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【ガスと比較!】オール電化の2人暮らし平均的な電気代は?

オール電化 2025年10月10日更新

 

 

「オール電化の2人暮らしなのに、思ったより電気代が高い…」「冬場の請求額が3万円を超えて驚いた」そんな悩みを抱えていませんか?オール電化住宅はガス代がかからない分、光熱費を一本化できるメリットがありますが、ライフスタイルや季節によっては電気代が高騰しやすいという側面も持っています。結論から言うと、2人暮らしのオール電化住宅の電気代は月平均15,000円前後が目安ですが、冬場は30,000円を超えることも珍しくありません。しかし、その原因の多くは「エコキュートの使い方」と「料金プランのミスマッチ」にあり、正しい知識で対策すれば電気代を大幅に削減することが可能です。この記事では、公的データに基づいた平均額から、電気代が高くなる原因、そして今日からできる節約術、さらには太陽光発電という根本対策まで、専門家が徹底的に解説します。

この記事でわかること

  • 公的データから見る「オール電化・2人暮らし」のリアルな電気代平均
  • 電気代を押し上げる三大要因「給湯(エコキュート)」「暖房」「調理」
  • エコキュートの最適設定など、今日からできる具体的な節約術10選
  • 電気代を根本から削減する「太陽光発電」という選択肢

第1章:【2025年版】オール電化・2人暮らしの平均電気代はいくら?

自分たちの電気代が適正なのかを判断するために、まずは客観的な平均データと比較してみましょう。ただし、総務省の家計調査には「オール電化世帯」という明確な区分がないため、ここでは二人以上世帯の光熱費データからオール電化の電気代を推計し、季節ごとの目安を解説します。

公的データから見る2人暮らしの光熱費

総務省統計局の家計調査(2023年)によると、二人以上世帯の1ヶ月あたりの光熱・水道費の平均額は約24,371円です。このうち、電気代が約11,363円、ガス代が約4,496円を占めています。オール電化住宅ではガス代がゼロになる代わりに、調理や給湯のエネルギーがすべて電気代に上乗せされる形になります。

これを踏まえると、オール電化・2人暮らしの電気代は、ガス併用世帯の「電気代+ガス代」の合計である約15,859円あたりがひとつの目安と言えるでしょう。しかし、これはあくまで年間の平均値。オール電化の電気代は、季節によって大きく変動するのが特徴です。

季節 オール電化・2人暮らしの電気代(目安) 特徴・注意点
春・秋 11,000円 〜 14,000円 冷暖房の使用が少なく、電気代が最も安くなる時期。
15,000円 〜 19,000円 エアコンの冷房使用により電気代が上昇。日中の電気使用量が増える。
22,000円 〜 35,000円 暖房、給湯(水温低下による)、照明の使用が増え、電気代がピークに達する。
※上記は総務省の家計調査や一般的なライフスタイルを基にした推計値であり、お住まいの地域、住宅性能、ライフスタイル、契約プランにより大きく変動します。

出典:総務省統計局 家計調査(家計収支編)

お手元の検針票と上記の目安を比較してみてください。特に冬場の電気代が3万円を大幅に超えるような場合は、電気の使い方に改善の余地がある可能性が高いです。次の章では、なぜオール電化の電気代、特に冬場に高騰するのか、その原因を深掘りします。


第2章:なぜ高い?オール電化の電気代を押し上げる3大要因

オール電化の電気代を効果的に下げるには、ガス併用住宅とは異なる特有の「電気代が高くなる原因」を理解することが不可欠です。特に「給湯」「暖房」「調理」の3つが大きなポイント。これらの使い方を見直すことが、節約への最短ルートとなります。

