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「お得なナイト10」値上げの衝撃!電気代はいくら上がる?エコキュート/蓄電池ユーザー必見の対策5選

その他リフォーム 2025年11月10日更新

東京電力エナジーパートナー(TEPCO)の夜間電力プラン「お得なナイト10」を契約中の方にとって、昨今の電気料金改定は深刻な問題です。かつてはエコキュートや電気温水器の利用者に最適とされたこのプランですが、相次ぐ「値上げ」により、もはや「お得」とは言えない状況になりつつあります。

この記事では、「お得なナイト10」の値上げの背景と具体的な影響を徹底解説し、エコキュートや蓄電池をお使いの家庭が今すぐ取るべき対策を専門家の視点で詳しくご紹介します。

この記事で分かること

  • 「お得なナイト10」がなぜ値上げされたのか、その仕組みと背景
  • 値上げによって、ご家庭の電気代にどの程度の影響が出るかの目安
  • エコキュートや蓄電池ユーザーが取るべき具体的な対策(プラン見直し、節電、設備導入)
  • 太陽光発電や蓄電池が、今後の電気代高騰リスクにどう対抗できるか

値上げの事実を正確に把握し、ご家庭のライフスタイルに合った最適な対策を見つけましょう。


目次

「お得なナイト10」が値上げ! なぜ、いくら上がるのか?

「お得なナイト10」の値上げは、単一の要因ではなく、日本の電力システム全体の複数の変化が重なって起きています。まずは、なぜ料金が上がっているのか、その仕組みを正確に理解することが対策の第一歩です。

「お得なナイト10」プランの特徴とは?

「お得なナイト10」は、夜間(22時~翌朝8時)の電力量料金(1kWhあたりの単価)が安く設定されている代わりに、昼間(8時~22時)の単価が割高に設定されている、時間帯別電灯契約(自由料金プラン)の一つです。※現在は新規加入できません。

このため、エコキュートや電気温水器のように、主に夜間に電力を消費する(お湯を沸かす)機器を使用するオール電化住宅で多く契約されてきました。

値上げの主な要因は「燃料費調整額」と「託送料金」

「電気代が上がった」と感じる時、その内訳は主に以下の3つが影響しています。

  1. 基本料金:契約アンペア(A)や容量(kVA)で決まる固定費。
  2. 電力量料金(燃料費調整額を除く):電気使用量(kWh)に応じてかかる費用。
  3. 燃料費調整額:火力発電の燃料(LNGや石炭)の輸入価格変動を電気代に反映させるもの。
  4. 再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金):太陽光などの再エネ普及のために全利用者が負担するもの。

今回の「お得なナイト10」の値上げに大きく影響しているのは、特に「燃料費調整額」の扱いの変更と、「託送料金(送電網の利用料)」の見直しです。

従来、自由料金プラン(「お得なナイト10」など)の燃料費調整額には「上限」が設定されていることがありましたが、世界的な燃料価格高騰を受け、大手電力会社はこの上限を撤廃する動きを進めました。これにより、燃料価格が高騰した分が、直接的に電気代に上乗せされるようになりました。

さらに、送電網の維持・増強のために電力会社が支払う「託送料金」も、近年の再エネ導入拡大などを背景に見直されており、これも電気料金に転嫁されています。

TEPCOの公式発表でも、これらの料金体系の見直し(2023年以降の料金改定)が告知されています。

出典:東京電力エナジーパートナー「電気料金の改定(2023年4月1日実施)について」

エコキュート家庭への影響は?

「お得なナイト10」を契約するエコキュート利用家庭にとって、この値上げは深刻です。「夜間が安い」という最大のメリットが薄れてきているからです。

例えば、以前は夜間単価が昼間の1/3程度だったものが、値上げによって1/2程度に差が縮まったとします。エコキュートが毎日40kWhの電力を夜間に消費していた場合、その差額分が毎日家計にのしかかります。

「夜間電力プランだから安心」という時代は終わり、「夜間電力も高くなった」という現実を踏まえた対策が必要になっています。

【まとめ】「お得なナイト10」の値上げは、燃料費調整額の上限撤廃や託送料金の見直しが主な原因です。特に夜間電力に依存するエコキュート家庭は、電気代高騰の直撃を受けやすくなっています。


電気代高騰!今すぐ見直すべき「お得なナイト10」のリスク

「お得なナイト10」の値上げが続くなか、このプランを継続すること自体がリスクになり得ます。ご家庭の電力使用状況を把握し、プランが本当に「お得」なのか、再検証する時期に来ています。

リスク1:割高な「昼間電力」の罠

「お得なナイト10」の最大のリスクは、夜間電力(22時~8時)以外の昼間時間帯(8時~22時)の電力量料金が、他のプランに比べて非常に割高に設定されている点です。

近年、在宅ワークの普及やライフスタイルの変化で、昼間に在宅している時間が増えたご家庭も多いのではないでしょうか。昼間にエアコン、テレビ、PC、掃除機、電子レンジなどを使えば使うほど、割高な電気代が加算されていきます。

