【2023年最新】長州産業蓄電池の価格と評判・口コミを徹底解説
長州産業の蓄電池の「シリーズごとの特徴や価格、評判が知りたい」、「補助金対象なの?」と疑問に思っている人も多いでしょう。
そこで今回の記事では、長州産業の蓄電池シリーズの特徴や価格、お得に購入する方法まで紹介します。
目次
長州産業とは?会社概要と歴史の紹介
長州産業は、1980年に創業し、本社を山口県に構える機器メーカーです。
最初は太陽温水器からスタートしましたが、現在では太陽光発電や蓄電池、半導体などの販売や開発にも携わっています。
2015年2月からは、オムロンとの提携によりハイブリッド型蓄電池の販売を開始し、後付けできる蓄電池として非常に人気があります。
そのシェア率は17%で、ニチコンと同じくらい高いシェア率を誇っています。
さらに、国内で自社生産しているため、製品を選ぶ際に安心感も得られる魅力があります。
2022年4月より、太陽光パネルの生産力を3倍に増やし、500MWに拡大しました。コロナ禍の影響を受けましたが、住宅市場でのシェアアップを目指し、戦略の立案も進められています。
長州産業の蓄電池シリーズの特徴や評判は?相場価格も紹介
長州産業の蓄電池シリーズの特徴や評判について解説していきます。
- SmartPVmulti(スマートPVマルチ)
- SmartPVplus(スマートPVプラス)
- Smart PV(スマートPV)
- Smarte-STORAGE(スマートe-ストレージ)
それぞれの相場価格も合わせて見ていきましょう。
SmartPVmulti(スマートPVマルチ)
容量(実効容量) | 6.5kWh(5.9kWh) 9.8kWh(8.8kWh) 16.4kWh(14.8kWh) |
幅×奥行×高さ | 6.5kWh:490×147×847mm 9.8kWh: 490×295×740mm 16.4kWh:490×295×1009mm |
重さ | 6.5kWh:65kg 9.8kWh:102kg 16.4kWh:150kg |
停電時の仕様 | ハイブリッド or 単機能 全負荷対応 or 特定負荷 |
サイクル回数 | 11,000回 |
保証期間 | 15年間 |
スマートPVマルチは、容量のバリエーションが豊富な蓄電池で、災害時も設定せずに使用できます。
容量は、6.5kWh、9.8kWh、16.4kWhの3タイプがあり、さらに塩害地域でも使えるので、どんな場所でも設置できます。
大容量なのに、室内でスペースを取らずに設置できるのが特徴です。
停電時に、電力供給が途切れても、自動的にバックアップ電源に切り替わるので、いつも通りに電気を使うことができます。
さらに、太陽光発電と組み合わせて使うことで、電気代を節約できるメリットもあります。
「塩害地域に住んでいる人」や「停電時も家中の電化製品を使いたい人」には、スマートPVマルチがおすすめです。
SmartPVmulti(スマートPVマルチ)の評判
①蓄電池設置の決め手は2台のパワーコンディショナーを1台にまとめられるということです。
引用元:https://www.ecoplusone.com/blog/iframe.html
②長寿命なので子供達のためにもなるかと思い決断しました。
停電のときに家の電気が使えるのが魅力です。
今後の電気料金の見通しはわからないですが、いずれにせよ必要性は感じております。
引用元:https://www.ecoplusone.com/blog/iframe.html
③太陽光が止まったままの期間が今となってはもったいなく感じてます。
また再び動き出してよかったです。
蓄電池はAIが天気を感じ雨は夜間電力を使い蓄電すると言うこと、停電でも電力の使用が可能であること、これが一番の決め手です。
引用元:https://www.ecoplusone.com/blog/iframe.html
SmartPVmulti(スマートPVマルチ)の相場価格
それぞれの相場価格は、以下のとおりです。
- 6.5kWh:296万4,300円(楽天市場)
- 9.8kWh:118万円(SDGs stores)
- 16.4kWh:182万円(SDGs stores)
スマートPVマルチの相場価格は、118万〜182万円ほどで設置できます。
6.5kWhは、工事費込みの希望小売価格で、9.8kWhと16.4kWhは、本体価格のみで工事費用は含まれません。
そのため、本体費用に30〜40万円の工事費用がかかることも踏まえておきましょう。
ほとんどの施工業者は、価格を公開していないため、気になる業者に見積りするのがおすすめです。
Smart PV PLUS(スマートPVプラス)
容量(実効容量) | 7.04kWh |
幅×奥行×高さ | 580×370×1070mm |
