POWER DEPO Hの特徴は?デメリットや初期費用も紹介!
住友電工の蓄電池「POWER DEPO H」は、多くの魅力があると話題になっています。
では、具体的にどういう魅力があり、反対にどのようなデメリットがあるのでしょうか。
今回の記事では、住友電工のPOWER DEPO Hの魅力やデメリット、初期費用を紹介します。
POWER DEPO Hの購入を検討している方、必見です。
目次
住友電工のPOWER DEPO Hが欲しい!概要や魅力は何がある?
多くの魅力があるといわれているPOWER DEPO Hですから、具体的にどういう蓄電池なのかが気になっている方も多いでしょう。
今回の章では、POWER DEPO Hの主な魅力を紹介すると共に、POWER DEPO Hを販売している住友電工がどういう会社なのかも解説します。
POWER DEPO Hの販売元である住友電工について
住友電工は、1897年に創業した歴史ある会社です。
主に以下のような事業を世界約40か国で展開しています。
- 環境エネルギー
- 情報通信
- 自動車
- エレクトロニクス
- 産業素材
環境のことを考え、それに取り組んでいる会社であることがわかるでしょう。
ちなみに、住友電工は自動車のワイヤーハーネスなどの製品で、世界1位・2位のシェア率を誇る会社です。
会社の歴史や知名度があるので、住友電工の蓄電池POWER DEPO Hを購入した場合も安心できそうですよね。
POWER DEPO Hの主な魅力7選!
続いて、住友電工のPOWER DEPO Hの主な魅力を7つ紹介します。
順番に見ていきましょう。
魅力①ハイブリッド型蓄電池
POWER DEPO Hの魅力1つ目は、ハイブリッド型蓄電池ということです。
蓄電池には「ハイブリッド型」と「単機能型」の2種類があるのですが、ハイブリッド型は太陽光発電との相性が非常に良いといわれています。
一方、単機能型は蓄電池単体で所有する家庭や、太陽光発電を所有して間もない家庭に採用される蓄電池で、太陽光発電との相性はあまり良くありません。
POWER DEPO Hはハイブリッド型なので、太陽光発電との相性が抜群です。
電気代の節約がより多く見込めるなど、多くのメリットを実感できるでしょう。
魅力②12.8kWhの大容量蓄電池
POWER DEPO Hの魅力2つ目は、12.8kWhの大容量蓄電池という点です。
大容量蓄電池なので、万が一、停電が発生しても安心して電力を使用できます。
また、蓄電池は電化製品なので経年劣化は避けられないのですが、15年経った後も7kWh程の蓄電容量を確保できるという魅力もあります。
魅力③6.0kVAの高出力で停電時も安心
POWER DEPO Hの魅力3つ目は、6.0kVAの高出力で停電時も安心できる点です。
蓄電池があれば停電時に家電を動かすことができますが、動かせる家電に限りがあると不便を感じてしまいますよね。
しかし、POWER DEPO Hは6.0kVAの高出力なので、停電時でも同時に複数の家電を動かすことができるため、蓄電池の恩恵を実感できるでしょう。
魅力④15年の長期保証が付いている
POWER DEPO Hの魅力4つ目は、15年の長期保証が付いていることです。
多くの蓄電池メーカーは10年の保証期間が一般的で、そこから先は5年間の延長保証(有償)になる場合がほとんどになります。
しかし、住友電工はPOWER DEPO Hに対して初めから15年の長期保証を付けているので、他社で支払わなければならない有償保証分のお金が浮くメリットがあります。
長期保証を実現しているということは、住友電工がそれだけPOWER DEPO Hの性能などに自信を持っている証拠ですから、その点でも安心ですよね。
魅力⑤全負荷型蓄電池で200V対応型
POWER DEPO Hの魅力5つ目は、全負荷型蓄電池で200V対応型という点です。
蓄電池には「全負荷型」と「特定負荷型」の2種類があり、全負荷型は停電時に家庭内すべてのコンセントが使えるシステムのことを指します。
一方、特定負荷型は停電すると予め定めておいた回路にしか送電しないので、蓄電池を所有していても、停電を完全に回避した生活を送ることは難しいのです。
