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九州電力で電気代が値上げした!値上げの理由や電気代の節約方法は?

その他リフォーム 2024年01月13日更新

各電力会社で電気代の値上げが相次いでいますが、九州電力でも電気代を値上げしたというのです。家計の圧迫に繋がる電気代の値上げ。

九州電力ではどれくらいの値上げを実施したのでしょうか。

そこで今回の記事では、電気代が値上がりする主な理由、九州電力では電気代がどれくらい値上がりしたのか、電気代の節約方法を紹介します。

九州電力が電気代を値上げするって本当?値上げする主な理由2選!

九州電力のみならず、いま日本全国で電力会社の値上げラッシュが続いています。

では、なぜ電気代が値上がりしてしまうのでしょうか。

今回の章では、電気代が値上がりする主な理由を2つ紹介します。

値上げ理由①燃料費調整額の上限が撤廃されたから

電気代が値上がりする理由は、燃料費調整額の上限が撤廃されたからです。

燃料費調整額とは、燃料を調達するための輸入費用などを、電力契約している消費者宅が負担するものです。

日本は資源が乏しい国なので、燃料の多くを輸入に頼っています。

昨今の輸入費用は、円安やロシアのウクライナ侵攻などが原因で割高になっています。

だからこそ、燃料費の調達額が膨れ上がり、私たち消費者が負担増を強いられているのです。

今までは消費者を守るため、燃料費調整額には上限が定められていました。

しかし、燃料調達費の高騰に太刀打ちできなくなった電力会社が、燃料費調整額の上限撤廃を国に申請し、それが認められてしまったのです。

ただ、燃料費調整額の上限が撤廃されたのは、電力自由化以降に新たに新設された「自由料金プラン」と呼ばれている電力プランに限ります。

自由電力プランとはたとえば、スマホと同時契約で割引されるセットプラン、オール電化プラン、ひとり暮らし用プランなどが該当します。

電気代の削減が見込めることで自由料金プランを契約している家庭も多いでしょうが、実は燃料費調整額の上限が撤廃されたことで、電気代が大幅に値上がりしているのです。

値上げ理由②電気代単価が値上がりしているから

電気代が値上がりする理由は、電気代単価が値上がりしているからです。

先ほど、自由料金プランで燃料費調整額の上限が撤廃されたと紹介しました。

一方、従来から存在している従量電灯に代表される規制料金プランでは、燃料費調整額の上限撤廃がない代わりに電気代単価が値上がりしている事実があります。

要は、どのような電力プランを契約していても、最終的に請求される電気代は値上がりしているということ。

昨今の物価高も相まって、家計には相当なダメージであることがわかるでしょう。

九州電力で電気代が値上げ!良心的な値上げといわれる理由は?

九州電力で電気代が値上げされています。

では、他の電力会社と比べて値上げ率は高いのでしょうか、はたまた少ないのでしょうか。

具体的に見ていきましょう。

他の大手電力会社に比べて値上げ率が低くて良心的!

従量電灯プランでも自由料金プランでも、電気代が値上げしてしまった九州電力。

しかし従量電灯プランにおける電気代の値上げは、他の大手電力会社と比べて微々たるものなのです。

たとえば、東京電力エナジーパートナーの管轄内である東京近郊の電気代は、1か月あたり3,000円近くの値上がりを余儀なくされています。

しかし、九州電力では1か月あたり250円程度の電気代の値上がりに留まっているという事実があります。

同じ「電気代の値上がり」でも、とても大きな金額の差がわかりますよね。

原発再稼働に前向きな姿勢だから値上げ額が抑えられている

九州電力で電気代の値上げ額が抑えられていることに対して、疑問を呈する方も多いでしょう。

九州電力で電気代の値上げ額がわりかし落ち着いているのは、九州電力は原子力発電所の再稼働に前向きな姿勢を貫いているからです。

なんでも、既に30%ほどが原子力発電所で発電された電力なので、現状の電気代も抑えられているのだとか。

一方で他の地域は、原子力発電所の再稼働に反対しており、火力発電に頼っている状況があります。

火力発電は、石油や石炭などの原料費が高騰している影響で、発電にかかる費用も高騰しています。

つまり、私たち消費者が支払う電気代も高騰してしまうのです。

原発再稼働に対しては、それぞれ思うことがあるでしょう。

しかし、電気代だけを見てみると、原発再稼働はとても大きなメリットがあるのかもしれません。

九州電力で電気代が値上げされた!電気代の節約方法には何がある?

九州電力で電気代が値上げされた事実があります。

だからこそ、自宅でできる電気代の節約方法が気になることでしょう。

そこで今回の章では、自宅でできる電気代の節約方法を4つ紹介します。

ぜひ参考にしてください。

節約方法①電気の使い方を見直す

自宅でできる電気代の節約方法として、電気の使い方を見直すことが挙げられます。

電気の使い方の見直しとして簡単にできることは、以下の通りです。

  • 使わない電気を消す
  • 待機電力を減らすため、使用頻度の低いコンセントを抜く
  • お風呂の追い炊き機能の使用頻度を減らす
  • 夜更かしを止める
  • 家族でリビングで過ごすようにする
  • 洗濯機は「すすぎ1回コース」を利用する
  • 洗濯物を乾燥機にかけずに外干しする

家族で一丸となって電気の使い方を見直すことができれば、大きな節約が期待できるでしょう。

節約方法②太陽光発電を導入する

電気の使い方を見直すと節約効果が期待できますが、いつかは限界がやってきます。

だとすれば、思い切って太陽光発電を導入するのもひとつの手だといえるでしょう。

太陽光発電を導入すると、日中の電気代をほとんど無料にできます。

しかも、太陽光発電を導入して最初の10年間は、FIT制度という売電単価が割高の魅力的な制度を使えるのです。

日中は在宅していない家庭も多いでしょうから、日中に発電した電力を売電できるのは嬉しい制度ではないでしょうか。

ちなみに、発電した電力を売電する場合は、電力会社から買電する必要があります。

しかし、収入源を増やせることは、とても大きなメリットになるでしょう。

節約方法③蓄電池を導入する

電気代の節約方法として、蓄電池を導入することも挙げられます。

蓄電池を導入すると、電力会社との電力契約が「日中:割高電力」「夜間:割安電力」に変更されます。

つまり、今までと同じ電力使用量でも、請求される電気代が安くなる可能性が高いのです。

さらに、太陽光発電と蓄電池を併用すれば、日中に発電した電力を蓄電し、それを夜間に使うことが可能です。

夜間における電力会社からの買電量を極限まで減らすことができるので、電気代の削減が大きく期待できることでしょう。

節約方法④オール電化にする

オール電化にするのもおすすめです。

電気代の削減という意味では不利ですが、総合的に見て光熱費を現状より抑えることが可能だからです。

オール電化にすることでガス契約が不要になるため、最低限、ガスの基本料金を節約することができます。

さらに、オール電化用の電力プランを契約することで、よりお得に電気を使うことが可能になります。

特に、割高なプロパンガスを利用する地域では、オール電化にしたことで得られる恩恵はとても大きなものになるでしょう。

ぜひ前向きにオール電化への変更を検討してください。

九州電力で電気代が値上がりした!家庭でできる節約を実践しよう!

今回の記事では、九州電力で電気代が値上がりした事実および電気代の節約方法を紹介しました。

電気代が値上がりしてしまうのは仕方のないことだとわかりましたが、家計が圧迫されてしまうのは避けたいところ。

だからこそ、記事の最後に紹介した電気代の節約方法をどれか1つでも実践してみてくださいね。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

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中田 萌
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