エコキュートで夜間に節約した分を、昼間の電力使用で相殺、あるいはそれ以上に支払ってしまっているケースも少なくありません。

リスク2:プラン変更の選択肢が限定的

「お得なナイト10」は、東京電力において既に新規加入が停止されているプランです。一度このプランから他のプラン(例:「スマートライフプラン」など)に変更すると、二度と「お得なナイト10」に戻ることはできません

また、新電力への切り替えを検討する際も注意が必要です。新電力会社の中には、「お得なナイト10」のような極端な時間帯別料金プランを提供しているところが少なく、一律の単価プランや、別の時間帯区分のプランしかない場合があります。

安易にプラン変更や新電力への切り替えを行うと、かえって電気代が上がってしまう可能性もあるため、慎重なシミュレーションが必要です。

リスク3:根本的な「電力購入」への依存

最大のリスクは、結局のところ「電力会社から電気を買い続ける」という構造そのものです。「お得なナイト10」が値上げされたように、今後も燃料価格の変動や政策変更によって、電力会社の都合で電気料金はいつでも値上げされる可能性があります。

どれだけ節電を頑張っても、電気の「単価」自体が上がってしまえば、電気代の削減には限界があります。

【まとめ】「お得なナイト10」は、割高な昼間電力、プラン変更の制約、そして電力会社への依存という根本的なリスクを抱えています。ご家庭の電力使用パターンを把握することが急務です。

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【徹底対策】「お得なナイト10」値上げを乗り切る5つの方法

「お得なナイト10」の値上げに対し、指をくわえて見ているわけにはいきません。家計を守るために、今すぐ実行できる対策から、将来を見据えた根本的な対策まで、5つの方法を優先度順にご紹介します。

対策1:電力使用の「見える化」と節電の徹底

まずは、ご家庭の電力使用状況を正確に把握することから始めます。TEPCOの会員向けWebサービス「くらしTEPCO WEB」などを利用すれば、時間帯別の電力使用量を確認できます。

  • 「お得なナイト10」の割高な昼間(8時~22時)に、どれだけ電気を使っているか?
  • エコキュートの沸き上げ以外(夜間)の電力使用はどれくらいか?

これらを把握した上で、不要な電力使用を徹底的に削減します。

  • エコキュートの設定見直し:お湯の使用量が少ない日は「沸き上げ休止」設定にする。季節ごとにお湯の量を調整する。
  • 待機電力の削減:使わない家電のコンセントを抜く。
  • 家電の買い替え:古いエアコンや冷蔵庫、照明を最新の高効率モデル(省エネ家電)に買い替える。

対策2:電力プランの比較・見直し

「お得なナイト10」を継続すべきか、他のプランに変更すべきかをシミュレーションします。

【TEPCO内の他のプラン】

例えば、同じくエコキュート利用者向けの「スマートライフプラン(S/L)」は、夜間時間帯(深夜1時~朝6時)が「お得なナイト10」よりさらに安くなる可能性がありますが、その分、昼間や朝夕の単価設定が異なります。ご家庭のライフスタイル(深夜1時~6時に電力使用を集中できるか)によって損得が分かれます。

【新電力への切り替え】

新電力各社が提供するプランと比較します。ただし前述の通り、単純な単価比較だけでなく、時間帯区分、燃料費調整額の計算方法、契約解除料の有無などを総合的に比較する必要があります。

対策3:太陽光発電の導入(昼間の電気代対策)

「お得なナイト10」の最大の弱点である「割高な昼間電力」の根本的な対策が、太陽光発電システムの導入です。

日中、最も電力単価が高い時間帯に、自宅の屋根で発電した電気(無料)を使うことができます。これにより、電力会社から買う電力量を大幅に削減できます。特に昼間在宅が多いご家庭や、日中にエアコンを多用する夏場などに絶大な効果を発揮します。

対策4:家庭用蓄電池の導入(夜間・昼間両対応)

太陽光発電と組み合わせることで最強の対策となるのが家庭用蓄電池です。

  • (太陽光あり)日中に太陽光で発電した余剰電力を蓄電池にため、割高な昼間のピーク時や、夜間に使用します。
  • (太陽光なし)(値上がりしたとはいえ)まだ単価が安い夜間電力を蓄電池に充電し、割高な昼間に使用します(ピークシフト)。

これにより、電力会社から電気を買う時間帯を、単価が安い時間帯に限定、あるいは買う量自体を最小限に抑えることが可能になります。

対策5:高効率エコキュートへの買い替え

現在お使いのエコキュートが古い(10年以上前)場合、最新の高効率エコキュートに買い替えることも有効な節電対策です。最新機種は保温性能や沸き上げ効率が格段に向上しており、同じ湯量でも使用電力を削減できます。

【まとめ】まずは「見える化」と節電、プラン見直しが基本。しかし、根本的な値上げリスク対策としては、太陽光発電や蓄電池を導入し、「電気を自給自足する」体制を整えることが最も効果的です。

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太陽光・蓄電池が「お得なナイト10」値上げ対策になる理由

プラン見直しや節電だけでは、将来的な電気料金の値上げリスクから逃れることはできません。なぜ太陽光発電と蓄電池が、「お得なナイト10」のような時間帯別プランの値上げに対して最も有効な対策となるのか、その理由を深掘りします。

