度 |
ピュアアクリル塗料 | 50,000円～70,000円 | 13～15年超 |
フッ素塗料 | 40,000円～100,000円 | 13～15年超 |
無機系塗料 | 50,000円～120,000円 | 15～20年超 |
ラジカル制御型ハイブリッド塗料 | 10,000円～20,000円 | 12～15年程度 |
ナノテクノロジー塗料 | 15,000円〜20,000円 | 12～15年程度 |
アクリル塗料
外壁塗装に使用するアクリル塗料の値段は、1缶あたり5,000円〜15,000円、耐久年数は3年から8年です。
アクリル塗料は、値段が安いので採用しやすいです。
しかし、耐久年数が短く、劣化が早いので採用する時には注意が必要です。
ウレタン塗料
外壁塗装に使用するウレタン塗料の値段は、1缶あたり5,000円〜20,000円で耐久年数は7年から10年です。
ウレタン塗料は、塗ることができる場所が多く、価格も安く設定されています。
シリコン塗料
外壁塗装に使用するシリコン塗料の値段は、1缶あたり15,000円〜40,000円で、耐久年数は8年から13年です。
シリコン塗料は販売数が多く、商品によって耐久年数が異なります。
シリコン塗料を外壁塗装に使用する時には、商品の耐久年数を確認しておきましょう。
また、販売されている商品が多いので、価格も商品によって異なります。
ピュアアクリル塗料
外壁塗装に使用するピュアアクリル塗料の値段は1缶あたり50,000円〜70,000円、耐久年数は13年〜15年と長いことが特徴です。
ピュアアクリル塗料は耐久年数が長く、ひび割れしやすい壁に向いているので、品質を重視したい家庭は採用を検討しましょう。
フッ素塗料
外装塗装に使用するフッ素塗料の値段は、1缶あたり40,000円〜100,000円、耐久年数は13年から15年以上です。
フッ素塗料は耐久年数がとても長いことが特徴で、なかなか外壁塗装ができないアパートやマンションに向いています。
無機系塗料
外壁塗装に使用する無機系塗料の値段は1缶あたり50,000〜120,000円、耐久年数は15年から20年以上です。
無機系塗料は、耐久性が高く寿命が長いので、公共の建物や海に近い建物に使用されます。
ラジカル制御型ハイブリッド塗料
外壁塗装に使用されるラジカル制御型ハイブリッド塗料の値段は、1缶あたり10,000円〜20,000円です。
近年人気の出ている塗料で、耐久年数は12年から15年程度です。
耐久年数が長く、値段も抑えられているのでコスパのいい塗料だと言えるでしょう。
販売されている商品が多いので、ラジカル制御型ハイブリッド塗料を外壁塗装に使用する時には、商品ごとの耐久年数を確認しておきましょう。
ナノテクノロジー塗料
外壁塗装に使用されるナノテクノロジー塗料の値段は、1缶あたり15,000円〜20,000円です。
耐久年数は12年から15年で、環境にやさしい塗料です。
汚れを落としやすい性質があるので、外壁をキレイに保ちたい人におすすめです。
外壁塗装に加えて屋根塗装をする場合には追加で費用が必要！
外壁塗装に加えて、屋根塗装を行う場合には、おおよそ100万円から140万円の費用が必要です。
外壁塗装の平均的な費用は80万円から100万円なので、外壁塗装と屋根塗装を同時に行う場合には30万円から40万円費用が高くなります。
屋根塗装は、外壁塗装と同じように、家が大きくなるほど費用も高くなるので注意しましょう。
外壁塗装の工事代以外に必要な費用はいくら？
外壁塗装には塗料代だけではなく、足場代や養生代、人件費、高圧洗浄代などが必要になります。
その他にも、軒天、破風、鉄部塗装などの費用が必要になるケースがあるので、見積もりはしっかり確認しておきましょう。
足場・養生・ネット
外壁塗装には、足場代や養生代、飛散を防止するためのネット代が必要です。
具体的な値段は、下記の表の通りです。
下記の料金以外にも、人件費が必要になります。
塗装を行う人と足場や養生を行う人は、必ずしも同じでは無いので注意しましょう。
足場代 | 600円～800円／㎡ 程度 |
養生代 | 一式 40,000円 程度 |
飛散防止ネット | 100円～200円／㎡ 程度 |
高圧洗浄・廃棄物処理
外壁塗装を行う場合、壁の高圧洗浄や廃棄物処理の料金も必要になります。
高圧洗浄や廃棄物処理の値段は下記の表の通りです。
外壁塗装を行う際の、下地処理や高圧洗浄、廃棄物処理などの値段は、家の大きさや廃棄物処理の多さによって異なります。
高圧洗浄費 | 258㎡ 130円 程度 |
廃棄物処理費 | 一式 53,000円 程度 |
屋根塗装・付帯部塗装工事
