エコキュートの悪徳業者に騙されないためのチェックリスト
オール電化になくてはならないエコキュートは、近年人気が高く、販売している業者やメーカーが多くあります。
エコキュートを販売している販売会社の中には「悪徳業者」と呼ばれるような、販売会社が存在するので十分に注意が必要です。
今回は、エコキュートを販売する悪徳業者の販売方法や手口について解説します。
エコキュートの購入で騙されてしまわないためにも、これから紹介する内容を参考に、エコキュートの悪徳業者を見分ける力をつけましょう。
目次
【要注意】エコキュートの悪徳業者に多い販売方法とは?
エコキュートの悪徳業者に多い販売方法は以下の3つです。
- 訪問販売
- 無料点検
- 電話勧誘
もちろん、上記のような販売方法をしている販売業者であっても、正当な価格や方法で商売を行っている会社は多くあります。
しかし、強引に契約を結ばせようとしたり、高い価格でエコキュートを売ろうとしたりなど、悪徳業者と言われても仕方ない販売会社が多いことも事実です。
上記のような販売方法でエコキュートを買おうと考えている場合には、一度立ち止まって価格や契約方法、会社の信頼度を確かめる必要があります。
販売方法① 訪問販売
エコキュートを取り扱っている悪徳業者の多くは、訪問販売を行っています。
悪徳業者が訪問販売を選ぶ理由は「他の販売会社と比べられないため」です。
悪徳業者は、自分の会社のことやエコキュートの価格を他の会社と比べられることを嫌います。
他の会社と比べたり、じっくりと比較検討されたりすることで、悪徳業者だとバレてしまうことを恐れているのです。
また、訪問販売に来る悪徳業者は、急な訪問や高圧的なセールストークで契約を迫り、契約を取り付けようとしてきます。
訪問販売で「今だけ」「ここで契約する場合だけ」などと言われて、急いで契約すると十分な検討ができないため、後でトラブルが生じやすいので注意しましょう。
販売方法② 無料点検
「無料点検」として自宅に押しかけ、エコキュートに不具合があると言い、新しいエコキュートの販売を勧める悪徳業者もいます。
また、中には点検すると言ってエコキュートを壊したり、修理したと言って費用を請求してきたりする悪徳会社も存在します。
上記のような悪徳業者による無料点検の訪問は、エコキュート以外の名目でも起こることがあるので注意が必要です。
販売方法③ 電話勧誘
エコキュートの悪徳業者の中には、いきなり電話をかけてきて「補助金が出てタダで購入できる」などのウソの情報で契約を迫る手法も見受けられます。
また、訪問販売などと同様に「今だけ安い」「モニター価格」などと言って、すぐに契約をすることを迫ってくる業者も多いです。
電話勧誘の場合も、訪問販売と同様で他の会社と比較検討することができないので、悪徳業者にとってはうってつけの販売方法だと言えるでしょう。
エコキュート悪徳業者の特徴と見分け方のチェックリスト!
エコキュートの悪徳業者を見分けるためには、悪徳業者がどんな手口を使っているのかを知っておく必要があります。
悪徳業者の手口を知っておくことで、実際に悪徳業者と出会ったときに警戒することができ、被害を未然に防ぐことができるでしょう。
手口① 強引に契約を迫る
悪徳業者は契約を急かし、強引なセールストークで消費者を誘導します。
「今契約しなければ、この価格で売れない」
「モニター価格が今日で終了する」
「このエコキュートを買えるのは今日まで」
「エコキュートの在庫が少ない」
などと言って、急いで契約させようとする場合は注意が必要です。
このようなことを言われても「今契約しなければならない」と焦ってはいけません。
優良なエコキュートの販売会社は、導入を後悔してほしくないので、契約を無理に焦らせることはありません。
今すぐ契約しなければと、焦らせるようなことを言ってくる会社や営業マンには注意しましょう。
手口② エコキュートが故障していると修理を迫る
エコキュートの悪徳業者の中には、故障や不具合があると言って、新しいエコキュートの購入を迫る手口が見受けられます。
無料だからと言って点検をし、故障していると言って修理や買い替えをすすめてきます。
悪質なケースでは、エコキュートをその場で壊したり、「修理をした」と嘘を言ったりして、費用を請求されることがあるので十分に注意しましょう。
手口③ デメリットを言わない
悪徳業者は、エコキュートのデメリットや維持費用など、購買意欲がなくなるようなことを隠す傾向があります。
エコキュートの場合であれば、定期的にメンテナンスが必要になる点や、場合によっては追加工事が必要になる点、高額な導入費用がデメリットにあたります。
不安なことを質問しても、メリットしか言わずに誤魔化されてしまう場合、悪徳業者の可能性があるので十分注意が必要です。
悪徳業者でなかったとしても、デメリットを知らずに住宅設備を導入するのには、リスクが伴います。
デメリットや注意点を教えてくれない販売会社や営業マンから、エコキュートを購入することはおすすめできません。
手口④ 名刺をくれない・社名を言わない
エコキュートの悪徳業者は、エコキュートを販売する際に名刺を渡さず、社名を言わないことがあります。
名刺を渡し、社名を言うのが優良業者だとは言えませんが、名刺をくれなかったり、社名を言わなかったりする販売会社には特に注意したほうが良いでしょう。
悪徳業者が名刺をくれなかったり、社名を言わない理由は、会社名を知られたくないからです。
また、中には会社として成立していない業者や、ころころ社名を変更する悪徳業者もいます。
手口⑤ 不安になることを言ってくる
悪徳業者は不安を煽り、早めの契約を促すことがあります。
「エコキュートが壊れている」
「早く契約しないと損する」
など、不安になるようなことを言われる場合には、十分注意が必要です。
エコキュートに限らず、悪徳業者は不安を煽ることで、商品の購入を急がせます。
不安を煽って購入を焦らせることによって、じっくり商品を比較検討させないようにしているのです。
手口⑥ 有名な会社の関連会社を名乗る
悪徳業者は、有名企業の関連会社・子会社と言って営業を行うことがあります。
有名会社の関連会社・子会社だといい、よく調べてみると、全く関係のない会社だと言うことがよくあります。
有名企業の関連会社だと言っていても、すぐに信用しないことが大切です。
エコキュート関連で悪徳業者に騙されないための対策は?
