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蓄電池の仕組みを徹底解説!種類・選び方・お得情報

2025年06月09日更新

蓄電池とは?基本的な仕組み

蓄電池とは、電気を貯めておき、必要な時に電気を使うことができる装置です。身近な例では、スマートフォンやノートパソコンのバッテリーも蓄電池の一種です。近年、家庭用蓄電池の普及が進んでおり、太陽光発電システムと組み合わせて電気代を節約したり、災害時の非常用電源として活用したりするケースが増えています。

蓄電池の基本的な仕組みは、充電と放電の繰り返しです。電気を貯めることを「充電」、電気を使うことを「放電」と言います。蓄電池の内部には、プラス極とマイナス極の2つの電極と、電解液と呼ばれる液体があります。充電時には、外部から電気が供給され、電解液中のイオンが電極間を移動することで電気が蓄えられます。放電時には、蓄えられた電気が外部に放出され、電気機器を動かすことができます。この充放電のプロセスは、蓄電池の種類によって異なる材料や化学反応を用いて行われます。

家庭用蓄電池の種類と仕組み

家庭用蓄電池には、主に以下の3つの種類があります。

リチウムイオン蓄電池

現在、家庭用蓄電池の主流となっているのがリチウムイオン蓄電池です。

リチウムイオン蓄電池は、高いエネルギー密度を持ち、小型・軽量化が可能なため、スマートフォンやノートパソコンなど、さまざまな機器に利用されています。家庭用蓄電池としても、そのコンパクトさと高い性能から人気を集めています。

リチウムイオン蓄電池の仕組みは、リチウムイオンが正極と負極の間を移動することで充放電を行います。正極にはコバルト酸リチウムやマンガン酸リチウム、負極にはグラファイトなどの炭素材料が用いられます。電解液には、リチウム塩を含む有機溶媒が使用されます。

近年では、リン酸鉄リチウムを正極に用いた、安全性と長寿命性を高めた製品が多く普及しています。

  1. 高いエネルギー密度: 他の種類の蓄電池と比較して、同じサイズでより多くの電気を蓄えることができます。
  2. 小型・軽量: コンパクトな設計が可能で、設置場所の選択肢が広がります。
  3. 長いサイクル寿命: 充放電を繰り返すことができる回数が多く、長期間使用できます。
  4. 高い安全性: リン酸鉄リチウムを正極に用いたタイプでは特に安全性が高くなっています。

NAS電池

NAS電池は、ナトリウム(Na)と硫黄(S)を電極材料に用いた蓄電池です。

NAS電池は、大規模な電力貯蔵に適しており、メガワット級の電力貯蔵システムとして、電力会社や大規模工場などで利用されています。家庭用としては、そのサイズと設置条件から、一部の大型住宅や集合住宅での利用に限られています。

NAS電池の仕組みは、ナトリウムイオンが正極と負極の間を移動することで充放電を行います。正極には硫黄、負極にはナトリウム、電解質にはβ-アルミナと呼ばれる固体電解質が用いられます。作動温度が300℃程度と高温になるため、断熱材や加熱装置が必要となります。

  1. 大容量: 大規模な電力貯蔵に適しており、長時間の電力供給が可能です。
  2. 長寿命: サイクル寿命が長く、長期間にわたって安定した性能を維持します。
  3. 低コスト: 原材料が比較的安価であるため、大規模導入時のコストを抑えることができます。
  4. 高い安全性: 溶融ナトリウムは可燃性ではありますが、安全対策が施されています。

鉛蓄電池

鉛蓄電池は、古くから自動車のバッテリーなどに利用されてきた蓄電池です。

鉛蓄電池は、比較的安価で入手しやすいというメリットがありますが、エネルギー密度が低く、大型で重いため、家庭用蓄電池としては、リチウムイオン蓄電池に取って代わられつつあります。しかし、一部の用途では、その信頼性とコストの低さから、 এখনো利用されています。

鉛蓄電池の仕組みは、鉛と二酸化鉛を電極材料とし、希硫酸を電解液として用いています。充電時には、硫酸鉛が鉛と二酸化鉛に変化し、放電時にはその逆の反応が起こります。

  1. 低コスト: 他の種類の蓄電池と比較して、安価に入手できます。
  2. 高い信頼性: 長年の実績があり、技術的に成熟しています。
  3. リサイクル性: 鉛はリサイクルが容易であり、環境負荷が比較的低いとされています。
  4. 過放電に弱い: 過放電状態が続くと、性能が著しく低下する可能性があります。

蓄電池の選び方:何を基準に選ぶ?

家庭用蓄電池を選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。

容量

蓄電池の容量は、kWh(キロワットアワー)という単位で表されます。

蓄電池の容量は、一度にどれだけの電気を蓄えられるかを示す指標です。家庭用蓄電池の容量は、4kWhから16kWh程度が一般的です。必要な容量は、家庭の電力使用量や、太陽光発電システムの発電量、停電時にどの程度の電力を確保したいかによって異なります。

  1. 電力使用量: 普段の電力使用量を把握し、どの程度の容量が必要かを検討しましょう。
  2. 太陽光発電: 太陽光発電システムと連携する場合は、発電量と消費電力のバランスを考慮しましょう。
  3. 停電対策: 停電時に使用したい家電製品とその消費電力を確認し、必要な容量を計算しましょう。
  4. 将来の拡張性: 将来的に家電製品が増える可能性がある場合は、拡張性のある蓄電池を選ぶことも検討しましょう。

寿命

蓄電池の寿命は、サイクル数で表されることが多いです。

蓄電池の寿命は、充放電を繰り返すことができる回数(サイクル数)で示されることが一般的です。リチウムイオン蓄電池の場合、サイクル数は6,000回から12,000回程度が一般的ですが、製品によって異なります。また、使用環境や充放電の頻度によっても寿命は変化します。

