パナソニック蓄電池の特徴を徹底解剖!補助金やおすすめ製品も紹介
パナソニックの蓄電池は世界的に有名ですが、選択肢が多くて迷っていませんか?
蓄電池を選ぶ際には、製品の特徴や強みを理解することが大切です。
今回は、パナソニックの蓄電池の特徴や製品について分かりやすく紹介します。
目次
パナソニック蓄電池の注目すべき5つの特徴
パナソニックの蓄電池の特徴について、詳しく紹介します。
バラエティ豊かで選択肢が豊富
パナソニックの蓄電池は、大まかに3種類あり、マンションや集合住宅にも適した選択肢がたくさんあります。
- 創蓄連携システム:太陽光発電と蓄電池のパワコンが一体化
- 据置型リチウムイオン蓄電池:通常時と停電時に利用可能
- 壁掛けタイプの蓄電池:コンパクトで低コスト、手軽に導入可能
パナソニックの蓄電池は、製品ごとの特徴や機能から、家庭に最適な製品を見つけることができます。
信頼性抜群の長期サポート
パナソニックの蓄電池は、蓄電池ユニットの無償保証が10年、機器瑕疵の無償保証が15年付いています。
蓄電池ユニットの無償保証は10年までですが、有償で蓄電システムの保証を15年に延長することが可能です。
たとえば、保証期間内で、容量がメーカーの基準を下回る場合、蓄電池本体やパワコンの交換が無償でおこなわれるので長期間も安心です。
過充電によるトラブルを予防
パナソニックの蓄電池は、過充電を防ぐために自動充電システムが組み込まれています。
一般家庭では、蓄電池を充電したままにすると過充電が発生し、蓄電池のバッテリーに損傷を与えることがあります。
長期間の過充電は蓄電池の容量を減少させ、緊急時に利用できる電力量を制限する可能性が高くなります。
パナソニックの自動充電システムは、過充電の問題を未然に防ぎつつ、バッテリーの寿命を延ばせるのが特徴です。
高出力で頼りになる
パナソニックの蓄電池は、停電時の自立出力が2000W~3000Wと高出力なところも特徴です。
停電時でも、電気ポットや炊飯器が使えるので、いざというときも温かいご飯が作れたり、エアコンも同時に使えたりと、停電時も安心して生活できます。
2022年に登場したV2H蓄電システム「eneplat」は、高出力の6000Wで、電気自動車と蓄電池を同時に充電・放電でき、電力供給に頼れて安心です。
創蓄連携で更なる進化
パナソニックの蓄電池の大きな強みは、2012年に導入された「創蓄連携システム」です。
以下の4種類があり、それぞれ特徴に違いがあります。
- 創蓄連携システムS:小型で効率的な発電と蓄電が可能
- 創蓄連携システムS+:増設・後付けが可能で蓄電容量が豊富
- 創蓄連携システム据置:5つまでの電気回路に対応し、200Vの家電も利用
- 創蓄連携システムR:増設・後付けが可能なハイブリッド型
創蓄連系システムは、1つのパワコンが蓄電池と太陽電池を制御し、電力を調整してくれます。
太陽光パネルの発電量や設置場所に合わせて選べるのもうれしいポイントです。
【停電対策から節約効果まで】パナソニック蓄電池の驚くべきメリット
パナソニックの蓄電池は、以下のメリットがあります。
- トップクラスの安全性を誇る世界的なメーカー
- 過充電を防ぐ自動充電システム
- 家庭に最適な組み合わせが可能
- シンプルな操作で簡単に使える
- お手入れも簡単で手間いらず
パナソニックは、高い安全性で知られ、世界でも有数の蓄電池メーカーです。
自動充電システムにより過充電を防ぎ、太陽光発電との組み合わせが豊富な点や、シンプルな操作で、家電が得意でない方でも安心して利用できます。
【長所と短所を比較】パナソニック蓄電池の注意すべきデメリット
パナソニック蓄電池の注意すべきデメリットは、以下のとおりです。
- 1台あたりの設置容量が少ない
- 他メーカーより初期費用が高め
- 設置にはスペースが必要
パナソニックの蓄電池は1台で10kWh以上の容量を持てないため、連携して設置が必要です。
連携する際には、エアコン室外機と同じ程度の大きさがかかることも踏まえておきましょう。
これらのデメリットを踏まえて、エネルギー効率と設備コストのバランスを検討することが重要です。
利用可能なパナソニック蓄電池の補助金
パナソニックの蓄電池を検討中の場合、公式サイトの「全国の補助金がわかる」ページで補助金の情報を確認できます。
公式サイトでは、各地域の補助金の申請期間や交付終了のタイミングも確認できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【2023年版】おすすめのパナソニック蓄電池5選
