一人暮らしのガス代8000円は高い?安い?原因や節約方法を解説!
生活パターンによって個人差の大きい一人暮らしのガス代。
たとえば「一ヶ月8,000円」という金額が高いか安いかよくわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、「一人暮らしのガス代」に関する以下のお役立ち情報をくわしく解説していきます。
- 一人暮らしでガス代8,000円は高いのか?一般的なガス代相場と比較
- 一人暮らしなのにガス代が8,000円を超えてしまう「3つの原因」
- 一人暮らしのガス代を8,000円以下に抑える「3つの節約方法」
ガス使用量を自由に調整できる一人暮らしは、工夫次第で今すぐ大幅な節約も充分可能です!
ぜひ本記事の節約法を参考にしてみてくださいね。
目次
一人暮らしのガス代相場はいくら?8000円は高い?安い?
まずはじめに、一人暮らしでガス代が8,000円を超えるのは一般的に高いのかどうか、全国的なガス代の相場と比較して考えていきましょう。
【相場は約5,000円】一人暮らしのガス代8000円は高い!
結論からいえば、一人暮らしでガス代が一ヶ月8,000円を超えるのは「相場よりかなり高い」です。
灯油やガスなどの小売価格を調査する「石油情報センター」による、2022年8月のプロパンガス料金の相場を以下にご紹介します。
地域 | 使用量5㎥の相場 | 使用量10㎥の相場 |
北海道 | 6,639円 | 10,851円 |
東北 | 5,837円 | 9,725円 |
関東 | 5,073円 | 8,275円 |
中部 | 5,415円 | 8,744円 |
近畿 | 5,286円 | 8,547円 |
中国 | 5,755円 | 9,261円 |
九州・沖縄 | 5,467円 | 8,906円 |
全国平均 | 5,442円 | 8,867円 |
※相場価格は「基本料金」と消費税を含んでいます。
一般的な一人暮らしのガス使用量は「5㎥」を超えない場合がほとんどですので、一ヶ月のガス代が8,000円を超えるのはやはり高いと断言できそうですね。
全国相場より1,000円以上もガス代が高い「北海道」を除いて、その他の地域では「冬季でも8,000円を超えることは少ない」といえるでしょう。
プロパンガスでもガス代が一ヶ月8000円を超えたら要注意
都市ガスより「約1.8倍〜2倍」もガス代が高いといわれているプロパンガスですが、それでも一人暮らしで一ヶ月8,000円を超えたら要注意です。
たとえ冬季であっても一ヶ月8,000円はかなり高いですので、「ガスの使いすぎ」「ガス会社のプランが高すぎ」などの原因を調べて対策することをオススメします。
上記の原因に比べて可能性は低いですが、もしかすると「配管の劣化などによるガスもれ」による過剰消費も考えられます。
「うちはプロパンガスだから仕方がない…」と諦めずに、まずは全国相場くらいのガス代を目指して節約に挑戦してみましょう!
一人暮らしのガス代が8000円を超える「3つの原因」とは?
つづいて、一人暮らしのガス代が8,000円を超える際によくある「3つの原因」を順番に解説していきます。
原因を解決するだけでも来月のガス代は下げられますので、ぜひ一度自分に当てはまるかどうかチェックしてみてくださいね。
【原因①】シャワーやお風呂でお湯を使いすぎ
ガス代が相場よりも高い原因としてまず挙げられるのが「お風呂でのガスの使いすぎ」です。
中でも「シャワーのつけっぱなし」は、注意する家族がいない一人暮らしには非常によくあるガスのムダ使いといえるでしょう。
手元でお湯を止められて水量もカットできる「節水シャワーヘッド」に替えるだけでも、毎月のガス代を「数百円〜1,000円」も節約できます。
「シャワーの設定温度が高すぎる」のもガス代を上げる原因となりますので、普段なにげなく設定している温度を1℃〜2℃下げるなど、小さな努力から始めてみませんか?
