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蓄電池10kWhの価格はいくら?2025年相場と費用内訳

2025年05月29日更新

家庭用蓄電池の導入を検討する際、多くの方が気になるのが「価格」ではないでしょうか。特に、一般的な家庭での需要が高く、災害時の備えとしても注目される「10kWhクラス」の蓄電池について、具体的な価格を知りたいという方は多いはずです。

この記事では、2025年5月現在の10kWhクラス家庭用蓄電池の価格相場、その内訳、価格に影響を与える要因、そして少しでも費用を抑えてお得に導入するための方法について、詳しく解説していきます。

蓄電池10kWhクラスの価格相場(2025年)

まず、皆さんが最も知りたいであろう10kWhクラスの蓄電池の価格相場について見ていきましょう。ただし、価格は様々な要因で変動するため、ここで示すのはあくまで目安として捉えてください。

全体の価格相場(本体+工事費込み)

2025年現在、10kWhクラスの家庭用蓄電池を導入する際の価格相場(本体価格+標準的な設置工事費込み)は、大まかに120万円~250万円程度と考えられます。

この価格帯には幅がありますが、背景には後述するメーカー、機能、販売・施工業者による違い、そして補助金制度の対象となる価格水準(国の補助金対象となるには、1kWhあたり14.1万円以下などの基準がある場合があります)などが影響しています。一時期に比べると価格は下落傾向にありますが、依然として高額な設備であることに変わりはありません。

価格の内訳:何にどれくらい費用がかかる?

蓄電池の導入費用は、単に蓄電池本体の価格だけではありません。主に以下の要素で構成されています。

  • 蓄電池本体価格: 蓄電池ユニット自体の価格です。容量やメーカー、性能によって大きく異なります。10kWhクラスの場合、本体だけで100万円前後~200万円以上するものまで様々です。
  • パワーコンディショナ価格: 太陽光発電と連携する場合、電気の種類を変換するパワーコンディショナ(パワコン)が必要です。蓄電池の種類(単機能型/ハイブリッド型)によって、必要なパワコンの種類や価格が異なります。ハイブリッド型蓄電池の場合は、太陽光発電用と蓄電池用のパワコン機能が一体化されているため、別途パワコン費用がかからない(または本体価格に含まれる)ことが多いですが、単機能型の場合は、既存の太陽光発電用パワコンとは別に蓄電池用パワコンが必要になる場合があります。パワコン単体の価格は数十万円程度が目安です。
  • 設置工事費用: 蓄電池を設置するための工事費用です。これには、蓄電池を置くための基礎工事、配線工事、既存の分電盤への接続工事などが含まれます。設置工事費用の相場は、一般的に20万円~40万円程度と言われていますが、設置場所の状況(基礎工事の難易度、配線の距離など)によって変動します。
  • その他諸経費: 上記以外にも、機器の運搬費、電力会社への申請手続き費用、業者の諸経費などが含まれる場合があります。

見積もりを取る際には、総額だけでなく、これらの内訳がきちんと明記されているかを確認することが重要です。

なぜ価格に幅があるのか?価格変動の主な要因

同じ10kWhクラスの蓄電池でも価格に大きな幅があるのはなぜでしょうか?その主な要因を解説します。

  • メーカーによる違い: 国内外の多くのメーカーが家庭用蓄電池を製造・販売しています。パナソニック、シャープ、京セラ、ニチコン、オムロンといった国内大手メーカーや、テスラ、ファーウェイなどの海外メーカーなど、ブランド力、技術力、生産体制、保証内容などによって価格設定が異なります。
  • 機能・性能の違い: 蓄電池の機能や性能によって価格は大きく変わります。
  • 単機能型 vs ハイブリッド型: ハイブリッド型はパワコン機能が一体化されているため、新規で太陽光発電と同時に設置する場合や、パワコンの交換時期に合わせて導入する場合に効率的ですが、単機能型に比べて本体価格が高くなる傾向があります。
  • 全負荷型 vs 特定負荷型: 全負荷型は停電時に家全体の電気をバックアップできますが、特定負荷型(特定の回路のみバックアップ)に比べて高価になります。
  • その他機能: V2H(電気自動車への充放電)対応、AIによる充放電制御機能、長期保証(15年保証など)が付いている機種は、価格が高くなる傾向があります。
  • 販売・施工業者による違い: 同じ製品でも、販売・施工業者によって提示される価格は異なります。これは、業者の仕入れ価格、工事の質や体制、利益率の設定、アフターサービスの充実度などが影響するためです。
  • 時期や市場動向: 新製品の発売時期やモデルチェンジ、原材料価格の変動、補助金制度の変更、需要期(例: 災害後など)といった市場全体の動向も価格に影響を与えることがあります。

