エネテラスの蓄電池「EIBS7」の魅力とは?特徴や性能・価格を解説
ハイブリッド型の蓄電池をお探しの方なら、一度は「エネテラスのEIBS7(アイビスセブン)」がおすすめというレビューなどを目にしたことはないでしょうか?
停電時のパワーや電池寿命の長さなど魅力満載のEIBS7ですが、「エネテラスってどんな会社?」「性能が良いぶん価格が高いのでは?」といった疑問も浮かびますよね。
そこで本記事では、「エネテラスの会社概要や蓄電池の特徴」、「ロングセラー蓄電池・EIBS7の性能や相場価格」を徹底解説していきます。
記事の後半には、「EIBS7独自のメリットや気になるデメリット」についてもご紹介していますので、高品質なハイブリッド型蓄電池をお探しの方はぜひご覧くださいね!
目次
エネテラスはどんな会社?販売する蓄電池の特徴・魅力を解説!
まずはじめに、エネテラスという会社の特徴や、販売する蓄電池の魅力、蓄電池以外の事業内容についてかんたんに解説していきます。
【会社概要】エネテラスは蓄電池メーカー「田淵電機」の新ブランド
「エネテラス(EneTelus)」とは、大阪府に本社を置く日本の電気機器メーカー「ダイヤゼブラ電機株式会社」が展開する太陽光発電や蓄電池の新ブランドです。
ダイヤゼブラ電機は、蓄電池の老舗メーカーである「田淵電機」を傘下に持つ企業であり、「高性能で安価」「高い耐久性」などのメリットがすべて受け継がれています。
自社ブランドとしての販売実績はもちろん、近年では「長州産業」や「カナディアン・ソーラー」といった大手メーカーの蓄電池生産も手掛けており、確かな技術力も高く評価されています。
【蓄電池の特徴】ハイブリッド蓄電池「EIBS7」がロングセラー
エネテラスは蓄電池「EIBS7(アイビスセブン)」を主力商品としており、日本初の「ハイブリッド型」かつ「全負荷対応」モデルとして現在も根強い人気を持っています。
2020年の販売開始からロングセラーを続けるEIBS7の特徴は以下のとおりです。
- 太陽光発電と蓄電池を1台のパワコンで制御する「ハイブリッド型」
- 停電時に家中の電気を瞬時にバックアップする「全負荷タイプ」
- 3人〜4人家族の停電対策として充分に余裕ある「7.04kWh」の容量
- 2台の蓄電ユニットを連結して最大「14.08kWh」の大容量を実現可能
また、EIBS7は停電時の出力が「200V・5,500W」と非常に高く、電気の復旧を待つことなく、エアコンやIH調理器、エコキュートなどが普段どおり使える点も魅力といえます。
【パワコンも強い】家庭用・産業用パワーコンディショナも高性能
エネテラスは蓄電池EIBS7のほかにも家庭用・産業用のパワーコンディショナの生産も行っており、高い安全性と性能で各分野から高評価を受けています。
特に、EIBS7とシームレスに連携できる家庭用パワコンは、太陽光発電の変換効率が「96.5%」と高く、少ないパネル枚数でも効率良く電気を充電可能です。
エネテラスの蓄電システムは他社製の太陽光パネルにも対応しているため、EIBS7を主軸に、様々なメーカーの太陽光発電と組み合わせられます。
エネテラスの蓄電池・EIBS7のスペックや価格・保証をご紹介!
