急な停電時にバッテリーが大活躍!【すぐできる対策方法をご紹介】
目次
【コレを知っていれば安心】停電時の対処法を解説!
停電時の対処法は「家中の明かりが消えた時」「一部が消えた時」によって異なります。
2つの対処法について解説していきます。
家中の明かりが消えた時
どのブレーカーが落ちたかによって対応は変わります。
まず最初に落ちたブレーカーを真っ先に確認してみましょう。
家中の明かりが消えた場合に考えられる原因は2つあります。
1つめは、電力会社のブレーカーが落ちた場合(ブレーカー盤の左側レバー)電力の使いすぎで明かりが消えた可能性が高いです。
2つめに考えられることは漏電です。
ブレーカー盤の真ん中のレバーが落ちていた場合、家のどこか漏電しているか漏電により故障している場合も考えられます。
電気機器が水に濡れて漏電してしまうこともあります。
いちど家中の電気製品が濡れていないかチェックしてみましょう。
家の中で明かりが一部消えた時
使える電化製品はあるのに、ブレーカーは落ちておらず一部の電気が使えない場合に考えられることは2つあります。
まず1つめに考えられる点は、ヒューズの劣化により一部の電力を使えない場合も多くあります。
もしかすると電柱の引込線に取りつけてあるヒューズが切れていることも原因かもしれません。
電柱からブレーカーまで電力会社の持ち物ですので費用がかかる心配はありません。
電力会社に電話をすれば、すぐに緊急工事をしてもらえます。
2つめに考えられるケースに、電気は通っているのに部屋の水槽や間接照明などの一部の電力を使えない場合もあります。
コンセントに差している電化製品が使えない場合に考えられること、それはコンセント裏の分岐する部分に断裂が発生しているケースが考えられます。
一度その部屋のブレーカーを落として、コンセントカバーを外し電源の部分を引っぱりつなぎあわせる方法もあります。
状況によってどこが断線しているのかハッキリわからない場合も多いため、電気屋さんに見てもらうことが確実でしょう。
停電リスクを予想して過ごそう!【季節ごとの対処法】
真夏、真冬、台風の対処法と停電時に使いたいアイテムをあわせて紹介します。
真夏に停電が起きた場合
真夏に停電した場合、室内の温度・湿度は一気に高くなります。
停電時にエアコンや扇風機が使えないため脱水症状や熱中症を引き起こしやすく危険な状態です。
こまめな水分補給をしつつ、お風呂に水をはり足浴などで体の熱を下げるようにしましょう。
真夏の停電時に使いたいアイテム
- 塩あめ
- 飲料水
- うちわ
- 保冷剤
- 冷感タオル
水ばかり飲むとミネラル不足になり危険です。
目安はコップ1杯(100ml)に対して塩アメ1粒が理想です。
保冷剤をタオルにつつみ、体を冷やすことができます。
ケーキ屋さんで購入した際にもらえる保冷剤は使いやすいサイズ感で真夏の停電時にあると便利です。
室内でもこまめにうちわを使い風にあたることも重要です。
水に濡らすと冷たくなる冷感タオルを首まわりやワキの下、足のつけ根の太い血管部分にしっかり冷やすことではやく熱を下げることができます。
真冬に停電が起きた場合
停電が短期なら自宅である程度の寒さをしのぐことは可能ですが、長く自宅にいることは難しいでしょう。
燃料切れをおこし寒さにガマンできない住民は避難所にいっせいに押し寄せてきます。
また停電が長期になり見通しがつかない場合は、お近くの避難所に足をはこび、ご自身の居場所を確保することが重要です。
真冬の停電時に使いたい防寒アイテム
- 毛布
- 石油ストーブ
- 湯たんぽ
自宅にある毛布を何枚も重ねて使用すると保温性が上がります。
停電時にお湯が使えるようであれば、湯たんぽも活用したいアイテムの一つです。
できれば容量の大きいサイズを用意しておくと、長い時間も暖かく使用することができます。
部屋の使用場所によって異なりますが、布団の中で使用する場合は、6時間~8時間ほど使用できます。
部屋全体を温めることができる石油ストーブなら停電時も安心です。
お湯を沸かせるので湯たんぽとの相性はバツ群です。
自宅に石油ストーブが一台あると停電時に安心です。
台風で停電が起きた場合
強風により建物の窓ガラスが割れたり、中に水が入りこんでしまう可能性が高いです。
すぐできる対策としてサッシや窓ガラスに工夫をしましょう。
たとえば窓ガラスにガムテープを貼ったり、水の侵入を防ぐために玄関や窓の隙間に新聞紙を詰めるだけでも充分に対策することができます。
