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【電気代・ガス代】エコキュートで光熱費は劇的に変わる?給湯器の選び方と補助金2025年最新情報

その他リフォーム 2025年10月02日更新

【電気代・ガス代】エコキュートで光熱費は劇的に変わる?給湯器の選び方と補助金2025年最新情報

近年、電気代やガス代の高騰が家計を圧迫し続けています。特に、家庭のエネルギー消費の約3分の1を占める「給湯」の見直しは、光熱費全体を削減する上で最も効果的な一手となります。

本記事では、高効率給湯器であるエコキュートに焦点を当て、従来のガス給湯器と比較してどれほどの経済効果があり、導入時に活用できる補助金制度にはどのようなものがあるのかを専門的な観点から解説します。

目次

導入:エコキュートは「電気代とガス代」高騰時代の切り札となり得る

結論から言うと、エコキュートは、電力契約と生活習慣を最適化すれば、長期的に見て光熱費を大幅に削減できる「切り札」となり得ます。ただし、導入には高い初期費用がかかるため、その回収計画と最新の補助金制度の活用が不可欠です。

本記事の重要ポイント3つ

  • エコキュートはヒートポンプ技術により、ガス給湯器に比べてランニングコストを約3分の1〜4分の1に削減できる可能性がある。
  • 削減効果を最大化するには、オール電化向けの電力プランへの変更と、お湯を使う時間帯の最適化が必須条件となる。
  • 初期費用は50万円〜80万円と高額だが、国や自治体の補助金(給湯省エネ事業など)を活用することで、実質的な導入コストを下げられる。

1. なぜ今、給湯器を見直すべきか?電気代・ガス代高騰と家庭のエネルギー消費構造

【要旨】給湯は家庭内で最も多くのエネルギーを消費する分野であり、電気代やガス代の高騰が続く現代において、最も費用対効果の高い節約対策は「給湯器の効率化」にあります。まずは、光熱費の約3割を占める給湯コストの構造を理解しましょう。

1-1. 給湯器が光熱費に与える影響度

資源エネルギー庁のデータ(家庭部門のエネルギー消費)によると、日本の一般家庭におけるエネルギー消費量の内訳は、給湯が約27%を占めており、暖房(約25%)と並んで二大消費源です。この給湯部分の効率を上げることは、そのまま家計に直結します。

従来のガス給湯器や電気温水器は、水を温める際に大きなエネルギーを消費しますが、特にガス代は原料価格の高騰や円安の影響で、安定していた時期と比べても大幅に増加しています。ガス併用住宅の場合、給湯器をエコキュートに切り替えれば、ガス使用量(給湯分)をゼロにできるため、大きな削減効果が見込めます。

1-2. エコキュートとガス給湯器の基本的なコスト構造の違い

給湯器には主に以下の3種類があります。それぞれのコスト構造が根本的に異なります。

  • ガス給湯器(従来型・高効率型):
    主に都市ガスやプロパンガスを燃料とする。燃焼によりお湯を沸かすため、ガスの単価に依存する。
  • 電気温水器
    電気ヒーターで水を温める。エネルギー変換効率が悪く、電気代が高くなる傾向がある。
  • エコキュート
    電気を使って空気中の熱を汲み上げ、圧縮して熱を発生させる「ヒートポンプ」方式を採用。電気温水器に比べて効率が非常に高く、主に安価な深夜電力帯を利用する。

この中で、エコキュートは投入した電気エネルギーの3倍以上の熱エネルギーを生み出す(COPが3以上)ため、構造的に最も省エネ性が高い給湯器と位置づけられています。ランニングコストは、ガス給湯器の約1/3〜1/4程度になることが期待されます。

この章の簡易まとめ

光熱費削減の焦点は給湯(約3割の消費)です。エコキュートはヒートポンプ技術により、従来のガス給湯器や電気温水器と比較して、圧倒的な低ランニングコストを実現するポテンシャルを持っています。