これらの要因を理解しておくことで、価格の違いに納得感を持てたり、価格交渉の材料になったりする可能性があります。

10kWh蓄電池はどんな家庭におすすめ?容量選びのヒント

10kWhという蓄電容量は、現在の家庭用蓄電池市場において比較的人気の高いサイズですが、全ての家庭にとって最適とは限りません。ここでは、10kWh蓄電池がどのような家庭に向いているか、容量選びのヒントを探ります。

10kWh蓄電池でできることの目安

蓄電容量10kWhは、単純計算で消費電力1kWの家電を10時間、消費電力500Wの家電なら20時間使える計算になります。停電時を想定すると、以下のような家電を組み合わせて使うことが可能です(あくまで目安であり、実際の使用可能時間は機器の消費電力や使用状況により異なります)。

  • 冷蔵庫(常時稼働)
  • LED照明(数か所)
  • スマートフォンの充電
  • テレビやラジオでの情報収集
  • エアコン(短時間または省エネ運転)
  • IHクッキングヒーター(短時間)

10kWhあれば、停電時でも比較的安心して、普段に近い生活を維持できる可能性が高まります。

10kWhが適している家庭の例

以下のような家庭では、10kWhクラスの蓄電池が適していると考えられます。

  • 家族構成: 4人~5人程度の一般的なご家庭。
  • 電力使用量: 平均的な一日の電力消費量(特に夜間・早朝)をカバーしたい場合。
  • 太陽光発電の容量: 4kW~6kW程度の太陽光発電システムを設置している、または設置予定の場合(発電量とのバランスが良い)。
  • 災害への備え: 停電時に、冷蔵庫や照明、情報機器など、生活に必要な最低限の電力を1日程度確保したいと考えている場合。
  • 自家消費の最大化: 昼間の太陽光発電の余剰電力をしっかり貯めて、夜間の購入電力量を大幅に削減したい場合。

容量が大きすぎ/小さすぎるとどうなる?

  • 容量が大きすぎる場合: 初期費用が高額になり、費用対効果が悪くなる可能性があります。また、設置スペースもより広く必要になります。
  • 容量が小さすぎる場合: 停電時に使いたい家電が使えなかったり、自家消費による電気代削減効果が期待より小さくなったりする可能性があります。

最適な容量を見極める方法

最適な蓄電容量は、各家庭の状況によって異なります。以下の情報を基に、業者と相談しながら慎重に検討しましょう。

  • 電力使用量の把握: 検針票や電力会社のウェブサービスなどで、月別・時間帯別の電力使用量を確認します。特に、夜間や早朝にどれくらいの電気を使っているかを把握することが重要です。
  • 停電時に使いたい家電の洗い出し: 停電時に最低限使いたい家電とその消費電力、使用時間をリストアップしてみましょう。
  • シミュレーションの活用: 信頼できる業者に依頼し、ご家庭の電力使用状況や太陽光発電の発電量予測に基づいた詳細なシミュレーションを行ってもらいましょう。異なる容量でシミュレーションを比較するのも有効です。

10kWh蓄電池の価格を抑えてお得に導入する方法

高額な蓄電池ですが、工夫次第で導入費用を抑えることが可能です。ここでは、具体的な方法をいくつかご紹介します。

【最重要】複数の業者から相見積もりを取る

蓄電池の導入費用を抑える上で最も重要かつ効果的なのが、複数の業者から見積もり(相見積もり)を取ることです。 最低でも3社以上から見積もりを取得し、比較検討しましょう。

比較すべきポイント:
  • 総額: 本体価格、工事費、諸経費を含めた総額。
  • 内訳: 各項目が明確に記載されているか。不明瞭な項目がないか。
  • 提案内容: 使用する蓄電池のメーカー、型番、容量、機能がニーズに合っているか。
  • 保証内容: 機器保証、容量保証、工事保証の期間と内容。
  • アフターサービス: 定期点検の有無や内容、トラブル時の対応体制。
  • 業者の信頼性: 実績、評判、担当者の対応など。

