パナソニックのエコキュートは他社製品よりおすすめ?価格やメリットを徹底解説!
ますます値上げが心配される給湯費の節約のために、「給湯器をエコキュートに交換したい!」とお考えの方は多いのではないでしょうか?
エコキュートの人気メーカーといえば三菱やパナソニック、ダイキンなどが有名ですが、中でも信頼感のあるパナソニックを検討している方も多いでしょう。
そこで本記事では、パナソニック製エコキュートの特徴や気になる価格相場、他社製品とは違う「5つのメリット」について初めての方にもわかりやすく解説していきます!
目次
パナソニックのエコキュートの特徴や価格・メーカー販売実績をご紹介!
まずはじめに、エコキュートメーカーとしてのパナソニックの実績や販売するモデルの特徴・独自性、気になる販売価格についてご紹介していきます。
【実績】パナソニックは国内トップレベルのエコキュートメーカー
日本を代表する老舗家電メーカーとして知られるパナソニックですが、エコキュートにおいても「国内トップクラス」の販売実績を持っています。
販売実績を集計したメディアによって差異はあるものの、パナソニックは毎年国内シェアの「約3割」を獲得しており、ライバルである三菱と1位を争うメーカーです。
三菱が太陽光パネル生産事業から撤退している一方で、パナソニックは現在も生産を続けており、「エコキュートと太陽光発電の相性」を考えればパナソニックのほうが有利といえます。
【特徴】省エネ機能・快適機能・耐久性を高いレベルで実現
パナソニック製エコキュートは他社製品に比べて省エネ性能や耐久性が高く、快適な入浴機能や便利機能など、あらゆる方面でスキのない高い完成度が特徴です。
中でも「最大35%」の省エネを実現する「AIエコナビ」や、残り湯の熱で翌日の給湯費を抑える「ぬくもりチャージ」など、独自の省エネ機能が数多く盛り込まれています。
また、国内トップクラスの給湯圧力「325kPa」を実現するなどハイパワーな給湯性能も高く評価されており、お湯を多く使う2世帯住宅や子育て世帯にも人気があります。
【価格】シンプルモデルなら「30万円台」から購入できる
パナソニックの公式ホームページによるエコキュートのメーカー希望価格は「約80〜120万円」ほどですが、実際には「30万円台」から購入できるケースも見受けられます。
工事費用や古い給湯設備の撤去費用などを含めると「約50万円〜100万円」程度が交換費用の目安となりますが、契約する販売店によっても総費用は大きく変わります。
初期費用の安さももちろん重要ですが、エコキュートの製品寿命は10〜15年と長いため、アフターフォローや施工技術のしっかりした業者を選ぶことも大切です。
パナソニックのエコキュートならではの「5つのメリット」を徹底解説!
国内トップレベルの販売シェアを誇る、パナソニック製エコキュートならではの「5つのメリット」は以下のとおりです。
- 「ウルトラ高圧」で3階への浴室設置も可能
- 外出中でも「スマホで遠隔操作」できる
- 節水シャワー機能で「最大20%」の省エネ効果
- 残り湯の熱を再利用!翌日の電気代を節約できる
- 高性能「AIエコナビ」で保温時の省エネ性能も高い
それぞれの要点をくわしく確認していきましょう。
メリット①:「ウルトラ高圧」で3階への浴室設置も可能
パナソニック製エコキュートの一部モデルは通常の「パワフル高圧」を上回る「ウルトラ高圧」に対応しており、他社製エコキュートより高い給湯性能がメリットです。
パワフル高圧モデルの給湯圧力は280kPaですが、ウルトラ高圧は約1.4倍の「325kPa」というハイパワー給湯を実現。3階に浴室を設置しても快適に入浴が楽しめます。
お湯はりの時間を短縮したい方や、複数か所で同時にお湯を使いたい方にとって、段違いの給湯性能を持つパナソニックのエコキュートは最適といえるでしょう。
メリット②:外出中でも「スマホで遠隔操作」できる
パナソニックのエコキュート専用アプリ「スマホでおふろ」を利用すれば、外出中でもお湯はりや追いだき、沸き上げ休止などの操作を遠隔で行えます。
アプリを使えば「仕事帰りにお湯はりして帰宅後すぐに入浴」「自室で趣味を楽しみながら追いだき操作」などが可能となるため、日々の快適性がグッと向上します。