2. エコキュート導入で「光熱費」はどれだけ変わるのか?仕組みと経済効果

【要旨】エコキュートの最大の強みは、深夜の安い電気を使って効率よくお湯を作り、それを貯めておく点です。しかし、最大限の経済効果を得るためには、最適な電力プランの選択と、電気代単価が安い時間帯に稼働させる設定が必須となります。

2-1. ヒートポンプ技術の仕組みと高効率の理由

エコキュート(正式名称:自然冷媒ヒートポンプ給湯機)は、「エアコンの暖房を逆にしたもの」とイメージすると分かりやすいです。

電気を熱源として直接使うのではなく、コンプレッサーを動かして「大気中の熱」を汲み上げ、その熱を利用してお湯を沸かします。これは、お湯を沸かすために費やした電気エネルギー以上に、空気中から得た熱エネルギーを使えることを意味します。そのため、熱効率(COP)が非常に高く、電気温水器の約3倍、ガス給湯器の高効率モデルと比べても優位性があります。

2-2. ランニングコスト比較:エコキュート vs ガス給湯器

ランニングコストは、地域・季節・電力/ガス料金プランによって大きく変動しますが、一般的な4人家族の給湯費用を比較した目安は以下の通りです。

給湯器の種類 月間のランニングコスト目安 年間のランニングコスト目安
エコキュート 約2,000円〜3,500円 約24,000円〜42,000円
高効率ガス給湯器(エコジョーズ) 約7,000円〜10,000円 約84,000円〜120,000円
従来型ガス給湯器 約9,000円〜13,000円 約108,000円〜156,000円
※上記は東京電力エリアにおける一般的な使用条件での試算例です。契約プラン、使用量、地域(寒冷地など)により大きく変動します。

この表から、年間で約6万円〜10万円以上の光熱費削減ポテンシャルがあることが分かります。特にガス代が高騰している地域や、お湯の使用頻度が高い大家族ほど、削減メリットが大きくなります。

2-3. 効果を最大化するための電力プラン最適化

エコキュートの経済性が成り立つ大前提は、オール電化向けの時間帯別電力プランの利用です。これらのプランは、深夜(例えば午後11時〜午前7時)の電気代単価が、日中の単価の約1/3程度に設定されています。

  • 必須対応事
    エコキュートの稼働時間(お湯の沸き上げ時間)を、必ず深夜の安価な時間帯に設定すること。
  • 生活習慣の見直
    食洗機や洗濯機など、電力消費の大きい家電も可能な限り深夜帯に利用する習慣をつけましょう。

エコキュートによる光熱費削減の「実質的な効果」を見極めるには、現在の電気代・ガス代を正確に把握し、オール電化後のシミュレーションと比較検討が必要です。無料シミュレーションであなたの電気代の最適化が本当に可能か試算してみましょう。
※費用や制度適用は条件により異なります。

この章の簡易まとめ

エコキュート導入は月々数千円の削減効果が見込めますが、そのためには「深夜電力」を最大限活用できる電力プランへの切り替えが不可欠です。


3. エコキュート導入の初期費用と補助金制度の最新動向(2024年〜2025年)

【要旨】エコキュートはランニングコストは低い一方で、機器代と工事費を合わせた初期費用が高額になる点が最大のネックです。しかし、近年は政府が推進する省エネ化政策により、高効率給湯器への補助金が手厚くなっており、これを活用すれば導入のハードルは大きく下がります。

3-1. 導入費用の相場と回収期間の目安

エコキュートの初期費用は、機種(給湯能力や機能)と工事内容によって大きく異なります。特に、ガス給湯器からの入れ替えの場合は、配管工事や電力契約の変更工事が伴うため、費用が上乗せされます。

項目 費用相場(目安) 補足(前提条件)
機器本体費用(370L~460L) 30万円〜60万円 メーカー、機能、販売店により幅がある
標準工事費(設置・配管・電気工事) 15万円〜30万円 基礎工事、電力契約変更手続き等を含む
初期費用合計(目安) 45万円〜90万円
※費用は地域や既設の給湯器、設置環境、業者の選定により異なります。必ず複数の見積もりを取りましょう。

