【停電の経験者に聞いた】停電時あってよかった対策グッズとは?
夜に台風や地震などの災害が起きて、真っ暗になったら大変心細いですよね。
日本トレンドリサーチは2021年2月に、停電を経験した全国の2,200人に何時に停電が起きたかアンケートを行ったところ、約8割の人が「18:00-24:00」に発生したと回答しました。
(参考:【災害対策】停電経験者の75.9%が夜間「18:00~24:00」に停電を経験)
このことから、夜に停電になる確率が高いことがわかりますね。みなさんは、夜の停電対策はしていますか?
この記事では、実際に停電を経験した人があって良かったと思う対策グッズを紹介していきます!
簡単に準備できるものもありますので、みなさんもこの機会に対策してみてはいかがでしょうか?
目次
【停電時の生命線になる?】明かりと情報
停電時、何が重要になるかというとやはり明かりと情報です!
なぜそのふたつが重要になってくるのでしょうか?
真っ暗の中の明かりの重要さ
夜に停電になって一番必要なのは、明かりですよね。当たり前ですが、真っ暗では何も見えません。
明かりがあるだけで、落ち着いて行動でき、怪我を防ぐことができます。
停電をしてしまったらいち早く明かりを確保しましょう。
停電時の避難には情報が必須!
停電してしまうと、スマートフォン以外の情報は全て遮断されてしまいます。
スマートフォンがあったとしても、通信障害が起こる可能性や、バッテリーが切れてしまうことが想定できます。
「周囲がどういった状況で、いつ避難すべきなのか」を把握するには、情報が必須です。
【停電時にあって良かった!】用意をしておきたい対策グッズ
停電の経験者が実際にあって助かった停電対策グッズを紹介して行きます!
闇雲に準備するよりも経験者の意見を参考にして準備することで的確に停電時に使える対策グッズを用意することができます。
明かりの確保をしよう
懐中電灯
「懐中電灯は停電になった時に一番最初に使うアイテムなので、日頃から位置を把握しておくべき。」
「頭につけられる懐中電灯があると、両手を使って作業ができるので便利。」
停電になった時に物を探したり、場所を把握するために必要な懐中電灯。
それほど高価なものではないので、ご家庭に1つは準備しておきましょう。
暗闇の中で懐中電灯を探すことになるので、置く場所をいつも同じ場所に固定して、暗くなってもわかるように把握しましょう。
ろうそく
「懐中電灯の次に役に立ったのは、ろうそく。」
「ろうそくがあって役に立ったが、すぐに無くなってしまうので、数を多く用意しておくべき。」
暗闇の中、心細い時に優しく明るくしてくれる、ろうそく。ただし使用時は、火事に気をつけましょう。
ランタン
「懐中電灯に加えて、ランタンのようなものがあれば便利だった。」
ランタンをつけるだけで、かなり光が強いのでお部屋が明るくなりますね。ろうそくだけでは不安な方はランタンを準備をしたほうが良いかもしれません。
情報を取得するためのグッズ
ラジオ
「スマートフォンの充電が無くなっても、ラジオでニュースを聞くことができた。」
スマートフォンがあるから、ラジオはいらないと思っている方が多いかもしれません。
しかし、充電が無くなったり、Wi-fiが無く繋がらくなったりという事態も予測されます。
ラジオが1つあるだけで安心度が上がりますよ。
カセットコンロで料理ができる
「オール電化で料理ができず困っていたが、カセットコンロがあって助かった。」
「途中でガスコンロが切れてしまったので、もっと多くガスコンロを用意しておけば良かった。」
オール電化や、IHを導入しているご家庭が多い中、停電時はカセットコンロが必須になります。
ガスボンベの予備を用意しておけば、安心してカセットコンロを使用することができますね。
乾電池やモバイルバッテリー
乾電池の予備
「いざ懐中電灯を使おうとしたが、電池が切れていて使用できなかった。」
予備の乾電池が無く、懐中電灯を使用できなかったという意見が多かったです。
懐中電灯と一緒に乾電池も用意しておきましょう。
モバイルバッテリー
「モバイルバッテリーを複数持っていたので、充電には困らなかった。」
「ソーラー発電のできる充電器があるとずっと充電ができる。」
「モバイルバッテリーを事前に充電していなかった…」との意見もあったので、複数持っていたほうがいざという時に便利ですね。
【長期間の停電の対策グッズは?】長期間の停電にも対応しよう
大体の停電は、1日で復旧したというケースがほとんどですが、中には100〜150時間復旧しなかった家庭もありました。
では、長期間の停電を見越してどのように準備したら良いのでしょうか?
太陽光発電と蓄電池で通常の生活に
「夏の台風による停電だったのでかなり蒸し暑く辛かった。バッテリーまたは蓄電式の冷房器具があれば良かった。」
夏または冬のシーズンに停電になった際に、冷房・暖房が使えないのは致命的です。最悪の場合、命を落としかねません。
太陽光発電と家庭用蓄電池を導入していれば、普段通りに電化製品を使用でき、長期間の停電にも耐えることができます。
停電の対策グッズとしても、普段の生活でも利用できるので、おすすめです。
非常用食料とお水で安心
「いつまで停電が続くかわからない状態で、非常食を用意しておらず、後悔した。」
災害の際には、必要になる非常食。ガスコンロで簡単に調理して食べられるものや、缶詰、お菓子をある程度用意しておきましょう。
停電と一緒に断水も起こる可能性があります。
1日1人1.5L程度のお水を使用すると考えて、最低3日分の飲料水を日頃からストックしておきましょう。
断水を想定しての簡易用トイレ
台風や地震などの災害で停電になった場合、多くは断水も一緒に発生します。
1日2日なら、トイレに排泄してそのままでも問題ありませんが、それ以上経ってくると衛生状よろしくありません。
感染症のリスクが上がったり、トイレに行かないようにするために水を飲まないようにしたり、トイレを我慢したりすることで、最悪の場合死に至ります。
そうならないためにも、簡易トイレを準備しておきましょう。
水や食料の次に大事な問題になりますので、他人事とは思わずに、準備しましょうね。
【停電はいつ起きてもおかしくない!】早めに対策をしよう
生活インフラが世界水準より高い日本でも毎年停電はどこかの地域で発生しています。
今からすぐに準備できる対策グッズを増やしてみましょう。あなたのその判断が、明日の自分の命を救うかもしれませんよ。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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