重さ | 130kg |
停電時の仕様 | ハイブリッド・全負荷 |
サイクル回数 | 12,000回 |
保証期間 | 15年間 |
スマートPVプラスは、高出力で1日に2回の充放電ができる特徴を持っています。
この高い充放電能力により、電力の高額な時間帯や夜間の電力購入料金を大幅に削減できます。
また、5.5kW、8.0kW、9.9kWの3つの容量から選べ、9.9kWの場合は最大5つの回路に接続できるので、多くの回路が必要な場合に便利です。
後から蓄電池の追加も可能で、家族の人数に合わせて調整できます。
スマートPVプラスは、「経済的な利益を求める人」や「家族の人数に合わせて後から追加したい人」におすすめです。
SmartPVplus(スマートPVプラス)の評判
スマートe-ストレージの口コミや評判は、GoogleやTwitterで見当たりませんでした。
口コミが見つかり次第、更新します。
Smart PV PLUS(スマートPVプラス)の相場価格
スマートPVプラスの希望小売価格は、209万円(税込)です。
蓄電池に関しては一般的には価格が公開されておらず、スマートPV Plusも例外ではありません。
2023年度の蓄電池の販売価格は、1kWhあたり16〜22万円前後が相場です。
つまり、蓄電容量7.4kWhのスマートPV Plusは、118〜163万円で販売されるのが主流になります。
スマートPV Plusは長州産業が作った国内で品質が高い製品なので、値引きが大幅にされることはあまり期待できないかもしれません。
一番いい方法は、多くのお店に行って、スマートPV Plusを一番安いお店で買うことがおすすめです。
Smart PV(スマートPV)
容量(実効容量) | 6.5kWh(5.9kWh) |
幅×奥行×高さ | 640×405×165mm |
重さ | 52kg |
停電時の仕様 | ハイブリッド・ 特定負荷 |
サイクル回数 | 8,000回 |
保証期間 | 15年間 |
スマートPVは、世界で最も軽量で、基礎工事が要らない蓄電池です。
たったの52kgの軽さで、特別な基礎工事が不要で、設置場所を選びません。
さらに、電力供給が続く限り、自動的に必要な場所に電力を供給するので、手動で操作する必要がありません。
また、室内に設置されているため、ゲリラ豪雨や台風などの水害時でも、通常の屋外設置とは異なり、床下が水浸しになっても電力供給が途切れず、安心して水害に対処できます。
「コンパクトな設置が希望の人」や「水害に備えたい人」には、スマートPVがおすすめです。
現在、スマートPVは生産が終了しているため、「スマートPVマルチ」または「スマートPVプラス」の蓄電池を検討することをおすすめします。
Smart PV(スマートPV)の評判
①蓄電池(中身は長州産業スマートpvプラス)、細かく充放電コントロールできないか問い合わせたが、手動でリアルタイムに面倒見るしかないとのこと。どこがスマートなのか…。だったらせめてマクロなど使いやすいようにして欲しいよ。
引用元:Twitter
②私の一番の選択は 長州産業スマートPV蓄電池は、太陽光発電用とか蓄電池用でパワーコンディショナを共有しており、太陽光発電の直流の発電電力を交流に変換することなく、蓄電池に充電できるので「変換ロスを削減」できます。
引用元:Twitter
Smart PV(スマートPV)の相場価格
スマートPVの希望小売価格は、280万5,000円(税込)です。
蓄電池に関しては一般的には価格が公開されておらず、スマートPV Plusも例外ではありません。
2023年度の蓄電池の販売価格は、1kWhあたり16〜22万円前後が相場です。
つまり、蓄電容量6.5kWhのスマートPV Plusは、104〜143万円で販売されるのが主流になります。
スマートPVは、長州産業が国内で製造した高品質な製品ですので、大幅な値引きは期待しにくいかもしれません。
何軒かのお店で価格を比較し、最もリーズナブルなところでスマートPV Plusを購入することです。
Smarte-STORAGE(スマートe-ストレージ)
容量(実効容量) | 6.5kWh(5.9kWh) 9.8kWh(8.8kWh) |
幅×奥行×高さ | 6.5kWh:452×656×120mm 9.8kWh: 452×226×542mm |
重さ | 6.5kWh:52kg 9.8kWh:78kg |
停電時の仕様 | 単機能・ 特定負荷 |
サイクル回数 | 8,000回 |
保証期間 | 10年間 |
スマートe-ストレージは、既存の太陽光発電システムに追加できる蓄電池です。
そのサイズは世界で最も小さく、軽量なため、屋内や屋外のどちらにも適しており、限られたスペースでも簡単に設置できます。