理由1:最大の弱点「割高な昼間電力」を無力化する

「お得なナイト10」は、昼間(8時~22時)の電気が非常に割高です。太陽光発電は、まさにこの「最も電気代が高い時間帯」に発電し、家庭内の電力を賄います。

電力会社から割高な電気を買う必要がなくなるため、昼間の電気使用量を気にすることなく、エアコンや調理家電を使えるようになります。これは、節電によるストレスから解放されるという点で、金銭的なメリット以上に大きな価値があります。

理由2:夜間電力(エコキュート)も太陽光で賄える

蓄電池(特に大容量タイプ)を併設すれば、さらに効果が高まります。日中、太陽光発電で使いきれなかった「余剰電力」を蓄電池にためます。

そして、夜間。「お得なナイト10」の夜間電力を買う代わりに、蓄電池にためた太陽光の電気(実質0円)を使ってエコキュートのお湯を沸かしたり、夜間の照明や冷暖房に使ったりできます。

これにより、「お得なナイト10」の夜間電力単価がいくら値上げされても、家計への影響をほぼゼロに近づけることが可能になります。

対策 昼間の電気 夜間の電気(エコキュート等) 値上げリスク
対策なし(お得なナイト10のみ) 割高な電気を購入 (値上がりした)夜間電力を購入 (昼夜ともに値上げ影響)
太陽光発電のみ導入 太陽光で自給(無料) (値上がりした)夜間電力を購入 (夜間電力の値上げ影響は残る)
太陽光+蓄電池 導入 太陽光で自給(無料) 太陽光の余剰電力で自給(無料) (ほぼ自給自足)
※発電量や使用量、天候により効果は変動します。

理由3:導入コストは「補助金」で軽減できる

太陽光発電や蓄電池の導入には初期費用がかかります。しかし、国や地方自治体は、脱炭素化や災害対策(レジリエンス強化)の観点から、これらの設備導入に対して手厚い補助金・助成金を用意しています。

  • 国(経済産業省・環境省)の補助金(例:子育てエコホーム支援事業、DER補助金など)
  • 都道府県独自の補助金(例:東京都「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」)
  • 市区町村独自の補助金

これらの補助金は併用できる場合も多く、導入コストを大幅に抑えられる可能性があります。補助金は年度ごとに予算や要件が変わるため、最新の情報を専門業者に確認することが重要です。

【まとめ】太陽光と蓄電池は、昼間の割高な電力と、値上がりする夜間電力の両方から家計を守る「電力の自給自足」を実現する最強の対策です。補助金を活用すれば、導入のハードルも下がります。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 「お得なナイト10」の値上げはいつからですか?

電気料金の値上げは、一度に大幅に行われるわけではなく、複数の要因(燃料費調整額の算定方法変更、託送料金の見直しなど)によって段階的に行われています。特に2023年以降、燃料費調整額の上限撤廃や料金改定により、多くの家庭で実質的な値上げの影響が出ています。

ご自身の契約状況や最新の料金単価は、東京電力エナジーパートナーの会員サイト「くらしTEPCO WEB」や、毎月の「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」で確認してください。

出典:東京電力エナジーパートナー「料金プラン一覧」

Q2. エコキュート利用者はプラン変更すべきですか?

一概に「変更すべき」とは言えません。「お得なナイト10」は夜間単価が(値上がりしたとはいえ)他のプランより安い場合がありますが、昼間単価が非常に割高です。

以下の点を考慮して判断する必要があります。

  • 昼間(8時~22時)の在宅時間と電力使用量
  • TEPCOの他のプラン(例:スマートライフプラン)との詳細な単価比較
  • 新電力のプランとの比較

電力使用状況を「見える化」し、ご家庭のライフスタイルに合っているかを再検証することが重要です。「お得なナイト10」は一度解約すると再契約できないため、慎重なシミュレーションが必要です。

Q3. 蓄電池導入の費用と回収期間の目安は?

家庭用蓄電池の導入費用は、容量(kWh)や機能、メーカー、工事内容によって大きく異なりますが、一般的に100万円~250万円程度が目安とされています(工事費込み)。

回収期間は、太陽光発電の有無、ご家庭の電力使用量、お住まいの地域の電気料金単価、導入時の補助金額などによって変動します。太陽光発電と組み合わせ、電力の自家消費率を高めることで、10年~15年程度での回収を想定するケースが多いですが、これはあくまで目安です。

※正確な費用対効果は、専門業者の詳細なシミュレーションが必要です。

Q4. 「お得なナイト10」のまま新電力に切り替えられますか?

「お得なナイト10」は東京電力エナジーパートナー独自のプラン名です。他の新電力会社に切り替える場合、その新電力会社が提供するプランを契約することになります。

新電力会社によっては、「お得なナイト10」と似た時間帯別料金プランを提供している場合もありますが、夜間・昼間の時間区分や単価設定は異なります。多くの場合、「お得なナイト10」と全く同じ条件のプランは存在しないため、切り替えによって電気代が上がるか下がるかは、詳細な比較シミュレーションが必要です。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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