Qセルズの太陽光発電はおすすめ?魅力や価格相場・保証内容を解説!
曇の日や冬場に発電力が低下するソーラーパネルですが、北海道より緯度の高いドイツ生まれの「Qセルズ」ならいつでも安定した発電量が期待できることをご存じでしょうか?
世界トップレベルの太陽光発電シェアを持ち、国内でも10万棟を超える販売実績を持つQセルズですが、国内メーカーを差し置いて選ばれ続けている理由が気になりますよね。
そこで本記事では、Qセルズの太陽光発電メーカーとしての実力や、販売するパネルの魅力や価格相場、保証内容などをくわしく解説していきます。
記事の後半では、Qセルズの太陽光発電ならではのメリットや、気になるデメリットもご紹介していますので、太陽光発電のメーカー選びでお悩みの方はぜひご覧ください!
目次
Qセルズの実績や評判は?太陽光発電の特徴・価格・保証も解説
まずはじめに、Qセルズの会社概要や実績、商品の特徴や魅力、2023年の価格相場や気になる保証内容をご紹介していきます。
【会社概要】Qセルズは世界トップレベルの太陽光パネルメーカー
Qセルズは1999年にドイツで設立された太陽光発電メーカーであり、2012年には韓国大手ハンファグループが買収し「ハンファQセルズ」と社名変更した企業です。
全世界60か国に販売ネットワークを確立し、2007年・2008年には太陽光セルの生産量で世界No.1を獲得するなど、海外ではトップレベルの企業として高い知名度を持っています。
日本でも2021年までに「10万棟」以上もの販売実績を上げており、2018年にはパネル出荷量でついにNo.1を記録。
国内でもますます存在感を増している重要メーカーといえます。
【魅力】悪天候でも豊富な発電力!耐久性も非常に高い
Qセルズの太陽光パネルならではの特徴や魅力を以下にまとめました。
- 北海道より緯度の高いドイツで開発されており、日射量が少なくても発電量が落ちにくい
- セル同士の間隔をなくしたZero-Gap技術により、少ない面積で高い発電力を実現
- 太陽光をパネル内で反射させるQ.ANTUM技術を採用し20%を超える変換効率を達成
さらに、世界最高レベルの品質認証である「QCPV」を獲得しており、開発するパネルには40回を超える厳しい環境ストレステストを行うなど、耐久性・信頼性の高さも世界レベルです。
【価格】高性能ながら国内メーカーより割安な価格設定
世界トップレベルの発電力と耐久性が魅力のQセルズですが、販売価格は国内大手メーカーより割安に設定されており、圧倒的なコスパの高さも強みといえます。
国内大手では出力1kWあたり25万円〜30万円の設置費用がかかることも多いですが、Qセルズのラインナップなら「21万円〜24万円」で導入できるため、初期費用を大幅に節約できます。
地方自治体の補助金制度なども活用すれば、4kW〜5kWのシステムが「100万円以内」で手に入りますので、高性能で安いパネルをお探しの方には最適なメーカーです。
【保証】25年の出力保証+15年のシステム保証で安心
Qセルズの太陽光パネルを設置すると、無料で以下の保証サービスが利用できます。
- 15年のシステム保証(自然故障や不具合を無料修理・交換)
- 25年の出力保証(25年後でも90%以上の発電量を保証)
また、Qセルズが運営する初期費用0円プラン「ソーラーメイト」を契約すると10年間の自然災害補償が付いてくるため、台風や地震による損壊でも無料で修理・交換対応が受けられます。
Qセルズの太陽光発電だけ!「3つのメリット」を徹底解説
つづいて、Qセルズの太陽光発電だけが持つ、他メーカーとは違う「3つのメリット」を順番に解説していきます。
【メリット①】20%以上の発電効率を持ちながら低価格
Qセルズの最大のメリットは、20%を超える抜群の発電効率を持ちながら、国内大手メーカー品より出力1kWあたり「2万円〜5万円」も安く買えることです。
経済産業省の調べによると、2023年の太陽光発電の価格相場は1kWhあたり「26.1万円」ですが、Qセルズの売れ筋モデル「Q.PEAK DUO M-G11」なら「21万円〜24万円」ほどで設置できます。
Qセルズの魅力は発電力や安さだけではなく、保証内容やアフターサービスも国内大手と遜色ないため、非常にコスパに優れた良メーカーといえるでしょう。