6.5kWhまたは9.8kWhの容量から選ぶことができ、既存の太陽光発電の固定買取契約が残っている場合でも追加できます。
スマートe-ストレージは、「単体で蓄電池を導入したい人」や「スペースを取らずに設置したい」人に最適です。
現在、スマートe-ストレージは生産が終了しているため、「スマートPVマルチ」または「スマートPVプラス」の蓄電池を検討することをおすすめします。
Smarte-STORAGE(スマートe-ストレージ)の評判
スマートe-ストレージの口コミや評判は、GoogleやTwitterで見当たりませんでした。
口コミが見つかり次第、更新します。
Smarte-STORAGE(スマートe-ストレージ)の相場価格
スマートe-ストレージの希望小売価格は、326万7,000円(税込)です。
2023年度の蓄電池の販売価格は、1kWhあたり16〜22万円前後が相場です。
つまり、蓄電容量6.5kWh・9.8kWhのスマートPV Plusは、104〜216万円で販売されるのが主流になります。
蓄電池の販売が終了しているため、詳しい相場価格はわかりません。
ただ、一部の専門業者ならスマートe-ストレージの取り扱いがありますが、台数限定のため、問い合わせてみるのがおすすめです。
長州産業の蓄電池を導入したあとの経済的なメリット
長州産業の蓄電池の導入で得られる経済的なメリットを3つ紹介します。
自宅に適した種類が選べる
単機能型、ハイブリッド型、特定負荷型、そして全負荷型という選択肢があるため、ニーズに合った蓄電池が選べます。
長州産業の蓄電池は、停電時に頼りになり、容量や機能が豊富で使い勝手が良いです。
設置場所の制限がなく、使用環境に合わせたカスタマイズができたり、コンパクトで軽量だったりと、どんな場所でも手軽に設置可能です。
蓄電池の設置場所で迷っている場合は、長州産業の蓄電池を検討してみてください。
太陽光パネルのシェア率No1!蓄電池とセット購入しやすい
長州産業の太陽光発電は、日本国内で製造されているため、高い信頼性があります。
純国産の製品を提供し続け、その品質と「メイドインジャパン」へのこだわりが、国内の事業者から高く評価されています。
また、住宅用太陽光パネル市場では、2021年のシェア率はパナソニックや京セラなどと並ぶ人気で13%を占めている人気メーカーです。
長州産業の太陽光パネルのGシリーズは、モジュール変換効率20.3%と高い変換効率を持っており、蓄電池を後から追加したい人にとっても適しています。
15年の手厚いサポート保証つき
長州産業の蓄電池の保証は、以下のとおりです。
- モジュール出力保証25年
- 構成機器保証15年
- 施工保証10年
他の蓄電池メーカーの保証制度は一般的に10年が主流で、最大で15年まで延長するためには追加の費用(約5万円前後)がかかります。
しかし、長州産業は初めから長期保証を提供しており、追加の費用を支払う必要はありません。
これは、長州産業が自社製品の品質と性能に高い自信を持っているからこそ実現できるものです。
将来的に長期間にわたって蓄電池を使用する場合、こういったメーカーの自信に支えられることは非常に安心ですよね。
高寿命で耐久性が高い
スマートPVプラスは、リチウムイオン電池を搭載しており、驚異的な12,000回の充放電サイクル回数を誇っています。
通常の蓄電池のサイクル回数は4,000〜8,000回で、1日1サイクルの使用だと約11年から22年間の寿命です。
しかし、スマートPVは驚異的な33年間もの長寿命を誇り、その間もエネルギー効率を維持しながら、信頼性の高い電力供給を提供します。
サイクル回数が多い蓄電池は、買い替えの手間が少なく、長期間にわたって使用できるため、経済的なメリットも大きいです。
知っておくべき!長州産業の蓄電池のデメリット
長州産業の蓄電池を導入する際に考慮すべきポイントと、そのデメリットについても詳しく説明していきます。
デメリットをおさえることで、導入時に失敗を避けるための知識を得ることができます。
オムロンとダイヤゼブラ電機によって価格のばらつきがある
長州産業の蓄電池は、ブランドによって価格が異なることがあります。
長州産業はオムロンとダイヤゼブラ電機のブランドからOEM供給を受け、それを自社ブランドとして販売しています。
OME供給とは、他の企業が製造した製品を独自のブランドとして販売することです。
ちなみに、同じ蓄電池でもブランドによって価格に差が生じ、長州産業で購入するよりも他のブランドから購入する方がお得な場合があるかもしれません。
同じ製品でもオムロンとゼブラ電機の価格も、調べてお得な方を導入するようにしましょう。
競合メーカーよりも価格が高め