要因1:給湯(エコキュート)の日中の「沸き増し」

オール電化住宅の電気代を左右する最大の要因が「エコキュート」です。エコキュートは、電気料金が安い深夜電力を使って効率的にお湯を沸かし、タンクに貯めておく仕組みです。しかし、お湯を使いすぎて日中に「湯切れ」を起こし、電気料金が高い昼間に「沸き増し」をしてしまうと、電気代が一気に跳ね上がります。

2人暮らしの場合、日中どちらかが在宅している、シャワーを浴びる回数が多いなど、生活パターンによってはお湯の使用量が増え、意図せず沸き増しが頻発しているケースが少なくありません。「お湯が足りないと困るから」と、常に多めに沸かす設定にしている場合も要注意です。

要因2:消費電力の大きい「暖房器具」の使用

冬場の電気代高騰のもう一つの主犯が「暖房」です。エアコンは比較的効率が良い暖房器具ですが、設定温度を上げすぎたり、古い機種を使い続けたりすると電気代がかさみます。さらに、蓄熱暖房機、電気式の床暖房、オイルヒーターといった機器は快適性が高い反面、消費電力が非常に大きい傾向があるため、長時間の使用は電気代に直結します。

要因3:日中の「IHクッキングヒーター」利用

IHクッキングヒーターはガスコンロに比べて安全でお手入れも簡単ですが、使い方によっては電気代に影響します。特にオール電化向けの料金プランは日中の電気料金が高く設定されているため、昼間のピークタイムに高火力で煮込み料理をするなど、長時間IHを使い続けると、じわじわと電気代を押し上げます。

この章のまとめとして、オール電化の電気代節約は「いかに電気料金の高い日中時間帯の電力消費を抑え、割安な深夜電力にシフトできるか」が鍵となります。特に、電気消費の約3割を占めるとも言われる給湯、つまりエコキュートの運用方法が最も重要なのです。


第3章:今日から実践!2人暮らしのオール電化電気代を賢く節約する10の方法

電気代が高くなる原因がわかったら、次はいよいよ具体的な節約術の実践です。高価な設備投資は不要で、今日からすぐに始められる効果的なテクニックを「エコキュート設定」「調理・暖房」「生活習慣」の3つのカテゴリーに分けて10個ご紹介します。

エコキュートの最適設定

  1. 沸き上げモードを「おまかせ節約」に:多くのエコキュートには、過去のお湯の使用量を学習し、自動で最適な湯量を沸かす「おまかせ(学習)モード」が搭載されています。常に満タンに沸かす設定ではなく、このモードに切り替えるだけで無駄な沸き上げを減らせます。
  2. 日中の沸き増し機能を「停止」する:日中の高い電気代での沸き増しを防ぐため、日中の沸き増し機能を原則「停止」または「禁止」に設定しましょう。湯切れが心配な場合は、来客時など必要な時だけ手動で沸き増しを行います。
  3. 長期不在時は「沸き上げ休止」設定に:2日以上家を空ける場合は、必ず「沸き上げ休止」や「長期不在モード」に設定しましょう。これを忘れると、誰も使わないお湯を毎日沸かし続けることになり、大きな無駄になります。

調理・暖房の工夫

  1. IH調理は「圧力鍋」や「保温調理」で時短:煮込み料理などは、圧力鍋や無水調理鍋、保温調理器などを活用して加熱時間を短縮しましょう。余熱をうまく使うことで、IHの通電時間を減らせます。
  2. エアコンは「自動運転」&「フィルター清掃」:暖房時のエアコンは、こまめにON/OFFするより「自動運転」で室温を一定に保つ方が効率的です。また、フィルターを2週間に1度清掃するだけで、暖房効率が向上し消費電力を削減できます。
  3. 窓の「断熱対策」を徹底する:住宅の熱の多くは窓から出入りします。厚手のカーテンや断熱シート、内窓の設置などで窓の断熱性を高めることは、暖房効率を上げる上で非常に効果的です。

