【徹底解説】太陽光発電投資とは?メリットや失敗パターンを紹介!
昨今、よく見かけるようになった太陽光発電ですが、実は投資としても使われていることをご存じでしょうか。
太陽光発電投資は不動産投資と似ているといわれていますが、具体的にどういった特徴のある投資なのか気になりますよね。
今回の記事では、太陽光発電投資の概要や主なメリット、太陽光投資に失敗するパターン例、太陽光発電投資でどれくらいの利益が見込まれるのかを解説します。
太陽光発電投資に興味のある方、必見です。
目次
太陽光発電投資とは?システムの概要やメリットを徹底解説!
太陽光発電投資とは、一体どういうものなのでしょうか。
今回の章では、太陽光発電投資の概要や主なメリットを4つ紹介します。
太陽光発電投資の概要
太陽光発電投資は、FIT制度を利用した投資です。
FIT制度とは、太陽光発電を所有した最初の20年(家庭用の場合は10年)の売電価格が割高に設定されている制度になります。
太陽光発電投資はFIT制度を利用して初期費用を回収し、初期費用が完済できた後には利益のほとんどが所得となるシステムです。
したがって、太陽光発電がいかに発電してくれるかが大きなポイントとなります。
太陽光発電投資の主なメリット4選
続いて、太陽光発電投資の主なメリットを4つ紹介します。
ぜひチェックしてくださいね。
メリット①相続税対策として有効
太陽光発電投資のメリット1つ目は、相続税対策として有効なことです。
太陽光発電には減価償却期間が設けられており、法定耐用年数の17年で0円と定められています。
ただ、太陽光発電が法定耐用年数の17年で寿命を迎えるのはかなり稀で、基本的にはさらに倍近い寿命があります。
つまり、相続税対策としてとても有効なのです。
しかも、太陽光発電投資はいかに発電量を増やせるかがポイントになるため、基本的には高いビルのない田舎の土地を購入し、そこに太陽光発電設備を導入します。
つまり、不動産の価値も低く、相続税が発生したとしても微々たるものなのです。
一代だけではなく、二代、三代と受け継げるのがポイントといえるでしょう。
メリット②利回りが良い
太陽光発電投資のメリット2つ目は、利回りが良いことです。
太陽光発電投資はFIT制度を利用した投資なので、最初の20年間で発電量を増やせるだけ増やして売電に持っていければ、10%以上の利回りが確保できるといわれています。
メリット③長寿命だから投資する価値が高い
太陽光発電投資のメリット3つ目は、長寿命だから投資する価値が高いことです。
一般的に、投資と呼ばれるものは長期になればなるほど利益を生み出しやすいといわれています。
太陽光発電の寿命は25〜30年前後で、物によっては30年以上も稼働を続けているものも。
つまり、長期的に安定した投資ができるという点で、太陽光発電投資はメリットになるのです。
メリット④誰でも簡単に手が出しやすい
太陽光発電投資のメリット4つ目は、誰でも簡単に手が出しやすいことです。
冒頭で、太陽光発電投資は不動産投資に似ていると紹介しました。
ただ、不動産投資は誰もが気軽にできるものではなく、それなりに知識が必要です。
一方、太陽光発電投資は空き家対策や面倒な人との関わりをそれなりに遮断できるので、誰でも簡単に手が出しやすい投資だといわれています。
太陽光発電投資は決して楽ではない!投資に失敗するパターンは?
