長州産業のスマートPV Plusとは?特徴や価格帯・補償内容についても!
長州産業の「スマートPV Plus」という蓄電池は、とても人気の商品です。
では、具体的にどのような特徴がある蓄電池なのでしょうか。
今回の記事では、長州産業という企業の特徴、蓄電池に対する保証内容、スマートPV Plusの特徴と価格相場、メリットとデメリットを紹介します。
目次
スマートPV Plus(長州産業)が欲しい!長州産業の特徴や保証内容は?
スマートPV Plusの特徴を見る前に、スマートPV Plusを販売している長州産業という企業の特徴と蓄電池に対する保証内容を紹介します。
長州産業という企業の特徴
長州産業は、1980年に住宅の設備メーカーとして設立しました。
以後、太陽光発電や蓄電池の開発・販売に力を入れており、国内生産にこだわって様々な特徴的な商品を世に送り出しています。
太陽光発電と蓄電池両方で高度なノウハウを持っているのは、長州産業の大きな強みです。
長期的に使っていく蓄電池の選択肢として、この上ない安心感を得られることでしょう。
長州産業が実施している保証内容
長州産業が実施している主な保証は、15年の製品保証です。
ちなみに、蓄電池を販売している多くの企業で、製品保証は10年に設定されています。
そこから5年間の延長を希望する場合、5万円前後のお金を別途支払う必要があり、有償で15年の製品保証となるのです。
しかし、製品の品質に確かな自信のある長州産業は、15年の長期保証を実現。
他メーカー製蓄電池で「プラス5年の保証延長をしたいけれど、延長分の費用が気になる」という悩みを抱えなくて済むのが大きな特徴です。
スマートPV Plus(長州産業)を購入したい!特徴や価格帯は?
続いて、長州産業が販売しているスマートPV Plusの主な特徴や価格相場を紹介します。
スマートPV Plus(長州産業)の主な特徴
スマートPV Plusの主な特徴は、以下の通りです。
- 蓄電池を増設できる
- 停電時に5.5kVAの高出力
- 200V対応型蓄電池
- ハイブリッド型蓄電池
- 安心の国内生産
スマートPV Plusは、最初の蓄電池を設置後3年以内であれば、蓄電池の増設が可能です。
蓄電池ユニット1台だと7.4kWhですが、2台合わせると14.08kWhと大容量蓄電池に様変わり。
二世帯住宅にする予定がある、家族が増える予定があるなどの家庭におすすめです。
停電時に5.5kVAの高出力に関しては、停電時も複数の家電を同時に使用できるなど、平常時と変わらぬ生活を送れるメリットがあります。
200V対応型蓄電池に関しても、オール電化家庭やエコキュートなどを使っている家庭では特に気にしていきたいポイント。
ちなみに、100V対応蓄電池の場合、オール電化家庭やエコキュートなどを使っている家庭は、蓄電池を所有していても停電時に送電できないので注意してください。
スマートPV Plusはハイブリッド型蓄電池なので、太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナー(以下・パワコン)が1台で済む特徴もあります。
ハイブリッド型蓄電池は、単機能型蓄電池に比べて割高ではありますが、パワコン1台で良いので工事費が安かったり、太陽光発電で発電した電力を効率的に蓄電池に蓄電できるなど、多くのメリットがあります。
安心の国内生産に関しては、前章で解説した通りです。
値段の安さよりも安心感を求めたい人は、長州産業のスマートPV Plusがおすすめです。
スマートPV Plus(長州産業)の価格相場
続いて、スマートPV Plusの価格相場を紹介します。
スマートPV Plusは、定価が3,102,000円です。
とても高額で驚いた方も多いのではないでしょうか。
しかし、蓄電池は基本的にオープン価格で販売されており、スマートPV Plusについても例外ではありません。
2022年度の蓄電池の販売価格は、1kWhあたり15〜20万円前後が相場です。
つまり、蓄電容量7.4kWhのスマートPV Plusは、111〜148万円で販売されるのが主流になります。
とはいえ、既述の通り、長州産業のスマートPV Plusは国内生産で確かな品質が確認されているため、割引率が低く設定されている可能性も。
できれば多くの販売店に足を運び、少しでも安く販売している店舗でスマートPV Plusを購入できると良いでしょう。
スマートPV Plus(長州産業)!メリットとデメリットには何がある?
最後に、スマートPV Plusのメリットとデメリットを紹介します。
スマートPV Plus(長州産業)の主なメリット
スマートPV Plusの主なメリットは、以下の通りです。
- 12,000サイクルで長寿命
- 機器保証が15年と長期間
- スマホと連動できる
- 必要な情報を音声で知らせてくれるシステムがある
- 3つの運転モードから家庭に合ったモードを選択可能
12,000サイクルで長寿命に関しては、1日1サイクル稼働したとして単純計算で32. 8年の長寿命ということです。
もちろん、使い方や劣化の具合によって、32. 8年も使えない可能性はあります。
しかし、蓄電池は最も短寿命のもので6,000サイクルなため、6,000サイクルの蓄電池に比べれば長寿命なのは安心できますよね。
スマートPV Plusはスマホと連動できるので、外出先でも蓄電池の充電・放電量や消費電力などの確認ができます。
特に外出時に安心できるサービスといえるでしょう。
必要な情報を音声で知らせてくれるシステムがあるのも、スマートPV Plusの大きな特徴。
非常時には、どうしても気持ちが焦ってしまうもの。
しかし、蓄電池の現状を音声で知らせてくれるシステムがあれば、非常時の見慣れないアイコンに悩むことはありません。
3つの運転モードから家庭に合ったモードを選択可能というのも、スマートPV Plusの嬉しい特徴の一つ。
選べるモードは、以下の表の通りです。
モード名 | モードの内容 |
スマートモード | 自家消費優先 |
ノーマルモード | 売電を優先 |
節エネモード | 自給自足の家づくりを優先 |
家庭に合ったモードで運転できるので、余剰電力を無駄にすることはありません。
高い初期費用を支払ってまで、わざわざ太陽光発電や蓄電池を導入する意味がありますよね。
スマートPV Plus(長州産業)の主なデメリット
スマートPV Plusの主なデメリットは、販売価格が少々割高な点です。
販売価格に関しては、長州産業がすべて国内産にこだわっているので仕方ない部分ではありますが、販売価格の高さゆえ、スマートPV Plusの購入を断念している人も少なくはないようです。
しかし、販売価格の高さに関しては、蓄電池の補助金制度を上手く利用することで、初期費用の大幅削減が可能です。
まずは補助金制度を具体的に調べ、蓄電池をお得に購入できる術がないかを確認することが求められるでしょう。
魅力あふれるスマートPV Plus(長州産業)!しっかり調べて検討しよう!
今回の記事では、長州産業が販売している蓄電池「スマートPV Plus」について紹介しました。
長州産業はさすが老舗メーカーというだけあって、国内生産にこだわりがあり、スマートPV Plusに関しても様々な魅力あふれる特徴があることが分かりました。
他メーカーの蓄電池に比べて割高というデメリットこそあるものの、それが唯一のデメリットといっても過言ではない長州産業のスマートPV Plus。
ぜひ、蓄電池の補助金制度を今一度しっかり見直し、スマートPV Plusが少しでも安く購入できる条件を調べてみてください。
条件が揃っているのであれば、スマートPV Plusの購入を前向きに検討してみましょう。
リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
無料お見積もりも承っております。見積もり依頼はこちら。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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