  1. サイクル数: サイクル数が多いほど、長期間使用できる可能性が高くなります。
  2. 保証期間: メーカーの保証期間を確認し、長期保証が付いている製品を選ぶと安心です。
  3. 使用環境: 高温多湿な場所や、直射日光が当たる場所での使用は避けましょう。
  4. 充放電の頻度: 頻繁な充放電は、蓄電池の寿命を縮める可能性があります。

機能

蓄電池には、さまざまな機能があります。

近年、家庭用蓄電池には、さまざまな機能が搭載されています。例えば、スマートフォンアプリと連携して、蓄電池の残量や充放電状況を確認できる機能や、AI(人工知能)が電力使用パターンを学習し、自動で最適な充放電を行う機能などがあります。

  1. スマートフォン連携: 蓄電池の状態を遠隔で確認できる機能は便利です。
  2. AI制御: AIが電力使用パターンを学習し、最適な充放電を行う機能は、電気代の節約に繋がります。
  3. 停電時自動切替: 停電時に自動で蓄電池からの電力供給に切り替わる機能は、安心です。
  4. V2H対応: V2H(Vehicle to Home)に対応している蓄電池は、電気自動車のバッテリーを家庭用電源として利用できます。

価格

蓄電池の価格は、容量や機能によって大きく異なります。

家庭用蓄電池の価格は、容量や機能、メーカーによって大きく異なります。一般的に、リチウムイオン蓄電池は、他の種類の蓄電池と比較して高価ですが、性能や寿命も優れています。導入費用だけでなく、長期的なコストパフォーマンスも考慮して選びましょう。

  1. 初期費用: 蓄電池本体の価格だけでなく、設置工事費用も考慮しましょう。
  2. 補助金: 国や自治体の補助金制度を活用できる場合があります。
  3. ランニングコスト: 電気代の削減効果や、メンテナンス費用も考慮しましょう。
  4. 長期的な視点: 導入費用だけでなく、長期的なコストパフォーマンスも考慮して選びましょう。

蓄電池のメリット・デメリット

家庭用蓄電池の導入には、メリットとデメリットがあります。

メリット

蓄電池を導入するメリットは多岐にわたります。

  1. 電気代の削減: 太陽光発電システムと連携することで、昼間に発電した電気を蓄電池に貯め、夜間や雨天時に使用することで、電力会社から購入する電気量を減らし、電気代を削減できます。
  2. 停電対策: 停電時でも、蓄電池に貯めた電気を使用できるため、非常用電源として活用できます。冷蔵庫や照明など、最低限必要な家電製品を動かすことができ、安心です。
  3. 環境負荷の低減: 太陽光発電と連携することで、再生可能エネルギーの利用を促進し、CO2排出量の削減に貢献できます。
  4. 電力のピークシフト: 電力需要が高い時間帯に、蓄電池から電力を供給することで、電力系統への負荷を軽減し、電力の安定供給に貢献できます。

デメリット

導入前にデメリットを把握することは重要です。

  1. 設置スペースが必要: 蓄電池を設置するためのスペースを確保する必要があります。屋内設置型と屋外設置型がありますが、それぞれ設置条件が異なります。
  2. 寿命がある: 蓄電池は消耗品であり、充放電を繰り返すことで劣化し、寿命があります。
  3. 定期的なメンテナンスが必要: 蓄電池の種類やメーカーによっては、定期的なメンテナンスが必要となる場合があります。

まとめ:蓄電池で賢く電気を使おう!

蓄電池は、電気を貯めて賢く使うための有効な手段です。太陽光発電との相性も良く、電気代の節約や停電対策、環境負荷の低減など、さまざまなメリットがあります。ご自身のライフスタイルや目的に合わせて、最適な蓄電池を選び、快適で安心な暮らしを実現しましょう。

蓄電池の導入は、初期費用がかかるというデメリットもありますが、長期的に見ると、電気代の削減や、非常時の備えとしての価値など、多くのメリットがあります。国や自治体の補助金制度を活用することで、導入費用を抑えることも可能です。最新の情報を収集し、専門業者に相談しながら、最適な蓄電池システムを検討することをおすすめします。

よくある質問(Q&A)

Q1: 蓄電池の寿命はどのくらいですか?

A1: 蓄電池の寿命は、種類や使用状況によって異なりますが、リチウムイオン蓄電池の場合、一般的に10年から30年程度、サイクル数にして6,000回から12,000回程度が目安です。

Q2: 蓄電池の設置には、どのくらいのスペースが必要ですか?

A2: 蓄電池の設置スペースは、製品のサイズや設置場所によって異なります。屋内設置型の場合は、エアコンの室外機程度のスペースが必要となることが多いです。屋外設置型の場合は、基礎工事が必要となる場合があります。

Q3: 蓄電池の価格はどのくらいですか?

A3: 蓄電池の価格は、容量や機能、メーカーによって大きく異なります。4kWhの家庭用蓄電池の場合、工事費込みで200万円から300万円程度が目安です。

Q4: 蓄電池の補助金制度はありますか?

A4: はい、国や自治体によっては、蓄電池の導入を支援するための補助金制度があります。詳細はお住まいの自治体のホームページなどでご確認ください。2025年度も、経済産業省や国土交通省、各自治体から補助金が提供される予定です。

Q5: 蓄電池は、停電時にどのくらいの時間使えますか?

A5: 蓄電池の容量や、使用する家電製品の消費電力によって異なります。例えば、4kWhの蓄電池で、消費電力が400Wの家電製品を使用する場合、単純計算で約10時間使用できます。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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