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我が家の電気使用量は高い?平均値や電気使用量の削減方法も!

その他リフォーム 2024年01月04日更新

電気代が高くなっていますが、それにしても高いですよね。

だからこそ、心のどこかで「我が家の電気使用量は多いのか?」と不安に感じてしまうことでしょう。

今回の記事では、電気料金の内訳を紹介すると共に、電気使用量の平均、電気代の節約方法を紹介します。

自宅の電気使用量は高い?安い?電気料金の内訳を紹介!

電気代が高くなっている今だからこそ、中には「初めて電気代の検針票を見た」という方もいるのではないでしょうか。

今回の章では、電気料金の内訳を徹底解説していきます。

電気代の検針票の見方が分からない!という方、必見です。

基本料金

電気代は、契約アンペア数に応じた基本料金を支払います。

以下は、頻繁に例として挙げられる東京電力エナジーパートナーの基本料金をまとめたものです。

契約アンペア数

基本料金(円)

10A

295.24

15A

442.86

20A

590.48

30A

885.72

40A

1,180.96

50A

1,476.20

60A

1,771.44

契約アンペア数が高くなればなるほど、基本料金も高額になることが分かります。

一般的な家庭は40Aもしくは50A契約が標準ですが、一度に使う電力がそこまで多くない場合は契約アンペア数を1段階下げることも検討してみると良いでしょう。

電気量料金

電気量料金は、使った電力分の料金を支払うシステムのことです。

基本的に、電気料金単価は以下の通り3段階に分けられています。 

電気使用量

電気料金単価(/kWh)

【第1段階料金】120kWhまで

19.91円

【第2段階料金】120から300kWhまで

26.51円

【第3段階料金】300kWh以上

30.60円

電気使用量が多ければ多いほど、電気料金単価が高額になるのが分かります。

つまり、電気使用量を減らす努力をすることで、電気料金も大幅に削減が可能ということです。

上の表は、東京電力エナジーパートナーで採用している電気料金単価ですが、電気使用量や電気料金単価は電力会社によって異なるため、ほんの一例として見てもらえたらと思います。

再エネ賦課金

再エネ賦課金は、再生可能エネルギー(太陽光発電など)を運営するために国民が負担する費用です。

再エネ賦課金は、電力会社と電気契約を結んでいる全ての家庭に支払い義務があるため、再生可能エネルギーとは無縁の生活を送っている家庭も請求が発生します。

再エネ賦課金単価は毎年度ごとに変わり、2023年5月から2024年4月までは1.40円/kWhです。

再エネ賦課金単価に電気使用量をかけた合計が、再エネ賦課金として請求されます。

つまり、電気使用量を抑えることで、再エネ賦課金も削減できるということです。

値引き額

電気とガスのセット割などを結んでいる家庭や、電気料金を口座振替している家庭などは、電気料金の検針票に「△」の記載があるかと思います。

これは値引きを表しており、△表記の次に記載されている金額が値引きされています。

電気使用量の平均は?世帯別・月別で徹底解説!

続いて、電気使用量の平均を世帯別、月別で解説します。

ご自宅の電気使用量が多いのか平均的なのか、しっかりチェックしていきましょう。

【世帯人数別】電気使用量の平均

まずは、世帯人数別の電気使用量の平均(月)を紹介します。

世帯人数

集合住宅の場合(kWh)

戸建ての場合(kWh)

1人

186

219

2人

272

331

3人

313

386

4人

316

436

もちろん一概には言えませんが、基本的には戸建て住宅よりも集合住宅のほうが電気使用量は抑えられる傾向です。

気密性が高く断熱性も高い集合住宅が増えているので、上の表のような結果が導き出されるのでしょう。

【月別】電気使用量の平均

続いて、月別の電気使用量の平均を紹介します。

電気使用量の平均(kWh)

1

429.3

2

372.4

3

311.5

4

270.0

5

260.4

6

259.5

7

331.1

8

403.0

9

324.0

10

257.3

11

297.0

12

393.7

どの家庭でも同じような傾向になるとは思いますが、夏と冬に電気使用量が上昇します。

理由は、エアコンの稼働率が高くなるからです。

エアコンの電気消費量の高さが垣間見えるデータですよね。

電気使用量を減らして電気代を抑えたい!効率的な方法は何?

最後に、電気使用量を減らして電気代を抑えるための効率的な方法を紹介します。

簡単にできるものを紹介しましたので、ぜひ参考にしてください。

太陽光発電や蓄電池を導入する

電気使用量を減らして電気代を抑えるため、太陽光発電や蓄電池を導入するのがおすすめです。

太陽光発電を導入すれば、日中の電力を太陽光発電に頼ることができるため、電気使用量を減らすことができます。

蓄電池を単体で導入した場合、電気使用量に大きな変化はありません。

しかし、深夜の時間帯の電力が割安になる電力プランに変更することになるため、深夜の時間帯に電気を買い、それを蓄電池に貯めて日中に使う生活を送ることで、電気使用量に変化がなくても電気代を大きく削減できます。

最も大きな効果を得られるのは、太陽光発電と蓄電池を併用する場合です。

この場合、日中に太陽光発電が発電した電力を蓄電池に貯め、それを夜間に使うことができます。

つまり、深夜の割安電力の購入量が減ることで電気代の大幅削減が見込まれるというわけです。

しかも、災害時にも停電を免れる生活を送れる可能性が高く、災害対策としても有効なのが嬉しいポイントといえるでしょう。

断熱効果の高い家にリフォームする

断熱効果の高い家にリフォームするのも、電気使用量を減らして電気代を抑える方法の一つです。

断熱効果の高い家にすれば、夏や冬に使用するエアコンの設定温度を抑えることができ、結果として節約に繋げることができます。

大掛かりなリフォームまではちょっと…という方は、断熱効果のあるカーテンや、窓ガラスを断熱効果のあるものに変えるなど、ちょっとした工夫で電気代の削減が見込めるでしょう。

電力会社を乗り換える

「電気使用量を減らして電気代を抑える」というよりは「今よりも家庭に合った電力会社に乗り換えて電気代を抑える」という方法にはなるのですが、電力会社の乗り換えもおすすめです。

乗り換え先の電力会社としておすすめなのが、2016年4月の電力自由化で電力業界に新規参入してきた「新電力会社」と呼ばれる電力会社です。

新電力会社がおすすめな理由は、大手電力会社よりも割安だから。

魅力的な電力プランが豊富なので、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

電気プランを見直す

電気プランを見直すのも、先ほど同様「今よりも家庭に合った電気プランに切り替えて電気代を抑える」という方法によって得られる電気代の削減方法です。

電力会社の電気プランは日々進化しています。

したがって、電気とガスのセット割はもちろん、スマホやネット回線もセットにできたり、車のガソリン代とも合算できたり、電力会社によって様々な電気プランがあります。

いわゆるセット割にすれば、セット割の割引制度が適用されるだけではなく、請求を1つにまとめられることで家計管理が楽になるという嬉しいメリットも。

ぜひ、電気プランの見直しをして、お得を手に入れましょう。

電気使用量が高い場合は色々と見直しを!電気代を節約しよう!

今回の記事では、電気料金の検針票の見方や電気使用量の平均、電気代の削減方法を紹介しました。

電気代が日々高騰している中、積極的に節約に努めたいと願うのは当然のことです。

だからこそ、電気代が節約できるよう、何かしらのアクションを起こせると良いのではないでしょうか。

ぜひ、今回の記事で紹介した電気代の節約方法を実践してみてくださいね。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

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