また、エコキュートに不具合が起きた際にはスマホにエラー通知や修理窓口のフリーダイヤルが表示されるため、ストレスなくトラブル対応できる点も大きなメリットです。
メリット③:節水シャワー機能で「最大20%」の省エネ効果
パナソニック製エコキュートの一部モデルは「リズムeシャワープラス」という独自機能が搭載されており、通常モデルより「最大20%」の省エネを実現しています。
本機能はシャワーの湯量や温度を一定リズムで変動させることで省エネする仕組みとなっており、入浴時の快適性を損なわずに光熱費を節約できます。
湯量・湯温の変動リズムはリモコンで細かく設定できるため、浴室の気温や体調、シャワー使用者の好みに合わせて無理なく省エネできる点も人気の理由となっています。
メリット④:残り湯の熱を再利用!翌日の電気代を節約できる
パナソニック製エコキュートの大半のフルオート機種には「ぬくもりチャージ」機能が搭載されており、残り湯の熱を利用して翌日の電気代を「最大10%」節約できます。
ぬくもりチャージは浴槽の残り湯から「熱」のみを取り出すユニークな機能であり、こまめに実施することで年間で「約1ヶ月分のお湯はり費用」の節約も可能です。
ぬくもりチャージ機能は浴室リモコンからワンタッチ操作できるほか、スマホアプリでの遠隔操作にも対応しているため、わざわざ浴室に戻らず操作できる点も優秀ですね。
メリット⑤:高性能「AIエコナビ」で保温時の省エネ性能も高い
パナソニック製エコキュートの大半のモデルには「AIエコナビ」機能が搭載されており、豊富な省エネ機能により従来モデルより「最大35%」もの光熱費節約を実現しています。
本機能は、浴室不在時の保温を抑える「ひとセンサー」や高性能AIによる「湯温学習制御」、スマホアプリでの節約効果の見える化など、さまざまな角度から省エネをサポートします。
面倒な湯温設定をしなくてもAIが最適な省エネを実現してくれるため、パナソニックのエコキュートは「機械は苦手だが光熱費は抑えたい!」とお考えの方にも最適です。
パナソニックのエコキュートに「デメリット」はある?
省エネ性能や耐久性に優れ、快適な入浴機能も豊富なパナソニックのエコキュートですが、「他メーカーの同等品に比べて割高」なケースも見受けられます。
たとえば、
ヤマダ電機の公式カタログ
でパナソニックとHousetec(ヤマダ電機のホームブランド)を比較したところ、パナソニックが約3〜7万円ほど割高という結果となりました。
一方で、省エネ性能や快適機能、貯湯タンクの保温性能や湯圧力などはパナソニックが優れているため、単純に「パナソニックはコスパが悪い」とは言い切れません。
むしろ、電気代の節約効果が高いパナソニックは「長期的なコスパ」に優れるため、多少価格が高くても同社のエコキュートを選ぶメリットは充分にあるでしょう。
まとめ:パナソニックのエコキュートは省エネ機能が豊富!パワフル水圧も魅力的
本記事でくわしく解説してきた「パナソニック製エコキュートの特徴やメリット」についての重要ポイントを、以下にもう一度まとめていきます。
- パナソニックはエコキュートの販売においても国内トップクラスのシェアを誇るメーカー
- 省エネ性能と耐久性、快適な入浴機能がバランスよく盛り込まれ、顧客満足度も非常に高い
- 他社製品に比べて省エネ性能が非常に高く、「最大35%」の光熱費削減効果が期待できる
- 「最大325kPa」のハイパワー給湯も特徴であり、3階に浴室を設置できる点もメリット
- スマホアプリによる遠隔操作も可能であり、外出中でも沸きあげや追い焚きなどが行える
「老舗メーカーの安心感」に加えて、高い機能性と省エネ性能を兼ね備えるパナソニックのエコキュートは、2人暮らしから2世帯住宅まで幅広くおすすめできるエコ給湯設備です。
価格の安さを全面に押し出した他社製品などと比べると割高なケースもありますが、光熱費が「最大35%」も節約できることを考えれば、多少高くても選ぶメリットは大きいでしょう。
2024年に引き続き、来年度も国のエコキュート補助金が交付される可能性は充分にありますので、今のうちから気になるモデルをチェックしてみませんか?
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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