【HUAWEI】蓄電池の特徴は?デメリットやおすすめの家庭も紹介!
HUAWEI(ファーウェイ)という会社名をご存じでしょうか。
スマホやパワーコンディショナーなどで有名な会社なのですが、蓄電池も販売しているというのです。
ともなれば、具体的にどういう蓄電池を販売しているのかが気になりますよね。
今回の記事では、HUAWEIという会社の概要や、HUAWEIが販売している蓄電池の特徴やデメリット、HUAWEIの蓄電池がおすすめの家庭を紹介します。
HUAWEIの蓄電池が気になっている方、必見です。
目次
HUAWEI蓄電池の魅力は何?会社概要や主な特徴を徹底紹介!
HUAWEIの蓄電池の需要が高まっていますが、まずはHUAWEIという会社はどういう会社なのかが気になりますよね。
今回の章では、HUAWEIという会社の概要はもちろん、HUAWEIが販売している蓄電池の特徴を5つ紹介します。
HUAWEIの会社概要
HUAWEI (ファーウェイ)は、中国で1987年に創業した、世界的なリーディングカンパニーです。
170以上の国や地域で事業を展開しており、日本もその中の一つになります。HUAWEIの日本企業(ファーウェイジャパン)は2005年に設立し、幅広いサービスを行っています。
最近ではスマホ業界にも参入しており、アップル社・サムスン社に次いで世界3位のシェア率を誇っているため、HUAWEIという会社名を見聞きしたことのある人は比較的多いのではないでしょうか。
ちなみに、パワーコンディショナー部門では世界第1位のシェア率を誇っています。
創業から急成長している企業であることがわかりますね。
HUAWEI蓄電池の主な特徴
続いて、HUAWEIの蓄電池の主な特徴を5つ紹介します。
HUAWEIが販売している蓄電池には、どういう魅力的な特徴があるのか見ていきましょう。
特徴①5/10/15kWhから好きな容量を選べる
HUAWEIの蓄電池の特徴は、5/10/15kWhから好きな容量を選べることです。
3種類の容量展開なので、家庭に合う蓄電池が必ず見つかるでしょう。
5kWh単位で刻まれている部分も、とてもわかりやすくて消費者目線で嬉しいポイントですよね。
特徴②蓄電池を最大2台まで増設可能
HUAWEIの蓄電池は、最大2台まで蓄電池を増設可能という特徴もあります。
たとえば「家族の人数が増えた」「二世帯住宅にした」などという場合も、蓄電池が増設できるので安心です。
最大で30kWhまで容量を増やすことができるので、何らかの理由で蓄電池を増設する場合も安心できるでしょう。
特徴③12,000サイクルで長寿命
12,000サイクルで長寿命という点も、HUAWEIの蓄電池の特徴です。
1サイクルは「蓄電残量0→満充電→蓄電残量0」のことをいい、仮に1日1サイクル稼働させた場合、単純計算で32年も使い続けることができます。
蓄電池は初期費用が100万円以上もする高額商品なので、長寿命な点は大きなメリットといえるでしょう。
特徴④全負荷型/特定負荷型を選択できる
HUAWEIの蓄電池は、全負荷型もしくは特定負荷型を選択できる特徴もあります。
それぞれのメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット | |
全負荷型蓄電池 | 停電時に家庭内すべてのコンセントに送電可能(停電を完全に回避することができる) | すべてのコンセントに送電してしまうので、蓄電池の充電の減りが早い |
特定負荷型蓄電池 | 蓄電残量の減るスピードが緩やかなので、完全な停電を長時間避けることができる | 停電時は、予め定めておいた回路にしか送電できない(停電を完全に回避する家にはならない) |
それぞれ一長一短ありますが、全負荷型もしくは特定負荷型のどちらかを同一機種の中から選択できるのはとても大きなメリットといえます。
特徴⑤AI機能搭載で万一の火災を防ぐことができる
HUAWEIの蓄電池は、AI機能搭載で万一の火災を防ぐことができるのも特徴的です。
蓄電池は電化製品のため、経年劣化などが原因による火災の発生リスクは避けることができません。
しかし、HUAWEIの蓄電池はAIスマートアークというシステムを搭載しているので、万一の火災のリスクを最小限に抑えることが可能です。
HUAWEI 蓄電池が気になる!主なデメリットには何がある?
