住友電工の蓄電池は魅力的?シリーズごとの特徴やデメリットも!
太陽光発電を有効活用するため、需要が高まっている蓄電池。
様々なメーカーが特徴ある蓄電池を製造・販売していますが、今回の記事では住友電工が販売している蓄電池について徹底的に紹介したいと思います。
住友電工は、どのような特徴ある蓄電池を販売しているのでしょうか。
具体的に見ていきましょう。
目次
住友電工の蓄電池が欲しい!蓄電池全般の特徴は何がある?
日本最大手の非鉄金属メーカーである住友電気工業株式会社、通称”住友電工”は、世界的に有名な日本を代表する企業の一つです。
そんな住友電工は、2000年代に入ってから産業用蓄電池の販売を始めました。
その後、家庭用蓄電池の販売も始め、今現在シェア率を大きく伸ばしています。
では、住友電工はどのような特徴ある蓄電池を販売しているのでしょうか。具体的に紹介します。
特徴①コンパクト設計なので基礎工事が不要
住友電工の蓄電池は、コンパクト設計なので基礎工事が不要という特徴があります。
蓄電池の多くはエアコンの室外機ほどの大きさがあり、万が一の転倒防止のためコンクリート基礎などを設置する工事が必要になります。
しかし、業界最小&最軽量といわれている住友電工の蓄電池は、基礎工事が不要です。
したがって、工事期間の短縮ができる他、工事費用の削減が望めるメリットもあります。
特徴②マンションにも設置可能
マンションにも設置可能というのも、住友電工の蓄電池の特徴です。
先ほど紹介した基礎工事が不要という特徴の延長になりますが、コンクリート基礎が不要ということは、マンションにも設置可能ということ。
住友電工の蓄電池はマンションに居住している方も安心して購入できるでしょう。
さらに、種類によるものの、住友電工の蓄電池は業界最小クラスのコンパクト設計を実現しています。
したがって、設置場所に限りがあるマンションなどでも、安心して設置できるでしょう。
特徴③緊急充電モード搭載で停電時も安心
住友電工の蓄電池は、緊急充電モード搭載で停電時も安心という特徴があります。
緊急充電モードとは、台風や線状降水帯の発生などで停電が心配される場合に稼働させたいモードです。
万が一のために緊急充電モードに設定しておくと、充電量100%の状態を24時間維持することができます。
24時間経過後は、自動で元の稼働モードに戻って通常運転してくれるので、モード切り替えの必要性がないのもおすすめできるポイントです。
住友電工の蓄電池が欲しい!POWER DEPOシリーズの特徴は?
住友電工では、特徴ある3つの蓄電池「POWER DEPO H」「POWER DEPO Ⅳ」「POWER DEPO Ⅲ」を販売しています。
それぞれどういった特徴があるのか具体的に解説するので、ぜひ参考にしてください。
POWER DEPO Hの特徴
まずは、住友電工が販売しているPOWER DEPO Hの特徴を解説します。
POWER DEPO Hには、以下のような魅力的な特徴があります。
- 12.8kWhと大容量
- ハイブリッド型蓄電池
- 全負荷型蓄電池
- 6.0kVAの高出力
- -20℃でも使えるので寒冷地も安心
大容量ということは、それだけ停電時も安心できるということです。
さらに、太陽光発電と上手く連携できるハイブリッド型蓄電池なので、発電した電力を無駄なく蓄電でき、平常時はもちろん停電時にも大きな安心を実感できるでしょう。
全負荷型蓄電池というのも、停電対策として蓄電池の購入を検討している方に特におすすめです。
なぜおすすめなのかというと、全負荷型蓄電池は、停電時に家庭内すべてのコンセントに送電ができるから。
停電時であっても、普段と変わらない生活が送れるという点で、非常に大きなメリットを実感できることでしょう。
さらに、6.0kVAの高出力というのも魅力的な特徴。
停電時であっても、冷蔵庫・エアコン・テレビ・IHクッキングヒーター・照明器具などを一気に使える可能性が高いです。
-20℃でも使える特徴は、特に寒冷地で大きなメリットになることでしょう。
POWER DEPO Ⅳの特徴
続いて、住友電工が販売しているPOWER DEPO Ⅳの特徴を紹介します。