その点、POWER DEPO Hは全負荷型蓄電池なので、停電時も安心できるでしょう。
さらに、オール電化家庭などに嬉しい200V対応型というのも魅力の1つです。
魅力⑥-20℃まで使用可能で寒冷地でも安心
POWER DEPO Hの魅力6つ目は、-20℃まで使用可能で寒冷地でも安心という点です。
最近販売されている蓄電池は、使用可能温度がかなり広くなってきました。
ただ、最低気温を-10℃前後に定めているメーカーが多く、寒冷地などでは蓄電池を欲しくても購入できないというデメリットがあったのです。
しかし、POWER DEPO Hは-20℃まで使用可能なので、寒冷地でも安心して蓄電池を使うことができるでしょう。
魅力⑦AI機能搭載で簡単に節電が可能
POWER DEPO Hの魅力7つ目は、AI機能搭載で簡単に節電が可能な点です。
蓄電池内のAI機能が、翌日の天気や蓄電池の日々の使い方を勝手に学習してくれるので、私たち人間が「どうやったらもっと節電ができるのか」という点を気にする必要はありません。
蓄電池の寿命は15年前後と長いですから、節電を意識した生活を毎日のように送るのはストレスが溜まってしまうでしょう。
しかし、AI機能が勝手に節電を意識して蓄電池を稼働させてくれるので、ストレスフリーな生活を送ることができます。
魅力あふれるPOWER DEPO H!主なデメリットは何がある?
続いて、POWER DEPO Hの主なデメリットを2つ紹介します。
デメリット①本体サイズが大きい
POWER DEPO Hのデメリットとして、本体サイズが大きいことが挙げられます。
具体的には、幅840×奥行380×高さ1200(mm)というサイズ感です。
他メーカーに比べて圧倒的に大きいわけではありませんが、蓄電池の設置場所を考える上で、本体のサイズ感が他メーカーよりも若干大きいというのは、少なからずデメリットといえるでしょう。
デメリット②国内シェア率があまり高くない
国内シェア率があまり高くないというのも、POWER DEPO Hのデメリットです。
蓄電池は、シャープやパナソニックといった有名どころのシェア率が高い傾向にあります。
ただ、これは他の電化製品にもいえることで、一概に「シェア率が高くない=商品が悪い」ということではありません。
ただ、何かしらの不具合があった場合や使い方がわからないなどといったトラブルが生じた場合、疑問の答えをネット上で探すのに苦労するといったデメリットは考えられるでしょう。
住友電工のPOWER DEPO Hが欲しい!初期費用の相場は?
最後に、POWER DEPO Hの初期費用の相場を紹介します。
初期費用は150~200万円程度が必要
POWER DEPO Hを購入するためには、150〜200万円前後の初期費用が必要になります。
ただ、POWER DEPO Hを所有することで電気代の大幅削減が望めたり、停電時に安心した生活を送ることができるので、費用対効果はしっかり実感できるでしょう。
補助金制度を上手く利用しよう!
POWER DEPO Hが欲しいと思っても、やはり初期費用の高さが気になりますよね。
ただ、国や自治体が蓄電池の補助金制度を実施しているので、初期費用の自己負担額は大きく軽減できる可能性が非常に高いです。
補助金制度の内容は年度ごとに変わるため、国や自治体の公式ホームページを逐一チェックできると良いでしょう。
魅力あふれるPOWER DEPO Hが欲しい!ぜひ検討を!
今回の記事では、住友電工のPOWER DEPO Hという蓄電池について紹介しました。
とても魅力的な蓄電池なので、導入を前向きに検討している方も多いのではないでしょうか。
今回の記事で紹介したメリットとデメリットを天秤にかけ、少しでもメリットが勝ったら、ぜひPOWER DEPO Hの購入を前向きに検討してみてください。
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この記事の監修者
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