パナソニックの蓄電池でおすすめのモデルを5つ、仕様や特徴も含めて紹介します。
費用を抑えつつコンパクトに設置できる【LJB1235】
型式 | LJB1235 |
容量 | 5.6kWh (2台連携で11.2kWh) |
最大出力 | 2000W |
パワコンの種類 | ハイブリッド型 |
停電時の対応 | 特定負荷100V対応 |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 488 × 610 × 230mm |
重さ | 68kg |
設置場所 | 屋内用 |
保証期間 | 10年 |
希望小売価格(税込) | 114万4,000円 |
特徴 | ・蓄電池の増設や後付けが可能 ・停電時も家の電気が途絶えず、普段どおりに200Vの電化製品が使える |
「LJB1235」がおすすめな人 | ・太陽光発電と蓄電池を同時に導入したい人 ・太陽光発電設備が10年以上経った住宅 |
オフィスでの緊急時の電力供給対策【LJSF35】
型式 | LJSF35 |
容量 | 3.5kWh |
定格出力 | 1500W |
パワコンの種類 | 記載なし |
停電時の対応 | 100V |
サイズ | 625 ×598 × 240mm |
重さ | 60kg |
設置場所 | 屋内用 |
保証期間 | 10年 |
希望小売価格 | 138万6,000円 |
特徴 | ・震度6強相当の地震にも耐えられる ・充電には特別なアダプターが不要 |
「LJSF35」がおすすめな人 | ・緊急時のオフィスの電源確保に使用したい人 ・蓄電池を導入したいけれど使い方に不安がある人 |
蓄電池の増設・後付けが可能【LJB1256】
型式 | LJB1256 |
容量 | 5.6kWh |
定格出力 | 2000kW |
パワコンの種類 | ハイブリッド型 |
停電時の対応 | 全負荷200V対応 |
サイズ | 480 × 610 × 230mm |
重さ | 68kg |
設置場所 | 屋内用 |
保証期間 | 10年 |
希望小売価格(税込) | 176万円 |
特徴 | ・AiSEG2の連携で停電時も安心 |
おすすめの人 | ・蓄電池の導入を考えている人 ・太陽光パネルがすでに設置されている住宅 |
停電時でも最低限の生活をキープ【LJB1156】
型式 | LJB1156 |
容量 | 5.6kWh |
定格出力 | 1500W |
パワコンの種類 | ハイブリッド型 |
停電時の対応 | 特定負荷100V対応 |
サイズ | 480 × 230 × 610mm |
重さ | 68kg |
設置場所 | 屋内用 |
保証期間 | 10年間 |
希望小売価格 | 114万4,000円 |
特徴 | ・「創蓄連携システム」の追加設置が可能 ・他社製品とも互換性◎ |
「LJB1156」がおすすめの人 | ・災害時に決まった部屋に電気を供給したい人 |
新設や増設時にも場所を気にせず設置できる【LJB2263】
型式 | LJB2263 |
容量 | 6.3kWh |
定格出力 | 2000W |
パワコンの種類 | ハイブリッド型 |
停電時の対応 | 特定負荷型200V対応 |
サイズ | 649 × 646 × 333mm |
重さ | 85kg |
設置場所 | 屋外用 |
保証期間 | 10年 |
希望小売価格(税込) | 170万5,000円 |
特徴 | ・最大37.8 kWhの蓄電池ユニットを設置可能 ・増設や壁掛け設置も可能 |
「LJB2263」がおすすめの人 | ・屋外にコンパクトに設置したい人 |
未来への投資、安全性で選ぶならパナソニック蓄電池がおすすめ!
今回は、パナソニックの蓄電池の種類や特徴、おすすめの機種まで紹介しました。
パナソニックの蓄電池には、「創蓄連携システム」や「据置型リチウムイオン蓄電池」、そして「壁掛けタイプの蓄電池」が搭載されています。
さらに、リチウムイオン電池を採用し、その高い安全性と長期の保証期間が魅力です。
また、性能も優れており、コンパクトで軽量なデザインなので、多くの家庭で利用されています。
パナソニックの蓄電池を考えている方は、ぜひ太陽光発電と蓄電池に特化した専門業者を検討してみてください。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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