外壁塗装の他に、屋根塗装を行う場合には、外壁塗装の費用に30万円から40万円の費用が加算されます。
さらに、軒天、鉄部塗装、破風などを塗装する場合には、追加で費用が必要となります。
外壁塗装でリフォームローンは利用できる？
外壁塗装には、リフォームローンを利用することが可能です。
外壁塗装は、一度で100万円前後の費用が必要になります。
あらかじめ費用を用意しておくことがベストですが、外壁塗装のために貯金をしておくのは、なかなか難しいという人も多いでしょう。
外壁塗装を行う際にローンを利用したい場合は、住宅ローンを組んでいる銀行に相談してみましょう。
自治体によっては助成金を受け取れる場合も！
外壁塗装を行うにあたって、自治体から助成金や補助金を受け取れる場合があります。
自治体によって助成金や補助金事業があるかどうかは異なるので、外壁塗装をする前に確認しておきましょう。
また、助成金や補助金を受け取れる条件は、自治体によって異なります。
助成金を受け取れる自治体にお住まいの方は、助成金や補助金を受け取れる条件についてもしっかり確認しておきましょう。
【トラブル回避】外壁塗装こんな業者には注意しよう！
最後に、外壁塗装を依頼する業者の選び方を紹介します。
外装塗装業者を選ぶ時には、塗装工事業許可や外壁塗装診断マイスターなどの資格を持っている業者を選ぶと良いです。
また、外壁塗装業者は、外壁の状況をしっかり確認し、分かりやすい見積もりを出してくれる業者を選びましょう。
外壁は、外からでも状況が見やすく、訪問販売をしやすい傾向にあります。
悪質な業者に外壁塗装を任せてしまうと、施工後にトラブルが起きたり、高すぎる金額で施工されたりしてしまいます。
外壁や屋根の状況確認をしっかり行わない
外壁や屋根の状況確認を適切に行わなければ、適切な外壁塗装を行えません。
悪質な外壁塗装業者の中には「すぐに外壁塗装をしないと危険」などと言って、契約を迫る業者もいるようです。
また、今日だけ安いなどと言って契約を迫られたら注意が必要です。
外壁の状況確認をしないなど、おかしいと感じる点があったら、契約するのはやめましょう。
見積もりが大まかすぎる
外壁塗装の見積もりは、塗装費だけではなく足場費や養生費など、見積もり項目が多くあります。
外壁塗装業者の中には、外壁塗装費やその他経費などと言って、細かい見積もりを出さない業者もいます。
あまりにも見積もり項目が少なく、一つ一つの項目の金額が大きい業者を選ばない方が懸命だと言えるでしょう。
見積もりに関して質問してもはぐらかして答えてくれない業者にも注意が必要です。
また、「早く終わらせることができる」、「足場代をただにする」という業者も避けましょう。
外壁塗装の工期は、気温や湿度、天気の関係で長くなってしまうことはあっても、大幅に工期を短くすることはできません。
足場代に関しても、足場代はただでできるほど安くない金額が必要になります。
少しでもおかしいと感じたら、消費者センターなどに相談し、契約するのは控えましょう。
解約を急かされる
「今だけ大幅に割引」や「早く塗装しないと危険」などと言って、契約を急かしてくる業者にも注意が必要です。
外壁塗装には、100万円前後の大きな金額が必要になります。
甘い言葉に騙されず、冷静に契約した方が良いか判断しましょう。
焦ってすぐに契約した場合、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
保証内容を事前にしっかりチェック！
外壁塗装中や外壁塗装が終わった後に、トラブルが起こった時に備え、保証についても事前に確認しておきましょう。
外壁塗装には、塗料メーカーの保証と事業者による工事保証があります。
「メーカー保証」と「工事保証」の保証内容について、事前に確認しておくと安心です。
また、リフォームを行っている会社であれば、「リフォーム瑕疵保険」に加入しています。
「リフォーム瑕疵保険」は、第三者機関に検査をしてもらうことができるので、万が一トラブルが起きても安心です。
【まとめ】外壁塗装には100万円前後のお金が必要！
外壁塗装はいくらかかるのか？という疑問は解決できたでしょうか。
外壁塗装は、家の大きさや外壁の広さによって値段が大きく変わります。
また、外壁塗装を行っている業者は多いので、どこの会社に頼めば良いか迷ってしまうでしょう。
外壁塗装を行う時には、悪質な業者に騙されないよう、相場をしっかり把握し、注意すべき業者について知っておくことが大切です。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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