エコキュートの購入や点検で悪徳業者に騙されないようにするためには、悪徳業者の手口を知っておくことが大切だと言いました。
悪徳業者の手口を知っておくことで、悪徳業者が実際に営業に来た際に、騙されないための心構えをすることができます。
対策① アポなし訪問は対応しない・家にあげない
エコキュートの購入や点検に限らず、急なアポなしの訪問には注意が必要です。
訪問販売がきた際には、なるべく話を聞かないようにし、家の中に営業マンをあげてはいけません。
悪徳業者の中には、契約するまで帰らないなど、強引な方法で営業をするケースがあります。
対策② 即決しない
訪問販売や電話勧誘に限らず、エコキュートの購入では「即決しない」を大切にしましょう。
悪徳業者は即決させようとしてきます。
エコキュートの購入や点検は即決せず、家族に相談するなどして、じっくり考えてから契約することで、悪徳業者と契約してしまうリスクを抑えることができます。
対策③ エコキュートの相場を知っておく
エコキュートの工事費込みの価格相場は、20万円から50万円程度です。
エコキュートの相場を知っていれば、高額な見積もりに騙されることを防ぐことができます。
エコキュートの相場をあらかじめ知っておき、法外な値段を請求されても気づけるようにしておくことで、悪徳業者に騙されるリスクを減らすことができるでしょう。
対策④ エコキュートを購入した会社に点検を依頼する
エコキュートの無料点検で営業マンが訪れた時には、点検をしてもらわないほうが無難です。
万が一、点検を断れなかった場合には、エコキュートが壊されないよう、側で見守っていましょう。
また、もしエコキュートが本当に故障していて修理が必要な場合は、訪れた会社に依頼するのは控え、信頼できる会社に点検を依頼するようにしましょう。
対策⑤ 録画していることを伝える
訪問販売や電話勧誘などで、商談を録画・録音しても良いか聞くことで、悪徳業者を撃退できる可能性があります。
ただし、優良な販売会社であっても、商談を録画・録音されているのは気持ちがいいものではありません。
悪徳業者の場合には、録画・録音していると言うことで、逆上してくるケースもあるので注意しましょう。
エコキュートの悪徳業者に騙されてしまった時はどうしたらいい?
最後に、エコキュートの悪徳業者と契約してしまった後の対処法について解説します。
エコキュートに限らず、悪徳業者と契約してしまった際には、下記の対応を取ることをおすすめします。
- 消費者センターに相談
- クーリングオフ
- 通報
それぞれ詳しく解説します。
方法① 消費者センターに相談する
エコキュートの購入や点検を悪徳業者と契約してしまった場合、まずは最寄りの消費者センターに相談しましょう。
消費者センターに相談することで、契約元の会社に連絡してもらえたり、クーリングオフを手伝ってもらえたりします。
方法② クーリングオフする
訪問販売や電話勧誘でエコキュートを購入した場合、一定期間内であればクーリングオフすることが可能です。
エコキュートの訪問販売の場合、契約してから8日間はクーリングオフすることができます。
ただし、ネット上でエコキュートを購入した場合や、営業マンに訪問を依頼して契約した場合には、クーリングオフすることはできません。
方法③ 通報する
エコキュートの購入や点検の契約後、明らかな法律違反があった場合には、警察や消費者センターに通報を行いましょう。
また、エコキュートの営業マンが帰ってくれない場合や、脅すようなことを言ってくる場合も、身の安全のためにもすぐに通報することをおすすめします。
エコキュートの悪徳業者について知って被害を防ぐことが大切!
今回は、エコキュートを販売する悪徳業者について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
エコキュートは人気があるゆえに、法律ギリギリの営業を行なっていたり、明らかに法律違反の営業を行なったりしている販売業者もいます。
エコキュートの悪徳業者に騙されてトラブルに巻き込まれないためにも、エコキュートは信頼できる販売業者から購入することがおすすめです。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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