つづいて、エネテラスのハイブリッド型蓄電池「EIBS7」のスペックや価格相場、気になる保証内容をくわしくご紹介していきます。
【スペック】EIBS7(アイビスセブン)の性能を表で解説
まずは、EIBS7の詳細スペックや実際の価格相場、保証内容や期間を以下の表で確認していきましょう。
品名 | EIBS7(アイビスセブン) EOF-LB70-TK |
タイプ | ハイブリッド型 / 全負荷タイプ |
参考価格 | 約140万円〜180万円 |
蓄電容量 | 7.04kWh |
通常時の出力 | 5,500W・8,000W・9,900W / 200V対応 |
停電時の電圧 | 5,500W / 200V対応 |
電池寿命の目安 | 12,000サイクル |
サイズ | 幅 580mm 高さ 1,070mm 奥行 370mm |
重さ | 約130kg |
設置場所 | 屋外 |
使用可能温度 | -10℃〜+45℃ |
防水・防塵性能 | IP55相当 |
保証期間 | システム保証 15年 バッテリー保証 15年 |
【相場価格】EIBS7は「140万円〜180万円」とコスパも高い
EIBS7は「7.04kW」の容量ながら実際の相場価格が「140万円〜180万円」と非常にコスパが高く、3人〜4人家族向けの蓄電池としてかなりおすすめです。
安さの秘訣は「エネテラスが主力商品をEIBS7に絞っているため」だと考えられます。
他機種の開発コストを必要としないぶん、魅力的な価格を実現できているのでしょう。
また、電池寿命が「12,000サイクル」と他社より長持ちするEIBS7は、長期的なコスパにも優れており、初期費用を回収した後もまだまだ現役として活躍してくれます。
【保証内容】15年のバッテリー長期保証で安心して使える
EIBS7のメーカー保証期間は「システム保証・バッテリー保証ともに15年」と非常に長く、期間中は何度でも無料で修理や部品の交換サポートを受けられます。
他社の蓄電池は「約10年」ほどが保証期間の目安ですが、5年も長く保証サービスを受けられるEIBS7なら、設置後もずっと安心して使い続けられますね。
さらに、購入する販売店や施工会社によっては「独自の無料点検サービス」や「災害による損壊をカバーする自然災害補償」などが利用できる場合もあります。
エネテラスの蓄電池・EIBS7にメリットやデメリットはある?
さいごに、エネテラスの蓄電池「EIBS7」ならではのメリットや、購入前に確認しておきたいデメリットを解説していきます。
【メリット】「12,000サイクル」の長寿命で15年後も現役!
他社では「5,000〜10,000サイクル」の寿命が多い中、EIBS7の「12,000サイクル」という長寿命設計は、特筆すべきメリットといえるでしょう。
蓄電池をフル活用し、1日に2サイクル稼働させたとしても、12,000サイクルの容量があれば「約16.4年」は現役として劣化を気にせず使い続けられます。
また、蓄電池は規定のサイクル数を超えて使用しても「すぐに使用できなくなる」わけではないため、容量の大きなEIBS7なら、多少性能が劣化してもまだまだ何年も使用可能です。
【デメリット】単機能や小型蓄電池のラインナップがない
EIBS7の気になるデメリットは、商品ラインナップが「7.04kWh」と「14.08kWh」しか存在せず、「単機能型」や「小型モデル」などが選べないことです。
以前は「ハーフアイビス」と呼ばれる「容量4.0kWh」の蓄電池も販売していましたが、2022年に生産終了したため現在では入手が難しくなっています。
「EIBS7一本で勝負しているぶんコスパが高い」と考えればメリットでもあるため、3人〜4人家族に合った蓄電池をお探しでしたら、本モデルは有力候補としてやはりおすすめです。
まとめ:エネテラスのEIBS7は長寿命でコスパ良好な蓄電池!
本記事でくわしく解説してきた「エネテラス蓄電池の特徴や魅力」についての重要ポイントを、以下にもう一度まとめていきます。
- エネテラスは、老舗蓄電池メーカー「田淵電機」が社名変更した「ダイヤゼブラ電機」の新ブランド
- 日本初のハイブリッド型 / 全負荷対応の蓄電池「EIBS7(アイビスセブン)」が主力商品
- 停電時の出力が「200V / 5,500W」と非常に高く、エアコンやIH調理器も難なく動かせる
- 3人〜4人家族に最適な「7.04kWh」の容量を持ち、用途に合わせて2台まで増設もできる
- 高いスペックながら実売価格が「140万円〜180万円」と安く、コスパ重視の方にも最適
停電時は200Vの高出力でしっかり生活を支え、普段は高い変換効率で太陽光発電のエネルギーを充電できるEIBS7は、ハイブリッド型蓄電池の「ひとつの正解」と断言できます。
もともとのコスパに加えて、国や地方自治体の補助金も活用すれば驚くほど安くEIBS7が購入可能ですので、ぜひ今から補助金申請に向けて計画を立ててみてくださいね!
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
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