相見積もりを取ることで、ご自宅のケースにおける適正価格を把握でき、価格交渉の材料にもなります。また、提案内容やサービスの比較を通じて、最も信頼できる業者を見つけることにも繋がります。

国や自治体の補助金を最大限に活用する

蓄電池の導入には、国や地方自治体(都道府県、市町村)が補助金制度を設けている場合があります。

  • 国の補助金: DR補助金(デマンドリスポンス対応)などが代表的です。2025年度の制度では、10kWhの蓄電池の場合、最大で数十万円の補助が受けられる可能性があります(条件あり)。
  • 自治体の補助金: お住まいの都道府県や市町村が独自に補助金を出している場合があります。国の補助金と併用できる場合もあるため、必ず確認しましょう。

補助金は申請期間や予算上限があり、先着順の場合も多いです。利用できる制度がないか早めに情報収集し、条件を確認の上、積極的に活用しましょう。補助金申請のサポートを行っている業者を選ぶと手続きがスムーズです。

メーカーや機能にこだわりすぎない

最新機種や多機能なモデル、有名メーカーの製品は価格が高くなる傾向があります。本当に必要な機能(例: 全負荷対応、V2H連携など)を吟味し、優先順位をつけましょう。場合によっては、少し前のモデル(型落ち品)や、機能がシンプルなモデルを選ぶことで価格を抑えられる可能性もあります。ただし、安さだけを追求せず、性能や保証とのバランスを考えることが重要です。

太陽光発電とセットで導入する(該当する場合)

これから太陽光発電と蓄電池を同時に導入する場合、セット割引を提供している業者もあります。また、太陽光発電と蓄電池を連携させることで、電気の自家消費率を高め、長期的な経済メリットを最大化できます。

導入時期を検討する

業者によっては、特定の時期にキャンペーンを実施している場合があります。急ぎでない場合は、そうした時期を狙うのも一つの手ですが、補助金の期限などもあるため、総合的に判断しましょう。

10kWhクラスの人気メーカーと特徴(参考情報)

10kWhクラスの蓄電池は多くのメーカーから販売されています。ここでは参考として、代表的なメーカーとその特徴の一部を挙げますが、これは特定のメーカーを推奨するものではありません。

  • ニチコン: 家庭用蓄電池のパイオニア的存在。豊富なラインナップと高い技術力が特徴。トライブリッド蓄電システム(太陽光・蓄電池・EV連携)も人気。
  • シャープ: 太陽光発電との連携に強み。クラウド連携によるエネルギーマネジメント機能などが特徴。コンパクトなモデルも展開。
  • パナソニック: 住宅設備大手としての信頼感。創蓄連携システムなど、家全体のエネルギー管理を見据えた製品を提供。
  • オムロン: パワコン技術に定評。多様なメーカーの太陽光パネルと組み合わせ可能なマルチ蓄電プラットフォームなどが特徴。
  • 京セラ: 高耐久・長寿命を謳う製品も。クレイ型リチウムイオン蓄電池など独自技術も展開。
  • 長州産業: スマートPVシリーズなど、効率的なエネルギー利用をサポートする製品を提供。国内生産にこだわる。
  • ファーウェイ: 通信技術を活かしたスマートなエネルギー管理機能が特徴。比較的安価なモデルも。
  • DMM: 近年参入し、コストパフォーマンスを重視したモデルを展開。AI機能搭載も。

メーカー選びのポイント:

価格だけでなく、保証期間(10年保証、15年保証など)、製品の信頼性、長期的なサポート体制などを総合的に比較検討することが重要です。

【要注意】安すぎる価格提示には警戒が必要!