太陽光発電投資には多くのメリットがありましたが、実はメリットだけではなく、投資に失敗するリスクも持ち合わせています。
今回の章では、太陽光発電投資に失敗するパターンを4つ紹介します。
失敗するパターン①災害対策を怠った
太陽光発電投資で失敗するパターン1つ目は、災害対策を怠ったことです。
太陽光発電は常に屋外に存在しているため、天災の影響をもろに受けやすいデメリットがあります。
したがって、万が一を考えて自然災害保証などの保証制度に加入しておくべきなのですが、もしかしたら掛け捨てになるかもしれない費用を払いたくはないと考える人も一定数いるのが保険です。
ただ、昨今は地球温暖化の影響で自然災害の威力も上がっているので、できれば保証制度にはしっかり加入しておくべきといえるでしょう。
失敗するパターン②購入する場所の確認を怠った
太陽光発電投資に失敗するパターン2つ目は、購入する場所の確認を怠ることです。
前章でも紹介した通り、太陽光発電投資は太陽光発電の発電量をいかに伸ばせるかが重要なポイント。
したがって、基本的には太陽光を遮るものがほとんどない田舎に土地を持ち、そこに太陽光発電設備を設置します。
土地を購入する前に、現地に足を運んで現地の状況を目視できれば良いのですが、昨今はすべてがオンラインで済む時代なので、購入する土地の状況をオンラインで確認するだけの人も少なくありません。
ただ、オンラインでは見えて来ない現地の状況というものがある可能性があります。
たとえば、近くに太陽光を遮るような遮蔽物があった、野生の動物の出現率が高くて太陽光発電が壊される可能性が高いなどといったものです。
太陽光発電投資をするのであれば、面倒ではありますが、一度は現地に足を運べると良いでしょう。
失敗するパターン③土地を購入ではなく借用にした
太陽光発電投資に失敗するパターン3つ目は、土地を購入ではなく借用にしたことです。
いくら田舎とはいえ、土地を購入するのと借用するのでは、借用のほうが金銭面的には気が楽です。
しかし、土地を購入しておけば土地の相続が可能ですし、現状回収費用はかかりません。
前章でも紹介した通り、太陽光発電は長寿命が売りの商品で、だからこそ投資に向いています。
したがって、土地を購入しておくことで、ここから代々、太陽光発電投資を受け継ぐことができるというメリットがあります。
また、太陽光発電投資はビジネスなので、土地を借用する場合、基本的には借用期限が設けられます。
つまり、借用期限を過ぎると現状復帰をして土地を返却する必要があり、そのための費用(現状回収費用)が数百万円ほどかかってしまうのです。
失敗するパターン④メーカー選びに失敗した
太陽光発電投資で失敗するパターン4つ目は、メーカー選びに失敗したことです。
太陽光発電には、メーカーの選定が大変なほど、多くのメーカーが各社魅力的な太陽光発電を開発・販売しています。
したがって、メーカー選びに疲れてしまって適当なメーカーで太陽光発電を購入してしまうと、後々後悔する可能性も。
保証内容がしっかりしていて、納得できる歴史のある太陽光発電メーカーでの購入がおすすめです。
太陽光発電投資!どれくらいの純利益が得られる?
太陽光発電投資で発生する利益は、設置地域によって太陽光発電の発電量が異なるため、一概にいくらとは言い切れません。
ただ、月に40〜50万円ほどが平均的な利益といわれています。
ともなれば、融資返済中と完済後にはどれくらいの純利益を得られるのか気になりますよね。
最後に、太陽光発電投資でどれくらいの純利益が得られるのかを解説します。
融資返済中の平均純利益
太陽光発電の初期費用(融資)返済中の場合、平均的な純利益は5万円程度です。
月に40〜50万円ほど利益が出るものの、そのうち30〜35万円ほどを金融機関への返済に充てなければならないですし、太陽光発電の保険料やメンテナンス費用として2万円程度は別に貯金をしておくべきだからです。
融資完済後の平均純利益
太陽光発電の初期費用(融資)が完済した後は、太陽光発電の保険料やメンテナンス費用だけを別途貯金しておけば良くなるので、毎月35万円以上の純利益を得ることが可能です。
不労所得として、立派すぎる数字であることが分かるでしょう。
太陽光発電投資は不労所得を得たい人におすすめ!ぜひ検討を!
今回の記事では、太陽光発電投資の概要やメリット、投資に失敗するパターン例、利益はどれくらい生み出されるのかを紹介しました。
太陽光発電は誰にでも簡単にできる投資の1つです。
だからこそ、将来的に不労所得を得たいという人は、できるだけ早いうちに太陽光発電投資について前向きに検討してもらえたらと思います。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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