またベランダの荷物や網戸を室内に取り込むことで、物を飛ばされて窓ガラスを割ってしまうリスクを減らせます。
台風時の停電時に使いたいアイテム
- 保冷剤
- 冷感タオル
- うちわ
- 懐中電灯
- 電池
- ラジオ
台風は夏場に発生するため、真夏のアイテムグッズとほとんど同じになります。
気温と湿度も高くなり熱中症になるリスクが高まるため、こまめに水分補給をしつつ体を冷やすことが重要です。
またラジオで防災情報や気象情報を常に確認しておくことは重要です。
近くに山や川がある地域にお住まいの方は、土砂災害などの危険があります。
はやめに避難所へ足を運ぶようにしましょう。
【すぐ活用できる】停電時に使えなくては困る家電の対策方法
停電時に困る家電製品2つの対策法と停電の前・後に活用できるポイントについて紹介していきます。
【停電前・停電後】パソコンの対策
停電前にすること
- パソコンの電源をきる
- 電源コンセントを抜く
パソコンをつけたままにすると故障の原因になります。
停電前にかならず電源をきるようにしましょう。
電源を切らないままにすると、大切なデータを失ってしまう危険があります。
ノートパソコンの場合は、バッテリーが搭載しており停電しても電源がすぐに切れる心配はありません。
停電時に備え日頃から充電をして、満タンにすることで停電時でも安心して使うことができます。
停電後にすること
- ルーターを再起動する
- 電源コンセントをさす
停電後にインターネットにつながりにくくなるケースがあります。
ルーターを使用してインターネットを使っている場合は、ルーターのマニュアルを読み再起動をしてください。
停電時に抜いた電源コンセントを差し込むと、パソコンは自動的に再起動になるため電源が入ります。
【停電前・停電後】冷蔵庫の対策
停電前の対策
- 冷蔵庫の中身を減らす
- カーテンをつける
- 扉の開け閉めの回数を減らす
冷蔵庫の中身を減らすと冷気の循環が良くなり鮮度を保つことができます。
冷凍庫の場合は、パンパンに詰めこむことで保冷効果は高くなります。
またカーテンをつけることで停電時の開け閉めでも冷気を逃さず保冷効果も下がりづらくなります。
冷蔵庫を2時間、開けていなければ冷気はほぼ逃げることはありません。
停電後の対策
- 電源コンセントを抜く
- 動作チェックをする
- 冷凍庫の下にタオルをひく
長期にわたり停電が続く場合は、電源コンセントを抜きましょう。
差しっぱなしのままにすると、冷凍食品が溶けて水漏れをおこし漏電の原因になります。
停電後、電力の復旧が難しいと感じたら冷凍庫の下にタオルをひき、水漏れが広がらないように対策をしましょう。
【あると安心!】停電対策に役立つアイテムとは?
停電時に備えておきたい安心できるアイテムを2つ紹介していきます。
スマホの充電も安心【携帯用バッテリー】
いざという時に備えておきたいアイテムは、スマホのバッテリーです。
停電時にスマホは大活躍します。
- 懐中電灯の代わりになる
- 家族に連絡をとることができる
- SNSで情報を収集できる
- GPS機能で居場所がわかる
また急速にスマホ充電ができるため、停電時に適しています。
電力が使えず長期化したときには、電池式のバッテリーは役立ちます。
電池を交換するだけで、何度もバッテリーを利用することができます。
停電時に備えておきたいオススメなアイテムです。
停電時も大きな家電に使える【蓄電池】
蓄電池は、長時間の停電時でも電気を使うことができます。
消費電力や蓄電池の容量にもよりますが、蓄電池があれば1日から数日間の電力を維持できます。
停電が起きて蓄電池の電力を使えるとは限りません。
蓄電池の操作がわからず停電時に電力が使えないケースもあります。
蓄電池には、手動で切り替えるタイプと自動で操作するタイプの2パターンがあります。
停電時で慌てないために蓄電池を導入した後すぐに「自立運転モード」に設定しておくことをオススメします。
停電時でも安心して蓄電池を利用することができます。
停電時に役立つ!蓄電池を備えよう【まとめ】
急な停電が真夏・真冬に起きても、蓄電池があれば必要最低限の電力を確保できます。
停電時にカンタンな操作ができる蓄電池を基準に選ぶことで災害時も慌てずに行動することができます。
非常用の備えとして蓄電池は停電対策に心強いでしょう。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
光熱費削減コンサルタント
中田 萌ご相談やお見積もりは
完全無料です!