もし年間10万円の光熱費が削減できたと仮定すると、初期費用(補助金適用前)が60万円の場合、単純計算で回収期間は約6年となります。エコキュートの設計標準使用期間が10年〜15年であることを考えると、費用対効果は十分に見込めます。

3-2. 2024年度の主要な「補助金」制度:給湯省エネ事業など

高効率給湯器の導入に対しては、国による大規模な補助金制度が設けられています。代表的なものが「給湯省エネ事業」(正式名称:高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金)です。

この制度は、高い省エネ性能を持つエコキュートやエネファームの導入を支援するものです。主なポイントは以下の通りです。

  • 補助対象
    高効率のエコキュート本体と設置工事費用。
  • 補助額目安
    基本額は定額で設定されており、高性能モデルや撤去費用加算でさらに増額される場合があります。(例:基本額5万円〜13万円程度。年度により変動。)
  • 注意点
    補助対象期間が設定されており、予算が上限に達すると早期に終了する可能性があります。また、補助金の申請は一般消費者が直接行うのではなく、事業に参加登録している業者が代行する形が一般的です。

地方自治体(都道府県、市区町村)でも、独自の地球温暖化対策推進の一環として、エコキュート導入補助金を提供している場合があります。国の補助金と併用可能なケースもあるため、必ず居住地の自治体情報を確認しましょう。(出典:経済産業省 資源エネルギー庁

3-3. 補助金活用の落とし穴:注意すべき適用条件

補助金は魅力的ですが、「申請期間の遵守」「対象製品の限定」「予算終了」などの落とし穴があります。特に注意すべきは、契約するタイミングです。

多くの補助金は、事業の交付決定を受けてから着工・契約することが条件となっており、補助金が決まる前に工事を開始してしまうと、補助金を受け取れなくなる可能性があります。

そのため、業者が補助金申請に慣れているか、また補助金適用を前提とした見積もりを作成してくれるかを確認することが重要です。

この章の簡易まとめ

高額な初期費用は補助金でカバー可能です。必ず業者に最新の国・自治体の補助金制度を確認し、適用条件を正確に理解した上で契約を進めましょう。


4. エコキュート導入の失敗事例と後悔しないための注意点

【要旨】エコキュートは優れた省エネ性能を持ちますが、万能ではありません。設置場所の制約、騒音問題、そして最も多い「湯切れ」リスクなど、導入前に把握しておくべきデメリットと対策があります。これらの注意点を無視すると、「電気代は下がったが生活の快適性が損なわれた」という結果になりかねません。

4-1. 設置場所と騒音(低周波音)の問題

エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプユニットの2つを設置する必要があり、一定のスペースを確保しなければなりません。特にヒートポンプユニットは、熱を生成する際に運転音や低周波音を発生させます。

  • 設置場所
    隣家の寝室や窓の近くなど、居住空間に近い場所に設置すると、運転音が近隣トラブルの原因となることがあります。設置位置について業者と十分に協議し、防振対策を講じることが重要です。
  • 寒冷地仕様
    特に寒い地域では、外気温が下がると効率が落ちるため、専用の寒冷地仕様モデルを選ぶ必要があります。

4-2. 湯切れリスクと対策:タンク容量の適切な選定

エコキュートは、深夜に沸かしたお湯をタンクに貯めておく仕組みです。そのため、日中に想定以上のお湯を使ってしまうと「湯切れ」を起こし、沸き増しが必要になります。沸き増し運転は割高な日中の電気代を使ってしまうため、経済効果を大きく損ないます。

  • 容量選定
    家族構成だけでなく、来客頻度、浴槽の大きさ、床暖房の有無など、最大のお湯使用量を想定してタンク容量を選定しましょう。(4人家族で370L〜460Lが目安)
  • 沸き上げ設定
    旅行や出張で留守にする際は「おまかせ運転」ではなく「休止」設定にするなど、日々の使用状況に合わせて賢く設定を調整する必要があります。