【メリット②】初期費用0円で設置できるプランがある
Qセルズは「ソーラーメイト」という関連サービスを運営しており、「初期費用0円」で高性能なQセルズ製パネルを自宅に設置できます。
初期費用0円プランの仕組みや利用条件を以下にまとめました。
- 利用条件は、Qセルズの運営する「Q.ENEST電力」の電力プランを契約すること
- 契約から13年間は、発電した電力のうち使用した分のみ電気料金として支払う
- 発電した電力のうち、使い切れない余った電力はQ.ENEST電力が回収する
- 13年間の契約期間の満了後は、所有権が譲渡されて自分のものにできる
設置から13年後は売電・自家消費が自由にできるうえに、契約中は停電対策としても活躍するため、高額な初期費用でお悩みの方にメリットの大きいサービスといえます。
【メリット③】全国16か所の拠点でアフターサービスも充実
Qセルズは海外メーカーながら日本全国に16か所の販売拠点を持っており、きめ細やかなアフターフォローが受けられる点も独自メリットのひとつです。
さらに、全国450か所のサービスネットワークを整備しているため、万が一の故障が起きても迅速な修理・交換サポートを期待できるでしょう。
海外メーカーの中には問い合わせ窓口が不明確な場合がありますが、Qセルズはフリーダイヤルでの修理依頼や相談サポートを実施しており、国内メーカー並の手厚い対応が受けられます。
Qセルズの太陽光発電の「気になる2つのデメリット」とは?
さいごに、Qセルズの太陽光発電を契約する前に確認しておきたい「2つのデメリット」をご紹介していきます。
【デメリット①】販売されているパネルの種類は多くない
Qセルズの太陽光発電の気になるデメリットは、現在販売している5種類のパネルはすべて「長方形」であり、さまざまな屋根に合ったモデルが用意されていないことです。
たとえば、パナソニックやシャープなどの大手は日本家屋などによくある「寄棟屋根」にフィットする三角形のパネルやスリムなパネルも販売していますが、Qセルズでは取り扱いがありません。
パネルの形状が屋根とマッチしないと無駄な空きスペースが増えてしまいますので、「できるだけ屋根全体をパネルで覆いたい」とお考えの方にQセルズは不利となるでしょう。
一方で、Qセルズのパネルは国内大手メーカーより発電力が高いため、屋根に載せられる枚数が少なくても必要十分な発電量がしっかり確保できます。
【デメリット②】国内メーカーと比べると取扱店が少ない
Qセルズの意外と知られていないデメリットは、国内大手メーカーと比較するとまだまだ取扱店が少なく、見積もりの比較がスムーズにいかないことです。
太陽光発電の価格は販売店によって大きく変わるため、できるだけ多くの見積もりを比較して相場を掴むのが良策ですが、せっかく安い店を見つけてもQセルズを扱っていない場合もあります。
しかしながら、国内大手と同等スペックのパネルであればQセルズの方が安いケースも多いですので、2社〜3社ほどの比較だけで納得のいく販売店を探し出せるでしょう。
まとめ:Qセルズの太陽光発電は高性能・高コスパでお買い得!
本記事でくわしく解説してきた「Qセルズの太陽光発電の特徴やメリット」についての重要ポイントを、以下にもう一度まとめていきます。
- Qセルズはドイツ生まれの太陽光発電メーカーであり、世界最高レベルの販売シェアを持つ
- 20%を超える高い変換効率が特徴であり、数々の独自技術で悪天候でも発電量が落ちにくい
- 高性能・高耐久ながらコスパも非常に高く、国内大手メーカーより大幅に安く設置できる
- 主力商品は5種類の長方形パネルだけであり、日本家屋向けの三角形パネルなどは販売していない
- 初期費用0円プラン「ソーラーメイト」を利用すれば、予算をかけずに停電対策ができる
狭いスペースでも高い発電量が期待できるQセルズは、国内メーカーよりはるかに安い「1kWあたり21万円〜24万円」という脅威のコスパも大きなメリットです。
25年の出力保証や全国450か所のサービス拠点など「信頼性」も抜群ですので、高性能で安いパネルに興味がある方はぜひ選択肢に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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