生活習慣の見直し

  1. 食洗機や洗濯乾燥機は「夜間タイマー」で:食洗機や洗濯乾燥機など、すぐに運転する必要のない家電は、電気料金が安い深夜時間帯にタイマーで動かすようにしましょう。
  2. 日中の電力消費を意識的に減らす:日中はテレビのつけっぱなしを避ける、掃除機はまとめてかけるなど、単価の高い時間帯の電力消費を意識的に減らすだけでも効果があります。
  3. 電力会社の「見える化サービス」を活用:多くの電力会社が、時間帯別の電気使用量をスマホアプリなどで確認できるサービスを提供しています。自分たちの電気の使い方の癖を把握し、改善に役立てましょう。
  4. 契約アンペアと料金プランを定期的に見直す:ライフスタイルの変化に合わせて、契約アンペア数が過大でないか、より最適な料金プランがないかを年に一度は見直すことをお勧めします。

これらの節約術は、オール電化住宅のメリットである「深夜電力の安さ」を最大限に引き出すためのものです。まずはできそうなことから始めて、賢く電気代をコントロールしましょう。

たくさんの節約術があって混乱しそうな時は、無料で読める「電気代節約の漫画ガイド」で全体像を楽しく把握するのが近道です。
※効果や制度はご家庭の状況により異なります。


オール電化・2人暮らしの電気代に関するよくある質問(FAQ)

Q1. オール電化で2人暮らしの電気代、冬はいくらが普通?

一概に「いくら」と断定はできませんが、一般的な目安としては月額22,000円〜35,000円程度の範囲に収まることが多いようです。ただし、これはお住まいの地域(寒冷地かどうか)、住宅の断熱性能、設定温度、在宅時間などによって大きく変動します。

もし、特段の贅沢をしていないにもかかわらず、毎月40,000円を超えるような場合は、エコキュートの設定が不適切であったり、契約している料金プランがライフスタイルに合っていなかったりする可能性が考えられます。一度、電気の使い方や契約内容を見直してみることをお勧めします。

※金額はあくまで参考目安です。燃料費調整額の変動によっても上下します。

Q2. エコキュートの交換時期や費用は?

エコキュートの寿命は、一般的に10年〜15年が目安とされています。使用頻度や設置環境にもよりますが、10年を過ぎるとお湯の沸きが悪くなったり、エラーが頻発したりといった不具合が出始めることがあります。

交換にかかる費用は、本体のグレードやタンク容量、工事内容によって異なりますが、総額で40万円〜70万円程度が相場です。急な故障で慌てないためにも、設置から10年が近づいてきたら、複数の業者から見積もりを取るなど、計画的に交換を検討し始めると良いでしょう。自治体によっては交換に対する補助金制度がある場合もあります。

出典:資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」

Q3. 太陽光発電を導入するメリットは?

オール電化住宅に太陽光発電を導入する最大のメリットは、電気料金が最も高い日中の電力消費を、自宅で発電した電気でまかなえる点です。これにより、電力会社から買う電気の量を大幅に減らすことができ、電気代を劇的に削減できます。

さらに、蓄電池を併設すれば、昼間に使いきれなかった電気を貯めておき、夜間や朝夕に使用したり、災害時の非常用電源として活用したりすることも可能です。日々の節約だけでなく、エネルギーの自給自足とレジリエンス(防災力)向上にもつながる、非常に相性の良い組み合わせと言えます。

Q4. 電力会社の乗り換えは有効ですか?

はい、有効な場合があります。2016年の電力自由化以降、多くの事業者が特色ある料金プランを提供しています。特にオール電化住宅は電気使用量が多いため、料金プランの見直しによるインパクトは大きくなります。

例えば、深夜時間帯がより安いプラン、日中の料金が比較的抑えられているプラン、ガスや通信とのセット割引があるプランなど様々です。ご自身の家庭の電気使用パターン(どの時間帯に多く使っているか)を把握した上で、複数の電力会社のプランをシミュレーションしてみることをお勧めします。

 

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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