長州産業の蓄電池は、他のメーカーに比べて価格が高いです。
他のメーカーより高価な理由は、品質と保証に非常に高い基準を設けているため、他の製品と比べて価格が高めに設定されているからです。
しかし、この高品質と保証は、ユーザーに信頼性と安心感をもたらしてくれます。
なお、長州産業の蓄電池は、ZEH補助金の対象製品に指定されています。
つまり、高価な面もありますが、国からの補助金でカバーできる可能性があります。
国の支援を受けて、お得に蓄電池を導入したい方には、長州産業の製品がおすすめです。
長州産業の蓄電池をお得に購入する方法
長州産業の蓄電池をお得に購入する方法を2つ紹介します。
- DER補助金を使って購入する
- 太陽光パネルや蓄電池の専門業者で購入する
それぞれの特徴について、くわしく見ていきましょう。
DER補助金を使って購入する
長州産業の蓄電池は、すべてがDER補助金の対象です。
DER補助金は、初期実行容量が1kWhあたり3.2万円が受け取れます。
例えば、6.5kWh(初期実行容量5.5kWh)の場合、17万6,000円が補助されることになります。
DER補助金の利用によって、高性能な蓄電池を手ごろな価格で手に入れることができます。
ハイエンドモデルをお得に設置したい場合、長州産業の蓄電池が最適な選択肢です。
太陽光パネルや蓄電池の専門業者で購入する
太陽光発電の専門業者は、蓄電池の提供もおこなっています。
彼らは専門的な知識を持っており、多くの蓄電池メーカーの製品に詳しいので、顧客には大きなメリットがあります。
また、本体価格や工事費用の内訳をこまかく計算したり、定期的なメンテナンスやアフターケアも提供していたりするので便利で安心です。
また、家庭ごとに太陽光発電の有無や敷地の広さ、設置場所が異なります。
そのため、自分の希望や状況に合わせて最適な蓄電池を提案してくれる専門業者を選べば、自宅にピッタリな蓄電池を選ぶことができるでしょう。
長州産業の蓄電池で失敗しない業者選びのコツ
長州産業の蓄電池で失敗しない業者選びのコツを紹介します。
- 見積もりと説明がわかりやすい業者を選ぶ
- サポートと保証が充実している業者を選ぶ
- 一貫した品質を保つために自社施工を選ぶ
優良業者を選ぶ3つのポイントを見ていきましょう。
見積もりと説明がわかりやすい業者を選ぶ
初めて蓄電池を購入する方にとって、予算以外にも理解しなければならないことが多くあり、蓄電池の導入に不安を感じる人も多いです。
例えば、業者が必要な情報を教えてくれなかったり、説明がわかりにくかったりする場合は注意が必要です。
信頼性のある業者は、見積り時に製品のメリットだけでなく、設置に伴うリスクやデメリットも説明してくれます。
契約前に選び方やメリット・デメリットを説明してくれる業者なら、納得した上で購入できるでしょう。
サポートと保証が充実している業者を選ぶ
蓄電池を買う前に、販売店の保証やサポート内容をチェックして、保証とサポートが充実している専門業者を選びましょう。
蓄電池の使用目安は15年程度のため、サポートと保証が手厚い業者選びが重要です。
信頼性の高い業者は、蓄電池の操作方法やトラブルにも、すぐ駆けつけるサポート体制や、定期的な点検とメンテナンスを無料でおこなってくれる業者なので安心です。
一貫した品質を保つために自社施工を選ぶ
自社施工した職人が施工箇所をよく知っているため、アフターサービスへの対応が速く安心です。
自社施工とは、工事の全ての段階を一つの会社に頼むことです。
つまり、その会社が現場調査、設計、見積もりから実際の工事まで全部担当します。
実際に工事を行った会社と、点検やアフターサービスを行う会社が違う場合、施工箇所の詳細を確認するのに時間がかかることがあります。
しかし、自社施工ならトラブルが起きた場合も、すぐに修理に対応してくれるので安心感が高いと言えるでしょう。
専門業者での購入がお得!長州産業の蓄電池を安心価格で手に入れよう
今回は、長州産業の蓄電池の相場価格やシリーズごとの特徴、お得に購入する方法まで紹介しました。
スマートPVプラスは4種類あり、現在は「スマートPVプラス」と「スマートPVマルチ」が販売されています。
販売終了後でも限定数量で入手可能なことがあります。
ただし、一般的に価格が公開されていないため、価格交渉が難しいことがあります。
最も良い方法は、複数の販売店で価格を比較し、最も安い店で蓄電池を購入することです。
品質が高く信頼性がある製品を見つけるために、比較検討を行うことがおすすめです。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
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