【原因②】料理や洗い物でお湯を使いすぎ
お風呂とともにガス代を押し上げる大きな原因となるのが「キッチンでのガスの使いすぎ」です。
一人暮らしでも複数人でも、一回の料理に必要なガス量はそこまで変わらないことも多く、一人で料金を負担しなければならないぶん不利になってしまいます。
「簡単な料理はカセットコンロで済ます」「洗い物は一度つけ置きし、使うお湯を減らす」など、節約を意識するだけでもガス代を確実に下げられるでしょう。
カレーやシチューなどの煮込み料理は「一度に大量に作って冷凍する」など、一人暮らしならではの節約術に挑戦するのも楽しいですよね。
【原因③】ガス会社の料金プランが高い
意外と気がつきにくいガス代高騰の原因として「そもそも契約しているガス料金が相場より高い」というものも挙げられます。
特に、プロパンガスの料金はお住まいの地域やガス会社によって大きく違いますので、いちど契約内容を見直す価値は充分にあるでしょう。
「他の会社の料金を調べたら、基本料金が1,000円も違った」「従量料金もかなり割高だった」と気づくことも多く、会社を切り替えるだけで今すぐ節約できます。
よくある地域密着型のプロパンガス会社は相場より高めであるケースが多いですので、インターネットでの比較サイトなども活用してできるだけ安いプランを探してみましょう。
一人暮らしのガス代を8000円以下に抑える「3つの節約方法」
さいごに、一人暮らしのガス代を8,000円以下に抑えるために、今すぐできる「3つの節約方法」についてくわしく解説していきます。
なかでも本記事で一番オススメな方法は「ガス会社の切り替え」です。
意外とかんたんな手続きですみますので、ぜひ検討してみてくださいね!
【節約方法①】お風呂の追い焚きを使わない工夫をする
寒い冬にはゆっくり浸かりたいお風呂ですが、何度も追い焚きを繰り返すのはガス代を上げる大きな原因となってしまいます。
「体を洗うときには必ずお風呂にフタをする」など、できるだけ追い焚きの回数・時間を減らす工夫をするだけでも節約効果を実感できるでしょう。
また、熱いお湯にサッと浸かるより「ぬるめのお湯に長く浸かる」ほうがしっかり体を温め、ガスも節約できて「一石二鳥」というアイデアもあります。
もちろんシャワーで済ませた方がガス代は安いですが、「休日はお風呂でリラックスしたい!」という方は、追い焚きを減らす工夫を試してみましょう!
【節約方法②】キッチンで使える家電をうまく活用する
キッチンで何気なく使っているガスを「調理家電」に置き換えるだけでも、毎月のガス代はもちろん、水道代の節約にもつながります。
- 湯沸かしは電気ポットで行う。水から温める調理法はなるべく避ける
- 野菜の下準備からかんたんな調理まで、電子レンジをとことん活用する。
- 煮込みやカレーなどの調理はスロークッカーや電気圧力鍋で代用する
上記の調理家電はガス火よりも「半額〜5分の1」も光熱費が安く済みます。
プロパンガスを使っている方には特にオススメです!
ほかにも「卓上のIH調理器を使う」「洗い物は食洗機に任せる」など、便利で安い調理家電のアイデアはたくさんあります。
【節約方法③】もっと安いガス会社に乗り換える
本記事でもっともオススメのガス代節約方法が「ガス会社の切り替え」です。
ただガス会社を切り替えるだけで、「1,000円〜2,000円」も節約できる可能性があります。
2017年の「ガス自由化」により、プロパンガスだけでなく都市ガスも自由に契約する会社を選べるようになりました。
ガス自由化から5年経った現在はまさに価格競争の時代。
各社ともに魅力的なプランを提案しないと生き残れない状況ですので、今より安いプランもかんたんに見つかります。
「数ヶ月無料」「2万円キャッシュバック」などの新規キャンペーンを活用すればさらにお得です。
なるべく多くのプランを比較して、最適なものを選んでくださいね!
【まとめ】一人暮らしのガス代8000円は高い!今すぐ節約しよう
本記事でくわしく解説してきた「一人暮らしのガス代節約」のポイントを、もう一度以下にまとめていきます。
- 2022年8月の一人暮らしの平均ガス代は5,442円。8,000円を超える場合は使いすぎの可能性あり
- ガス代を押し上げる原因は「お風呂やキッチンでのガスの使いすぎ」であることが多い
- 「お風呂のフタで追い焚きを減らす」「節水シャワーに替える」だけで、毎月1,000円の節約も可能
- キッチンは調理家電の活用で大幅にガス代を節約できる。電気ポットやIH、食洗機などを検討しよう
- 一番節約効果が高いのはガス会社の切り替え。契約を替えるだけで1,000円〜2,000円安くなることも
一人暮らしではついつい気にせず使いすぎてしまうガスですが、キッチンやシャワーなど、ちょっとした工夫で今すぐ節約することは充分可能です。
それでも「思ったようにガス代が下がらない…」「相場よりガス代が高い…」という場合は、契約しているガスのプランが高すぎる可能性があります。
特にプロパンガスは地域によって違いが大きいため、ガス会社を切り替えるだけで格段に安くなるケースは多いでしょう。
「光回線」や「電気」などとセットで契約すると、驚くほど割引されるプランも多く登場していますので、ぜひこの機会に切り替えを検討してみませんか?
リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
無料お見積もりも承っております。見積もり依頼はこちら。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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