相見積もりを取る中で、他社と比べて極端に安い価格を提示してくる業者もいるかもしれません。しかし、価格の安さだけで飛びつくのは危険です。

価格だけで選ぶリスク

安すぎる価格の裏には、以下のようなリスクが隠れている可能性があります。

  • 施工品質の低さ: 手抜き工事や経験の浅い作業員による施工は、システムの性能低下や故障、最悪の場合は事故につながる恐れがあります。
  • アフターサービスの欠如: 設置後のメンテナンスやトラブル対応が不十分である可能性があります。
  • 倒産リスク: 経営基盤が弱い業者の場合、将来的に倒産し、保証やサポートが受けられなくなるリスクも考慮する必要があります。
  • 不必要なオプション: 見積もり総額は安くても、後から高額なオプションや追加工事を勧められるケースもあります。

見積もり内容をしっかり確認

安い価格提示を受けた場合は特に、見積もりの内容を隅々まで確認しましょう。

  • 工事内容の詳細(基礎工事、配線工事など)
  • 追加費用が発生する可能性の有無
  • 保証の内容と期間(機器、工事)
  • 使用する部材のメーカーや品質

安さには必ず理由があります。価格の理由を業者にしっかりと確認し、納得できる説明が得られない場合は、契約を慎重に検討すべきです。

まとめ:10kWh蓄電池の価格は比較と情報収集が鍵!

10kWhクラスの家庭用蓄電池の価格相場は、2025年現在で工事費込み120万円~250万円程度が目安ですが、メーカー、機能、業者によって大きく変動します。

導入費用を抑え、後悔しないためには、

  • 複数の業者から相見積もりを取り、価格とサービス内容を徹底比較すること
  • 国や自治体の補助金制度を最大限に活用すること
  • ご自身の家庭の電力使用量や目的に合った適切な容量・機能を選ぶこと
  • 価格だけでなく、施工品質やアフターサポートも含めて信頼できる業者を選ぶこと

が非常に重要です。

蓄電池は長く使う設備であり、高額な投資です。価格情報だけでなく、この記事で解説した様々なポイントを参考に、じっくりと情報収集と比較検討を行い、ご自身の家庭にとって最適な選択をしてください。

蓄電池10kWhの価格に関するQ&A

Q1: 10kWh蓄電池の工事費だけの相場はいくらですか?

A1: 蓄電池の設置工事費の相場は、一般的に20万円~40万円程度と言われています。ただし、これは標準的な工事の場合であり、設置場所の状況(基礎の状態、配線の距離、分電盤の改修要否など)によって変動します。正確な工事費用は、現地調査の上で見積もりを出してもらう必要があります。

Q2: 蓄電池の価格を「1kWhあたり〇〇円」で比較するのは有効ですか?

A2: 1kWhあたりの価格(kWh単価)は、容量に対する価格の目安を知る上で参考にはなります。特に、国の補助金制度では、対象となる機器のkWh単価に上限(例: 14.1万円/kWh以下など)が設けられている場合があり、その基準と比較する際には有効です。しかし、kWh単価には工事費が含まれていない場合があったり、機能や保証内容の違いが反映されなかったりするため、これだけで単純比較するのは注意が必要です。総額や機能、保証など、総合的に比較することが重要です。

Q3: ハイブリッド型蓄電池と単機能型蓄電池では、どちらが高いですか?

A3: 一般的に、蓄電池本体の価格だけを見ると、太陽光発電用と蓄電池用のパワーコンディショナ機能が一体化しているハイブリッド型の方が、単機能型よりも高価になる傾向があります。ただし、単機能型の場合は別途蓄電池用パワーコンディショナが必要になるため、システム全体の総額で見ると、導入する状況(新規設置か、パワコン交換時期かなど)によってどちらが最終的に高くなるかは変わってきます。

Q4: 補助金を使うと、10kWh蓄電池の実質価格はいくらくらいになりますか?

A4: 利用できる補助金の種類や金額によって大きく異なります。例えば、国のDR補助金で1kWhあたり3.7万円(上限60万円)が適用された場合、10kWhなら単純計算で37万円の補助が見込めます。さらに市町村の補助金(例: 10万円)が併用できれば、合計47万円程度の補助が受けられる可能性もあります。仮に導入費用が200万円だとすると、実質負担額は153万円程度になります。ただし、補助金には上限額や細かい条件があるため、あくまで一例です。正確な金額は、利用する補助金制度と見積もり価格に基づいて計算する必要があります。

Q5: 蓄電池の見積もりは何社くらい取るのがおすすめですか?

A5: 適正価格を知り、比較検討するためには、最低でも3社以上から見積もりを取ることを強くおすすめします。可能であれば、4~5社から見積もりを取ると、より多角的に比較でき、価格交渉もしやすくなります。ただし、あまり多くの業者に依頼しすぎると、対応が大変になる可能性もあるため、バランスを考えて選びましょう。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

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中田 萌
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