HUAWEIの蓄電池が気になりますが、主なデメリットには何があるのでしょうか。
具体的に見ていきましょう。
デメリット①不具合が生じた場合の対応が特殊すぎる
HUAWEIの蓄電池は、不具合が生じた場合の対応が特殊すぎるというデメリットがあります。
具体的には、不具合が生じたことを電話で報告などした後、新しい機器を送ってくれるだけの対応だということです。
日本のメーカーと比べてしまうと、ありえない対応だといえるでしょう。
しかも、故障箇所の修理費用や新しい機器の工事費用などをHUAWEI が負担することはなく、全額自腹になります。
蓄電池の内部構造や設置などは有識者に任せるべきといえるので、HUAWEIの蓄電池の購入を考えているのであれば、施工会社などの選定は慎重に行いましょう。
デメリット②蓄電池業界としての実績が少ない
蓄電池業界としての実績が少ないというのも、HUAWEIが抱えるデメリットの一つです。
HUAWEIはスマホやパワーコンディショナーの世界シェア率が非常に高いですが、残念ながら蓄電池のシェア率はそこまで高くはありません。
多数決で多数派を重んじる日本国民にとって、HUAWEIの蓄電池を所有することは不安に繋がってしまう可能性が高いのです。
デメリット③ネガティブイメージが強い
HUAWEIは、ネガティブイメージが強いというデメリットもあります。
HUAWEIは中国のメーカーなので、HUAWEIのやり方に疑問を呈している企業などが、蓄電池やスマホなど、すべてのHUAWEI製品をマイナスに捉えている事実があるからです。
実際、HUAWEI製品の使用を禁止している日本企業もあるのだとか。
そういった企業の蓄電池を導入するとなると、多少なりとも勇気が必要ですよね。
HUAWEI 蓄電池が欲しい!おすすめの家庭の特徴は?
中国製品ということもあって、HUAWEIの蓄電池にはメリットもデメリットもありました。
ただ、HUAWEIはしっかりした企業なので、必ずしも「HUAWEIの蓄電池はおすすめできない」というわけではありません。
最後に、HUAWEIの蓄電池がおすすめの家庭の特徴を紹介します。
ぜひ参考にしてください。
とにかく初期費用を抑えたい家庭におすすめ!
HUAWEIの蓄電池は、とにかく初期費用を抑えたい家庭に特におすすめです。
というのも、HUAWEIの蓄電池は中国産なので、国内産の蓄電池に比べて初期費用が圧倒的に安いからです。
HUAWEIの蓄電池はオープン価格で販売されているため、具体的な販売価格などは販売店などに問い合わせてみると良いでしょう。
デメリットを許容できる家庭におすすめ!
HUAWEIの蓄電池がおすすめなのは、デメリットを許容できる家庭です。
デメリットというのは、先ほど紹介した3つと中国産ということ。
ただ、どのメーカーの蓄電池にも多かれ少なかれデメリットは存在していますし、HUAWEIの蓄電池のデメリットが異様に多いというわけではありません。
したがって、初期費用をとにかく抑えたくてデメリットも許容できるという家庭であれば、紹介したような特徴がしっかりあるHUAWEIの蓄電池はおすすめです。
HUAWEI蓄電池はデメリットを許容できれば◎ぜひ検討を!
今回の記事では、HUAWEIの蓄電池の特徴やデメリット、おすすめの家庭を紹介しました。
一長一短あるHUAWEIの蓄電池ですが、デメリットを許容できるのであればおすすめの商品になります。
他メーカーの蓄電池とメリット・デメリットを見比べて、メリットが多いと判断できれば、ぜひ購入を前向きに検討してみてください。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
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