POWER DEPO Ⅳには、以下のような特徴があります。
- 業界最小クラスのコンパクト設計を実現している蓄電池
- 2台まで増設可能で最大6.6kWhの蓄電が実現できる
- 単機能型蓄電池だから太陽光発電を設置していない家庭も設置可能
大きな特徴は、業界最小クラスのコンパクト設計という部分かと思います。
蓄電池は容量が大きくなればなるほど、大きさ・重量ともに大きくなります。
したがって、蓄電池の設置場所を確保できないことで蓄電池の購入を躊躇っている家庭も多いでしょう。
そういった家庭におすすめなのが、コンパクト設計のPOWER DEPO Ⅳです。
コンパクト設計なので家の景観を乱さないというのも、大きな特徴といえるでしょう。
2台まで増設可能で最大6.6kWhの蓄電が実現できるというのも、POWER DEPO Ⅳの大きな特徴です。
蓄電池の平均寿命は15年前後といわれていますから、寿命を全うするまでに家族構成やライフスタイルの変化が訪れる可能性は十分にあります。
蓄電池を2台まで増設可能なPOWER DEPO Ⅳを所有していれば、数年後に訪れるであろう環境の変化にも柔軟に対応できるでしょう。
単機能型蓄電池なので、太陽光発電を設置していない家庭でも導入可能という特徴もあります。
電気代の削減や停電対策として「ひとまず蓄電池を導入してみたい!」という家庭は、ぜひPOWER DEPO Ⅳの導入を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
POWER DEPO Ⅲの特徴
最後に、POWER DEPO Ⅲの特徴を見ていきましょう。
POWER DEPO Ⅲの主な特徴は以下の通りです。
- コンパクト設計でマンションなどでも安心
- 単機能型蓄電池で太陽光発電との連携は不要
どちらも先ほど紹介したPOWER DEPO Ⅳと同じ特徴になります。
POWER DEPO「Ⅲ」と「Ⅳ」という商品名からも分かる通り、POWER DEPO Ⅲの後継品がPOWER DEPO Ⅳという認識で良いでしょう。
したがって、POWER DEPO Ⅲは販売されているものの、購入するのであれば最新型のPOWER DEPO Ⅳがおすすめです。
住友電工の蓄電池が欲しい!主なデメリットは何がある?
最後に、住友電工の蓄電池に存在している主なデメリットを2つ紹介します。
ぜひ参考にしてください。
デメリット①知名度が低い
住友電工の蓄電池のデメリットとして、知名度が低いことが挙げられます。
日本人であれば「住友電工」という会社名は、一度は耳にしたことがあるでしょう。
しかし、住友電工が蓄電池を販売していることに対する認知度は極端に低い現状があります。
日本人は、多数決の多数派を重んじる性格の人が多いのは周知の事実。
だからこそ、知名度が低い住友電工の蓄電池に対して「周りに持っている人が少なそうだから購入するのはちょっと…」と、躊躇ってしまう人が多いというデメリットがあります。
デメリット②オープン価格で相場がわかりにくい
オープン価格で相場がわかりにくいというのも、住友電工の蓄電池のデメリットです。
とはいえ、蓄電池の多くはオープン価格で取り引きされています。
オープン価格ということは、場合によってはその場で金額交渉ができる可能性が高いということ。
しかし、正確な金額を知るためには実際に店頭に足を運んだり、ネット上で見積もりを請求したりなど、ひと手間かかります。
この点が、住友電工の蓄電池のデメリットといえるでしょう。
住友電工の蓄電池は魅力的!相見積もりを取って安心を得よう!
今回の記事では、住友電工の蓄電池の魅力や種類、デメリットを紹介しました。
太陽光発電と連携したいのであればPOWER DEPO Hを、マンション住まいなどで太陽光発電を導入する予定はなく、蓄電池のみ導入したいと考える家庭はPOWER DEPO Ⅳの購入がおすすめです。
ぜひ住友電工の蓄電池の購入を前向きに検討してみてくださいね。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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