4-3. 訪問販売・契約判断におけるリスク回避

エコキュートや太陽光発電の需要増加に伴い、悪質な訪問販売業者も増えています。「今すぐ契約すれば補助金に間に合う」「他社より圧倒的に安い」といった焦りを誘うセールストークには注意が必要です。

  • 相見積もり
    最低でも3社以上の専門業者から見積もりを取り、価格、工事内容、アフターサポート体制を比較検討しましょう。
  • 内訳の確認
    見積書には、機器本体価格、標準工事費、追加工事費、諸経費などが明確に記載されているかを確認してください。不当に高い費用が計上されていないかチェックが必要です。
  • 補助金の確認
    業者が補助金制度を正しく理解し、申請手続きを適切に行ってくれるかを確認しましょう。

この章の簡易まとめ

湯切れリスク、騒音対策、そして適切な容量選定は、エコキュート導入後の満足度を大きく左右します。デメリットを理解し、信頼できる業者と連携してリスクを回避しましょう。


5. FAQ:エコキュート・給湯器に関するよくある質問

Q1. エコキュートの寿命は何年くらいですか?交換時期の目安を教えてください。

A. 一般的に、エコキュートの設計標準使用期間は10年〜15年とされています。ただし、これはメーカーや使用状況により異なります。耐用年数が近づくと、お湯が温まりにくい、エラー表示が頻繁に出る、水漏れが発生するといった症状が出始めます。経年劣化が進むと修理部品の供給が難しくなるため、設置から10年を過ぎたら、次の交換時期を検討し始めるのが賢明です。

Q2. エコキュート導入で「ガス代」は本当にゼロになりますか?

A. はい、給湯に都市ガスやプロパンガスを使っていた場合、給湯器をエコキュートに切り替えれば、給湯に関するガス代はゼロになります。ただし、ガスコンロを使用している場合や、ガスファンヒーターなど給湯以外の設備にガスを使用している場合は、それらの費用は残ります。オール電化に完全に切り替えることで、ガス契約自体を解約し、基本料金も含めたガス代すべてをゼロにできます。

Q3. 停電してもお湯は使えますか?災害時の「給湯器」の備えは?

A. 停電中は、エコキュートは稼働できませんが、貯湯タンクの中に残っているお湯は使用できます。ただし、ポンプが動かないため、機種にもよりますが、タンク下部にある非常用取水栓を開けて、手動で水を出す必要があります。事前に取水方法を確認しておきましょう。また、断水時には基本的に使用できません。

Q4. エコキュート導入後、オール電化にすると電気代単価は上がりますか?

A. はい、多くの場合、日中の電気代単価は、従来の従量電灯プランよりも高くなります。オール電化プランは、深夜帯(例:23時〜7時)の単価を非常に安く設定し、その代わりに日中の単価を高めに設定しています。そのため、昼間に電気を多く使う生活習慣(在宅勤務や日中の家電使用が多いなど)だと、かえって電気代が高くなるリスクがあります。生活スタイルに合った電力プランを選ぶことが重要です。

エコキュートの仕組み、費用、デメリットについて詳しく知りたい方は、無料のエコキュートE-BOOKで基礎から学んでみてください。
※後悔しないための製品選びと業者選定のポイントも解説しています。

 


まとめ:エコキュート導入は「設備」より「計画」が重要

エコキュートは、電気代とガス代が高騰する現代において、家庭の光熱費を削減するための強力な手段です。しかし、導入後の経済効果は、機器の性能だけでなく、電力プランの選択、生活習慣の見直し、そして適切な補助金活用にかかっています。

導入を検討する際は、「初期費用が高いから損」と決めつけずに、年間削減額と標準使用期間から算出される経済的な回収期間を冷静に試算することが重要です。また、湯切れや騒音といったデメリット対策、そして何よりも信頼できる工事・販売業者の選定が、長期的な満足度を左右します。

まずは、複数の業者から見積もりと、最新の補助金適用シミュレーションを受け取り、ご自宅にとって最適な給湯器選びを進めてください。

出典・参照元

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

光熱費削減コンサルタント

中田 萌
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