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ホーロー鍋はIHに対応してるの?【IH購入時の注意点も紹介】

オール電化 2024年01月04日更新

今回は、ホーロー鍋とIHクッキングヒーターの関係性について解説していきます。

結論から言うと、IHでホーロー鍋は利用可能です。

本記事ではなぜホーロー鍋がIHで利用できるのか。

また、IHを購入するときの注意点を紹介していきます。

IHの導入を検討している方におすすめの記事です。

ぜひ最後まで読んでみてください。

IHでホーロー鍋は使える?

冒頭にも述べた通り、IHでホーロー鍋は利用可能です。

そもそもIHは、磁力線の働きと電気抵抗を活用することで、熱を生み出します。
そのため、電気抵抗の強い金属が用いられている調理器具であれば利用可能なのです。

そしてホーロー鍋は、鉄にガラスを焼き付けてコーティングした鍋のことを指します。
鉄やは電気抵抗が強い金属なので、IHでも利用可能なのです。

IHで使える鍋の種類

先ほども述べた通り、IHは電気抵抗の強い素材で製造された調理器具であれば利用可能です。
そのため、
鉄やステンレスを用いたフライパン・鍋はIHで使えます。

逆に言うと、電気抵抗の弱い銅やアルミを用いた調理器具や、ガラス鍋・土鍋は利用できません。

ホーロー鍋の場合でも、鉄ではなくアルミが用いられたものは利用できないのです。

オールメタル対応IHで使える鍋

IHの中でも、オールメタル対応IHであれば、銅・アルミ製の調理器具が利用可能です。

オールメタルIHは、通常よりも加熱周波数を大きくすることで、電気抵抗の小さい金属でも対応できるようにしています。

ただし、一般的なIHに比べて火力が弱い点には注意が必要です。

ラジエントヒーターで使える鍋

ラジエントヒーターであれば、金属製だけでなくガラス鍋や土鍋も利用できます。
電気を用いてラジエントヒーターそのものを加熱するという仕組みだからです。

ただし、電気を熱エネルギーに変換するということで変換効率が悪く、火力が弱くなっていることには注意が必要です。

IHを購入するときの注意点

IHを購入するときの注意点は以下のとおりです。

  • IHが導入できる環境なのかを確認する
  • 火力が弱くなりがち
  • 調理器具がIHに対応しているかを確認する

それぞれ解説していきます。

IHが導入できる環境なのかを確認する

まずは、IHが導入できる環境なのかどうかを確認しましょう。

そもそも、IHには卓上型と据え置き型とビルトイン型が存在します。

まず、卓上型はテーブルの上で簡易的に利用できるタイプのIHです。

次に据え置き型とは、その名の通り据え置きタイプのIHで、コンセントで電気が確保できれば設置可能です。

そして、ビルトイン型はキッチンに埋め込んで設置するIHで、導入するための工事を必要とします。

据え置き型の場合は何も気にすることはないでしょう。

しかし、ビルトイン型のIHを導入したい場合は、IHが導入できる環境なのか確認する必要があるでしょう。

ちなみに据え置き型は導入が容易で、かつ価格が安いのがメリットです。

その代わり、ビルトイン型に比べると機能が充実していません。

一方、ビルトイン型は導入のための工事が必要だったり、本体価格が高かったりするデメリットがあります。

ただし、調理機能が充実しているため、快適に料理することが可能です。

火力が弱くなりがち

IHは、ガスコンロに比べると火力が弱くなりがちです。

ステンレスや鉄製の調理器具なら問題ありません。

しかし土鍋の場合、ラジエントヒーターが必要になるため、火力が弱くなってしまうのです。

また、電気を用いて熱を生み出すため、火で炙るような調理ができません。

その代わり、火力を10段階でコントロールできたり、機種によっては温度で調整できたりするので、ガスコンロに比べると適切な温度を管理しやすいメリットがあります。

調理器具がIHに対応しているかを確認する

IHを購入する際は、自分が所有している調理器具がIHに対応するかをしっかり確認しましょう。

素材はもちろんのこと、鍋底が平らな形状になっていることも必要です。

真ん中が凹んでいたりすると、電気をうまく流すことができないからです。

また、簡単な見極め方として、鍋底に磁石が付くかどうかを確かめる方法があります。

これで磁石が付けばIHに対応、逆に磁石が付かなければIHに未対応です。

なお、調理器具はSGマークのある鍋を選ぶことをおすすめします。

SGマークは一般財団法人製品安全協会が定めた認知基準に適合している製品にのみ与えられるマークです。

安全性がしっかり保証されています。

IHのメリット

IHのメリットは以下のとおりです。

  • デザインがおしゃれ
  • 火事の危険性が低い
  • 調理機能が豊富

それぞれ解説していきます。

メリット①:デザインがおしゃれ

IHはガスコンロに比べてデザインがおしゃれであることが多いです。

ガスコンロの場合、表面が凸凹しているため、おしゃれかと言われると微妙なところがあります。

しかしIHは天板がフラットな構造となっているため、シンプルかつスタイリッシュです。
キッチン全体がスッキリ見えます。

また、ここ最近はカラーバリエーションも増えてきているので、自宅のキッチンに合わせた色選びが可能です。

メリット②:火事の危険性が低い

IHは電気を活用することで熱を生み出しているため、火事の危険性が低いです。
ガスコンロの場合、ガスを活用して火を生み出しているので、当然のことながら火事のリスクがあります。
特にお子さんのいる家庭であれば、IHがおすすめだといえるでしょう。

ただし、IHは火事になることはほとんどありませんが、火傷する可能性があります。
ガスコンロと違って火が発生しないため、「危ない!」と感じづらいのです。

一応、ガスコンロには「高温注意」の点灯部分があるのですが、製品によっては見づらい場合があります。
お子さんがいる家庭でIHを導入する場合は、「高温注意」の点灯部分がハッキリ見えるタイプを選ぶようにしましょう。

メリット③:調理機能が豊富

IHは調理機能が豊富です。オート調理機能が搭載されていたり、温度調節がやりやすかったりします。

また、ハイエンドモデルの場合、グリル部分に力を入れている製品が多いです。

グリルを多用する人の場合は、ハイエンドモデルのIHを選ぶといいでしょう。

まとめ

それでは本記事をまとめていきます。

  • ホーロー鍋はIHで利用可能
  • IHは、鉄・ステンレス製の調理器具なら問題なく利用できる
  • IHはガスコンロに比べて機能が充実していて安全

ホーロー鍋は機能性の高い調理器具なので、IHで利用できるのは非常に便利でしょう。

ワンランク上の調理を試してみたい方は、ホーロー鍋にIHを組み合わせてみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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